あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

節分のあとさき

2019-02-06 20:58:44 | 植物
 季節と季節とを分けるという節分の日。今年の節分はまさにその通りで、節分の前と後とでは両極端のお天気でした。 
 前日までは、信号待ちで見た遠くの景色は



比較的近い山なんだけど真っ白。だけど一番近い山に雪の気配は見えず。まるであの山と山との間に節分があるような景色、こんなにはっきりと違いがあるのは珍しいと思います。

 節分といえば、どこも恵方巻きが山積み。いつもの5割増しの値段か? 普段売られてない、金粉を散らした物などは千円超え。お財布にはちょっと厳しい・・・

 日本のどこか片隅で続いてきた風習をもうけに結びつけて全国に広げた商魂に反発して、あえて恵方巻きを食べないひねくればあさんのあた子です。が、巻き寿司を食べないわけではなく 色とりどりの巻き寿司に食欲をそそられ、晩ご飯も楽ちんなので買った年もありますね。もちろん丸かじりではなく食べやすく切ってみんなでわいわい言いながら食べました。
 孫と一緒に楽しく巻いた年もあるし、それは何よりも安全で安心。 今年も自分で巻こうと思っていたのですが、夕方になると疲れてしまい、刺身を2パック買ってきて、二本だけ海鮮巻きを作って、これも売っていた鰯の塩漬けを焼いて食べました。とてもブログにUPできるような夕ご飯ではございません。

 その恵方巻きですが、今年の2月3日の新聞に、
「廃棄される恵方巻き推定100億円分」
との記事を見つけました。
 品質的にも、行事的にも明日に持ち越せない食べ物。 昔はクリスマスの翌日にケーキの半額セールをやっていましたけど今はそんなことしてませんね。もしかしてケーキも廃棄されてるのかな? もったいないですねえ。
 
 鰯の頭は、タラの木とクリスマスホーリーの葉っぱと一緒に割り箸に突き刺して玄関と裏口に起きました。数年前、かざらないとオニが来る、とトラオに泣かれて以来欠かしたことはありません。

 明けて立春の朝、鰯の頭はきれいに野良猫に食べられていました。あれ食べるの、口が痛かったでしょうに。
 そして、あの雪の山がウソのように消えていきなり春が来たような暖かさ。



 遅咲きのうちのロウバイももう終わりかけています。





 去年からずっと咲いていた水仙。道ばたの狭い土地に一面に咲くのでいつも気になっていました。



 




 これも立春を過ぎて通りかかって見ると花がうんと少なくなっていました。逆に梅畑は



 ほぼ満開かな?






 耳をすますとブンブンとミツバチの羽音。見ると地べたに無造作に巣箱が置かれています。



 しかもハチが出入りしている!あんなにざっとした巣箱なのに。うちにもきてほしい。うちの巣箱はまだそのままに置いています。

 ここの梅がこんなに咲いていると言うことは・・・・・
 寒さの中でいち早く咲く紅梅は





 でもなんだかさびしい。よく見ると


 大きな幹の一本には全く花がついていません。とうとう枯れちゃったみたいです。大きくて見応えのある梅だったのに。

 そうそう、うちのかわいい梅は?



 アップには耐えられない花がほとんどでした。



 橋の上にはまだ凍結防止剤が置かれたままですが、


 多分使われないまま冬が終わるでしょう。伊予路に春を呼ぶという椿祭りが、今年は2月11日から。いつもより早いです。椿さんが来たら暖かくなると、みんな首を長くして待っています。

 
コメント (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする