あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

毎日がお花見ーさくらいろいろ

2019-04-18 09:46:08 | 植物
 予期せぬ侵入者でアップしそびれた記事。もう旬をすぎてしまったけど、今年のお花見の総まとめとして記事にしますね。長くなりますがお許しを。

 花が咲いてから気温の低い日が続いたせいか、今年は長くお花見が楽しめました。今も桜三里ではきれいに咲いているのがあります。だけど平地では葉桜になっています。そして花の終わりとともにわたしの東奔西走の日々も終わりました~やっと。

 昨年の春は孫や父の相次ぐ入院でお花見どころではなく、移動中の花の景色を見るだけだったのですが、今年は父の看護がなくなった分時間がとれるだろうと、久しぶりにろうけつ染めの額を作りかけていました。ところがまたしても孫たちが交互に入院、元気なほうの子どもを代わる代わる家で預かることになりまして、染色どころではなくなりました。だけどいったん蝋をおいた革を放置はできず、制作を強行したわけです。なので今年も車中花見。 
 車での移動の最中満開の桜にほんのちょっと車を停め、あるいは少し回り道をして写真を撮る、そのひとときが疲れを癒やす時間となりました。

 桜三里。2,3年前に無残にも枝を切られた木々に花が咲きました。



 新聞の投稿欄に「桜ばかり特別扱いするな」とのご意見が載っていました。通行の邪魔になる街路樹の枝は切られるのに桜を残すのはけしからん、枝を避けるように走るトラックがセンターラインぎりぎりに寄ってくるのでひやひやするんだそうです。そういう見方もあるんだなあと。わかりはしますが共感はできません。
 ここの桜も大型トラックの邪魔になるので切られたのでしょうが、切る必要のない高さの枝まで切られているような気がします。ばっさり、すっきりとね。
 さくらには誰しも、思い出と愛着のある特定の木が存在するように思うのですね。わたしにとって年に何十回となく往復するこの道の桜は特別。なき父母が春にここを通る度に感嘆した景色が強制的に変えられた無念は今も残っています。

 ことしはその桜三里で、雲がわき上がるように咲く白い桜を見つけました。何十年も通っていて初めて気がついた!



 相当離れた場所から移しています。かなりの巨木ではないでしょうか。
 桜三里には「源太桜」という地元の人が大切にしている桜があります。一度見たいと思いながらいつも行けない幻の桜。


 
 エドヒガン桜-多分白い花ですね。


 源太桜も満開の時にはきっと山の中で雲のように咲くのでしょうね。

 初めて気がついたと言えば
 木が生長して存在感を増してきた中山川のほとりの公園



 向こうに咲いているのがどうもソメイヨシノとは違う感じなんです。まだソメイヨシノが5分咲きくらいの時から満開でした。それで車を降りてしみじみと見てみました。

 

 花びらがやや内向きで、手まりのように花数が多くて、ピンクがソメイヨシノより濃いめ。いったいなんの桜なんだろう。まさか陽春と言うことはないですよね。こんなにたくさん。

 もう一つ今年初めて知ったこと

 この時期忽然と現れるピンクの山。


 ここの桜がソメイヨシノではなくて、少し早く咲く種類なんですって。遠目にはちっともわかりませんけど。 ここも木が小さいうちは目立たなかったのですが、最近では注目する人も多くなってきているそうです。歩いてそばに行く時間がありませんので、車からうつしました。なかなかすごいでしょう?

 さらにさらに初めての



 クラレの工場に植えられた桜です。シーズンには一般開放されます。が、いつも開放が終わってから知るので中に入ったことがありません。
 ことしも終了後。なので外からのみ。きれいですね。
 グランドの方にも大きな桜がありました。



 2本でこの存在感。

 場所が違いますがこちらも2本のさくら



 毎年麦畑の緑に映えてきれいです。しかもこの木、向かいのコンビニから見ると1本に見えます。わたしは長いことこれが1本だと思っていたんですよ。

 ではさいごに穴場のさくら


 多分、地元の人と、この道を通って砥部街道へでる人しか知られてないのではないかな? 愛媛では知られた乳製品メーカー「らくれん」工場裏の道です。 わたしが回り道をしてここへ来たときも、花を見る人は誰もいませんでした。 車も通っていません。かわりに数人の自転車競技の選手らしき人が猛スピードで走っていきました。 何か怒鳴っていきました。わたしがじゃまだったのか? 自転車にはスピード違反というものはないんかい? 花を見て腹を立てるのもなんだけど、ちょっとむかっとしました。
コメント (4)
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