雫石鉄也の
とつぜんブログ
阪神 深江
この駅から、ほんの100mほど南へ歩けば国道43号線。神戸市東灘区深江本町の国道43号線。上を阪神高速が通っている。今から16年前、この場所の阪神高速が信じられない事態となった。震度7の激震で横倒しとなった。
阪神大震災の報道写真でご覧になった方もおられるだろう。高速道路が横倒しとなった写真を。あの場所は、この駅のすぐ近く。地震の直後、この駅の前を歩いた。踏み切りから線路を見ると、ぐにゃりと線路が大きく曲がり、非現実的、ダリの絵を見ているようだった。あれから16年も経ったのだ。
阪神電車の南を43号線、北を国道2号線、更にその北を山手幹線、また、ずっと南、深江浜の埋立地に阪神高速湾岸線が走っている。これらの道路はいずれも東西に走る。阪神、JR、阪急の3鉄道が、これらの道路の狭間を縫うように走っている。そのため南北に移動する車もけっこう多い。特に阪神は二つの国道の狭い間を走るため、踏切が閉まっている時間がけっこう長い。だから、いま、高架工事をやっている。写真のプラットホームは仮設だ。
この写真はこの駅のすぐ北である。深江駅周辺はパチンコが多い。しかも、どの店も客がそこそこ入り閉店した店はない。芦屋にもパチンコの好きな人が多いと見える。
43号線を越えて深江南町には、深江文化村と呼ばれた所で、阪神間モダニズムの名残がある。また、小生、お気に入りの酒道灌の蔵元もここにある。
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