高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

にこにこ通信 8月4日記

2018-08-24 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
南国市 井上農園の井上正雄です。

今までに例のない暑さの中、7月26・27日より今年初の稲刈りを始めた。

品種は秋田小町だったが、今年は雑草対策が充分出来てなかったので、
イ草、紀州の芝、ヒエ、小ナギ等が、ほとんどの田に生えたので、
稲の肥料分を横どりされて、どの田の稲も作柄が良くなく収量もぐんと少ない。
刈るのにはコンバインにつまりそうになって早くは刈れないし、
7月下旬には逆走台風12号をさけようと、コシヒカリを2反刈ったが、
これは早刈りのため、未熟となり減収となった。

8月2日より天気も良くなり、コシヒカリを刈り始めたが、
これもイ草とヒエにやられて、コンバインにつまって、
農機具修理を呼んで、なんとか切りぬけた。
雑草のはえていない田は1/3もなく、今まで最悪となったが、
8月4日までで大半は刈ってきて、
5日でほとんどしまいがつきそうだが大変な年となった。

これからは秋冬野菜の準備に入るので、夏バテ等にやられてはいられない。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2018年9月号より転載しました。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする