東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

政務活動費についての私の想い

2016-01-31 04:51:34 | 市議会活動
 神戸新聞が、今年の元旦から1月10日まで7日シリーズで、『不正の温床―政務活動費制度を考える―』と題して連載記事を掲載しました。
 この記事を読んだ多くの西脇市民の方から、私の所にも意見が寄せられました。野々村兵庫県議の『号泣会見』を契機に、政務活動費(政活費)の支出について市民が厳しい視線が注がれるようになりました。兵庫県議会では妻同伴の旅費に支出、神戸市議会では選挙資金の裏金に支出、大阪市議会では高級車購入代金をリース費用として支出、高砂市議会では政治資金パーティ券購入に支出など、不正が全国的にどんどん明るみに出てきています。
 政務活動費は、本来、地方議員の調査研究などに交付されるお金です。政務活動費の支給額は、兵庫県内の議会でも大きく異なります。一人当たりの月額では、多い所では、県議会の45万円、神戸市議会の38万円、西宮市議会の12万円、尼崎市役所の10万円、少ない所では、西脇市議会の約3700円、養父市・香美町・新温泉町の5000円があげられます。また、加東市や多可町は、0円です。 
 西脇市議会の政務活動費は、年間44500円で、政務活動費を支給している市町の中で最低です。また、政務活動費の支出については、領収書が必要で、インターネット公開もされています。
 西脇市議会では、政務活動費が活用できる項目を厳密に規定しています。議員として必要な調査研究活動に限られています。議員ニュースの発行の費用は、認められていません。多くの場合、必要な図書の購入、研修視察費に充てられているようです。私の場合、JIAM(全国市町村文化研修所)での研修費用に活用しています。ただ、どうしても、年間44500円(月約3700円)では足りません。
 私は、市議会議員が調査研究や視察研修を行い、その成果を議員活動の中に活かし、さらに市民にその情報を提供するために必要な政務活動費は必要だと考えています。
 その支出は、1円であっても領収書が必要であること、収支についてはインターネット公開をすること、支給は事後支給にすること、当然全市民に視察内容を報告することを義務付ける必要があります。
 西脇市議会でも、政務活動費について議論を行い、今後の方向性を出すべきだと考えています。ただ、年間44500円の政務活動費であっても、執行率が76.8%であることは、使っていない議員もいるということになります。このことも、問題だろうと思います。すべての議員が、議員活動を活発に行い、必要な政務活動費はいくらが適当なのかをそれぞれの実践の中から判断すべきだと考えています。
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ニセコ町予算説明書『もっと知りたいことしの仕事』

2016-01-30 04:13:11 | 市議会活動
 私は、北海道ニセコ町が毎年度発行されている予算説明書『もっと知りたいことしの仕事』を楽しみに読ませてもらっています。



 ニセコ町予算説明書『もっと知りたいことしの仕事』は、平成7年度から発行され、平成27年度で21冊目となります。当時のニセコ町長であった逢坂誠二氏(現衆議院議員)が、「まちづくりの主人公である町民が主体的に活動するという住民自治を実践するためには、情報の共有化が図れなければならない」との考えで、発行されるようになったと聞いています。後に、平成12年に制定した『ニセコ町まちづくり基本条例』で、町長の責務として、町民に「予算を具体的に把握できるよう十分な情報の提供に努めなければならない」と規定されました。『情報は自治の源泉』と言えます。
 予算説明書『もっと知りたいことしの仕事』は、3月議会で定めた予算の内容を分かりやすく町民に説明し、町の仕事への理解を深め、住民自治の基本を実践する内容だといえます。
 私も、黒田庄町長時代に、ニセコ町を訪れ、逢坂町長からも話を聞き、予算をより分かりやすく町民の皆さんに説明するにはどうしたらいいかを職員と一緒に考えてきました。やはり、ニセコ町の予算説明書を超えるものはできませんでした。



