東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

『ハピネス西脇』の訪問

2024-06-09 03:54:40 | 福祉・医療

 6月5日(水)、障がい者グループホーム『ハピネス西脇』を浅田議員と一緒に訪問してきました。『ハピネス西脇』は、本年5月に西脇区上本町に開所されました。令和4年4月に『ハピネス大野』がオープンし、令和5年9月に『ハピネス高田井』に続く、グループホームハピネスの3施設目として開所されました。

 運営会社は、「楽笑(らくわ)合同会社」です。代表の高瀬さんは、私が黒田庄町時代に西脇多可消防本部の職員として、お世話になった方でした。また、マネジャーの藤原さんは、私の黒田庄中学校での教え子でした。不思議なご縁を感じながらお話を伺いました。

 高瀬さんは、消防本部を早期退職後、東日本大震災で被災した福島に出向き、災害ボランティアとして働く中で、障がい者福祉の重要性に気付かれたそうです。そして、帰省後、グループホームを立ち上げられます。

 高瀬さんは、地域に密着した障がい者施設であるべきと、空き家を改修したグループホームを立ち上げられました。グループホームハピネスの主な対象者は、知的障がい者・精神障がい者の方です。主に療育手帳か障害福祉サービス受給者証を持っておられ、18歳〜64歳の男性が対象になります。“自分でできることをひとつでも多くできるように”をコンセプトに入居者自身の主体性や自己決定を大切に考え運営されているとのことでした。障がいがあっても、親元から離れて自立した生活がしたいと思われている方に、自分らしく尊厳のある生活が送れるように支援しておられます。ある程度の身辺自立できる方には、掃除、洗濯などは基本的に自分で行っていただいているそうです。食事の準備や共有場所(浴室、トイレ等)の掃除など、必要なホームの手伝いにも参加してもらっているとのことでした。良いことだと思いました。

 現在、『ハピネス大野』は定員4名に対し4名の入所、『ハピネス高田井』は定員3名に対し2名の入所、『ハピネス西脇』は定員4名に対し2名の入所だそうです。丹波市の方が3名、西脇の方が5名利用されているとのことでした。

 消防職員時代から積極的に行動される高瀬さんだからこそ、グループホームが立ち上げられたのだと思います。また、ヤングケアラーの方を受け入れる自立支援ホームを立ち上げることができないかを検討しているとの話も伺いました。

 グループホームの運営には、多くのスタッフが必要です。空きの日には、高瀬さんや藤原さんが穴を埋めることも多々あるそうです。仲間の輪を大切にしながらも、ご自身の健康にも気を付けられて、頑張っていただきたいと願っています。

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