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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

末谷池の貯水量の減少

2025-08-08 06:01:35 | 農業・林業

 7月20日過ぎから8月初めまで、一滴の雨も降りませんでした。また、毎日35℃を超える日が続き、西脇市でも7月30日には40℃を記録する猛暑でした。

 そのため、稲作にとって最も水が必要な時期に、水田に用水を送れないという地域が西脇市内でも表れてきています。私の集落は、加古川本流から揚水を引いているので、現在の所はだいじょうぶです。ただ、加古川の水位もだいぶん下がってきています。

 加古川から離れた山側の水田は、ため池から用水を引いています。先日の夕方、早朝ランニングで毎朝お世話になっている末谷池の貯水状況を確認してきました。

 末谷池は、北播磨地域最大のため池です。私が黒田庄町長の時、県営ため池整備事業で堤体とともに公園整備が行われました。周囲750mでアップダウンがあり、早朝ランニングの最後に5周走っています。スピード練習にもってこいの所です。

 末谷池は、黒田の集落のほとんどの水田に用水を供給しています。稲作の時期、水当番の方が、早朝に出向き水管理をされています。水田にとって最も水が必要であるこの時期、貯水量が日々減少してきており、底が見えだしています。池に生息している亀たちも、暑いのか池から山の方に向かって移動しているのか、周囲の道路上で見かけます。

 ここまでも貯水量が減少しているのを、私は見たことがありません。8月7日は雨模様ですが、一日も早く雨が降ることを切に願っています。

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『鈴木宣弘講演会in西脇』

2025-07-16 06:01:32 | 農業・林業

 7月13日(日)、茜が丘複合施設みらいえを会場に、『鈴木宣弘講演会in西脇』と体に優しい『まあるいマルシェ』が多くの方々の参加で盛大に開催されました。

 『まあるいマルシェ』は、西脇市内外の有志の皆さんによるオーガニック野菜・ART・雑貨・FOOD・工作ワークショップです。西脇市からは、「be-in by」「へそまち文庫」「てのひら自然農園」「HINODE scones!」「ARTのたね工場」の皆さんが参加されていました。

 マルシェ全体の売り上げ1割は、パレスチナ・ガザ支援に充てられます。私は、「be-in by」さんのクッキーとコーヒー、「てのひら自然農園」さんの畑用の手作り麦わら帽子を購入しました。

 鈴木宣弘東京大学教授は、「世界で最初に飢えるのは日本」と題して分かり易く講演していただきました。パワーポイントを活用し、快活な語り口調で説得力がありました。鈴木教授は、三重県の半農半漁の家庭で育ち、田植え、稲刈り、海苔摘み、アコヤ貝の掃除等を手伝って育たれたそうです。安全な食料を生産し、流通し、消費する人たちが支え合い、子や孫の健康で豊かな未来を守りたいと精力的に講演活動をされています。また、各政党・議員にも食料自給の重要性、日本農業の再生を訴えられ、『食料安全保障推進法(仮称)』の成立に向けて働きかけられています。その内容は、農地維持交付金(1.3兆円)、主要品目のコストと販売価格との格差補填(米・牛乳-6250億円)、主要穀物・乳製品の備蓄・援助買い入れ(1兆円)、麦大豆等の添削交付金は維持し、給食費の無償化を含めて総額約3兆円。農水省予算ではなく防衛省予算で確保することを視野に入れるとのことです。

 鈴木教授は、戦後、アメリカの余剰農産物の最終処分場に日本をするため、属国のような扱いをされてきたと指摘されました。フランスを代表とするヨーロッパの国々と大きな違いが、食料自給率の以上の低さとなって現れてきています。物流停止により、餓死者の3割が日本人になるとの予想も示されました。鈴木教授の資料に基づく指摘に、参加者の皆さんはうなづかれていました。厳しい日本の食料自給の現実ですが、農漁業者と消費者、行政が連携・協力することで立ち向かおうと話されました。また、農漁業者の踏ん張りこそ希望の光だと結ばれました。

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『にじいろふぁーみん』

2025-07-13 05:13:07 | 農業・林業

 7月10日(木)、加古郡稲美町のトウモロコシ農家の小山さんを訪ねて、JA兵庫南の『にじいろふぁーみん』に行ってきました。『にじいろふぁーみん』は、JA兵庫南が経営する農産物直売所です。のぼりもたくさん立てられていました。入り口にはピアノが置かれ、高齢の男性がピアノ演奏をされていました。さすが都会だなと思いました。

 『にじいろふぁーみん』の駐車場は、平日の午前中というのに満車の状態でした。新鮮な野菜や果物、食品を求めて多くの買い物客でにぎわっていました。西脇市の北はりま農産物直売所『旬菜館』と比べて2倍以上の大きさですが、農家から納入された野菜や果物、食品でいっぱいでした。『にじいろふぁーみん』周辺の農地は、ビニールハウスや市民農園が広がっています。栽培された野菜等を都市部の方々がこぞって購入されるため、経営として成り立っているようです。

 小山さんは、サラリーマンを定年退職した後、実家のトウモロコシやトマト等の栽培を引き継がれたそうです。奥様やアルバイト職員と力を合わせて頑張っておられます。出荷するためには、品質を一定に保った栽培をしないといけません。また、出荷の時期には、早朝に収穫し、袋詰めにし、『にじいろふぁーみん』に納めます。トウモロコシ畑は、畝を作り、水を張った水田で栽培します。毎朝、大量のトウモロコシを収穫するのは、大変な重労働です。

 『にじいろふぁーみん』のトウモロコシの専用棚には、「小山ファーム・スイートコーン」と印字されたトウモロコシが並んでいました。買い物客の皆さんは、競うように買い物かごに入れておられました。小山ファームの名前が、定着しているようでした。小山さんご夫妻には、健康に十分に気を付けられ、新鮮な野菜・トウモロコシ・トマト等の栽培に頑張っていただきたいと思います。

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田植えの終了!

2025-07-01 06:01:44 | 農業・林業

 私の集落の水田の田植えが、ほぼ終了したようです。水田には、植わったばかりの苗が風に吹かれて揺れています。ひ弱かった苗が、一日一日としっかりと根をおろし成長しているのがよく分かります。

 稲作農家の皆さんは、4月頃に苗箱に種をまき苗を育てます。やがて、苗箱を水田に移します。一方、田を大型トラクターで耕して、土づくりを行います。5月中ごろに集落全体で溝普請(用排水路の清掃)を行います。5月末に加古川の水門が空けられ、田に水が入るようになります。私の集落では、パイプラインが水田に引かれており、田ごとに水を入れることができます。パイプラインの工事は大きな事業でしたが、水田栽培には大変便利です。ただ、工事後年数が経過し、たびたび故障することです。修理費もかかり、費用負担が大変です。

 私の集落では、減反施策が徹底されている時から、「団地化」という呼び方で稲作を行う水田と黒豆の栽培を行う田を3つに分けています。今年は、米不足から米価の高騰が起こっています。田植え前から、収穫時の米の買い付け予約が行われていると聞きます。農家の方々が安心して稲を育て、生活が維持できるような価格設定であればと願っています。安心で安全なお米を生産するためにも、農家の方々の生活の維持できる価格でないとだめだと考えます。

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佐藤果実工房の「あまクイーン」が銅賞受賞!

2025-02-23 05:03:38 | 農業・林業

 日本野菜ソムリエ協会主催の「第3回全国いちご選手権」において、佐藤果実工房の「あまクイーン」が銅賞を受賞し、同工房の「よつぼし」も入賞しました。オーナーの佐藤慶明さんから受賞の連絡を受け、先日伺ってきました。

 全国いちご選手権は令和5年に始まりましたが、全国各地から375品(昨年は145品)の応募があったそうです。佐藤果実工房は、第1回選手権で「よつぼし」で銀賞を受賞、第2回選手権でも「あまクイーン」で銀賞を受賞しました。3年連続の入賞であり、兵庫県では3年連続1位という輝かしい成績です。

 オーナーの佐藤慶明さんは黒田庄町福地出身で、関東からUターンして西脇市スウィーツファクトリ支援事業の研修生に応募されました。そして、2年の研修後、いちご農園(佐藤果実工房)を水尾町に開設し、頑張っておられます。高設栽培用ハウスで、あまクイーン、スターナイト、よつぼし、星の煌めき、紅ほっぺを栽培されています。販路拡大にも力を入れられ、市内だけでなく近隣の菓子店にも出荷しています。さらに、いちごの加工品の開発にも取り組み、ジャムだけでなく地ビール等の香り物の活用にも力を入れています。

 佐藤果実工房は、佐藤さんの弟さんもUターンされたこともあり、規模を拡大しました。現在、佐藤夫妻と弟さん、お母さんを中心に頑張っています。佐藤果実工房のいちごの評判はよく、いちご狩りの申し込みを多いそうです。また、ふるさと納税の返礼品としても好評だということです。ただ、いちご栽培の原材料費の値上がり、重油の値上がり等で、今後の経営が心配だと話されていました。また、全国的には、埼玉県が知事を先頭に県産いちごの支援を頑張っているそうで、兵庫県や西脇市においても地元産いちごのPRに力を貸してほしいと話されていました。

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黒田庄和牛直売店『みのり特産館』のオープン

2024-12-15 06:01:26 | 農業・林業

 12月10日(火)、黒田庄町の北部の皆さんが待ちかねていた黒田庄和牛直売店『みのり特産館』がオープンしました。国道175号を挟んで、旧『Aコープ桜丘店』の反対側に位置します。キリン堂・ゆめふぁーむの並びになります。

 黒田庄町の北部の皆さんの買い物先であつた『Aコープ桜丘店』(Aコープ近畿が経営)が、今年1月末に閉店しました。『Aコープ桜丘店』の周辺には、大山記念病院や正峰会関係の施設(ハーベストコートやグループホーム、さくら保育園、職員寮等)があり、キリン堂や中華料理店等もあります。この地域は買い物をするのに便利な地域でした。

 『Aコープ桜丘店』内に、JAみのり黒田庄和牛直売店もありましたが、閉鎖せざるを得なくなりました。JAみのりの関係者に問い合わせると、なんとか黒田庄和牛直売店を復活させたいと話されていました。ようやく年末に、黒田庄和牛直売店が復活できたことを喜んでいます。

 『みのり特産館』は、黒田庄和牛・播州百日どり・みのり管内国産牛肉を販売しています。また、コロッケやウインナー、カレーのパック、日本酒等が販売されています。私もオープンの夕方に訪問し、黒田庄和牛コロッケとウインナー、カレーのパックを購入しました。

 隣に、野菜を販売するゆめふぁーむがあり、さらに隣にキリン堂があるため、日用品等が買いやすくなったと思います。『Aコープ桜丘店』があった時のような状態ではありませんが, 地域の方々は喜ばれています。

 黒田庄の新しい拠点として、大山記念病院や正峰会の各施設、『みのり特産館』が連携を取り、さらに利便性の高い地域になってくれることを祈念しています。

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JIAM研修『これからの農業を考える』(その3)

2024-10-20 06:05:47 | 農業・林業

 10月17日(木)、JIAM研修『これからの農業を考える』の3日目最終日でした。前日にグループ演習で作成した資料(パワーポイント)に基づき、6グループが報告しました。

 昨夕、短時間であったにもかかわらず、どのグループもしっかりとまとめられてありました。参加者の皆さんが問題意識をもって研修に参加していることがよく分かりました。発表者の方も、しっかりと発表されていました。

A班(チーム名・十人十色)―有害鳥獣対策

B班(チーム名・とんべー)―耕作放棄地の対策・活用

C班(チーム名・とりあえずビール)―「農地って残さないとだめ?」(残せない農地をどうするか)

D班(チーム名・大谷翔平MVP)―地域の農業を盛り上げよう!

E班(チーム名・AOあお)―新規就農支援策について

F班(チーム名・こだわランナー)―ブランド化戦略

 6グループの発表をうけ、発表に対するコメントを書き、質問の張り出しを行いました。その質問に対し、それぞれのグループがコメントを行いました。どのグループも的確な回答・コメントで、さすが優秀な自治体職員だと感心しました。

 私の所属するE班は、鹿児島・福井・岡山・秋田・愛知の市町村職員と私の6名でした。自分の仕事を通じて問題意識を強く持っておられ、活発な意見交換を踏まえて発表内容が整理できました。「新規就農者支援策について」の発表内容を紹介します。

Ⅰ.課題・現状

★「人」の観点

 ①高齢化による農業者の減少・後継者不足=農業の担い手不足

   ②農業の魅力の発信不足(就農するメリットがイメージできない)