 平成27年度予算説明書『もっと知りたいことしの仕事2015』は、まず、「ことしの予算の基本的な考え方」について書かれてあり、ニセコ町予算ができるまでのスケジュールも掲載されています。
 そして、①自然や景観、生活環境を守る②くらしやすさの向上③資源とエネルギーの活用④環境と調和した農業の推進⑤連携による地域産業の活性化⑥地域性を生かす観光の発展⑦教育と生涯学習の充実⑧健康づくりと安心できる地域医療⑨地域福祉の向上⑩災害に強く安心な地域づくり⑪町民と行政のまちづくりの11章ごとに、1万円以上の事業をすべて、詳しく説明されています。


 例えば、②くらしやすさの向上の「町道羊諦近藤連絡線歩道整備事業」では、事業の内容、工事区間、工事の予定時期、事業費3507万円(財源内訳)、そして工事区間の図が掲載されています。本当に、分かりやすいです。
 また、⑨地域福祉の向上の「ニセコ町(仮称)学童クラブ建設整備事業」では、建設場所、建設時期、建物の特徴、西面・南面・東面・北面の立面図が掲載されています。総額1億4482万円の主な経費(実施設計、建設工事費、用地購入費、備品購入費、その他の経費)、財源内訳(国からの補助、省エネ設備の補助、ニセコ町の負担)も掲載されています。
 さらに、資料編では、町民からの問いに答える形で、Q1平成27年度予算の概要はどのようになっていますか?Q2町の借入金と積立金はどのくらいあつのですか?Q3町の財政は健全ですか?Q4町の補助金はどんなところに使われているのですか?などなど。
 予算説明書『もっと知りたいことしの仕事』を参考に、各自治体でも工夫された、住民に分かりやすい予算説明書を作成してほしいと願っています。西脇市においても、提案していこうと考えています。
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市町村議会議員研修『地方財政制度の基本と自治体財政』その2

2016-01-29 04:58:36 | 市議会活動
 研修の2日目は、関西学院大学の小西砂千夫教授による講義、グループ討議による演習でした。小西教授の講義は、昨年に引き続き2回目の受講でしたが、関西弁の軽妙な語り方で、時には本題から離れることも多々ありましたが、楽しい講義でした。
 最初の講義では、総務省資料に基づく、『地方財政の果たす役割』について詳しく説明がありました。



 その意図されたことは、日本の内政を担っているのは地方公共団体であり、国民生活に密接に関連する行政は、そのほとんどが地方公共団体の手で実施されている。そのため、国と地方は、公経済を支える車の両輪でなければならない。そして、国と地方は、役割分担をして、一体的に機能しており、分離型ではなく、融合型の事務配分がされている。事務配分の上に立って、地方財政計画の歳出と歳入を同額にするのは、国の責務であるため、地方交付税対象税目(所得税33.1%、法人税33.1%、酒税50%、消費税22.3%)に占める法定税率分は、平成27年度予算で13.3兆円であるが、実際は地方交付税16.8兆円、臨時財政対策債4.5兆円、合計21.3兆円になっている。
 説明の中で、平成の大合併を推し進めた小泉内閣での「構造改革」と現在もてはやされている「地方創生」の意味についても触れられました。さらに、事務配分に関して、生活保護費の考え方、投資的経費の移り変わりについても、説明されました。
 次に、「地方自治体の財政診断の考え方と課題」について、①財政分析の視点、②現金主義会計と発生主義会計の関係、③地方財政における建設公債主義、④短期と長期の現金主義会計の健全性に関して、詳しく説明されましたが、私にはなかなか理解できませんでした。
 財政分析に関するグループ演習では、60名が10班に分かれ、グループ意見交換を行いました。私は8班で、下呂市の中島議員、向日市の清水議員、島本町の伊集院議員、播磨町の岡田議員、人吉市の平田議員の6名でした。自分のまちの紹介と共に、財政の問題、広域行政の問題と活発に意見が出され、あっと言う間に時間が過ぎたように感じました。結論を出す会ではありませんでしたが、講義を聞くことが多い中で、自分が参加しているという意識の持てた時間でした。
 3日目は、「地方財政のよくある質問」に対する小西教授の解説や質疑応答の時間でした。
「臨時財政対策債は本当に確実に償還できるか?」「経常収支比率は75%程度が適切だと言われている?」「財政健全化条例の意義と課題」「地方税の徴収率について」「合併後10年を経過し、地方交付税の合併算定替え」の5点でした。
 私も、疑問に感じている臨時財政対策債、合併後10年を過ぎた交付税の算定替えのことが聞けたことがよかったです。
 臨時財政対策債は、地方財政計画の歳出・歳入に明確に入っており、基準財政需要額に計上されている。そのため、元金利子全額が、後年度普通地方交付税に算入されるので大丈夫である。ただし、当たり前ですが、国の財政が破綻すれば、保証されなくなること。
 午後の短い時間でしたが、受講生から活発な質問が出されました。さすが、JIAMに自主的に学びに来ている議員だなと感心しました。私も、「地方交付税の合併算定替えが、具体的な年限でどのようになっていくのか」ということと、「国の財政を立て直すため構造改革路線のもとで平成の大合併が行われたが、現在の財政運営が逆行しているのではないか?」という2点を質問したかったのですが、時間がなくできませんでした。



