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あた子の柿畑日記

田舎での日々の生活と趣味のレザークラフトについて

迷惑な虫

2022-08-25 22:48:51 | 生き物
 ハウスの中で
 
 今年はカメムシが多いとか。トマトが1本枯れてしまいました。
 
 
 こんなによってたかってー 気づくのが遅かった。
 ホオズキカメムシなのかなあ。もうちょっとよく見える写真を撮っておくべきでした。
 
 
 カメムシは大切なものも狙っていました。今までになく大きく立派になりつつあるマンゴーですが、ネットに・・・
 
 
 うわっ、いっぱいいる。どうやらネットの上からマンゴーの果汁を吸おうとしているらしいです。

 
 マンゴーの木の下にはびこっているサツマイモの葉っぱをかき分けてみたら

 
 うようよ。ホオズキカメムシの幼虫かしら。カメムシは成虫と幼虫とで別人くらい姿が違うのがいるので、わたしには覚えきれません。
 
 ハウスの中だけでなく収穫を迎えた畑のトウモロコシも、点々とカメムシにやられて黒くなってしまいました。美味しい物が大好きなカメムシ。迷惑な虫です。いや、農家にとっては収益にかかわる大問題なのです。こうなると、放ってはおけなくて、部分的に殺虫剤をスプレーしておきました。
 
 カメムシのように樹液を吸う虫、アオバハゴロモ。
 どちらかというと野生植物でよく見かけます。大発生しない限り実害が少ないようで、あまり目の敵にはされませんが、植物にとっては迷惑な虫。
 

 
 ぴょんと飛ぶそのときに一瞬開いた羽が見えるのですが、その色がとてもきれいなんです。

 
 みかけは全然違うけど、これが幼虫かな? 一見ゴミのように見えますが、しばらく観察していると、動いていました。



 
 これも大迷惑ですよ~ イラガの幼虫。
 食べ頃になったブルーベリーの葉にくっついていて、ウマオとわたしが刺されました。ウマオは学校でも刺されたとかで今年2回目です。



 ただ、ハチのようなひどい痛みではなく、刺されたところをしっかり洗い流したら間もなく痛みがなくなりました。 葉っぱの裏に潜んでいて、色も葉っぱの色、ほんのちょっと触れただけでも刺しますから困ります。柿やもみじ、桜の葉にもいて、頭上から落ちてくることもありますからほんと、迷惑。
 
 葉っぱの裏でかたまって孵化します。この段階で見つけられたら、葉っぱごとちぎって捨てればいいのですが
 
 

 気がつくのは、木全体に散らばってからの方が多いのです。
 
 それからこれ。カナブン。(ここで訂正 himesijimiさんに教えていただきました。シロテンハナムグリだそうです。ハナムグリは花粉や蜜を食べて受粉の役目を果たしてくれるので益虫とされています。樹液も吸いますが、この樹液は表面に染み出た液のことで、生木の内側の樹液を吸うわけではありません。重大な害を及ぼす虫ではないと私は思います。ただ我が家にとって少々迷惑なだけですのでその点お間違いなく。ただ、よく似た虫のカブトムシはトウモロコシの汁も吸うんですよねえ。カメムシみたいに。一度大被害にあったことがあります。)



 イチジクがおいしくなりかけたらすでにこの虫にやられてる。
 この間など、あまりにもたくさん群がっていて、近づくと一斉に飛び立ったものだから、一瞬ハチが襲ってきたかと思いました。
 
 一つの実にこんなにたくさん。

 
 こんなに腐ったようになってもまだしがみついてる。当然ですね、むしろこんな発酵した状態のほうが好みなのです。

 
 ハナムグリがやってくる前は人間様の口に入っていたイチジクですが、今はもうあきらめています。どう競争したって群がってくる虫にはかないませんもの。
 
 ところで、
 同じく樹液を吸う虫ではありますが、初めて目にしたものを二つ
 
 大きさは2センチくらい。その異様な模様にびっくりしました。調べてみるとそれがカメムシの仲間だったのでまたまたびっくり。


 
 多分、外来種のキマダラカメムシだと思います。だんだん増えてきているとか。温暖化のせいではないかと言われています。
 ヨウコが、「木に化けている?」と言っていましたが、ほんと、どこにいるのかわかります?



