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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

シンジュサン羽化

2016-05-31 21:45:12 | 生き物
 5月も今日で終わりですね。今月はよく頑張って更新しました。目標の月五回達成。それで今日は更新の予定はなかったんだけど、とってもいいこと?があったのでリアルタイムでアップします。

 朝の7時過ぎ、トラオが電話をかけてきました。
 たったひとこと
「あのねえ、シンジュサンが羽化した。」
 おお!飛んでいかないうちに写真を撮らねば。
 よかった、去年の冬連れ帰ったシンジュサンの幼虫が変なところでさなぎになり、いっこうに変化がないものですから、無事に羽化するものだろうかと気をもんでいたところでした。

 以下、10枚の画像すべてシンジュサンです。かなり強烈です。苦手な方ごめんなさい。

 さて、ぶじこの家に行ってみると、家族みんなで観察会&撮影会。

 どれどれ 
  シンジュサンが増えてる。 どういうこと?



 「交尾しよるんよ。どうして仲間がここにいるのがわかったんじゃろね。」
 
 ほんとだ。



 
 「それに、このさなぎから羽化したのかどうかもわからん。」


 
  たしかに。破れた痕が見つかりません。
  とすると、ここに2匹もいるのがますます不思議。
  でも、夕方、ぶじこがさなぎを分解したのを見せてくれました。やはりここで生まれたものでした。

  これが抜け殻です。

  右下の大きいのがまゆ、左上のつつのようなものがさなぎの殻、その横の豆粒のようなものが、頭だったところだそうです。

 
 「頭を見て。もふもふでかわいいんよ。」ぶじこがぶじお君に見所を伝授しています。



 大きな目がかわいい。なんだかピカチューに似てる。さわったら気持ちよさそう。櫛を2枚貼り合わせたような触角が、蛾である証拠ですね。ちょうの触角は先が太くなったこん棒型だそうです。

 「羽の模様がへびなんよ。」


 これは写真で見るほうがすごい。立体感が半端ないです。うろこまでついてるし。



 鎌首をもたげているようでしょう。羽を動かす度に蛇も動くので・・・・



 自然の造形ってほんとにすばらしいと思います。この蛇模様で身を守るんでしょうね。

 2匹は長い間そこを動きませんでしたが、昼過ぎに見に行くと、1匹だけになっていました。



 蛇の模様にさえ注目しなければ、ビロードのようにすべすべして本当に美しい模様です。そしてでかい。私の手のひらよりちょっと小さいくらいですね。

 多分、これがここで羽化したもの。もう一匹より一回り小さかったので、多分これが雄だろうとぶじこが言っていましたが・・・かわいそうに飛べないらしいのです。
 プランターの枝の先にとまらせてやりましたが、強い風にあおられて必死でしがみついております。
 おなかを見ると、幼虫の時の面影がありますね。



 わたし、蛾のファンになりそうです。

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2 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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触角が・・・(*^^)v (慧竿)
2016-06-01 01:37:00
なかなか愛嬌のある
エエ顔してます!!(^O^)/

触角がカッコエエですねぇ!!(^O^)/

言われてみればヘビとも見えん事も無いけど
大きな終齢幼虫にも見えますが・・・(@_@;)

成虫もそぅですが
幼虫もスベスベしててそぅで
居たら観察対象ですねぇ!!(^O^)/

毎年、何かしらは山肌に面した
物干の灯りをつけると
飛んで来ますが・・・大型も結構居ますので
飛んでくると暫く眺めてます!!σ(^_^;)
返信する
慧竿さんへ (あた子)
2016-06-01 22:26:30
シンジュサンの本物を見たのは初めてなんですよ。大きいってそれだけで見応えがありますねえ。おまけに顔も模様もおもしろいし。世の中の人、なぜ嫌うんでしょう。
いろいろな蛾が飛んでくるっていいですね。見るだけでなく写真を撮ってアップしてください。
大型でもう一度見たいのはオオミズアオですね。あの緑がかった白い羽は忘れられません。山の近くの学校で見ました。
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