黎明の廃人日記

最近はやや更新が途切れがち、斜めに流し読み。
貴方にも私にも人生の役には立ちません。

寒気が~寒気が~

2006年05月12日 20時25分47秒 | Weblog
5月12日分。

 かんき、ではなくて、さむけの方。昨日どうも一日気分と体調が今ひとつだなと思っていたら、今朝になって明らかに若干の寒気が出ていたことが判明。まあそれ以外は、鼻水が一日ずるずるしていた以外には体調の問題もなかったので、出社。一日仕事をして帰ってきてみる。今日は既に仕事の山を抜けてしまったので、一日暇だった訳だし。他の人にうつったかもね。まあ、知らない。元々、多分上司から貰ったやつっぽいし。
 で、そんな体調でも、気まぐれを起こして、いつも降りる駅の一つ手前の駅で降りて、歩いて帰ってきてみる。駅前にあった文教堂に足を踏み入れて、ついでに澁澤の一冊と、先月に見かけて買っておこうかしらと思った新書を一つ見付けだして買う。だからさ、今月だけで文庫何冊買うのさ。まあ、これだけ積んだら、しばらく買わなくて済むだろうけれどもさ。見付けたとき、思い付いたら買わないと、大概すぐ忘れてしまうから、見付けたときに金があればほぼ買ってしまうのがね。
 普段歩かない、本来なら歩く必要のないところを歩いてくると、見事に道に迷う。お陰で一時間ほど迷った。どう考えても夕方の暗くなった頃に、住宅街をふらふら歩き回っていた私は不信人物まっしぐらだったと思う。足はそれなりに疲れたが、色々面白いものは見られたので良しとする。人が住んでいなさそうだな~な感じの洋館もどきだの、何故か白い花畑の真ん中にある滑り台だの、まだこんなんがあるのかというくらいに古そうな安アパートだの。しかしまあ、線路に沿って歩いていたつもりが、大分線路から外れた方向へ進んでいたようでちょっとぞっとしない。運良く、ここらで曲がっておくかと思ったら、その先で見覚えのある場所に出くわしたので助かったが。
 わざわざ遠くまで行かなくても、異界というのはそこにあるもんだ、と。灯りのない夜というのは、そのまま異界なんだなぁと、迷いながら思う。直線距離にしてみれば、寮からはそんなに離れていた訳でもない。が、それでも若干迷ったなと気が付いたときには、困ったもんだと思ったものだ。ひとまず、無事に帰ってきたことは僥倖とする。でも、鼻風邪は多分悪化したなこれは。

 ひとまず、新卒の就職率は上がってきているようであるらしい。引っ張ってきたのは主に高卒を扱っているニュースだったようだが、まあ全般の傾向としても少し前よりはマシになってきているのではないのかな、とは思う。2007年問題で、企業の財務状況を圧迫していた上の連中がごそっと抜けてくることになるし、抜けないにしても給与体系を落としての再雇用となるだろうから、財務的な面では採用の余力が出てきている筈。ついでに、雇用期間延長とはいえ、さすがに後継者を入れていかないと企業が続かないことくらい、そろそろ気が付いていて然るべきだろうし。
 情報と福祉の二つの新しい学部からは、高い就職率の数字が叩き出されているが。この辺の学部は、教養という意味合いで入学してくる人もあまりいないだろうから、真面目に最初から資格なり就職意識を持っていた人がちゃんと意思貫徹できていれば、他よりは就職しやすい環境にあったと思われる。ただ、そろそろ情報系に関しては、その就職の内情が使い潰しにされることがあり得るということが周知され始めているだろうから、これからはむしろ企業がかなり選ばれることになるかもしれないが。
 個人的に注目しているのは情報より福祉の分野。こっちは介護分野でまだまだ人手が足りていない状態だろう、というか知人で介護の方へ行っている人がいるが、やはり人手は足りていない様子が聞こえてくる。まだ介護が注目されてからあまり時間が経っていない分、人が育っていないし、まずもって頭数が揃っていない。ついでに、あまり見たくない分野のことでもあるから、まず施設が足りない。足りないと言うか、高齢化があっという間に進んでいくので間に合わない、のか。埼玉だかどこだかの県で、公地を有料だが介護福祉施設の運営者に貸し出すという話をつい先日に聞いた記憶もある。
 さてしかしまあ、私自身は……さっさと仕事辞めて引き籠もりたいという欲求を抑えがたいのであった、まる。二年前の今頃には、何とかして内定をとばたばたしていたのだろうが、一度就職してしまうと、意識としてはこんなもの。内定を取るまでに焦るのも分かるが、仕事を始めてからのモチベーションを果たしてそこでちゃんと維持が出来るのか、とかそういった先のことも考えて就職先は選びませう。
(ネタ元:http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20060512-00000212-yom-soci

読み:文庫『不思議図書館』
買い:文庫『毒薬の手帖』『巨大地震の日』
途中:なし
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それでは。