 3日間、私にとって大変有意義な研修でした。そして、全国からの議員の仲間の方々と交流できました。今後も、こうした研修に積極的に参加したいと願っています。
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東京マラソン・篠山ABCマラソンに向けた30㎞走

2016-01-28 04:36:20 | プライベート
 1月24日の午前、播磨中央公園で、ランナー仲間の依藤さんと一緒に30㎞走を行いました。
 2月28日の東京マラソン、3月6日の篠山ABCマラソンに出場するため、長距離を走りたいと思っていました。24日の午前中が空いたので、依藤さんに頼んで、一緒に走っていただきました。



 播磨中央公園の周回コース(7.8㎞)は、アップダウンがあり厳しいコースですが、大変走りやすく、距離も積むことができます。多くの方が、ウオーキングやランニング、犬の散歩をしています。
 9時前に、播磨中央公園の駐車場に集合し、9時スタートで周回コースを走り始めました。走り出してすぐ、滝野町に住むランナー仲間のSさんご夫妻が走っておられるのに出会いました。少しでしたが、一緒に走りました。周回コースを1周半走った後、コースを離れ、光明寺へ走っていきました。ものすごく急な坂道でしたが、頑張って走っていきました。その後、ロードに出て、バラ園から再び周回コースに戻り、再び1周半走りました。30km完走です。途中で、2度給水を行いましたが、11時45分ごろに走り切ることができました。走るペースは、予定よりも速く1㎞4分半~5分半でした。2人で走るからこそ、良いペースで最後まで走り切ることができたと思います。
 走り終わった後、近くの温泉の『ぽかぽ』により、身体を休めました。気持ち良かったです。
 1月31日は、西脇市初の駅伝が、都麻郷グランドで行われます。3人一組でチームを組みます。駅伝に出た後、長距離走を行う予定です。また、2月にも長距離走を行いたいと考えています。
 フルマラソンに向け、長い距離を走る力を付けたいと考えています。頑張ります。
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ハローワーク西脇定期訪問

2016-01-27 04:53:34 | 産業・労働・雇用
 1月27日、ハローワーク西脇を訪問し、佐藤所長さんから管内の雇用状況を聞いてきました。佐藤所長さんは、忙しい中でも、「平成27年11月内容の労働市場」をもとに丁寧に説明してくださいました。