 もう一つ、ゴマダラカミキリはよく見かけますが、これは斑点が黄色い、キボシカミキリ。桑の木を食害するとかで養蚕が盛んだった頃は桑の木でよくみられたそうです。これもシルク博物館の桑の木で見つけました。わたしには初めて見る虫でした。



 カミキリムシは、幼虫が木の内部に住んで木を食い荒らすので本当は大迷惑なんですけど、甲虫ってかっこいいので、そして捕殺しにくいので、ついつい見逃してしまいますね。
 
 
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今年の我が家のセミ事情

2022-08-04 23:58:12 | 生き物
 散歩道がセミロードになる季節がきました。ちょうどセミの羽化が終わるころなのでしょう。歩いて行くと目の前でセミが飛び立ちます。
 ポチはなぜかセミが大好き。え、どうしてかって? もちろん食べるのですよ。
 飛び立ったセミに果敢にジャンプしますが、成功したためしはありません。たまに、飛び上がったものの草むらに落ちて抜け出せなかったセミがいて
 
 
 セミ狩りの姿が猫みたいーと思うのですが、これも成功はしません。ただこの日は何匹もが一斉に飛び立ったので,1匹くらいは成功したのでしょうか。草むらに鼻を突っ込んでしばらく動きませんでした。
 
 難を逃れたアブラゼミ。羽にも体にもまだつやがありませんので、ようやく羽が伸びたばかりだったようです。

 
 ところでー
 先日犬走りでセミの抜け殻を見つけました。どこからか落ちたとか風に飛ばされてきたとかいうのではありません。おそらくここで羽化したのだと思いますが、この体勢で無事に羽化できたのでしょうか。
 
 
 今年はすでに2匹も羽化に失敗して飛べないセミを見つけました。
 羽が片方ないニイニイゼミ。
 


 
 先日は二日二晩も弱々しく鳴くセミをやっと草の中に見つけて木にとまらせてやりました。もしかしたらわたしが気づかなかっただけで、毎年これが普通だったのかもしれませんが、今年は大きな木を5本も6本も切ってしまったので、なんだか責任を感じるんです。
 
 何年も土の中で暮らしてやっと外へ出たと思ったら、とまるべき木がなくなってる! まるで浦島太郎じゃないですか。長い間留守をしていて久しぶりにふるさとに帰ったら、そこに帰る家はなかった、なんてね。
 
 ニイニイゼミはわりと低いところで羽化します。
 
 
 
 時には草につかまって。 これはいつもの年とかわらないのですが

 
 行き場のないアブラゼミも地面すれすれのカラスウリにつかまっていました。

 
 ちょっとトリケラトプスに見えません?
 
 こちらも草で羽化。

 
 そして、切った後新たな枝が伸びてきた梅には
 


 一番高いところでわたしの目の前くらいなのですが、見える範囲で5匹。一つのまるに2匹いる場所がありますので。 全体では8匹いました。 



 こちらはモクレンの新枝。地面から1メートルもない高さのところに6個の抜け殻。アブラゼミはだいたい1メートルくらいの高さで羽化するのが多いらしいですが。今まではいろいろな木のいろいろな枝に分散していたものがわずかな枝に集中したものですから、やたらと抜け殻が目立ちます。
 
 
 そして、空き家になって数年、庭の木も花もすべて取り除かれた砂漠のようなお庭では




 柱やら軒下やらに抜け殻だけが残っていました。おそらく木が枯れ死した時点で地下の幼虫も死に絶えたことでしょう。うちはまだ木が生きていますからましな方です。人間は食べるために命を奪うだけでなく、悪意のないまま知らず知らず他の生き物に影響を与えていることを改めて感じます。コロナ禍の今それは人間同士にも言えることですね。
 
 では、抜け殻つながりで、
 
 トンボの抜け殻
 


 
 貴重な場面にも出くわしました。
 
 カマキリの脱皮です。危うく蔓ごと引きずり下ろすところでした。もう少し早ければ脱皮の最中を目撃できたのに。

 
 もう一つ
 家の中にあったクモの抜け殻。



 これは体長が五センチくらいにもなる大きなクモで、何年も我が家に住みついています。時々見かけるのですが(それも夜が多い)さすがにぎょっとする大きさです。でもわたしがこれを退治しないわけはー
家の中のゴキブリやその他の虫を食べてくれるからなんです。ああ~、今気づきました。逆に言うと我が家にはえさになる虫がいるからクモが生きていけるのか。あまり自慢になることではなかった・・・
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 ビロードスズメ羽化

2022-07-25 23:23:00 | 生き物
 7月24日、ビロードスズメが無事羽化しました。
 


 
 実は羽化したのはこれが最初ではなく、1匹目は3日も前に羽化、どこかへ行ってしまいました。わたし、さなぎが羽化するにはもっと日にちがかかると思い、しばらく網をかぶせてなかったのです。他のガが2週間ほどで羽化すると知ってあわてて覗いたときは・・・・
 
