東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

私の今年の目標はどうだったか?

2016-12-31 03:18:21 | プライベート
 今年も、1年が慌ただしく過ぎていこうとしています。年のせいか、1年が過ぎるのがとても早く感じるようになっています。そのため、1年1年を大切にしなくてはとも思っています。
今年の自分の目標を決めるようになりました。目標も、分野ごとに具体的に定めるようにしています。
 私の今年の目標は、
 ①市議会議員としては、所属委員会で一つでも多くの政策提案を行うこと。特に、監査委員として、決算監査や定期監査において、細部にわ  たってチャックとともに提案も行うこと。市民の皆さんからの相談に対して、丁寧に対応すること。
 ②個人的には、できるだけ自分のできるボランティア活動を行うこと。具体的には、伴走伴歩の活動や図書館ボランティア『テントウズ』の  活動に参加すること、熊本地震(当初は、南三陸町へ行く予定でした)の災害ボランティア活動に参加すること。金曜日の勉強会を続ける  ことができました。ただ、田空の活動には、十分協力できませんでした。
 ③市民活動に積極的に参加すること。市民企画『さらだぼうる』の活動や黒田笑寄席の実行委員会の事務局を担当しました。
 ④マラソンや卓球にも参加し、自分の記録の更新と卓球の技術の向上に取り組むこと。フルマラソンでは、東京マラソンで3時間17分3秒の自  己新を達成しました。早朝ランニングを継続したことがよかったです。卓球では、練習不足で十分な技術の向上ができませんでした。
 ⑤畑づくりにも取り組み、季節折々の野菜を栽培すること。年度初めは、鹿の被害にあい、野菜作りの意欲を失いつつありましたが、畑を変  えたことで鹿被害にあわなくなりました。白菜や大根、ネギ、ブロッコリーは予想以上のできでした。

 自分なりに、各分野で努力したつもりです。来年の目標も、今年とあまり変わらないと思いますが、今年以上んも成果が出るように頑張りたいと思っています。



 12月28日に大阪の長女家族が、29日に東京の次女家族が、30日に岡山の長男が帰省しました。賑やかな年末になっています。孫たちと、野菜の収穫を行いました。土とふれ合い、生きものの成長と収穫を喜ぶ人間に成長してほしいと思っています。
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郷土作家ギャラリー12月・1月の作品展

2016-12-30 06:55:58 | 文化・スポーツ
 西脇市役所2階ギャラリーで行われている郷土作家ギャラリーが、12月1日より装いを新たにしました。



 12月1日、西脇市議会12月定例会が始まり、本会議と委員会の間の昼休み休憩の時に、郷土作家ギャラリー展をゆっくりと見学させてもらいました。
 12月・1月の作品展は、西脇市美術協会洋画部とデザイン部の皆さんの力作でした。



 展示されている作品は、石田順子さんの『それから』、來住しげ樹さんの『Sanda 散村』、小松原謙介さんの『NISHIWAKI コレクト』、西井小百合さんの『夢を歩く午後』、原田昇さんの『ドゥリムトン村』、藤原廣幸さんの『魔女と魚』、古谷みどりさんの『或る日―遠くに想いを馳せる―』、山本昇司さんの『composition-アカ・クロ-』、米田八朗さんの『月光』、藤本豊さんの『モデラート』でした。



 一つひとつの作品をゆっくりと見ていると、作品が何か語ってくれているように感じました。西脇市の美術界を代表されている方々の作品で、さすがだなと感心しました。
 市役所を訪れるほとんどの市民の皆さんは、1階で用を済まされます。忙しいとは思いますが、時間が許せば2階にまで上がって見学していただければと思います。
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黒田庄中学校の図書室見学

2016-12-29 03:04:20 | 教育・子育て
 11月16日、西脇市議会文教民生常任委員会が、黒田庄中学校と西脇小学校の図書室見学を行うというので、私も参加させていただきました。