  ・なかなか稼げないのに初期投資がかなりかかる

  ・労働環境(重労働 汚い)現実と理想のギャップ→3K

★「農」の観点

 ①農地集積=優良なほ場は既存の農家が所持している-整備されていないほ場は機械が使えないので耕作に手間がかか る。

 ②資材の高騰=新規就農の大きな壁-農機(コンバイン、トラクター等)・肥料、農薬、飼料・防護柵、マルチ等

★「人」の観点→農業の魅力を伝える活動 (ネガティブイメージの払しょく)

 ①季節ごとの農業体験

 ②経営・生活モデルの紹介(収入・暮らしを紹介しイメージしてもらう)-例:担い手農家との交流会・座談会

 ③サポート体制の充実していることをアピールー大前提で支援体制を整えておく必要がある(協議会の設立等)

 ④移住者に対する住居や生活の確保(空き家の確保等)

★「農」の観点→耕作放棄地を団地化する

 ①新規就農者のために農地を確保→耕作放棄地の解消→鳥獣被害の減少に繋がる。

 ②重点作物の推進-補助金を出しやすい・地元の特産物の収量増

 ③資材高騰への対策-農業資材のまとめ買い、農業機械のシェアリングの仕組みを作る。

Ⅲまとめ

★県・JA・自治体・農業委員会での地域の農業課題の共有を行い、共通の認識を持ちそれぞれの役割と強みを活かす。

★新規就農者が今後も地域の担い手として長く農業を続けていくことのできる体制を構築する。

★全国一律ではなく、地域の課題に沿った独自の支援策を策定する。

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JIAM研修『これからの農業を考える』(その2)

2024-10-20 06:03:51 | 農業・林業

 10月16日(水)、JIAM研修『これからの農業を考える』の2日目でした。3本の講義を聞いた後、グループに分かれての演習でした。

 事例紹介は、高山市農政部農務課の水橋課長による『担い手育成・就農しやすい環境づくり』でした。高山市は、農家戸数3,569戸、認定農業者数532経営体、販売額251億円余りで、特産農産物は、ほうれん草・トマト、飛騨牛等です。「農業後継者がいない・空き家が増えてきた」ことを受け、平成24年高山市就農支援協議会を発足させ新規就農支援体制を確立させました。生産者組織+JA+市+県で結成し、それぞれの役割分担を明確にしたことが特徴的でした。そして、きめ細かな就農移住支援(就農相談イベント⇒就農体験ツワー(1泊2日)⇒短期研修(約1週間)⇒長期研修)を行っています。また、空き家を活用した移住定住と連携させていることにも感心させられました。西脇市にも参考になる内容でした。

 続いて、(株)日本総合研究所の三輪氏による講義「スマート農業の概要と活用策~農業デジタルトランスフォーメーションの最新トレンド~」でした。スマート農業をどう活用するのかを、実践例を挙げて説明してくれました。スマート農業を「匠の目」‐農業用ドローン、据え付け型センサー、収量コンバイン、収穫ロボット等。「匠の頭脳」‐自動制御、AI、ビッグデータ解析。「匠の手」‐自動運転農機、農業ロボット、農業用ドローン、水田自動給排水バブル、植物工房など。スマート農業促進法が制定されるに合わせ、スマート農業技術の研究開発・実用化とこれに適合するための生産・流通・販売方式が急速に広がっていくと話されました。私には、十分に理解できない内容でした。

 続いて、「海外、国内販路開拓の取組」の事例紹介を(株)日本農業の河合氏が話してくれました。株式会社日本農業は、2016年11月に当時24歳の同級生5人で設立されたのですが、現在、従業員170人、売上50億円(本年目標80億円)を上げる注目される企業に成長しています。リンゴ農園の経営するなど、フルーツを仕入れてアジア各国へ販売しています。河合氏によると、日本農業の生産の課題は一農家当たりの生産面積が小さく、栽培方法がアップデートされず。設備投資も行われていない、さらに、流通の課題(中間業者の存在)がある。そのため、生産効率を上げるための栽培方法の開発と資本のある企業の農業への参入が必要であり、スケールを大きくしやすくもうかりやすい時代になったとも話されました。大変刺激的な事例報告でした。

 最後に、テーマごとに分かれてグループ討議を行い、翌日の報告書を作成しました。私の班は、「新規就農者支援策について」をテーマに、私を含め6名の班員で討議しました。優秀な職員の皆さんで、意見を出し合いながらまとめていくことができたように思います。

