先日、ご無理を言って小野市古川町にある『リアンズ福祉工場』を見学させていただきました。頴川(えがわ)福祉工場長が、お忙しい中、リアンズ福祉工場の取り組みの説明と工場内を案内してくださいました。
リアンズ福祉工場は、㈱アディアのリネン事業部が運営しています。㈱アディアは、土井病院、西江井ヶ島病院を中心とするリアンズグループの一員です。リアンズグループには、病院経営と共に高齢者介護施設を数多く運営しています。また、職員が働き続けられるように、保育所や学童保育も運営しています。さらに、障がい者の就労支援にも力をいれており、ワークセンターすみれも運営しています。
病院や高齢者介護施設は、シーツや枕カバー等の寝具、タオル、病衣、職員の制服等のリネンが必要です。寝具や・病衣・制服は、ほぼ毎週交換されますし、下用タオルは毎日莫大な数量が出ます。そのため、リネンに係る費用も毎年多額の支出がなされています。
リネン業は、病院や施設から使用されたシーツ、タオル等を収集しに行き、リネン工場内で洗濯・乾燥・アイロンによるプレス・配送しやすいように何枚かをセットにしておく・リネンされたシーツ、タオル等を病院・施設に運ぶという仕事です。広い工場内に、大きなクリーニング機、乾燥機、プレス機、結束機、リネンされた品物を管理できる大きな棚が必要です。そのため、機械・棚等を購入するために、初期投資に大きな費用がかかります。
リアンズグループは、グループ内の病院・介護施設から出されるリネンを外注から組織内で行うため、リアンズ福祉工場を建設しました。福祉工場内には、正規社員4名、パート3名、そして、障害者の方々が数多く雇用されています。㈱アディアの直接雇用している就労支援の障がい者の方が4名、ワークセンターすみれから派遣されているA型雇用の障がい者の方が毎日3名、B型作業所のワークランド加西から来ておられる障害者の方が1日3名おられるそうです。私が、工場内を案内していただいている時、指導員の方と一緒に一生懸命働かれていました。有能な若い職員と障がい者の方が生き生きと働かれている姿に感銘を受けました。
頴川福祉工場長は、今後の課題として次の3点を挙げられました。①クリーニングの知識をしっかりと身に付けること、②感染物処理等の職員のレベルアップ、③障がい者の方の指導方法(接し方)のレベルアップ。話を聞きながら、リアンズ福祉工場がさらにレベルアップし、大きな成果を上げるだろうと感じました。
リアンズグループが取り組んでいる福祉工場は、自分たちのグループ内に必要な仕事をグループ内で行うことで、必要なお金をグループ内で回し、雇用をしっかりと生み出す仕組みだと言えます。
西脇市においても、西脇病院、しばざくら荘でのリネンは、外注です。大山病院においても、同じです。リアンズグループ以上の巨額な費用がリネンに使われています。西脇市内に福祉工場ができれば、現在使われている費用で、大きな雇用を生み出すことができることを確信しました。
リアンズ福祉工場は、㈱アディアのリネン事業部が運営しています。㈱アディアは、土井病院、西江井ヶ島病院を中心とするリアンズグループの一員です。リアンズグループには、病院経営と共に高齢者介護施設を数多く運営しています。また、職員が働き続けられるように、保育所や学童保育も運営しています。さらに、障がい者の就労支援にも力をいれており、ワークセンターすみれも運営しています。
病院や高齢者介護施設は、シーツや枕カバー等の寝具、タオル、病衣、職員の制服等のリネンが必要です。寝具や・病衣・制服は、ほぼ毎週交換されますし、下用タオルは毎日莫大な数量が出ます。そのため、リネンに係る費用も毎年多額の支出がなされています。
リネン業は、病院や施設から使用されたシーツ、タオル等を収集しに行き、リネン工場内で洗濯・乾燥・アイロンによるプレス・配送しやすいように何枚かをセットにしておく・リネンされたシーツ、タオル等を病院・施設に運ぶという仕事です。広い工場内に、大きなクリーニング機、乾燥機、プレス機、結束機、リネンされた品物を管理できる大きな棚が必要です。そのため、機械・棚等を購入するために、初期投資に大きな費用がかかります。
リアンズグループは、グループ内の病院・介護施設から出されるリネンを外注から組織内で行うため、リアンズ福祉工場を建設しました。福祉工場内には、正規社員4名、パート3名、そして、障害者の方々が数多く雇用されています。㈱アディアの直接雇用している就労支援の障がい者の方が4名、ワークセンターすみれから派遣されているA型雇用の障がい者の方が毎日3名、B型作業所のワークランド加西から来ておられる障害者の方が1日3名おられるそうです。私が、工場内を案内していただいている時、指導員の方と一緒に一生懸命働かれていました。有能な若い職員と障がい者の方が生き生きと働かれている姿に感銘を受けました。
頴川福祉工場長は、今後の課題として次の3点を挙げられました。①クリーニングの知識をしっかりと身に付けること、②感染物処理等の職員のレベルアップ、③障がい者の方の指導方法(接し方)のレベルアップ。話を聞きながら、リアンズ福祉工場がさらにレベルアップし、大きな成果を上げるだろうと感じました。
リアンズグループが取り組んでいる福祉工場は、自分たちのグループ内に必要な仕事をグループ内で行うことで、必要なお金をグループ内で回し、雇用をしっかりと生み出す仕組みだと言えます。
西脇市においても、西脇病院、しばざくら荘でのリネンは、外注です。大山病院においても、同じです。リアンズグループ以上の巨額な費用がリネンに使われています。西脇市内に福祉工場ができれば、現在使われている費用で、大きな雇用を生み出すことができることを確信しました。
西脇市内のリネンを市内でできるように頑張りたいと思っています。