 黒田庄中学校では、5年前に、文部科学省の図書館教育指定を受け、2年間、柳川瀬先生が加配教諭として赴任してこられました。柳川瀬先生は、図書室を生徒たちに親しまれる空間となり、本好きの生徒を育成しようと様々な取り組みを行って来られました。
 柳川瀬先生は、着任して真っ先にされたことは、古い本を整理して、生徒が興味の引きやすい本を前面に出し見やすくしていったそうです。図書室に入ると、新刊の図書が見やすく配置されていました。生徒が読みたくなるように、興味のありそうな本を見開きにして配置をしています。また、図書室だけでなく、各階の階段の踊り場に、出前図書が設置されています。



 図書室の一部に2枚の畳を引き、寝転んで本が読むことができるやすらぎの空間を作られています。本好きの生徒を増やすために、スタンプラリーやクイズをしたりもしているそうです。図書室の窓ガラスに、明かり除けのスクリーンが貼られ、本の痛みを防いでいることにも感心しました。



 図書通信も、以前は毎月発行していたそうで、現在は学期に1回発行されているそうです。学校全体でも、朝の時間を読書の時間に当てています。
 様々な工夫をして、黒田庄中学校の生徒を本好きにしようとされていることがよく分かりました。
 また、小中連携読書(ブックトーク)活動として、黒中生が楠丘小学校や桜丘小学校に出向き、絵本等の読み聞かせを行っています。生徒の意欲付けにもなり、素晴らしい取り組みだと思いました。


 柳川瀬先生は、本好きの生徒を育成するためには、専任の図書担当の教師が必要だということを力説されました。また、本の整理のためにも、バーコードを導入してほしいとも話されました。
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看護小規模多機能『こみなみの家』竣工式

2016-12-28 07:34:04 | 福祉・医療
 12月26日、小野市天神町に新しく看護小規模多機能『こみなみの家』が建設され、竣工式と内覧会が行われました。2011年に西脇市野村町に『デイサービスこみなみ野村』がオープンされた時、(株)こみなみの近藤章夫社長と初めてお会いして以来、懇意にしていただいています。



 看護小規模多機能は、医療的ケアの必要な要介護者の在宅生活を医療的処置もふくめた多様なサービスを提供します。これまでの小規模多機能型サービスの「通い」「泊まり」「訪問介護」に加え、「訪問看護」の機能を加えることで、24時間365日切れ目のない継続なケアを行う地域密着型のサービスだそうです。
 介護保険法の改正で、高齢者介護は施設介護から在宅介護に大きく舵が切られるようになりました。そして、地域密着型の小規模多機能施設が各市町で建設が進められています。『こみなみの家』の看護小規模多機能は、さらに医療・看護・介護の連携を進め、厚生労働省の指し示す方向に沿った施設ということができます。
 近藤社長は、実父の介護体験から血の通った介護サービスを提供したいと、2008年に小野市の実家を改造して小規模通所『デイサービスこみなみ』を開設されました。その後、2009年加古川市に認知症対応型『デイサービスセンターこみなみ北在家』、2011年西脇市に『デイサービスこみなみ野村』、同年加東市に『こみなみうれし野』を開設されました。さらに、本年9月に訪問看護ステーション「こみなみ」を開設し、今回看護小規模多機能『こみなみの家』を竣工されました。株式会社方式で、精力的に事業を拡大されています。近藤社長の行動力と決断力に、感心しています。
 (株)こみなみの経営理念は、「ひとり一人のお年寄りの笑顔とひとり一人の職員の成長と幸せ」だそうです。お会いした時に、社員教育には特に力を入れていると話されたことを覚えています。



 竣工式には、地元の関係者の皆さんが多数参加されていました。職員紹介が行われ、職員が一人ひとりが決意をしっかりと述べていました。
 来年1月1日にオープンする看護小規模多機能『こみなみの家』が、地域にしっかりと密着したサービスを提供し、地域に信頼される施設に発展されることを祈念しています。また、ゆっくりお伺いしたいと思っています。
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西脇工業高校陸上競技部女子準優勝!男子6位入賞!

