高知発 NPO法人 土といのち

1977年7月に高知県でうまれた「高知土と生命(いのち)を守る会」を母体にした、45年の歴史をもつ共同購入の会です。

40年前、なにを思い、なにをしていましたか その3

2017-01-27 09:00:00 | 生産者からのメッセージ
今年は、土といのちの前身「高知土と生命を守る会」発足から40年。
現在、40周年の記念本を作成中です。
“土”と“いのち”を大切にする生産者たちの思いを伝え、
若い人たちの未来につながるような本にしたいと思ってます。
記念誌にはいろんな人が登場します。
乞うご期待!!   (管理人)

中土佐町 西村善徳です。

40年前は原発に反対し、悪魔の贈り物農薬使用に反対し、
学習会を繰り返していた頃だったでしょうか。
あのころ指導してくれた先生たちは、
僕たちに難題な宿題を残したまま、どっかに旅立ってゆきました。

あれから40年、この間僕が心配したのは
「大きい事はいいことだ」という観念を持たないことだという事でした。
消費者も生産者も、アメリカのコピーを求め拡大を追求していたらやがて、
土と生命はどっかに吹っ飛んでゆきそうで心配になりました。
小は大に勝る事もあります。
体重が増えても決して人間の中味が増える事に
比例する事にはならないと感じる40年後のいまです。

※ この記事は、NPO法人土といのち『お便り・お知らせ』2017年2月号より再編集して転載しました。
コメント (2)
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