宇ち中
宇ち多゛中毒のページ




2007/01/05
1/4から仕事始めで会社へ。取り立てて何事もない平和な木曜日、飲み屋さんもまだ開いているお店は少なく、年末に年始の営業開始日を聞いていたもののすっかり忘れていた高橋に、もしやと思って行って見るも、やっぱりやってなくて残念無念。近くのまつもとも同じように営業は5日からとのこと。

そして翌5日。この日も出社して平和ムードの中仕事をしていると、ここっとさんから誕生祝い兼新年会をやりませんか、とメールが来ます。1/4が誕生日のはまださんと、1/14が誕生日のtamさんのお祝いということでした。おっとこまえHさんと、いつものように集合は20時の渋谷だろうからと、20時まで富士屋本店でも行きましょうかとメールをしていると、意外にも集合場所は水道橋。うむむ、それではということでHさんが提案してくれたのは浅草橋ちかくの江戸政です。このお店は、昨年秋頃にHさんからいつか行きましょうとお誘いをいただいていて、ずっと気になっていたお店です。二つ返事でオッケー、そして18時に退社して新橋駅でHさんと落ち合いお店への到着は18:25頃でした。



混んでいるかと思っていた店内は、意外にもお客さんゼロ。入り口そばのカウンターに陣取り、上着など荷物をうしろの棚に置かせていただきます。そしてまずはビールをいただき乾杯です。



注文は、まずは焼き鳥を一通りを。そしておかみさんに「なまはありますか?」と尋ねると「ありますよー」とのこと。早速いただくことに。そしてすぐ出てきました。



大ぶりなつくねの生です。まるでまぐろの中落ちのような新鮮な鳥のたたき。そしてタレがまた鳥肉にばっちりマッチして、何とも言えない旨さ。Hさんが、なぜか無性に食べたくなることがあるというご意見に納得です。焼き物は若いお兄さんが焼いてくれてます。



5本、ねぎまと若鶏、ぼんじりらしいところなどが一緒に出てきました。ぱっと見て小ぶりに見える焼き鳥で、このくらいならぺろっと食べられますねとHさんとささやきますが、意外にも食べ応えのある焼き鳥。見た目以上に大ぶりなのです。なかなか減りません。



橋を渡るとすぐ両国という場所柄、お相撲さんの色紙や写真などがたくさん飾られています。後からいらっしゃった男性の一人客の方は、会話から察するにお相撲関係者のような感じ。さらに後からたくさんお客さんがいらっしゃって、あっという間にお店は8割ほどの入りになってしまいました。その中に威勢のいいおとうさんが入るなり「おう、若いのが入ったのか」とおっしゃいます。ここでぴーんとhirozoさんの記事を思い出しました。この時点までずっと、hirozoさんの記事の話がこのお店のことだと気づかなかったのです。



入ってすぐ、ビールを飲みながらなまをつつく我々二人に、何気なく話しかけてきてくれて楽しく飲ませていただいていたおかみさん、なんだかそう思うと、とっても気丈にきさくに接してくれたことが複雑な気持ちと感謝の気持ちに変わってきますね。



「はいどうぞ」と焼き上がった半生のつくね。ありがたくいただきます。先程のなまを少し平べったくして焼いてくれてます。外は香ばしく、中は先程いただいた生のつくね。両方の味が楽しめてこれもまたいいですね。そして19:10頃、ごちそうさまをします。お会計は先払いのビール3本と合わせて二人で4,000円ほどでした。



亡くなった二代目のご冥福を祈りつつ、そして三代目に期待しつつお店をあとにしたのでした。
(つづく)

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