2016-12-27 04:42:11 | 文化・スポーツ
 12月25日、京都都大路で行われた全国高校駅伝競走大会に、高校発6時半出発の市民応援バスに乗って、楽しみに行ってきました。小西校長先生や村上同窓会会長、大久保PTA会長も一緒のバスでした。伴走協会で仲良くしていただいている衣笠さんも、一緒でした。



 8時半過ぎに、西京極陸上競技場に到着しました。私は、競技場内で行われていた女子の各区の出場選手の出発式を見た後、リックサックを担ぎ、スタートから約8kmキロ地点(金閣寺を過ぎた所)で応援しようと、走っていきました。少し暑かったので汗だくになりましたが、選手の気持ちを少し味わうことができました。



 女子は、10時20分スタートでした。1区田中さんは、出場選手中3000mトップのタイムを持っています。2区高橋さんは、今年の全国総体1500m優勝者です。1区・2区で先行しようというオーダーです。田中さんは、先頭集団で頑張ったのですが、残り2㎞あたりからのスピードアップについて行きませんでした。2区高橋さんの走りを見たとき、少し走りが固いように感じました。肩に力が入って、いつものようなストライドの伸びがありませんでした。



 3区大西さんは、必死に前の選手を追っていました。4区戸田さんは、昨年の悔しさを晴らすような走りでした。そして、アンカーの後藤さんは、堂々の走りで、2位に上がり、追いすがって来る神村学園の留学生を振り切り、ゴールしました。西脇工業高校陸上部の底力を感じさせる、見事な走りでした。そして、見事な準優勝だったと思います。



 私は、大西さんを応援した後、衣笠消防詰め所に設置された大型テレビで、女子のゴールを見ました。大型テレビを見ていた皆さんも、地元の立命館宇治高校と西脇工業高校を応援してくれていました。



 男子のスタートは、12時半でした。花の1区は、1年生の時から3年連続で走る3年生の加藤君でした。過去2回の経験を活かした、粘り強い走りでした。『肩の力を抜いて』と私が大きな声をかけると、少し肩が下がったように感じました。2区上村君の見事な追い上げ、3区三浦君、4区加井君、5区境君、6区寺前君、7区大西君としっかりとタスキリレーをしてくれました。そして、6位入賞でした。先頭争いには絡めませんでしたが、立派に走り切ってくれました。



 私は、加藤君を応援した後、走って西京極競技場に帰りました。そして、西脇から応援に来られた市民の皆さんと一緒に、ゴールを待ちました。競技場に入ったくる選手の必死な形相、ゴールの瞬間のホッとした姿など、それぞれの個人、チームの物語を見る思いがしました。
 西脇工業高校陸上競技部は、毎年全国優勝を期待され、監督・選手は大きなプレッシャーを感じられていると思います。そんな中でも、女子の準優勝、男子の6位入賞は見事でした。
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ウエスト・サイド(西脇教会)クリスマスイブ

2016-12-26 05:54:21 | プライベート
 12月24日、クリスマスイブの夜を皆さんは、どのように過ごされましたでしょうか?
 私は、ウエスト・サイド(西脇教会)クリスマスイブに参加させていただきました。



 第1部は、厳かなキャンドルサービスで始まりました。自分のキャンドルに灯りがともされると、自分の気持ちが安らかに集中していきました。聖書が順に朗読されました。途中で、讃美歌が歌われ、本当に厳かなキャンドルサービスでした。キャンドルサービスの日本語は、燭火礼拝であることを初めて知りました。
 上森牧師から、『クリスマス』のメッセージが贈られました。心に響くメッセージでした。
 第1部終了後、温かい紅茶をいただいた後、第2部が始まりました。第2部は、「1年を振り返って」という西脇教会の今年1年の歩みをスライドショーで楽しく紹介されました。
スライドショーの前に、私の知人がギター伴奏で歌を披露してくれました。私は時々聞かせていただいているのですが、知人がうたう歌がとても心に響く歌詞でとても気に入っています。
今回は、『True Road』(トゥルー・ロード)を歌ってくれました。歌詞は、
「 迷いながら 立ち止まる 行く先も 
見えなくて 現実と 希望と夢 
恐れず 生きたい 光と愛の中で 
こだわるのは もうやめよう この祈りを捧げよう
どこまでも 続く道 明日へ続く道 
この身を委ねて あなたと生きていこう 」
「 何度も 見失っても 行く先は
  目の前に 真実を 受け止めて
  あなたと 生きたい
  光を求めて 偽るのは もうやめよう この祈りを捧げよう
  いつか来た 同じ道 未来へ続く道
  この身を委ねて あなたと生きていこう 」
 歌を聴きながら、歌詞が私の心に響いてきました。心の中で、何度も反すうしながら聴いていました。今の自分の生き方はどうか?今の自分は何を目指しているのだ?と自分自身に問いかけていました。
 アンコールは、「きよしこの夜」でした。気持ちよく、皆さんと歌えました。
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全国高校駅伝競走大会が近づく!

