東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

年末の一日

2015-12-31 05:34:32 | プライベート
 12月29日、早朝に予約のあった市民の方からの生活相談1件以外は、孫たち3人とゆっくり過ごせた一日でした。
 26日に大阪の長女家族が、27日には東京の次女家族が帰省してきました。我が家は、一気ににぎやかになり、私の92歳の父や89歳の母は大喜びです。食事のたびに、孫たちの顔を触りに行きます。本当にうれしそうです。
 29日の午前中、庭の掃除を済ませた後、孫たちと畑の大根や白菜、ブロッコリーの収穫をしました。鹿の被害を受けた畑とは別に、親戚の方にお世話になって別の畑に、長大根とブロッコリー、キャベツを植えさせてもらいました。野菜は、しっかりと育ってくれました。ブロッコリーは、包丁でゆっくりと切らせました。大根ひきでは、『おおきなかぶ』を保育園や幼稚園で習っているようで、『うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声をかけて引き抜きました。
 収穫したブロッコリーや大根、キャベツを、早速、妻が料理してくれ、昼食、夕食でみんなで美味しく食べました。比較的野菜好きの孫たちですが、いつも以上によく食べると、娘たちも喜んでいました。
 午後は、へそ公園で遊びました。寒い中でしたが、たくさんの子ども達が滑り台やブランコ等で遊んでいました。昨日は、茜が丘の「みらいえ」に行ったそうで、子どもの遊具が『ボーネルンド』であることを、驚いていました。「みらいえ」は、西脇に住んでいる子どもたちだけでなく、実家に帰省してくる子どもたち、孫たちにも好評のようです。
 夕方は、玄関前に飾る葉ボタンの寄せ植えをしました。西田町の方からいただいた2色の葉ボタンですが、しっかりと育っていて、良い鉢植えができました。 
 夜は、3人の孫をお風呂に入れました。風呂場で、遊びながら3人を洗ってやりました。汗びっしょりになりましたが、楽しいひと時でした。
 30日の夕方には、長男が岡山から帰ってきます。しかし、30日早朝に、次女家族は主人の実家の佐世保へ行きます。また、元旦には、長女家族が主人の実家の大阪へ行きます。家族の出入りの激しい年末で、食事や洗濯等の家事が大変です。そのため、妻は、忙しく働いています。本当にご苦労様です。妻の働きのお蔭で、我が家の家族は子どもが小さい時から結婚した今まで、順調に生活を送ることができていると、改めて感じました。
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ウエスト・サイド(西脇協会)クリスマスイブ

2015-12-30 05:07:51 | 地域行事
 12月24日の夜、クリスマスイブを皆さんは、いかがお過ごししたでしょうか?私は、西脇教会で行われたクリスマスイブの集い(キャンドルサービス)に知人の方よりお誘いを受け、お邪魔させていただきました。



 司会者の開会の言葉に続き、教会内が消灯され、キャンドルサービスが厳かな中で行われました。一人ひとりのテーブルに置かれたキャンドルに分火されたとき、ロウソクの炎に心が奪われるようでした。
 キャンドルの明かりの中で、聖書が順に朗読され、讃美歌が歌われました。私も知っている讃美歌もあり、楽譜を見ながら皆さんの後追いをして歌いました。



 その後、上森牧師から「クリスマスとは」と題して、メッセージ参加者に贈られました。上森牧師は、『賢者の贈り物』を紹介してくれました。『賢者の贈り物』の絵本を前の画面に映し出し、読みあげてくれました。『賢者の贈り物』は、多くの方がご存知の話ですが、貧しいカップルの2人が、クリスマスの贈り物を愛する人にしたいと考えますが、お金がありません。女性は自慢の髪の毛を売って、愛する男性が大切にしている金時計の鎖を買います。男性は、大切な金時計を売って、愛する女性の紙に似合いの櫛を買います。2人の想いは、結果的にはすれ違いに終わりますが、自分を捨てて相手のことを思う気持ちが伝わってきます。上森牧師は、自分を捨てても相手のことを思いやる無上の愛について、私たちに話してくれました。