 有効求人倍率は、全国平均1.25倍、兵庫県平均1.05倍、西脇管内1.22倍です。すべて1倍を超えていますから、雇用状況は求職者数に対し、求人者数の方が多く、良い状況だといえます。
 西脇管内の状況では、新規求人数は、1,109人で対前年同月比9.3%増加、対前月比29.5%減少しています。パートを含む求職の状況では、新規求職者数は、572人で対前年同月比0.2%増加、対前月比21.1%減少しています。そして、就職件数は268件でした。
 45歳以上の中高年齢者の状況では、新規求職者数は、220人で対前年同月比12.8%増加、対前月比22.0%減少しています。全有効求職者中に占める45歳以上の求職者の割合は、44.4%で、西脇管内では中高年齢者の占める割合が高いといえます。
 雇用保険の取り扱い状況では、給付関係で、資格決定者数は132人で対前年同月比5.0%減少し、受給者実人員は692人で対前年同月比18.9%も減少しています。雇用状況が改善したため、失業による雇用保険受給者が減っていることが分かります。
 そして、ハローワーク西脇管内の有効求人倍率は、対前年同月比0.19ポイント増加し、対前月比増減なしの1.22倍になりました。
 佐藤所長さんは、求職や雇用保険の手続きに来られる方が減少し、窓口が混雑する日が少なくなったように感じると話されていました。また、企業に対しては、正社員での求人を出してくれるように依頼しているとのことでした。新卒者(高卒)者の就職状況は、例年以上に良い数字であるとのことで、求人倍率は2.5倍だったそうです。それでも、進路変更で急きょ就職を希望する生徒に対して、2月3日に面接会を予定しているとのことでした。
 貴重な話も聞かせていただき、大変勉強になりました。ありがとうございました。
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西脇市議会の『定住促進策』『婚活・子育て・出産についての施策』

2016-01-26 04:55:57 | 市議会活動
 12月議会の初日、総務産業常任委員会が『定住促進施策』として事務調査したことの報告がありました。私は総務産業常任委員会の委員ではないのですが、しっかりと調査された内容で感心しました。
 私が黒田庄町長時代に行った『ふるさと奨学金制度』とよく似た制度も、提案内容に含まれています。ふるさと奨学金制度は、黒田庄町の若者で大学に進学した際、1ケ月あたり5万円(4年間で240万円)貸与し、卒業後、黒田庄町に帰ってきた際、返還を免除する制度です。黒田庄町に帰って来ない場合、元金分を返還します。
 総務産業常任委員会の報告を紹介します。
 
1.調査の目的
 日本は国際的にも最も高齢化社会であり、一方子どもの数は減少の一途をたどっている。西脇市は自然動態では出生数より死亡数が圧倒的に多く、また社会動態では転出数が転入数を上回っている。このままではこの地域で次の世代を担う人が減少し、地域そのものが成り立たなくなり崩壊する危機を迎えることにもなりかねない。委員会としては、人口減に対しての対応策を策定し実施することで地域の危機を回避出来ると考え、具体的施策を検討した。社会減すなわち転出する人を少なくすることや、自然増すなわち子どもの出生を見据えた施策を構築していくことを目的とする。
 総務産業常任委員会としては、自然動態と社会動態の改善を図るべく、以下の具体策を提言する。

2.定住促進施策
 定住促進施策とは、市内に育った人が西脇市に住み続けることが出来るための施策と他市にいる子育て世代が西脇市に転入したいと実感できる施策をいう。後半の転入促進策は多くの自治体で取り組まれているが、住民の取り合いであることを念頭に置く必要がある。すなわち、西脇市で転入が増えれば他市町の人口が減り、またその逆もありえるということである。このことを考慮に入れるならば大胆な施策が必要となる。
具体策
若い世代が何を求めているかが重要な視点となるが、ここでは「住みやすさ」を掲げたい。「住みやすさ」とは、他市と比べて家賃等が有利である等の「施策」そのものの有利さと、西脇市での自然や地域での住み心地の良さが挙げられる。