 
 背中の割れた抜け殻が残っているだけ。
 もう1匹がさなぎであるのを確認して急いでざるをかぶせました。 こうして念願のビロードスズメと対面したわけです。
 初めて見るビロードスズメガ。なんて美しい。目の詰んだ高級なじゅうたんを見るようです。手触りまでも想像できます。
 

 ここで今までの写真とダブるところはありますが成長をまとめておきたいと思います。
 

 今回羽化した子は、幼虫時代、植木鉢の縁近くにいました。

  7月1日
 
 動かなくなってからはずっと落ち葉をかぶせていましたから、前蛹時代は見ていません。
 
 先に羽化した、中央の瓶付近にいた子はさなぎになりかけでした。
 7月2日
 
 7月4日


 そして柔らかそうなさなぎになって7月5日
 
 
  色が黒くなって固そうになりました。そして多分7月19日か20日に羽化。
 
 一方遅れてさなぎになった子は
 7月21日、いよいよ羽化かと思われました。

 
 そして7月24日、無事に羽化できたというわけです。あえて「羽化できた」という表現をしたわけは・・・
 幼虫は4匹いたはずなのですが、2匹はどうしても見つかりませんでした。どこかへ行ったのか食べられたのか。自然界で無事に大人になれるのは半分にも満たないのだなあと思うのです。
 
 抜け殻を取り出してみると中から水がこぼれました。
 羽化するときに体液を出すみたいです。
 
 電話で知らせておいたので、娘がやってきました。いとも簡単に指にとまらせ、さあ、撮影会を開きましょう。
 
 逃げません。



 こんな背景どうかしら。

 
 森の中へ飛び立とうとするビロードスズメ。かっこいい。
 実際はしっかりと指にしがみついています。
 
 今度はマキの葉っぱにとまらせて
 
 
 おなかの裏はあの蛇のような模様の片鱗が見えます。
 
 今度は横から
 
 夏だというのに完全に冬装備ですね。
 
 ついでにドアップで。
 
 


 
 このマキの木の下にユキモチソウが植えてあります。
「こいつをリリースしたらまたユキモチソウをかじられるよ。」娘がちょっぴり意地悪く言いました。
それは勘弁願いたい。5株あったテンナンショウ属の葉っぱは、茎の元まで食べられて新たな芽が出る気配はありません。たった1枚。ユキモチソウの実をつけた茎と葉だけが残っています。何とかしてここから種を採りたい、でないとこのまま消滅するかもしれません。
 一向に動く気配のないビロードスズメを、マキの葉っぱごと隣の畑に連れて行き、ノブドウにとまらせておきました。
 
 夕方見に行きましたら、どこかへ行ってしまったようです。餌になる草なんていっぱいあるんだから、人間に迷惑かけるんじゃないよ(と、私は言いたい)
 
 そうそう、先日見つけたブドウスズメ、小さいのは寄生バチにやられて死にましたが、大きいのはさなぎになりかけています。
 
 
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草との戦いは虫との・・・

2022-07-20 20:05:00 | 生き物
  今年も戦いが始まりました。
  
  夏草が・・・ 
 畑には背丈より伸びたヨモギ、オオアレチノギク、それに絡みつくクズ、ヒルガオなどのつる性植物。
 そして庭にはイヌナスビ、マルバツユクサ。
 センダンクサはどこにでも

 戦いの時間は午前中ちょっとの時間と、夕方と、雨上がりの涼しいとき。 とても手が回りません。けど、草との格闘はいろいろな虫との出会いでもあります。
 
 大きな木を切ってしまい日当たりのよくなった前庭に一斉に生えたのはイヌナスビです。大きくなると抜きにくいので雨上がりの土の柔らかいうちにそれっと引き抜きました。そのイヌナスビの葉に大発生していたのは
 
 
 ニジュウヤホシテントウかしら
 
 
 葉の裏には 
 

 
 きれいですねえ。多分ニジュウヤホシテントウの卵だと思って捨ててしまいましたがー ニジュウヤホシテントウムシはナス科の作物を食べる害虫です。益虫のテントウムシだったらどうしましょう。

 
 もうかなり前になりますが、荒れ地のまま放置していた畑にトウモロコシを植えました。
 
 


 
 草原の中に必要な広さだけ草を刈って鍬で耕して(トラクターも耕運機もあるのに)、原始的な作業をしたのですが、荒れ地は虫天国でもありました。
 
 ピョン、何か跳んだ。どこにいるかな?
 
