宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/01/17
(続き)
Kさんご夫妻とおっとこまえHさんたちと4人で大満足の宇ち多゛を出たのは20時ちょっと前。善ちゃんを目指しててくてくと歩き始めます。歩いて15分ほどの道のり、以前Kさんご夫妻とここを歩いたのは初めてお会いした雪のオフ会以来です。あの時は風情のある雪道を楽しみながら歩きましたが、この日は雨で濡れた道。それでも楽しくわいわいと歩き、善ちゃんまで辿り着きます。するとお店の前にはなにやら中をうかがうお客さんたちが。



おそるおそるお店に入ってみるとやっぱり超満員、満席です。やっぱりダメですかねえとおかあさんと話をしていると、ちょうど奥の座敷に4人分の空き席ができた模様。タイミングよくお店に入ることができました。よかったねぇとしみじみ話しながら、靴を脱いで座敷に上がります。飲み物はやっぱり4人仲良くハイボールから。



満員のお客さんの注文をさばくのにてんやわんやのおかあさん。注文は紙に書いてお願いします。たぶん無いと思いつつ、だめもとで書いておこうよということで書いたタマ刺しですが、やっぱり今日は入ってなかった模様。最初にやってきたのはタン刺しとハツ刺しでした。



ネギがたっぷりのって、おろしニンニクと醤油だれがかかってます。ネギに隠れている中の刺しはこんな感じ。



ぴかぴか新鮮なタン。醤油だれも、善ちゃん独特の味付けでネギたっぷりでいただく刺しはこちらでしかいただけません。しみじみと今月いっぱいで閉まっちゃうことを噛みしめながらいただきます。



そしておでん。練り物系中心でやって来ました。どれも大ぶりでしっかりと味が染み込んでます。ご夫婦の愛情もたっぷり染み込んでますね。



Kさんリクエストの塩豆とキムチ。こういう何気ない渋いメニューも、なかなかに美味しいのです。こういう注文をちゃんと押さえていただけるKさんは、やはりさすがです。



焼き物はテッポウとカシラをタレでいただきました。どちらも大ぶり、特にテッポウは特大で、くにゅくにゅとした噛みごたえがたまりません。甘辛い味付けもまたこちら特有ですね。最初に紙に書いた注文は一通り出てきて、たくさん並んだおかずを前に、お隣さんの若者3人さんともちょこちょこ話をしながら、わいわいと盛り上がります。21時過ぎてもまだまだお忙しい店内、そんな中おかあさんは笑顔で一生懸命働いていらっしゃいます。カウンターに座っていらっしゃった常連さんもボール作りなどお手伝いされていて、なんとか回っているという感じ。今月いっぱいで閉まってしまう善ちゃんを少しでも多く味わいたいという気持ち、みんな一緒のようですね。タイミングを見て、おでんを追加でいただきます。



大根や豆腐も追加。そしてさっき入っていなかった練り物系のすじ、ちくわぶ、はんぺんなどもいただきました。どれもみんな美味しいです。



前回あかさんといただいて美味しかった煮こごりも追加しました。ほかにもいか納豆なども注文。どれもみんな美味しかったです。



20時を過ぎる頃にはだいぶお客さんも帰っていき、ボールも頼んですぐやってくるようになりました。ぱかぱかとたくさんおかわり。何杯飲んだのか、さっぱり覚えておりません。座敷も我々だけになり、最後の善ちゃんをなるべく満喫したいという思いで、壁に飾られたものなどをしみじみと眺めたりします。そして閉店時間の頃、そろそろおいとまいたしましょうかということで靴を履きました。



すっかりお疲れと思われるおかあさん、最後まで笑顔で話をしてくれました。たくさんの美味しいおかずにお礼をいいながら、お店をあとにします。



時刻は22:50。3時間近くもたっぷりと善ちゃんを堪能することができました。降っていた雨も止んでいて、ゴキゲンで四ツ木駅まで歩いて帰りました。
(おわり)

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