トシの旅

小さな旅で学んだことや感じたことを、
まとめるつもりで綴っています。

七夕飾りが並ぶ、岡山表町商店街

2012年07月10日 | 日記

岡山駅地下街(岡山一番街)にひまわりの花が飾られる頃、
ライバルの表町商店街には、七夕飾りが並びます。

今年も、たくさんの笹の葉に短冊が飾られています。
岡山市街地で、最も古い歴史をもつ表町商店街。
江戸時代に、岡山城下町がつくられたとき、
中世、「備前福岡の市」で知られた、
福岡(現瀬戸内市長船町)から移ってきた商人が、
住み着いた商店街です。

その名残を示す福岡屋さんの看板のそばにも、
七夕飾りがありました。

江戸時代、山陽道(西国往来)が、
岡山城下町の内堀と中堀で区切られた三の曲輪(くるわ)を、
通っておりましたが、
岡山城のすぐそばにある、
山陽道に沿った商店街が、表町商店街です。

仕事からの帰り、その南側から、
北の上之町に向けて歩きました。

南の西大寺町に掲げられた「絆」の飾り。
折り鶴でつくられていました。
東日本大震災の後、みんなが大切だと感じた「絆」、
いつまでも、大事にしないといけませんね。

今年も学校や保育園の子どもたちの願いが、
短冊には書かれています。

今年は、夢がかなうことを願う、
ほほえましいものが多かったようです。

家族の雰囲気が伝わってきます。

子どもさんから、こんな夢を書かれるお父さんは
どんな方でしょうか?

核店舗である、天満屋前にあった短冊、
これが一番気に入りました。

中之町につくられた「おもてちょう願い事アーチ」。

前から来たカップルの女性が、突然隣の男性の手をとって、
このシートをくぐって行きました。
男性の浮かない顔と、女性の笑顔のコントラストが
実によかったです。思わず笑ってしまいました!

表町の関係者が一番願うのは、この短冊かな?
「商売繁盛」です。

近くに「先客万来」もありました。
地盤沈下がささやかれる表町商店街です。

私自身は、表町が大好きです。
ここを歩くと知ってる人に出会えるからです。
その多くがお孫さんと一緒です。

「表町を歩くと願いがかなう」。
多くの人と出会える表町のままで、
いつまでも続いてほしいものです。

「スマイル」の飾りが見えたら出口の上之町。
商店街を抜けて、桃太郎大通りに出ました。