2016-12-25 03:29:40 | 文化・スポーツ
 12月25日に、京都都大路で行われる全国高校駅伝競走大会が近づいてきました。西脇工業高校陸上競技部が、3年連続で男女アベック出場します。
 12月23日の神戸新聞朝刊には、『西脇工都大路で輝け』と題した特集記事が組まれていました。3年連続7度目出場する女子は、初優勝が期待されています。2年生エースの田中希実さんが大きく取り上げられていました。6年連続29度目出場する男子は、入賞が期待されています。花の1区を1年生の時から3年連続で走る3年生の加藤淳君が大きく取り上げられています。



 市内の交差点には、西脇工業高高校陸上部を応援する横断幕が張られています。西脇市広報も、特集版を組んで市内に配布されました。西脇商工会議所から、『西脇工業高校陸上部男女アベック出場・おめでとう』と印刷されたポスターが、市内各家庭に配布されました。西脇市民は、25日の全国大会に向けて大いに盛り上がっています。



 25日の大会当日には、市役所や西脇工業高校出発の応援バスが出ます。私は、市民応援バスに乗って毎年都大路へ応援に出掛けています。今年も、西脇工業高校6時半出発の応援バスに乗って、京都へ応援に行くつもりです。息子が高校2年生でアンカーを走った時の大会に、播州織で製作され『西脇工』と書かれた帽子た帽子が配られました。その帽子を被って、リュックサックを背負って、応援に行きます。
 私が毎年応援する場所は、男子1区8キロ地点・5区2キロ地点(女子2区・3区)です。その後地下鉄に乗り、西京極競技場でゴールを応援しています。
 西脇工業高校陸上競技部の選手が、「心のタスキリレー」をしている姿を生で見るのを楽しみに、京都へ行ってきます。
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西脇小学校の図書室見学

2016-12-24 02:46:42 | 教育・子育て
 11月16日、黒田庄中学校に引き続き西脇小学校の図書室見学とブックママの皆さんから活動の様子を聞かせてもらって来ました。岡本校長、白川教頭、ブックママ5名が丁寧に説明してくださり、私たちの質問にも答えてくれました。 



 西脇小学校でブックママがスタートして、今年で11年目になるそうですが、設立当初のメンバーである大垣さんが、当時のことを詳しく話してくれました。子ども達に、少しでも図書室に来てもらい、本を手に取ってもらい、読んでもらおうと様々な工夫をされたそうです。図書の貸し出しの仕事も、子ども達の手の回らないときには、手伝われています。図書室に行くと、いつもブックママの方がおられるという安心感で、西脇小学校の子ども達は、図書室をよく利用するようになってきているようです。
 現在、ブックママには、15名の方が登録されています。その内、司書資格のある方が2名おられ、その方たちのアドバイスで、活動を行っています。
 当初、約12000冊近くの蔵書があったそうですが、古い昭和の本は書庫に整理したそうです。本の修理も、行っているそうです。牛乳パックで、ブックスタンドを制作し、本を見やすく配置されています。新刊コーナーや季節のコーナー、特集コーナーを作られています。
 また、業間の時間を利用して、1・2年生を対象に、読み聞かせ教室を行っています。子ども達のリクエストに応えた絵本も取り上げるそうです。当初、教室に行って読み聞かせをしていたこともあるそうですが、現在は図書室に来てもらって行っておられます。
 毎年の図書の購入については、図書担当の先生が決めるのですが、本のことをよく知っておられるブックママの意見も反映されているとのことでした。
 ブックママを経験して、「読み聞かせのしているときに、充実感がある。」「自分の子どもが通っている学校に、自分も手伝えることができてうれしい。」「ブックママの活動を通じて、親同士の横のつながりができて、助かっている。」「子ども達からありがとうと言われるのがうれしい。」という感想が出されました。また、バーコードをぜひ導入してほしいとの要望も出されました。
 ブックママの皆さんの話を聞きながら、一人ひとりが自信をもって生き生きと活動していることがよく分かりました。子ども達も、図書室に本好きのブックママの方がおられるから、安心して図書室に行っているんだなとも思いました。西脇小学校のブックママは、創設されてから11年目を迎え、PTA活動のよき伝統となってきているようにも思いました。
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12月定例会一般質問一覧

