え? なに?
キジの卵ですね(確信)
いつもこの辺でキジが鳴いていましたし、わたしキジの卵は見たことあるので。
ブルーベリーの木のそばで草を引いていたら、友達のお母さんがウォーキングで通りかかって(相変わらずお元気)
「それ、ニラの花?」って聞かれました。
どちらもニラに似てますけど、なんて名前だったかな? どうも土が合わないのか、貧相な花しか咲いていません。
それからブルーベリーの花を見て、これは何?と聞かれました。
「これがブルーベリーなの?」(上品な方です)とびっくりされていました。
最盛期の花。
スズランのようなベル型の花をいっぱいつけて可愛いです。それから「お仕事の邪魔をしてごめんなさいね。」(いえいえ、趣味の園芸ですから)と恐縮されながらしばらくお話。多分新型コロナの影響で趣味の会もお休みしてるし、娘さん(わたしの友人)は、お孫さんのお世話で家を空けることが多いし、お話相手も少ないのだろうなと思いました。
「わたしねえ、写真をいろいろ撮ってるの。」(ほとんど標準語)「さっきテントウムシがいたのよ。」と見せてくれました。 「ブログか何かしています?」 「いえいえ、撮って自分で楽しむだけ。」そういう人に会ったの3人目です。スマホで気軽に撮れるようになって撮る楽しみができた人多いのでしょうね。
「ブルーベリー撮らせてもらっていい?」
「どうぞどうぞ。あ、ここにバッタがいますよ。」
「どれどれ、ああ~見えにくい。年をとると小さい画面が見えにくくてねえ、ちょっとあなたが撮ってくれない?」
というわけで撮ってあげました。
あれから半月あまり。ブルーベリーにはびっしりと実が付きました。去年全くといいほどなりませんでしたのでその分今年は多いと思います。孫たちが喜ぶでしょう。
楽しみと言えば、ハウスの中に咲いたパッションフルーツの花、
これも去年は全く花が咲かなかったのですが、今年はいっぱいつぼみをつけています。そして葉陰に小さな実が!
やったあ。
去年は、我が家の果物はほとんど収穫がありませんでした。果物には実がよくなる年と成らない年とがありますが、さくらんぼもたくさんとれたし、今年は成り年かな?
ハウスの中ではもう一つ実がなっていました。
ジャボチカバ。ほとんど市場に出回ってない幻のフルーツです。
えぐれてむき出しになった木の根っこ
道以外の場所はなかなか厳しい荒れようで、参拝者が安全に通れるのは誰かがいつも整備してくれているからではないかと思われました。この間会ったおじいさんも参道の掃除に通っていたというし、そんな方がまだ他にもいるのではないかと思います。ゴミも落ちてなく、険しいけれど清々しい道でした。
うぉー、あんなとこ登ってきたんだね。
降り口何本もの杖が置いてありました。どうぞお使いくださいということでしょう。
「黒森峠 またの名は 金の鳥居」と書いた石碑がありました。ドラえもんとうさちゃんが座っています。
本当に来てよかった、楽しかったです。
ところで山道に花はなかったのかと言いますとー
わりとたくさんあったのはホウチャクソウです。
うわさによると、連休中、石鎚山はすごい人出だったそうで、土小屋の駐車場は県外ナンバーの車でいっぱい、売店もごった返していたと聞きました。
毎年連休中はどこにも出かけず家で過ごしていたわたしですが、今年は出かけました。新聞に横峰寺のシャクナゲが満開だという記事をみつけたのです。外出自粛が呼びかけられている愛媛県ではありますが、先日横峰寺への上り口を見つけたばかり。今は参拝客も少ないと言うし、いつも会っている家族と、山寺に参拝するくらいは許して頂きたいなあ。何よりもシャクナゲという誘惑には勝てませんでした。
参拝とは言え山道ですから、トレッキングシューズにリュック、1リットルのお茶という簡単な登山スタイルで出かけました。
ところが、駐車場についてびっくり。この間と様子が違います。
ええ~、こんなに車がきてるの~
駐車場と行っても道幅が広くなっているところに停めるだけなのですけど、20台? かろうじて停めることができました。都会に比べたら何のことはない数ですけどね。
先に車から降りたトラオがなにやら怒っています。
「こんなに広い空なんよ。どこでも飛べるのに、なんで僕の手めがけてフンを落とすん?」
どうやら空を飛ぶ鳥にフンを落とされたらしいです。
「大丈夫よ、逆に運がついていいんじゃない。」と大人たちは大笑い。
出発前からなにやら波乱の予感。
最初から長い階段です。
これは上から今来た道を見たところ。
すでに息が切れています。例によって
「わたしにかまわず先に行ってね。」
とっとと登っていくウマオ。登山慣れしたお父さんが付き添ってすぐ姿が見えなくなりました。
トラオは病み上がりで体力が大夫落ちていたみたいです。それでばあちゃんのペースでつかず離れず歩いてくれました。
人は山の中に吸い込まれたように一人も見えず、こまどりの声だけが響き渡っていました。時折追いついてくる人と、二組ほどの下山する人、その人たちに道を譲って、あとは単独行動のようなものでした。夏の石鎚よりも人は少なかったです。ただ、その追いついてきたというのが、娘の知り合いだったり、トラオパパの知り合いだったり、わたしも知っている人だったりーと、ニアミスも含めて計5組。多分新聞を見て急に思いついた地元民が多かったようです。