 
 これこれ
 
 
 茶色のショウリョウバッタ。浄瑠璃寺のハスにとまっていてなんだかわからなかった虫です。himesijimiさんに教えていただいて、茶色のショウリョウバッタだとわかりました。(himesijimiさん、その節はありがとうございました)こうして草むらで見ると確かにね。でもわたし、いままであまり見たことなかったのです。 
 
 あまり見たことのない虫というより初めて見たバッタ
 
 
 黒いバッタ・・・数年に1回ぐらい新聞に載るんですよ。黒いトノサマバッタの記事が。これはとても珍しいらしいのです。でも、これ、トノサマバッタなの? 手を休めて撮影し、再び電源を入れて草刈り機を動かしたら、あれあれ、あちこちで黒いバッタが跳んでいるではありませんか。こんなにたくさんいるのは珍しい種類じゃなくてコオロギか?コオロギにしては、私の思っている羽の印象が違います。ちょっとだけ調べてみたけどーイナゴの幼生ですかねえ。目のあたりが涙を流したようにも見えるので。こんな時顔をアップにして撮ってないのが悔やまれます。とにかくたくさんいたのです。
 
 追記 コメントでhimesijimiさんに教えていただきました。どうやらヒメギスのようです。背中の薄い茶色と黒っぽい体、特徴がよく似ています。
 
 そして、庭のカシの木の邪魔になる枝を切っていたら 


 
 私は大急ぎで娘に電話しました。
 なにごとかと大急ぎでやってきた娘はこれを見るなり
 
 わあ!!!
 
 テンション急上昇

 美しい黄緑 ヤママユガの繭です。それが7個も

 
 今度こそ成虫を見てみたい。飼うことにしました。
 さらに、
 これ、卵じゃない?

 
 筋みたいなのが残っているのは孵化したあとかもしれません。これも観察の余地あり。
 
 さらにさらに、枝に絡みついたのブドウのつるを引きずりおろしたら・・・・(幼虫写真です)
 
 またまた美しい輝くようなみどり



 ブドウスズメ! 初めて見た! これも飼ってみよ。

 さあ、それからは

 枝を入れる器やら、枝ごと入るかご(枝が大きすぎてコ。ンテナにしか入れられない)やら、コンテナにかぶせる蓋(育苗用のトレイ)やらを用意していたら12時半を回っていました。
 
 ああ、仕事にならん。と、わたし。
 布団干しかけじゃった。と娘。
 
 それより子どもに昼ご飯をーでしょう。
 
 
 
 
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こんどはアゲハ

2022-07-15 10:44:41 | 生き物

 ユキモチソウその他、我が家の山草コーナーの5株の植物、その乏しい葉っぱをすべてビロードスズメガに提供して、幼虫がさなぎになったことを確認しましたが

 ハウスの中で水やりをしていて仰天しました。

 今度はアゲハか!

 なんで、家の乏しい葉っぱの植物にだけやってくるの?

 フィンガーライム

  いちばんよく葉の茂ったの



 

 

 

 今年で3年目? 4年目? なかなか大きくなってくれません。10本のうち2本はお嫁に出し、2本は枯れ、2本はお試しで外に地植えして、ハウスの中にあるのは4本。

 外に地植えしたのはなぜか成長が悪く、冬の寒さにやられて瀕死の状態。やはりハウスでないと無理かなあ、それにしても成長が遅いのです。そして、もともと葉っぱが小さい。

 



 その小さい葉っぱの、特に葉数の少ない1本にアゲハチョウの幼虫がくっついていました。それが7月3日

 1匹、2匹・・・・4匹も 

 まいった、植物の成長期にこんなに葉を食べられたんでは。しかも灼熱のハウスの中にわざわざ入ってきて産卵するとは。しかしここでもわたしは捕殺することができず、見て見ぬふりをしてしまいました。もうここはなるようにしかならないね。鳥はわざわざハウスの中に入ることはめったにないので、葉っぱを食い尽くしてチョウになるんでしょう。 

 雰囲気の違うこの2匹が成虫になったらどうなるのかも見てみたい気がするし。


 

 

 このあたり、もう食べる葉っぱがありません。



  ところが、次の日にはたった1匹しかいなくなりました。あれ? 鳥かアシナガバチかに食べられた?

 どっこい、幼虫は隣のもっと葉の多い(とても茂ったとは言えない寂しい)木に移っていただけでした。が3匹しかいませんでした。

 さらに7月8日  幼虫は2匹しかいなくて、まだ鳥フン状態の幼虫が5匹も。

 







 これらがね、脱皮すると緑の幼虫になります。鳥フンに見せかけているのは外的から身を守るためだとか。

 2匹の幼虫

 よかった、2種類いる。背中の黒い筋が太いのと細いのがいるのですが、両方ともナミアゲハなのか黒が多いのはクロアゲハなのかよくわかりません。お腹の白いのが違ってるらしいのですが、そこまでして確かめる気はありません。



 7月10日 鳥フンは全然いなくて、緑の幼虫は?