 2部は、「1年を振り返って」というテーマで、紅茶とお菓子をいただきながらの楽しい会でした。私も懇意にしていただいている舟橋さんが、ギター演奏をしてくれました。舟橋さんの知人が作詞作曲した『LOVE FLOW』は、大変聞き応えがありました。私が『LOVE FLOW』を聴くのは2回目でしたが、胸が熱くなりました。「 目を閉じて 心を見つめる 波を鎮めるために 人を傷つけ 人に裏切られ 眠れなかった あの夜 ずいぶん遠回りをしたけれど 気づいたことがある 信じなきゃ何も生まれない 愛の中で 愛を信じ この愛を恐れながら 勇気を出して 一歩踏み出そう 過ぎたことにとらわれずに 水の流れに投げ出してしまおう 大切なのは素直でいること 」 
 最後に、西脇教会の一年を振り返ったスライドの上映が行われました。
 西脇協会のクリスマスイブは、心が温まる楽しい会でした。それでいて、自分自身を素直に見つめることができた会でした。また、来年も、伺いたいと願っています。
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第3回「西村卓二卓球教室・西村卓二杯卓球大会」(その2)

2015-12-29 04:45:34 | 文化・スポーツ
 12月27日は、第3回西村卓二杯卓球大会でした。開会式には、片山市長と笹倉教育長が駆けつけてくれました。



 今回で3回目を迎える大会は、県内の中学・高校のチームが87チームも参加してくれました。男子では、兵庫県優勝、近畿高校選手権2位の強豪報徳学園高校も参加してくれました。また、東洋大姫路高校、三田学園高校も参加してくれました。中学校も、地元の中学校はもちろん、北は豊岡北中学校から南は神戸中華同文学校も参加してくれました。



 卓球大会に先立ち、協賛いただいている日本卓球株式会社からの提供で、ラケットカバーやリュックサック、タオル等のお楽しみ抽選会が行われました。
 大会は、まず、男女とも予選リーグを行い、予選リーグの1位による1部決勝リーグ、2位による2部決勝リーグ、3位による3部決勝リーグを行い、さらに、決勝リーグ1位通過チームによる決勝トーナメントを行います。
 大会運営は大変ですが、せっかく来ていただいたチームに1試合でも多く試合をしてもらおうという配慮からです。男子1部優勝は、やはり報徳学園高校でした。女子1部優勝は、三田学園高校でした。地元の西脇工業高校もよく頑張っていました。男子は、2部準優勝でした。



 大会を見ながら、小学生、中学生、高校生と違っても、卓球は同じ台で同じピン球で、同じルールで行えるという良さを感じました。小学生でも、大人に勝てるスポーツです。私のような高齢者でも、若者と一緒にできるスポーツです。
 大会終了が、午後7時近くまでかかり、総合市民センターの職員の皆さんには迷惑をかけました。でもあたたかく大会を見守っていただき、素晴らしい大会ができたように思います。来年も、よろしくお願いします。
 黒田庄卓球クラブの皆さんは、大変よく動かれていました。本当に、お疲れ様でした。ご苦労様でした。
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第3回「西村卓二卓球教室・西村卓二杯卓球大会」(その1)

2015-12-28 06:44:20 | 文化・スポーツ
 12月26日・27日の2日間、第3回「西村卓二卓球教室・西村卓二杯卓球大会」が、西脇市総合市民センターで行われました。主催は、私も仲間に入れてもらっている卓球大好きな黒田庄卓球クラブの皆さんです。



 西村卓二監督は、アテネ五輪全日本卓球女子監督として、福原愛さん等を育成されました。現在、東京富士大学卓球部監督としても全日本級の女子選手の育成を行っています。また、障害者卓球にも造詣が深い監督ともしても知られています。また、西村監督は、西脇市黒田庄町船町出身で、大変ふるさと想いの方です。小学校2年生まで黒田庄町にお住まいでしたが、家庭の事情で富山に移住されました。でも、ふるさと黒田庄のことは片時も忘れたことはないと、話されています。
 西村監督に帰郷していただき、中高生を対象に卓球教室を行っていただこう、そして、西村監督杯卓球大会を盛大に行おうと計画されました。
 今回で3回目を迎え、「西村卓二卓球教室・西村卓二杯卓球大会」定着してきました。今年は、県内の中学・高校のチームが87チームも参加してくれました。 



