宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2006/01/26
残業のない金曜日、いつもの18:17新橋発の立石号を目指して会社を出たものの、しばらく歩いて携帯電話を職場の机に忘れたことに気づき逆戻り。この時点で17分の電車は諦め、結局立石到着は18:55頃。空いていることを願いつつ仲見世商店街の入り口を曲がりますが、やはり行列ありの5人待ちの状態でした。



それでもするすると回転良く前のお客さんが入っていき、5分ほどで着席できました。入ってすぐ左手の席に、常連さんお二人に挟まれての席です。そしていつものように梅割りと煮込みをいただきます。



煮込みはハツもとがたくさん入っていてラッキー。いつもながら美味しいです。そしてこの日もカシラは終わっちゃったとのこと。ナンコツはまだ残っているとのことだったので、塩で焼いてもらいます。



焼き加減が絶妙、絶品ナンコツを旨そうに堪能していると、隣の常連さんが話しかけてくれます。故郷のことを尋ねられ、静岡の富士ですと答えると曽我兄弟の話に。歴史は苦手なボクに音止めの滝の話を知っているかと聞かれ、うーんと困っているとちゃんと調べておくようにと宿題をくれて去っていきました。ちゃんと自分の地元の歴史は知っておかないとなあとつくづく思いつつ、梅割りをいただきます。



煮込みを食べ終えた頃、最近はまり中の大根お酢だけをいただきます。そして残っているナンコツ塩を、残り汁のある煮込みの皿に移して、煮込みの汁をつけて食べるのも絶品なんですよね。旨そうに食べていると今度は左隣の常連さんが声をかけてくれました。なんでも40年通っていらっしゃるとか。凄いですねえと話をすると、美味しく飲めればいいんだよとさらっとおっしゃいます。確かに美味しくお酒を飲むためには、健康に気をつけないといけませんねえ。さらっとおっしゃった一言が、結構重く感じました。



この日は常連さんお二人にありがたいお話をいただきつつ、結構話に花が咲いて盛り上がってしまいまい、結局ごちそうさまをしたのは20時すぎ。梅二つぶどう一つで大満足。そして、家に帰って曽我兄弟の歴史をネットで調べたのでした。

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