 一生懸命探してやっと1匹見つけました。混み合った枝葉の陰からじっとこちらを見つめています。

 



 わたしが見つけた幼虫は合計すると少なくとも9匹、それがたった1匹! なかなか生き延びるのはむずかしいです。

 そして今日見てみましたら 

 



 
 この前わたしが見落としていたらしく、2匹いました。けど、残念ながら黒の多い幼虫はいませんでした。どこかでさなぎになっているかなとも思いましたが、草木の生い茂ったハウスの中では見つけることは難しいです。
 
 ようやく幼虫のいなくなった、最初の木



 木の皮までかじられています。だいじょうぶかしらねえ。

7月16日、写真追加します。

ゆずの木で、一度に成長過程を見ることが出来ました。

孵化して鳥フンすがたに。


脱皮してアオムシに。


前蛹
なんと、トマトばたけでサナギになろうとしてるみたいです。  




サナギ。こちらは、生まれ育ったゆずの木で。


卵もさがせばあったかな?後で気がつく何とやら。

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ビロードスズメその後

2022-07-11 09:20:03 | 生き物
 テンナンショウの仲間を食い尽くしたビロードスズメガの幼虫、その後です。今回は写真と文章を分けることはしていません。バラバラにしたら訳がわからなくなってしまいますもの。それに・・・・わたしの友人達に写真を見せたら、まず、上手に蛇に似せていることに関心してじっくりと眺め、つぎに
「目が丸くてかわいいねえ。」「ほんと、別に気持ち悪くないよ。」
まあ、似たもの同士のわたしたちだから40年もつきあいが続くのですけど。 ビロードスズメのかわいいところ見つけてやってください。ただ、目に見えるのは本物の目じゃないそうです。だけどいかにも立体的で輝いてみえますよね。
 
 葉っぱが食い尽くされたので、茎をかじられていた葉も全部きりとって幼虫にあげることにしました。どうせこんな状態では葉は多分枯れてしまうでしょう。地下の球根が残るかだめになるか、植物の生命力に期待しましょう。
 こうして茎の損傷が少なかった1枚を残してすべて幼虫にあげたのですが、そのとき!
 もう1匹いた!
 結局五本のテンナンショウ類に4匹の幼虫がいたのです。かないませんねえ。
 
 
 くっついていた茎ごと瓶に挿しました。(7月1日)
 
 枯れ葉の上に大きなうんち

 
 1匹地面の上に下りていました。潜るかな?
 しかし葉っぱの下に隠れるだけでした。
 
 
 7月2日 瓶のそばにいた幼虫の様子が変でした。黒いねばねばしたフンを出して体半分が黒く縮んでいたのです。あらあ、死にそうだ。落ち葉を動かしたらひっくり返って動きませんでした。さすがに死にかけの姿を撮るのは忍びなかったので、全身写真はありません。
 
 お腹を見せています。


 
 ところが7月4日、瓶のそばでこんなのを発見
 
 
 これって、さなぎになりかけってこと? 2日前死にかけと思ったあの幼虫かしら。
 7月5日 瓶の横の幼虫は
 なんと白っぽく柔らかそうなさなぎの形をしていました。
 
 


 
 もう1匹鉢の外近くにいた幼虫も、葉っぱの下で柔らかそうなさなぎになっていました。
 
 
 7月6日には
 色も黒っぽく、小さくなって固そうにみえました。
 
 で、この2匹は、枯れ葉をかぶせて姿を隠してやったのですが、あとの2匹は?
 大雨の日うっかり鉢を横倒しにして、土が半分でてしまったのですがさなぎは2匹しか見つかりませんでした。おまけにひっくり返った拍子に水たまりに投げ出されるし・・・・無事に羽化できるのかしら。
もうたびたび葉っぱをめくるのはやめてそっとしておこうと思います。大雨の日だけは心配だけど、木の下のあまり雨の当たらないところに鉢を置くことにしました。
 
 わたし、ビロードスズメの生態がよく分からなくていくつか検索して見たのですが、どうもよく分かりません。一体土に潜るのか地表近くで葉っぱに潜るのか、いつになったら成虫になるのか。まして幼虫がどのようにしてさなぎになるのか。まゆを作るのではないことだけははっきりしました。そして、思い返せば、死にそうとおもったあの姿は、実はさなぎになる途中だったのではないか。というのも鉢の外側近くでさなぎになった幼虫のそばにも黒いねばねばしたフンがあったのです。だとしたら・・・・貴重な証拠写真を撮り損ねました。検索しても滅多に出てこない姿だったのに。
 












 
 