 卓球教室では、平野容子選手と岡れいさ選手が手伝ってくれました。2人は、東京富士大学で西村監督のもと全日本級の卓球選手として成長され、現在、(株)オークワ所属の実業団選手です。
 卓球教室の最初は、ランニングと柔軟でした。連戦にも耐えられる体力を付けること、機敏な動きができる筋力や柔軟性を付けることの大切さを中高生に話されていました。平野選手、岡選手の身体の軟らかさに驚くと同時に、中高生の身体の硬さに驚きました。
 実践練習では、フォアハンドの重要性とラケットを軟らかく持つことの大切さを力説されました。平野選手や岡選手に対して、速射砲のようにピン球を繰り出される西村監督を見て、また2選手の素早い動きに拍手が起こりました。また、今年は、ダブルス練習に力点を置いた卓球教室を行ってくださいました。最後は、平野選手と岡選手に1ゲーム挑戦する機会も与えられ、参加者大喜びでした。黒田庄卓球クラブのホープ達も挑みましたが、完敗でした。
 西村監督の卓球教室は、年々課題をはっきりさせて、行ってくれています。継続して、教室に参加していただきたいと思います。特に、中学・高校の部活動の指導者の方に来ていただきたいと思いました。



 夜は、西村監督を囲んでの懇親会を行いました。卓球談議に花が咲き、皆さんとても楽しそうに、また真剣に話しこまれていたのが印象的でした。私も、1年ぶりに出会った西村監督から刺激をいただき、頑張らなくてはと思いました。
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『ベリーベリーファーム西脇』のプレオープンイベント

2015-12-27 06:33:21 | 農業・林業
 西脇市出会町に『ベリーベリーファーム西脇』が、誕生しました。1月4日の正式なオープンに先立ち、12月25日、プレオープンイベントが行われました。私も、知人から誘われ楽しみにしていたのですが、定期監査の日と重なり、『ベリーベリーファーム西脇』を到着できたのは、5時過ぎでした。



 幸い、イチゴが栽培されている温室棟に入園することができました。章姫(あきひめ)や紅ほっぺの種類とジャンボと呼ばれる大きないちごも栽培されました。ジャンボは、大きいだけでなくとても甘く食べやすかったです。温室棟は、5棟以上あり、『ベリーベリーファーム西脇』の規模が大変大きいことに驚きました。『ベリーベリーファーム』は、「VERY BELLY FARM」と書かれ、大変美味しい農園の意味のようです。
 『ベリーベリーファーム西脇』は、大阪府箕面市に本拠を持たれる株式会社レボ・アクティマの今本社長が建設されました。田舎暮らしをしたいという思いとともに、地域の活性化をしたいとの強い思いで、建設されたそうです。



 温室棟前の広場には、2段の巨大な盆踊り用の櫓が建てられ、櫓周辺にはテントが張られていました。無料のイチゴ狩りとともに、豚汁やおでん等の屋台も無料でふるまわれました。地元出合町の皆さんと共に、多くのスタッフの皆さんが協力されていました。
 イベントには、女優の杉本彩さんと河内音頭で有名な河内家菊水丸さんが来られていました。菊水丸さんの音頭に合わせ、河内音頭を櫓の周りで皆さん踊られます。夕方の5時半過ぎから始まった盆踊りですが、少し寒かったです。案内チラシに、「サンタDE盆踊り」と書かれてありましたが、なるほどと思いました。菊水丸さんの話術にも聞きほれましたが、河内音頭はさすがプロだなと感じました。
 昼間は、とても多くの観客で賑わっていたと聞きました。サンタクロース仮装コンテストやワンタクロースコンテスト等も行われたようです。プレオープンイベントの豪華さを見ると、今本社長のレボグループは、大きな資本を持っておられるように感じました。
 『ベリーベリーファーム西脇』は、1月4日に正式にオープンします。出合町の地域と連携し、地域の活性化に大きな力となってくれることを願っています。
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『軽トラ市』

