宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/01/20
(続き)
京成上野駅から京成線の各駅停車に乗って、千住大橋まではあっという間。途中、名店で有名な「田中屋」の店構えにはまださんと感心しつつ、今日のメインである「ときわ」へ着いたのはおっとこまえHさんに予約していただいた17:30の5分前。日光街道を北千住方面から歩いていらっしゃったKさんご夫妻ともちょうどお店の前でばったり、どうもどうもこんばんはとご挨拶です。



5人で暖簾をくぐると、奥の個室っぽいテーブル席が予約席としてちゃんと用意されてます。予約していただいたHさんも用事で少し遅れて登場。まずはビールで乾杯です。



既にボクはこの日3軒目ですが、やっぱり最初のビールは旨いものですねぇ。そして、手書きの風情あるメニューをみんなで眺めつつ、注文をどれにしようか相談です。これも美味しそう、とか、これもいいねえなんていいながらいろいろ選ぶのも楽しいひととき。そして最初に来たのは「ぶりさしみ」(700円)、そして「ポテトサラダ」(350円)です。



ピカピカでみずみずしい感じのぶり。肉厚で切られていて、一口でいただくと口いっぱいに脂ののった新鮮なぶりの味が広がります。ポテトサラダは、少し甘めな感じですね。そして次にやってきたのは「新そら豆」(500円)です。



はまださんが、「この季節の出始めのそら豆は、皮も薄くて丸ごと食べられちゃうんですよ」とおっしゃって注文したそら豆。おっしゃる通り、小ぶりながら確かに皮は薄く、剥かなくても美味しくいただけちゃいます。そしてお次は「牛すじ肉どうふ」(450円)です。



これはみんなでおかずを選んでいる時に、店員さんが他のお客さんに持って行くのを見て、「大きいねえ」「美味しそうですねえ」とみんなの目を惹きつけた一品。やってきて、あらためてそのボリュームに一同関心です。そしてさらにおかずがやって来ます。



「あじさしみ」(500円)。アジ好きなボクは前回注文するも、刺身は終わってしまっていてフライでいただきました。そんなアジのお刺身、この日はちゃんとあって、しかも前回の時より値段がお安くなっているような。やっぱり仕入れで値段は変わるのですね。とすると各テーブルにある手書きのメニューは、やっぱりその日その日にちゃんと書いていらっしゃるということ。達筆すぎてちょっと解読できなかったり、同じメニューが二つ書いてあったりと突っ込みどころも満載ですが、毎日書いているのであればそんな突っ込みも味わいになりますね。



そろそろおかずがたくさんになって、テーブルにものりきらないほどになってきました。中央には「銀だら煮付け」(750円)もやってきていて、かなり豪勢な感じになってきてます。お酒も、はまださんたちは日本酒(大520円)、そしていいちこのボトル(2,000円)も入れて水割りにシフトします。いくつかお皿をやっつけて、そろそろメインのイカ鍋にまいりましょうか、ということで満を持して「イカ鍋」(750円)を注文します。



そしてやって来たイカ鍋。ぴかぴか新鮮で大きなイカが丸ごと一パイのっかってます。そして野菜、きのこ、豆腐と色とりどり。見るからに美味しそう。火をつけてくつくつと煮始めます。



そろそろ完成、みんなで箸をのばします。イカは敢えて鍋の中で煮すぎず、下の煮えた野菜の熱で半煮えの状態でいただくのがまた美味しいですね。そして、砂糖が隠し味というスープはやっぱり甘めです。たっぷり入ったイカわたがスープにまんべんなく絡まって、それと絡めていただく野菜や豆腐も絶品。いやあ、満足ですねえ。この日は6人なので、もう一つくらい鍋いけちゃいますよね、ということで続いては前回も気になっていた「白子鍋」(1,000円)もいただいちゃうことにしました。



そしてやって来た白子鍋。雪のような白子がたっぷり乗っかってます。野菜類やスープなども、基本的にはイカ鍋と同じようす。煮えてくる鍋を見ながらいろんな話で盛り上がり、若干白子を煮すぎた感はありましたが美味しくいただきました。いいちこのボトルも飲みきり、他にブラック水割り(390円)なんかもいただいてお会計は9,900円。そして楽しい鍋タイムもあっという間に過ぎて気づいたら21時近く。なんと、3時間半もたっぷりと飲み食いして6人で1万円でおつりが来るとは。確かにあんまり頼んでいないとはいえ、安すぎるお会計に一同ビックリです。



はまださんの今年の課題、ときわのイカ鍋を食していただき大満足。そして一同、次はどこに行きましょうかといろいろと話をしながら、日光街道を北千住方面へ歩いたのでした。
(つづく)

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