2016-12-23 04:32:05 | 市議会活動
 12月21日、12月定例会が閉会しました。
 20日・21日の本会議がでは、12名の議員が一般質問に立たれました。私は、監査委員のため、残念ながら一般質問を行うことができません。
 議長・監査委員を除く西脇市議会議員14名中、12名もの議員が一般質問を行うのは、特筆すべき出来事のように思います。一般質問は、議員一人ひとりが、市政に対し問題意識を持って、自分の調査してきたことをもとに行政と議論をし政策提言を行います。議員の大切な活動だと、私は思っています。そのため、監査委員に就任するまでは、毎議会一般質問を行っていました。
12名の議員の一般質問の骨子を紹介します。

 ①村岡栄紀議員―西脇市の空き家問題とその対策を問う
 ②高瀬 洋議員―にしわき学力向上事業について
         防災行政無線システムについて
 ③高橋博久議員―西脇市のゴミ分別への取組について
 ④坂部武美議員―文化振興とまちづくりについて
 ⑤浅田康子議員―「教育の復活」の取組について
 ⑥岩崎貞典議員―高齢者の交通事故対策について
         犯罪被害者支援について問う
 ⑦村井正信議員―介護保険総合事業について
         介護保険総合事業の課題について
 ⑧中川正則議員―地域の安全と安心を確保するには
         中心市街地・中山間地域に対する施策について
 ⑨寺北建樹議員―農業振興としての税の減免対策
         水道事業における基本水量の変更
         福祉タクシーのあり方
 ⑩林 晴信議員―「仮称・西脇市子ども総合支援条例」
 ⑪古西祐子議員―市民に望まれる市営霊園となるために
 ⑫岡崎義樹議員―災害発生時における避難所運営について
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「西脇市手話言語条例」賛成討論、市三役と議員の期末手当アップの反対討論

2016-12-22 03:36:40 | 市議会活動
 12月20日、第55回西脇市議会12月定例会本会議が再開され、市長から提案のあった議案の委員会審査報告と討論、採決が行われ、全議案とも可決されました。
聴覚障がい者の皆さんが長年待ち望まれていた『西脇市手話言語条例』が全員一致で可決されました。西脇市聴覚障がい者協会の林会長や会員の皆さん、嶋本兵庫県聴覚障がい者協会事務局長や支援者の皆さんも傍聴に来られ、全員一致で可決されたことを大変喜ばれていました。私は賛成討論を行い、今後実効性のある施策が展開されることに対し注文しました。



また、市長以下市三役と議会議員の期末手当(ボーナス)をアップする議案第83号「西脇市長及び副市長及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」については、委員会では否決、本会議可決という結果になりました。私は、市民の皆さんは決して理解されないと考え、3ヶ年連続の期末手当アップに反対討論を行いました。
 討論の全文を掲載していますので、お読みください。