2015-12-26 04:13:00 | 地域行事
 12月25日、早朝より旧黒田庄町役場前で『軽トラ市』が行われました。私も、市役所に行く前に立ち寄り、しめ縄や干し柿など妻に頼まれた正月用品を買いました。



 12月25日は、以前は喜多市(きたいち)と呼ばれ、年末の商品が大売り出しされ、多くの露店が並び、賑わっていました。私も、子どもの頃から楽しみにしていた年末の市でした。黒田庄町役場前には、貯蓄高日本一になったこともある黒田庄農業協同組合本店があり、Aコープのスーパーマーケットもありました。「かりん通り」と名付けられた商店街もありました。旧黒田庄町の市街地としてにぎわっていました。
 しかし、農協の合併に伴い、10数年前にAコープがなくなり、5年前には黒田庄町役場も解体され、すっかり寂しくなっていました。そこで、役場跡地を利活用しようと、「黒田庄まちづくり住民会議」の皆さんが話し合い重ねてくれました。その結果、役場跡地を「黒田庄ふれあい広場」と呼び、町民皆さんの憩いの場として利用しようということになりました。その一環として、12月25日に『軽トラ市』を開催することになりました。『軽トラ市』は、全国で行われて織る取り組みですが、軽トラックで荷物を運び、軽トラックの荷台を店舗にして行う、簡単にできる市のことです。



 25日の朝早くから、住民会議の皆さんや黒っこマザーズの皆さん、Aコープの出店などのテントが立ち並びました。正月用品を買い出しに来られた町内の皆さんも来られました。
 以前のような賑わいを取り戻すことは不可能に近いですが、久しぶりに賑やかな役場前を見て嬉しくなりました。また、『軽トラ市』以外でも「ふれあい広場」でできるイベントを考えたいと思っています。それが、合併を選択した私の責任でもあるように感じています。
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映画『うまれる ずっといっしょ』試写会

2015-12-25 03:24:09 | プライベート
 12月23日の午後、茜が丘複合施設「みらいえ」で、映画『うまれる ずっといっしょ』の試写会でした。



 30人余りの方が試写会に来られ、参加された皆さんは、大きな感動に包まれていたように感じました。私は9月に続き2回目の鑑賞でしたが、胸が熱くなりました。ぜひ、多くの方に見ていただきたいと改めて強く思いました。
 ドキュメンタリー映画『ずっと、いっしょ。』は、
 ・血のつながりのない家族
 ・愛する人に先立たれる家族
 ・死と向き合う毎日を生きる家族
と、それぞれの事情に向き合う3家族の姿を通して、自分たちが生まれてきた意味や家族の絆、命の大切さ、幸せのあり方を考え、感じる作品です。
 人生を大切にする多くの方に観ていただきたいと思い、市民企画『さらだぼうる』の皆さんが中心になって、実行委員会を結成して、上映活動に取り組むことになりました。本間達朗君が、実行委員長を務めてくれ、私も事務局を担当することになりました。
 上映の日時場所は、次の通りです。
 ★2016年2月13日(土)18時半/2月14日(日)①10時②14時
 ★西脇市茜が丘複合施設『みらいえ 多目的ホール』
 ★500円(小学生以下無料)★12月23日より販売開始
 ★問/0795-22-3217(コレット編集室)
 12月23日の試写会から、チケット販売が開始されました。試写を見られた方が、5枚、10枚とチケットを預かってくださりました。僕も、50枚の目標に、チケット販売をしたいと考えています。
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西脇北高校のボランティア活動報告