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ユキモチソウがー

2022-06-30 11:36:20 | 生き物
  今年もユキモチソウが咲きました。 といっても5月のことです。
 
 
 
 
 うっそうとした(手入れの行き届いてない)木々に囲まれ、午前中だけ木漏れ日がちらちらする一角がテンナンショウの仲間にはとても適していたみたいで、少しずつ買い足していったムサシアブミや


 ヒメウラシマが、今年も無事に花咲きました。
 葉っぱも落ち放題つもり放題で、自然の山道を再現したような、といえば聞こえはいいけどつまりは全く手つかずの荒れ放題の庭です。
 わかるかしら、上の方にシューッと伸びたのを釣り竿に見立ててウラシマソウと言うそうです。
 
 

 植えたものがすべて定着してくれるだけでなく、今年はうれしいことがありました。
 ユキモチソウの1本に
 
 
 種らしき物ができて注目していたのですが、どうやらこれは期待できそう。
 ヒメウラシマソウにもできましたが、こちらは受粉されずに枯れて行くのではないかと思います。1本しかありませんから。
 
と、ここまでは順調にいっていたのですが、ここから話は思わぬ展開にーってテレビ番組でよく言ってますよね。
カンのいい方ならおわかりでしょうが、このブログ、カテゴリーは生き物です。
 イモムシ好きの娘がこれを見て「さすがにこれはかわいいとは言えん。」と言いますので写真は最後にまとめてあります。今しばらくお読みいただいても大丈夫ですよ。
 
 
 4日ほど前、もう大夫薄暗くなってからここを見に行きましたら、なにやら黒い小枝のような物がのびていまして、なんだろうとさわってみたのです。そうしたら
 
 ぐにゅっ!
 この手触りは?
 
 へびでした、いや、蛇に似たイモムシだったのです。ユキモチソウの葉っぱが,1枚は完全になくなっておりました。そして、まだ2.3枚残っていた株の方にももう一匹。このイモムシは図鑑で見たことがあるだけでした。名前は? 例によって画像からインプットした物は名前が浮かびません。
 次の夜、娘にラインを送ったら、えらく興奮した返事が返ってきました。
「ビロードズズメ(まま)・・・これは飼いたい!本物は初めて見た! 捕まえてないん?」
「ズズメやない、ズズメ」「テンションが上がりすぎた、スズメ!!」
 
  そこで次の日見に行ったら・・・・
3株あったユキモチソウの葉っぱは一枚もなくて、残された茎がこれだけ。
 
 


 
 ヒメウラシマソウは葉が残っていましたが根元がこれだからずれ葉も枯れるでしょう。
 
 食い荒らされてなかったのはムサシアブミのみ。
 イモムシは急速に大きくなって7センチほどになっていました。こりゃいかん、全滅してしまう。
 すると、飼いたいと言っていた娘が、「ユキモチソウを守るなら捕殺じゃね。」いともあっさりと言いました。なんか愛着が持てなかった様子。
 
 捕殺! 捕まえて踏みつぶす! 中にははさみでちょんと切る人もいるそうですが・・・・
 とりあえず確保しようとしたらころんと葉から落ちて行方不明になりました。もう1匹はノブドウの蔓にしがみつかせて捕まえることができました。
 せっかくだから羽化まで見てみたい。だけど食料が・・・テンナンショウの葉、ホウセンカ、ブドウ、ヤブガラシ・・・
 ノブドウでもいいかあ、それとヤブガラシに似たつる、カラスビシャクを取り混ぜて瓶に挿し、土の入った植木鉢に入れて上からざるでふたをしました。どれかたべてくれるといいんだけど。
 行方不明になったもう1匹は、夕方ムサシアブミの茎の上で見つけました。そして地面の上を這っていきました。それを捕まえるのにも一騒ぎありまして、結局大きなアジサイの葉の上に棒で転がして乗せました。
 
 そして今日様子を見に行きましたらー
 ムサシアブミの葉がない! そして茎にぶら下がってじっとこちらを見ている幼虫がもう1匹いました。大変な食糧不足。すぐにでもさなぎにならなければどうしようもありませんよ。
 
 では、ここまで読んで興味が湧いた方、じっくりと画像をごらんくださいませ。イモムシの苦手な方は無理をなさらずに。そうそう、気をつけないといけないのは蛇が苦手な方。実物は大人の指くらいの大きさでも、画像では本物にみえますからね。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 
 初めて見つけたとき
 
 
 
 
 
 翌々日昼 1枚の葉に2匹います。

 
 翌々日夕方 ムサシアブミの茎の上で

 
 大騒ぎして捕獲しました。わたしの手の上に乗っています。



 三匹目発見
 
 


 
 
