黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

理想の部屋

2007年03月27日 22時27分13秒 | Weblog
3月27日分。

 うげ、二日続けての飲み会でさすがにうんざり気味の幽霊です。おえ、無理にビールを紙コップで一杯半も飲んだせいで、さすがに回ってます。とはいえ、どうも若干身体の調子が変だなと自覚できる程度で、吐くほどでなし。むしろ、寝不足やら何やらで朝から不調だった方が辛かったという罠。途中で大分人が抜けていっていたようだし、私もさっさと引き上げてしまえば良かったかしらん。
 まあ、そんな状況でも晩飯代は浮いたので、んじゃあちょっとくらい遊んでおくかということで、ゲーセンで虫姫さまふたりに二コイン。レコノーマルで四面ボスまで、パルムノーマルでラスボスまでは一応到達、ということで二コイン目は割と順調だった様子。スコアもいつもと劣らなかったし。となると、いつもは一体どんだけ宜しくない状況でやってるんだろう……。酔っぱらいかけでもスコア変わってないんかい。
 何だかなーと思いつつ帰ってきてみれば、gooブログの編集画面が今日から新しく変わっていたりするし。前々から変わりますよ告知は出ていたので、ああそういえば変わるんだっけねー程度で驚きもしないけれど。どーでもいいけど、この新しい編集画面はどうしてこう無駄にカラフルなんだろーか。使い勝手自体はあまり変わらない感じだけれど、文字を打ち込むときに表示がでかくなったような。ぶっちゃけ、うちの場合は毎回の打ち込みが大抵は多いので、文字の表示が大きくなると邪魔くさい……。ま、実際に公開される時には前と変わらない筈ではあるけれども。
 ついでにブログのデザインテンプレートを変更しようかとも思ったけれど、これはというものが無かったのでこのまま。趣味が奇特すぎて、なかなか趣味に合うやつが無いのですだよ。あんまり趣味に走りすぎると今度は読みにくくなるとかの弊害が出そうではあるし、現状くらいに抑えておくのが良いのかどうか。そんなわけで、本日分の雑談終わり。

 何とはなしに、今日のネタ。理想の部屋ということで。脈絡は何もない。ただ単に思いついただけ。

 毎日、会社から自分の部屋に戻ってきて思うのは、お世辞にも整理整頓された部屋ではないよなーということ。その辺にものを放り出したままにするとか、万年床にしがちとかなので、割に乱雑。どうせ部屋に戻ってきてしまえば、後は布団の上からほとんど動かなくなってしまうので、そこら辺が乱雑になっていようとも踏まなきゃ良いだけだし。別にゴミをそこらに散らしているわけではなくて、単に出した物を片付けていない……というよりは、定位置が決まっていない物が多いのかもしれない。
 逆に、定位置の決まっている物に関しては、ほとんど荒れない。その最たる物が、結局はこの部屋の場合、本。まっとうに仕舞っていては場所が足りなくなってきているので、本棚への突っ込み方が若干変則とかテトリス仕様にはなっているけれども、ほとんどの本がきっちり収まっている。ただ、積み本とか、読み終わったけれどまだ定位置に仕舞っていない本は、結構大雑把に置いたままになっている。一度場所を決めさえすれば、そこから動かしたくなくなるらしい。本であっても、定位置が定まっているものだけが荒れないということになる。ほとんどの本が荒れない状況だけれども、単にほとんどの本の置き場所が決まっているだけ。
 まあそんなわけで、私が自分の理想の部屋を考えたときに、真っ先に考えるのが、本屋で置いてるようなでかい本棚が欲しいよなーということ。無愛想な、量だけは入るような本棚で構わない。と言うより、そういう本棚の方が望ましい。書斎が欲しいくらい……と言いたいところなのだけれども、案外書斎というものをあまり欲しいと思わない。多分、本に囲まれているという自己満足の方が欲しいので、自分の周りに本が見えている状態の方が良いらしい。んで、今はいくつも別の種類の本棚を買っては足し買っては足ししているので、あんまり見栄えが良くない。できれば種類を揃えてやりたいのだけれども、んなことまでするほどには金がない。正確には、金を使う気がない。
 少なくとも、今の寮から出ることにならない限りにおいては、一気に本棚を取り替えようという思考は出てこないだろうな、と。その場所から十年くらいは動きませんよ、というくらいに落ち着いたら考えるかも知れないけれども。よくよく考えたら、あまり一つのところに長く住んでないなぁ。私にとっては、部屋というのは寝に戻ってきて、ついでに本を保管しておく場所という程度の認識しかない。もしくは、一人でいられる数少ない場所。あまり場所に愛着を持たない方で、移ってしまえば三日もすればそこで馴染んでしまう。多分、どこへ行っても部屋全体の雰囲気が変わらないからだろう。本棚を組み立てて、本を並べてやれば、はいいつも通りの私の部屋です、というわけ。