2015-12-24 04:55:09 | 教育・子育て
 12月22日、西脇市議会12月議会が閉会しました。他の議員の方の一般質問を聴き、大変勉強になりました。特に、ベテラン議員の林議員の片山市長の市長就任2年の時期を捉えた質問、寺北議員の公共交通政策(コミュニティバス運行)での具体的な提案と質疑の積め方が大変勉強になりました。
 私も、3月前からテーマを考え、「西脇市の情報発信」と「西脇観光大使の創設」について提案したいと一般質問を用意していたのですが、監査委員に就任したため、できませんでした。大変残念でした。3月議会では、ぜひ一般質問をしたいと願っています。



 議会終了後、旧來住家住宅の今年最後の催しである「西脇北高校のボランティア活動報告」の展示会を見学してきました。私が会場を訪れた時、兵庫県教育委員会が、西脇北高校のボランティア活動を紹介するため、生徒会役員の録画撮りの最中でした。録画撮りが終わり、久保教頭先生に紹介され、県教育委員会の指導主事の方と名刺交換すると、その企画の責任者が奥先生でした。私が黒田庄中学校バレーボール部の顧問をしていた時、稲美北中学校の顧問として、大会や練習試合でお世話になった方です。20年ぶりの出会いになります。本当に、奇遇でした。奥先生も、頑張られている姿を目にし、大変うれしく思いました。



 旧來住家住宅の展示室には、所狭しと西脇北高校のボランティア活動を映し出した写真が展示されていました。西脇北高校のボランティア活動の歩み、厚み、歴史をしっかりと伝わる展示でした。久保教頭先生のお話によると、今回で4回目のなる写真展だそうです。その写真集の中に、鬼怒川での土砂撤去を行っているボランティア活動の写真がありました。インターハイの重量挙げで活躍した前田選手の写真もありました。前田選手は、来春、日本大学に進学し、東京オリンピックを目指すそうです。



 また、青いベストを着た西脇北高校生徒会の役員が、南三陸町や鬼怒川でのボランティア活動について、自信を持ってインタビューに答えている姿を眩しく見せてもらいました。
 ぜひ、多くの西脇市民の皆さんに、旧來住家住宅で行われている西脇北高校のボランティア活動の歩みが分かる活動写真展を見ていただきたいと願っています。
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第51回西脇市議会12月定例会一般質問

2015-12-23 05:26:23 | 市議会活動
 12月21日・22日の2日間、西脇市議会では一般質問が行われました。12月定例会では、8名の議員の方が登壇され、西脇市政に対する一般質問を行われました。私は、監査委員に就任したため、今回の一般質問は見送りとなり、大変残念な想いがしています。
 北播磨5市1町の中で、監査委員が一般質問をできないのは、西脇市議会だけです。全国的にも、監査委員が一般質問をできないのは珍しいようです。議長にも、私の想いを話し、現在、議会事務局で周辺議会の調査をしてもらっています。議員が市政の在り方について、調査し、疑問点を指摘し、提案も行う一般質問は議員の大切な務めの一つです。ぜひ、来年の3月定例会では、一般質問を行えるようになることを願っています。
 さて、8名の議員の方の一般質問を紹介します。
1.高瀬 洋議員―①生涯学習によるまちづくりについて
         ②糸くずやぼろ布からエタノールを生成する計画につい   
          て
2.村岡栄紀議員―①新庁舎をはじめとする公共施設と地域コミュニティの       
          構築について問う
         ②「地域自治協議会」に対する市民の反応と課題を問う
3.坂部武美議員―西脇市を広くPR・アピールするために
        (おもてなし条例も制定された。ポスターも作った。今こそ、西脇市の素材を使い、西脇市を広くPR・アピールする必要がある。その         ためにはパンフレット、HP、広告等の充実をすべき)
4.村井正信議員―①本人通知制度の継続を
         ②西脇市駅からの観光資源を発信
         ③ホームページで行事、講演会、イベント情報等の一本化      
          を
5.林 晴信議員―①片山市政2年間の実績と任期残2年の今後の取り組みを問う
6.寺北建樹議員―①公共交通政策(市内バス運賃の統一について)
7.浅田康子議員―①不妊・不育治療への支援について
8.古西祐子議員―①子宮頸がんワクチン問題と予防接種実施主体としての姿勢を問う
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子宮頸がん予防ワクチン副反応被害救済に関する意見書に対する賛成討論