 
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珍しいもの

2022-06-21 12:13:15 | 生き物
 知っている方はなあ~んだと思われるかもしれませんが、わたし的にはちょっと珍しいものを三つ。
 
 ラミーカミキリムシ
 
 パンダが燕尾服を着ているという人もいますが、わたしにはどくろとしか見えません。

 
 以前、畦のカラムシソウにいたのを見たことがありますが、果樹園地帯では見たことがありません。カラムシソウもないし、果樹の防除も頻繁だからですかね。それにとても小さくて長さ2センチくらいかしら。
 
 で、珍しいのは、それを見つけたところ。雲がありますよね。

 
  これ、車のフロントガラスなんです。雲はガラスに映ったものです。その車が何処にあるかというと
 
  街中の小さなス-パー
 
  ラミーカミキリムシの食草はカラムシソウだと思ってたのに、街中にいるとはどういうことでしょう。調べてみると、カラムシソウの他にムクゲやフヨウも食べるそうで、カラムシソウだけだと雑草を退治してくれるよい虫なのですが、ムクゲやフヨウの枝の中に入り込んで幼虫が育つため、ひどいときには枯れてしまうのだそうです。この子もどこかのお家のムクゲからやってきたかもしれないです。
 
 珍しい場所つながりでホタルを
 
 
 科学博物館の近くでたった1匹飛んでいるのを見つけました。このあたりの地理には詳しくありませんので近くにホタルの生息地があるのかどうか。まよい蛍だったのでしょうか。そばにいた小さな子が、「もったらあちゅい」といって触ろうとしませんでした。かわいい~~~ こんな小さな子のおしゃべりも今のわたしには珍しくなりました。
 
つぎに
 
 センニンソウのあちこちにど派手なオレンジのイモムシ
 
 
 と思ったら、違いました。
 よくよく見れば
 


 
 小さなお椀がいっぱい集まっているような・・・・
 弟が
「胞子がでよるような。」
 といったので,菌類だろうなと納得しました。
 
 数日後には干からびて 


 
 葉っぱが枯れているところを見ると、植物を弱らせてしまう悪いきのこかかび?



 いや、なかなか気持ち悪い。

そのあと畑で草を引いていたら
 


 これ、同じものかもしれません。強いヨモギでさえやられてしまうこの菌は?
 
 考えてみたら以前似たようなのを見たことがあるような。
 2,3年間分の写真を見てようやく探し当てました。
 
 
 これも農家が手を焼く紫カタバミ。こんなのが蔓延したらもうかないませんねえ。農作物には影響ないといいのですが。
 
 
 
 最後に
 
 蛇です。 
 苦手な人は本当に苦手みたいで、ある若い人と親子登山の話をしていたら、
 「が出るからうちは行かない、」というのです。子どもは行きたいのに保護者が行ってくれないとねえ。
 「大丈夫、大勢で登ってたら蛇の方が怖がって隠れるよ。」といっても
 「怖いものは誰より先に目につくんですよ。」
 そりゃそうかもしれないけど、蛇が逃げるのが先だと思うよ。
 慣れてください! といっても無理か。
 
 今回わたしが見つけた蛇は、しましま模様。特徴が、以前見つけたシロマダラに似ています。けど全体が薄茶色で、白という感じではありません。いろいろ画像を見ていたら、白っぽいのからベージュっぽいのまであるようなので、やっぱりシロマダラかなあと思っています。
 道に頭としっぽがつぶれて死んでいました。おそらく交通事故。
 このシロマダラ、幻の蛇といわれて個体数が少なく滅多にお目にかかれないとされていましたが、そうでもないらしい。夜行性なので目につかないだけで実際はかなりいるのではないかとも言われています。以前わたしがお目にかかったのは、山の川沿いでした。
 こんなところで死んでいるとはーやはり思ったより個体数は多いのかもしれません。
 
 
 
 
 
 
 
 
 
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ハチはどこへ行った?

2022-06-17 07:40:00 | 生き物
 クローバーにはたくさんのベニシジミが集まっていました。
 ここだけでも3匹
 
 全部で10匹もいました。


 ちょっとずつ色合いが違いますね。

 

 
 
 

 ヤマトシミ?は1匹だけ

 そして、忙しく飛んでいた日本ミツバチも1匹だけ。うまくカメラに収まってくれませんでした。今の時期果樹園地帯は盛んに農薬を散布しますから,ミツバチがいないのはそのせいかもしれませんが、弟のところでもミツバチが少なくて、かぼちゃも人間の手で受粉をしたそうです。
 
 
 これは4月に見つけたハチです。タンポポとミツバチ。普通に見る姿。

 
 色がちょっと不気味というか、シックというかーイタチハギの花。ここにも
 
 
 飛んでいました。花粉を抱えているようです。

 
 真後ろから、おしりを失礼。

 
 このときは2匹いたかな?