 1)定住促進課(仮称)の新設 (新規)
 定住促進はそれぞれの課がばらばらに行うのではなく、総合的な施策が求められる。そのためには専門の課の設置が必要であり、特に転入者の空家入居などは地域との交流が重要であり、そのための繋ぎを担う必要がある。転入から定着までの一貫した対応をするためにも専門員が求められる。
 ①定住促進施策の総合窓口と推進
 ②空家入居や自宅建設の転入者への支援
   ・土地や空家の情報提供
   ・地元との調整
   ・就職支援
   ・就農支援
   ・転入者との密接な関係性
 ③定住促進ガイドブックの作成
 ④定住促進HPの作成・更新

 2)若い夫婦が住宅を建てた場合の支援 (新規)
     対 象 合計年齢80歳未満で市内に住所を有する夫婦 
     助成額 市内同地  10万円×10件
       市内転居  20万円×10件
       転  入  100万円×5件
中学生以下の子どもがいる場合は、1人10万円増
     予 算  800万円+子ども分 200万円
     目 的 若い世代の人が自宅を建設することで、西脇市での定着率が格段に高くなり、固定資産税、転入者には新たな市民税の確保が見込ま          れ、その上子どもの人口増が期待できる。

 3)空家改修助成(新規)  
   対 象 空家バンクを通じて空家を購入し、市内に住所を有する人
   助成額 改修費用の2分の1(上限 100万円)×3件  
       高校生以下の子どもがいる場合、10万円上積み
   予 算  300万円
     目 的 現在空家対策が検討されているが、その対策を有効に機能
         させることを目的とする。

 4)アパート家賃助成 (新規) 
     対 象 市外から市内の民間賃貸住宅に転入し、市内に住所を有する世帯(合計年齢80歳未満の夫婦)
     助成額 家賃から住宅手当を差し引いた額の2分の1、最高額2万円(2年間)2万円×12月 10件
     予 算  240万円
     目 的 西脇市への転入を促進することにより西脇市民が増え、勤労世代であるため、市民税の増も期待できる。

 5)新婚家庭家賃助成 (新規) 
     対 象 婚姻届を出して1年以内の新婚世帯で、市内の民間賃貸住宅に新たに入居し、市内に住所を有する世帯(合計年齢80歳未満の夫婦)  
     助成額 家賃から住宅手当を差し引いた額の2分の1、最高額2万円(2年間)
     予 算  240万円(2万円×12月 10件)
     目 的 市内在住の「新婚世帯」が他市へ転出するのを防ぎ、西脇市に住み続けてもらうことが重要である。

 6)市内に住所を有し、就職した人に奨学金免除 (新規)
   対 象 市内に住所を有し西脇市の奨学金を受給している高校生・ 大学生が事業所に就職した場合 
   助成額 受給期間を勤務した人は全額免除とし、勤務期間単位で免除率を決定
   予 算 返済額が減  153万円
       27年3月卒業者のうち公立高校生3人、私立高校生2人、
       大学生3人を想定(実際の返済は翌年度より)
                     26年度受給者 年間返済額
     公立高校3年間受給額  54万円  3人    90,000円
     私立高校3年間受給額  108万円  2人    180,000円
     短期大学2年間受給額  120万円  6人    300,000円
     大学4年間の受給額   240万円  35人  300,000円
   目 的 西脇市の人口動態は18歳から30歳までの転出が多い。それは就職先との関係が深いと想定される。そのため、就職による転出を少しでも減       らし市内定住率を上げるためにおこなう。

   参 考  西脇工業高校 27年3月卒業者  237人
         就職  153人  進学 84人
         市内就職先 12社(他市町の卒業生含む)
               市民 9人
        西脇高校 27年3月卒業者  317人
         就職 7人  進学  310人
         市内就職先 1社(2名)
        西脇北高校  27年3月卒業者 57人
         就職 32人  進学 12人  その他 12人
         市内在住就職者 12人  
           市内企業就職  5人
           市外企業就職  7人
        多可高校  27年3月卒業者  112人
         就職 38人  進学 74人
         市内事業所での就職者 9名(市民は約半数)