結構きつい上りでしたが谷川に沿った道は本当にきれい。あちこち立ち止まって写真を撮るので、さほど疲れは感じません。
どこもかしこも撮りたい。
誰かが石を積んでお堂を作ったようです。中に小さな仏様。
が、沢から離れて木立の中を歩き出すと、きれいに整備してくれている階段がつらいのです。
人工的に積んだ石垣のようです。昔は何かがあったのかもしれません。
険しい道を歩きやすくしてくださった先人のみなさん、ありがとうございます。本当にありがとうございます。だけどごめんなさい。わたし、階段よりも坂の方がよかったです。階段の設置は相当の重労働だったと思いますが、ごめんなさい、坂の方がいいです。心の中でそう言いながら(実際声にもだしてみたけど)しんどかった~
半分来ました。
後から登ってきた男性はもう何十回と登っているそうです。「年をとったらだんだん登るのも遅なって-。」といいながら先に行かれました。その人が教えてくれたのですが、いくつかの道しるべがあるけれど、距離が正確なのはこの看板だそうです。「メジャーで測っているところに出くわしたことがある」そうなのです。
「四国の道」と書かれた看板とは100メートルくらい誤差がありました。
もう一つ、石仏さんとともに「〇〇丁」と彫られた道しるべがあり、これが登って行くにつれて数字が減っていきます。全部で20体あったのですが、写真を撮る余裕が・・・・お賽銭を上げようにも財布がリュックの中で、出すのも面倒で、帰りにあげようと言うことになりました。この一丁というのはどうも100メートルの距離を表しているようでした。
そして最後の「一丁」の仏様を通過してほどなく鐘の音が聞こえるようになりました。
わたし、勘違いしていたけど、参拝バスが走っているルートは寺の裏側に着く道で、この険しい道が山門に通じる正規ルートだったんですね。昔から「遍路転がし」と言われていたそうです。
山門をくぐると左右に大きなシャクナゲの木。
境内には500本のシャクナゲが植えてあるそうです。団体でくるお遍路さんはおらず、単独でお参りする人もわずかでした。後はほとんどシャクナゲ目当てかな? もちろん、お参りはしてますが、気分は信仰よりもレジャー。
山道を走ってみました。そろそろサルトリイバラの葉っぱが採れるかなと思って。
大きくなっていました。でも、かしわもちにするにはまだ少し早いかな? 餅を包んで蒸すには柔らかすぎるようです。やはり旧暦の端午の節句くらいまで待たないといけないのでしょう。愛媛の中予、東予では、端午の節句にはかしわもちを作りますが、かしわもちの葉と言えばサルトリイバラに決まっていました。今は本当の柏の葉を使った餅も売られています。
下には大きく伸びたヨモギ。今なら先の方がまだ柔らかそうです。けど、今のところ必要ないのでとりません。(よもぎ餅を作る予定はなし)
道を進んでいくと前方に白い雪のような何かが落ちたような気がしました。
このままピアスにでもできそうなかわいい花。
上を見ると下を見るようにうつむいて咲くエゴの花でした。今頃?
別のところでもっとすごいのを見つけましたよ。
横を見れば野バラの花
下を見ればツボスミレの花。このハート型の葉っぱが特徴だと、つい最近の新聞で見ました。
前方を見れば下の方にヤマボウシの花。道より低いところに生えていますので、花をのぞき込むような感じになります。
またエゴノキがーと思ったのですが、花が違いました。
豆みたいな花ですね。木は?
花のついた木が見当たりませんが
ニセアカシアってこんな木だったですかね?
5月に咲く木の花は白が多いと聞いたことがあります。なるほどと思えた山道でした。
4月に多かったナガミナミヒナゲシ。
今も咲いています。
草だらけだけど一応花壇。栄養たっぷりに育ったのを見るとわざと植えたみたいですけど、雑草です。
そのナガミナミヒナゲシの白い花が
周りの草の枯れ具合から、どうも除草剤を撒かれたのではないかと推測しています。ピンクのヒガンバナも除草剤の影響だと聞きましたし。
これは除草剤の影響が少なかったのかな?なんだかかわいい。これが自然に生まれたものなら、園芸植物に昇格すると思います。
ケシと言えばこのケシ。アツミなんとか。
上から見るとオリエンタルポピーによく似ていますが、植えてはいけないケシですよね。結構身近に生えているのです。去年まで、見かけたら保健所に連絡するようにと言われていましたが、今年は回覧板で回ってきました。特徴がいろいろ書いてあって「見かけたら抜いてください。」と。保健所も多忙なんでしょう。なので道ばたに咲いていたのは抜いておきました。
このケシが民家の庭先にあって、お家の人は知ってか知らないでかそのままにしてあったんです。その後どうなったか気になります。それも2軒も。
それから、いつか見に行こうと思いながら時期を逃してしまったフジ。三色のフジが楽しめるお寺は通りかかったら門が閉じてありました。なんでも、虫が入ってしまい全部切ったんですって。
これはまだあまり知られてないお堂のフジですが、かろうじて間に合いました。