 んじゃまあ、そういういつも通りの部屋から外して、自分の理想に突っ走った部屋を作れるとしたらどうしたものか、と考えてみる。本棚のことは……もういいや、置いておきます。和室か洋室かどっちが良いかと考えてみると、実用性ならば洋室なんだけれども、趣味だけ考えるなら和室が好み。椅子やソファーに座ってくつろぐというよりは、床に転がっているのを好むから。テーブルよりは、座卓の方が望ましい。ベッドか布団かは……はて、片付けるのが面倒くさいのでベッドの方がよかろーか。いやいや、しかし布団から手を伸ばしてそこらの物をひっつかんで引っ張り寄せるという醍醐味がだね……。ずぼらですな。
 ちなみに、今の寮では布団で寝ているのだけれども、実はそれまではずっとベッドを使っていた。昔は二段ベッドを買い与えられていたというのが一つ、大学時代はアパートが一階でやたら床が冷たかったので布団では冷えてやばそうだったという事情も。ベッドにするならいっそ、病院のベッドみたいな雰囲気のやつに寝てたら似合うだろうなとも思うけれど、和室には釣り合わないねぇ。ついでに、蚊をよける意味合いと、冷房の風を直接受けてしまうと喉をやられてしまうということもあって、蚊帳を吊るのに憧れていたりもする。お姫様ベッドでも良いけど、さすがにやろーがってのもねぇ。それが多分、和室にしたい一番の理由かも。
 畳の和室に、蚊帳で囲んだ布団の中で、はたはた団扇でやりながら麦茶でも。窓にはすだれを、灯りには行灯を。大体、そんなイメージが今のところの理想だったり。普段の部屋が、本を置く場所という以外の面では実用性重視で飾りっ気も素っ気もないので、そういうイメージでの反動が出る。とはいえ。こういう部屋というのは、昔はともかく、今となってはむしろコストが上がりがち。見た目のイメージは和室にしつつ、不便さも解消しようと色々やろうとするからだろうけれども。
 結局のところ。私の場合、こういう和室が理想ではあるけれど、最終的に自分で自由に部屋を選べるのであれば、その理想通りにはまずしないだろう。理想よりは、やっぱり使いやすさとか便利さとか、手入れをしなくて済むとかそういう面を選ぶ筈。洋室にして、ベッドにして、そして本棚をどかっと並べる。別に広い部屋が欲しいわけでもない。本棚を効率よく置ければそれで良い。ああ、本棚の上背は高い方が多くつっこめるから、天井が少しは高い方が良いのか。……それ、つまりはいつもの私の部屋です、に戻ってきてしまうわけね。
 ホテルなどに泊まったときに、ああこりゃ凄い部屋だなぁと思うことはある。何度か親に引っ張り込まれて旅行したものだし、一度は某ネズミランドのホテルの無料宿泊券を引き当てて泊まったこともある。うん、確かに凄い。凄いけれど、それと毎日過ごしてもしんどくならない部屋というのは、別物だということ。私の理想の部屋というのは、要は肩肘張らなくても良い場所、張り切らなくても良い場所、見栄を無視できる場所ということ。で、使い勝手が良いこと。最終的には、それなのかもしれない。理想と現実とでも言うべきか……。
 まあ、先につらつら書いた理想の和室というのは、正味どっかの温泉旅館とかに行けば短期間なら実現できそうでもあるし。それをわざわざ自分の部屋でまでやる必要はないのかも。
 そして、身も蓋もなく今さっきに部屋を見回してみて気が付いたこと。私の部屋には、写真とかアルバムとか、自分の過去を振り返るような物が何もない。写真は嫌いだからだけど……。そういう物が全く無いかわりに、本はずっとある。一冊一冊全部の内容を事細かに覚えていることは、もう出来なくなっているけれど。何となく、この本を読んだときはどうだっけ、この本何で買ったんだっけ、というのは思い出せる。随分昔に買った本もあるし、最近に買ってまだ読んでない本もある。今現在の自分と、割と前の自分と、ちょっとだけ先の自分が混在している感覚。もう一人自分がいるような感覚。それが良いんだろうね、と。ぶっちゃけ、つまりはナルなんだけど。自分が読んだ本が、満足できる程度にたくさんあること。それが、私が自分の部屋に求める最低条件で、理想なんだろう。

 どーでもいいけど、長いな今日。

読み:文庫『マリファナ青春旅行』上巻
買い:なし
途中;文庫『マリファナ青春旅行』下巻
月次読破:文庫9冊、コミックス3冊
月次購入:19冊
通年度購入:237冊(文庫129冊、コミックス108冊)
通年度読破:231冊(文庫120冊、コミックス112冊)

それでは。