 7)三世代同居推進助成 (新規)
     対 象 親の住む同敷地内に引っ越す住所を有する息子・娘世帯(三世代目にあたる下の子どもが中学生以下であること。)
     助成額 引越し費用 
          市外からの世帯 費用の2分の1 上限8万円
          市内からの世帯 費用の2分の1 上限5万円
         改修・増築費用 
          費用の2分の1 上限50万円
     予 算  189万円(8万円×3、5万円×3、50万円×3)
     目 的 共働きが多い若い世代には子育てが大きな課題となる。三世代同居を薦めることで子育てをしやすくする。

 8)特別指定区域制度の運用拡大 (充実)
   目 的 ・簡易な方法を検討することで、住み慣れた土地で家を建てやすくする。
       ・地域の課題を地域の人が検討する場の設定
   施 策 1)現在「小学校区地域」に10年間住んでいたら「地縁者の住宅地域」に住宅を建てることができる。を
                ↓
         「西脇市(小学校区を限定せず)」に10年間住んでいた場合、「地縁者の住宅地域」に住宅を建てることができる。に変更する。
       2)工場等の用途変更の対応については、用途変更が出された場合、1年ごとに審議会で検討する。

 9)定住促進ハンドブック等のPR誌発行 (新規)
   内 容 住まいのための支援制度
       仕事への支援
       健康・予防医療制度
       子育て・教育制度
   目 的 定住促進策は市民や市民以外にも知ってもらってこそ価値が生まれてくる。総合的な施策を一冊の本として目にすることで検討が進むた 
       め。
   予 算  300万円( 1,000円× 3,000部)

 10)企業誘致促進のための工場公園用土地確保 (充実)
   内 容 上比延町の工場公園は、企業が2社定着したことにより場所的には埋まっている。今後工場を西脇市に建設したい企業に対応するために工       場公園を用意しておく必要がある。


3.婚活・子育て・出産についての施策
 ○婚活・子育て・出産3施策の推進について
  西脇市の魅力を発信し、住んでみたい、住み続けたいと思っていただくためには、様々な方策が考えられるが、安心して子どもを生み育てる環境をつ  くることは当然のことであることから、子育て・出産・婚活の3施策に絞って他市の状況を参考にしながら、現施策の充実も含め、今後西脇市で取り  組むべき施策は次のとおりとする。
 
 1)こども医療費助成 (充実)
   対 象 現状中学生以下を18歳まで引き上げ
   助成額 通院、入院とも医療費無料
   予 算 現状27年度予算約 6,000万円=0~15歳 5,900人。高校生 1,400人=高校生の医療費は、中学校までの1/3とみると年約500万円増
   目 的 子育て家庭の負担を軽減し、子どもたちが安心して必要な医療を受けることができるようにするため。現在、所得制限(市民税所得割額の       合計が 235,000円以下)があるが所得制限無とする。

 2)子育て支援情報発信 (新規)
   対 象 子育て中の保護者
   助成額 無
   予 算 約 750万円(アプリ開発費)
   目 的 子育て情報を必要とする保護者に登録していただき、スマートフォンによる検診、子育てイベント等の子育て情報を発信する

 3)出産祝い品 (充実)
   対 象 市内に居住し、かつ、住所を有する者で出産した者
   助成額 出生届の際に支給している、おむつポーチ、カバン、ティッシュカバーをもう少し高額なものに充実。例えば、育児雑誌、絵本等を追加
   予 算 27年度予算単価 1,000円、計40万円。これを単価 2,000円に増額
       80万円
   目 的 子どもの誕生を祝うとともに、子育て支援をさらに進める。

 4)不育治療費助成 (新規)
   対 象 市内に住所を有し、法律上婚姻している夫婦
   助成額 1人1年度につき10万円を限度、1対象者 100万円を超えない範囲(1年度につき1回以内。通算年度は問わない。)
   予 算 不育治療の受診人数は確定できないが、10人として年 100万円
   目 的 不育治療を受ける夫婦の経済的負担の軽減