 議案第81号「西脇市手話言語条例の制定について」賛成の立場で討論をします。

 『西脇市手話言語条例』は、長年、聴覚障がい者の皆さんが待ち望んでこられた条例です。条例制定に当たっても、兵庫県聴覚障がい者協会事務局長、また、西脇市聴覚障がい者協会の代表の方が委員として参加し、積極的に意見を出され、検討され条例案として作られてきたと聞いています。そして、聴覚障がい者の皆さんをはじめ、誰にでも分かりやすい理念条例を作ろうということで、今回の条例提案になったとも聞きました。
 条例案には、「手話を言語として認め、ろう者とろう者以外の者がお互いに理解し合い、ともに暮らせることができる地域社会の実現を目指し、この条例を制定します。」とあります。また、「ろう者が手話を使ってコミュニケーションを図る権利を有する」とあります。手話言語条例の果たすべき役割、聴覚障がい者の方の権利が簡潔ですがしっかりと明文化されています。
 それと同時に、条例案には、「ろう者が、地域や職場で孤立することなく安心して生活するためには、手話を使いやすい環境を整える必要があります。」とあります。
 西脇市手話言語条例が、理念条例として積極的な側面を有するとともに、ただ条例ができればよいというのではなく、聴覚障がい者の皆さんが社会生活をより送りやすいように、さらに健聴者の私たちの理解がさらに進むための施策が行われるよう、条例の実効性を確保することが大切だと私は考えています。
 今後、設置される予定の西脇市手話施策推進会議において、西脇市手話言語条例が実効性を持つための具体的な施策が提案されることを期待しています。『西脇市手話言語条例』の制定は、聴覚障がい者の方にとって、同じ西脇市に住む市民として、互いに尊重し合えるまちづくりがさらに推進されるものと考え、賛成討論とします。

 議案第83号「西脇市長及び副市長の給与及び旅費に関する条例等の一部を改正する条例の制定について」反対の立場で討論をします。

 今回の条例提案は、人事院勧告に基づく条例整備と市長以下3役並びに私たち議会議員の期末手当(ボーナス)の支給のアップについて、0.1ヶ月分をアップする内容です。今回で3年連続の期末手当アップとなります。1昨年度が、0.25ケ月分、昨年度が0.1ヶ月分、今年度が0.1ヶ月分ですから、合計0.45ヶ月分アップしたことになります。3ヶ年で、議員一人当たり19万1475円のアップ、議会全体で313万円余りになります。市3役分を加えると、428万円余りになります。
 西脇市の経済は、特別職のボーナスをアップできるほど、良くなってきているのでしょうか?
ご存知のように西脇市税はここ数年減収です。西脇市を除く北播磨4市1町の平成28年度の市町税収入は増加していますが、唯一西脇市だけ減収です。長引く西脇経済の低迷を反映した結果だと言えます。
 今回のボーナスアップを市民の皆さんは、どう思われるでしょうか?私は、こうした厳しい経済環境下にある西脇市において、3ヶ年連続で市議会議員の期末手当をアップすることは、到底市民の皆さんの理解が得られるものではないと考えます。むしろアップ分を、具体的な子育て支援等に回すことが、市民の市議会に対する信頼を増すのではと考えます。
 今年3月議会でも申し上げましたが、今後の西脇市議会を考えるとき、優秀な人材を確保するために今回の期末手当を上げるべきだとの意見があります。3ケ年連続で期末手当をアップすることで、西脇市議会議員に立候補しようと思う方が増えるのでしょうか?私は、そうは思いません。
 私も、来年の市議会議員選挙には若い優秀な方にぜひ多く立候補していただきたいと願っています。そのためには、議員に立候補しやすい環境を整えるための議員報酬や議員活動をより活発に行うための政務活動費の問題は、今後議論 すべき大切な課題です。しかし、今回の期末手当アップは、別の課題だと考えます。
 西脇市民の目線から考えた場合、3ヵ年連続となる議員の期末手当のアップに対し、到底理解の得られるものではないと判断します。よって、本議案については、反対します。
 尚、反対をして期末手当のアップ分を受け取るというのは、私の政治信条としては潔しとしません。1昨年、今年3月と同様、アップ分を法務局に供託をしたいと考えます。
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