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JIAM研修『これからの農業を考える』

2024-10-19 06:03:11 | 農業・林業

 10月15日(火)~17日(木)の3日間、大津市の全国市町村国際文化研修所(J IAM)に来ています。

 『これからの農業を考える』という職員研修ですが、今後の西脇市の農業の方向性を学びたいと考えて受講しました。農業をめぐる環境が大きく変わる中で、農業を稼げる産業とすることは、地域の活力を創造するためにも不可欠です。この研修では農業の更なる成長に必要な異業種連携による資源・技術・知見等の活用、スマート農業の推進等について、講義や先進事例を通して学び、これからの農業について考えることができます。この研修は職員研修です。全国から34名の農業政策の先端で頑張っている農業担当の市町村職員が集われています。議員は私を含めて3名でした。

 初日は、「わが国の農業の課題と成長の可能性」と題して、東京都市大学の木下幸雄教授が日本農業の現状と課題について全体的な話をしてくれました。続いて、事例紹介「荒廃農地・耕作放棄地の再生・利活用」と題して、鳥取県鹿野町河内果樹の里山協議会の小林清事務局長が詳しく話して売れました。鹿野町河内地区は、世帯数88、人口176名、65歳以上97名で高齢化率50.4%。2014年、山際の耕作放棄地に果樹の里山に生まれ変わらせることを決めました。翌年、果樹の里山プロジェクトが始動し、大阪国際大学国際観光学科久保ゼミと連携する。翌年、正式に大阪国際大学と協定を結びました。大学生の力を借りながら、イチジク・柿・クリなどの果樹を育て、加工品づくりを行うとともに、農山村の体験と交流を促すイベントを行う「観光交流空間」を目指しておられます。

 16日には、グループ討議も行われます。市町村職員の皆さんとの討議を通じて、西脇市の農業課題を整理したいと考えています。

 

 

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加西農業改良普及センター訪問

2024-10-13 06:05:36 | 農業・林業

 10月9日(水)の午後、加西農業改良普及センターを訪問してきました。先日の黒田庄和牛畜産共進会で石田加西農業改良普及センター所長にお会いした時に、取り組みをお聞きしたいとお願いしていました。

 お忙しい中、石田所長、若狭地域課長、山本副主任が事業説明資料をもとに丁寧に説明してくれました。加西農業改良普及センターは、西脇市、三木市、小野市、加西市、加東市、多可町の5市1町を管轄し、野菜、果樹、花き、畜産、新規就農相談、経営等の農業指導を農家に直接行ってくれています。兵庫県の県行革により、3普及センターが統合されて加西農業改良普及センターになりました。県内13普及センターの中で、最も大きな組織で、所長以下22名の職員構成です。30代以下の職員が半数を占め、若手職員とベテラン職員が協力して、農家の皆さんの相談活動を行われているそうです。

 石田所長は、北播磨の特産である山田錦・黒大豆・もち麦・いちご・ぶどう・畜産等の(ぶどう)強みを生かした農業の展開、集落営農ともに若手の新規就農者の支援、環境に優しい循環型農業の展開を目指していると話されました。

 若狭課長が、令和6年度の普及指導の11の重点課題について説明してくれました。本県の強みを生かした需要と直結した生産の新展開①いちご(あまクイーン・紅クイーン)②枝豆③果樹④花き(育苗ロス低減)⑤黒大豆、次世代を担う経営力の高い担い手の育成⑥モデル組織の育成(きすみの営農)⑦加西市内3集落営農法人⑧集落営農法人化を目指す営農組合⑨新規就農者支援、⑩但馬牛の増頭と但馬牛・神戸ビーフ生産拡大(繁殖和牛)、⑪フードチェーンづくりと高付加価値化の支援(もち麦)。

 西脇市の状況については、西脇市担当の山本副主任が説明してくれました。西脇市の集落営農は、28集落で29組織化されており、法人化に向けても努力されている状況の説明を受けました。法人化するためには、経営判断ができるリーダーが必要であること、雇用の費用をどう生み出すかが大切であること。また、もち麦の生産は増加しており、2個人と6組織で50ha・70t~90t生産しているそうです。加東市が200tですから、西脇市の生産量は多いと言えます。また、イネカメムシやジャンボタニシ等の害虫についても説明を受けました。

 私にとって、西脇市の農業を考える上で、大変多くの収穫があったと喜んでいます。ありがとうございました。また、10月15日~17日、大津のJIAMで行われる研修『これからの農業を考える』でもしっかりと勉強していきたいと考えています。

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