2015-12-23 04:27:11 | 市議会活動
 12月21日、西脇市議会の本会議第3日が行われ、「子宮頸がん予防ワクチン副反応被害救済に関する意見書」が提案され、全員一致で可決されました。西脇市議会議長名で、衆議院・参議院と共に関係する政府機関に送付されることになりました。
 私も、この意見書に賛成する立場で、討論をさせていただきました。私の賛成討論と意見書を掲載させていただきます。

『 子宮頸がん予防ワクチン副反応被害救済に関する意見書に対し、賛成の立場で討論します。

意見書にあるように、西脇市においては、平成 27年12月に市内在住の10代の女性が被害者となった報告がありました。その女性は、接種前になかった症状により苦しまれています。

子宮頸がんワクチンは、定期接種として平成25年4月に始まりました。しかし、ワクチン接種後の後遺症が全国的に問題になり、2ヶ月後の6月に厚生労働省は積極的勧奨をやめました。しかし、その間、ワクチン接種を受け、後遺症に苦しまれる方々が全国的に出現されてきました。厚労省が積極的勧奨を行ったワクチン接種による被害ですから、国として救済措置をとるのは当然です。しかし、残念ながら救済措置が遅れています。

西脇市は、医療機関を初めて受診した時に遡り、市独自の救済策を実施するとして、「予防接種健康被害医療費等給付費294万7千円」を12月補正予算として組みました。
子宮頸がん予防接種による健康被害を厚生労働省が認定するまでの間、医療費・医療手当てを予防接種法に準じて西脇市が支給するという内容です。市民の方が苦しまれている現状を踏まえ、早期に独自施策を取るのは、必要なことだと考えていますし、市の提案は大変評価します。

そして、今回、住民代表機関である西脇市議会として、国に対して、「①予防接種健康被害救済制度及び医薬品副作用被害救済制度の積極的、かつ迅速な適用を図ること。②子宮頸がん予防ワクチンの接種と副反応について、その因果関係を解明し、各副反応の治療法の確立に向けた取組を一層推進すること。」を求める意見書を提出することは、地方自治法99条の規定により認められた権限の行使であり、市議会の一員としても大変評価できるものです。

以上、子宮頸がん予防ワクチン副反応被害救済に関する意見書に対する賛成討論とします。                           』


   子宮頸がん予防ワクチン副反応被害救済に関する意見書
              
  子宮頸がんの予防を目的としたヒトパピローマウイルス感染症の予防ワクチン接種事業では、全国から多数の深刻な健康被害が報告されている。副反応は、四肢の痛み、けいれん、歩行困難などの整形外科的症状、生理不順などの婦人科的症状、記憶障害、激しい頭痛などの脳神経外科的症状など、多岐にわたっており、日常生活に大きな支障を来たしている。
 しかし、副反応の治療法はいまだ確立されておらず、被害者は複数の医療機関に通院しながら治療法を模索しているが、被害者に対する国の救済がようやく始まったという現状である。
 西脇市においては、平成27年12月に市内在住の10代の女性が被害者となった報告があり、接種前になかった症状により医療機関を初めて受診した時に遡り、市独自の救済策を実施することとしている。
 しかし、予防接種事業は国の施策であり、本来救済策についても国が責任を持って取り組むべきものである。
 よって、西脇市議会は、国会及び政府に対し、被害者救済を早期に実現するため、以下の事項を強く要望する。

          記

1 予防接種健康被害救済制度及び医薬品副作用被害救済制度の積極的かつ迅速な適用を図ること。

2 子宮頸がん予防ワクチンの接種と副反応について、その因果関係を解明し、各副反応の治療法の確立に向けた取組を一層推進するこ
 と。

 以上、地方自治法第99条の規定により意見書を提出する。

  平成27年12月21日
              西脇市議会議長 村 井 公 平  

送付先
衆議院議長・参議院議長・内閣総理大臣・総務大臣・財務大臣・厚生労働大臣
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