 
 1匹は蜜の方に興味があつた?

 
 この花は花粉の宝庫だと思います。もっとたくさんハチがいてもいいのに。


 わたしの経験では、こういう花のそばに来るとミツバチの羽音が聞こえるくらいでしたが、やはり今年はミツバチが少ないかも。
 
 ついでに別のハチもアップしておきます。4月のことですが、石鎚の成就社には大きな黒いハチがたくさんいました。
 


 クマバチかハナハチかよくわからないのですが

 
 
 ドウダンツツジにも



 このハチは、藤の花ではよく見ますが、うちの周辺で見かけることはあまりありません。木の花が好きなのかなあと思っていたので、タンポポに群がっているのを見たときはびっくりしました。娘が呆れるくらい長い間おいかけましたが、きれいに撮れたのはありませんでした。働き者ですからねえ。
 
 そしてー
 
 去年甘夏柑の木に巣を作っていたアシナガバチは?
 
 冬の間に巣を撤去したんですけど、お隣の木に
 
 
 やっぱり巣を作っていました。
 はあ~

 
 
 
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色々なチョウ

2022-06-06 23:44:55 | 生き物

 人にいやがられることの多いイモムシですが、華麗な変身を遂げてチョウになります。チョウはみんなに愛されるのにねえ。
 
 散歩の途中でよく見かけるのはモンシロチョウとモンキチョウです。
「どうしてもんしろと言うん?」
「羽根に黒い丸い点があるだろ、あれを紋と言うんよ。」
「紋黒じゃないんか・・・」
 ははは・・・紋の色じゃなくて羽根の色ですよね。
「ばあちゃん、モンシロチョウの幼虫とモンキチョウの幼虫の違いってわかる?」
 
 え? え、え、?
 モンキチョウの幼虫なんて、今まで考えたこともありませんでした。同じ紋がつく仲間だからきっとあおむしよねえ。
「モンシロチョウは全部緑で、モンキチョウは横に黄色い線があるんよ。図鑑で見た。」
 へえ~ そうなのか(あとで図鑑を見せてくれました)
「ウマちゃん、学校で飼ってたあおむしはチョウになった?」
「ばあちゃん、今更よ。前、さなぎになった言うたろ?」
 
 いまさら・・・て
 
 今更聞いたって遅いと言うことか、な? とっくにチョウになって飛んで行ったんだよね。
 
「この間大きい黒いチョウが飛んどったんよ。羽に白いとこがあった。」
「モンキアゲハかなあ。」
「白い模様なのに、モンシロアゲハとは言わんの?」
 いやいや、子どもの疑問に答えるのは大変です。
 
 たくさん飛んでいたのに写真を撮っていませんでしたので、5月に草木染めに石鎚ふれあいの里に行ったとき写したものをはり付けます。ふれあいの里は石鎚のふもと、大保木という山間の集落にあります。
 
 モンシロチョウ
 
 
 キチョウ ?
 
 



 蝶を写すつもりではなく、花壇に植えられた花が色鮮やかでしたのでそばに行ったら思いがけずいろいろな蝶が飛んできたのです。
 遠くからぱっと目に飛び込んできたオレンジが気になったものですから。
 
 
 アルストロメリアでした。
 どこにでも植えられている花ですが、山合いではひときわ色鮮やかに見えました。
 
 
 いろいろな蝶と言っても、家のまわりで見られる蝶ばかりでしたがー
 
 多分ヒメウラナミヒカゲ。違っていたらごめんなさい。
 
 

 これがちょっとおもしろかったのです。
 アオスジアゲハ。
 
 
 エメラルドグリーンがとてもきれいなチョウですが、これは家にもやってきます。雨上がりだとか、水をまいたときとかに。吸水行動がよく見られるチョウです。この日も、しめった地面のところに1匹
 
 少しでもきれいな写真をーと粘っていたら
 あらら、いつの間にか2匹になりました。

 
 そのうちに3匹に

 
 以前鞍瀬の川で10匹以上のアオスジアゲハが群れになって吸水しているのを見たことがありますが、この蝶は、山の方が多いのかもしれません。家で見るのは単独行動しているのだけです。
 
 もう1種類、これも山の近くで見つけました。

 
  大きく羽を広げたところを写すことができませんでしたが、イチモンジチョウ?
  閉じた羽の裏もきれいでした。

 
 最後に、チョウではありません。蛾の模様って本当におもしろい。これももとは毛虫かイモムシなんですよね。名前は分かりません。
 


 
コメント (2)
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