 5)特定不妊治療費助成 (充実)
   対 象 市内に住所を有し、法律上婚姻している夫婦
   助成額 現在、兵庫県から助成を受けた額を控除した額(その額が5万円を超えるときは5万円)で、平成28年度から40歳未満の方は通算6回まで、       40~42歳の方は通算3回まで、43歳以上の方は助成対象外となる予定であるが、同一の夫婦で通算10回を限度とする。
   予 算 西脇市では年間約60人が治療を受けていることから約 300万円
   目 的 特定不妊治療を受ける夫婦の経済的負担の軽減

 6)妊婦健康診査補助 (充実)
   対 象 妊婦健康診査の受診日に市内に住所を有している人
   助成額 現在75,000円、助成券1万円1枚、5,000円券1枚、 4,000円券15枚を交付しているが、西脇病院での診査費用がアップしたため15,000円       増額し90,000円とする。また、助成券も使用しやすいように 1,000円券とし、現在1回に2枚までの制約をなくす。
   予 算 27年度予算で約 2,300万円。約 315人で約 472万円増
   目 的 妊婦健康診査を受ける人の経済的負担を軽減し、より健やかな妊娠期 を過ごし、安心して出産を迎えられるため。

 7)(仮称)にしわきおせっ会支援 (新規)
   対 象 婚活希望者の要望を聞き条件に合う相手とお見いをさせる仲人の役割をする人や婚活イベントを行うボランティア
   助成額 .婚活イベント・セミナーの開催、にしわきおせっ会事務局費等
   予 算 (仮称)にしわきおせっ会事務局費 170万円
       未来予想図の会補助金 30万円
   目 的 未来予想図の会も含めて、仲人の役割を果たすボランティアグループ・にしわきおせっ会を組織し、独身の男女を対象として出会いの場の       創出、さらには各種セミナー等を通じて個人スキルを向上させ、社会人としてさらに成長することを目指すなど、結婚活動を支援する。

4.これらの施策を実施する場合の予算
・定住促進策に年間 2,348万円、奨学金免除施策を行った場合は 153万円 の減収となる。
・婚活・子育て・出産施策に年間2,400万円

5.定住促進による効果
 1)効果額を算定の前提
   人口減少数は年々多くなっているが、その原因は26年度統計によると1日平均の出生者が0.88人に対し死亡者が1.47人、転入者が2.92人に対し転出   者が3.35人と減少要因が大幅超過している。
   人口減少対策としては転入増と転出減をどの程度改善するかが課題となる。
   当面目標として社会的減少数を 100人程度とし、転入数を増やし転出数 を減少し、特に若い層にスポットをあてた施策を今回提言してきた。定住   促進の効果を計る時の前提となる人数を踏まえ、具体的効果額を算定する。
   ①死亡数は増加傾向にあると想定
   ②平成20年度の転入者 1,180人   転出者 1,356人
    平成26年度の転入者 1,069人   転出者 1,358人
    西脇市の人口動態の現状は、60歳以上で転入増となっているが、18歳から35歳までは大幅な転出増となっている。この年代層の転出を抑えること    が人口減少に歯止めをかける施策になる。
   ③社会的減少数が 100人程度となった場合、従来より50~ 150人増えることになり、世帯数を夫婦と子ども2人世帯と仮定すると12~37世帯とな     る。
 
 2)本人・配偶者・子ども2人(16歳未満)の一般的な勤労者が家を建てた場合には固定資産税と市民税が増加する。
   ①10世帯が転入(40人増)し家を建てた場合
     市民税  1,141,000円
    収入 600万円 2世帯  市民税 298,000円 
    収入 500万円 5世帯  市民税 600,000円
      収入 400万円 3世帯  市民税 243,000円
    固定資産税  765,000円
    都市計画区域 5世帯      467,000円
    調整区域   5世帯      298,000円
   ②10世帯が賃貸住宅に転入してきた場合
     市民税  1,141,000円

 参考資料⑴ 市民税、固定資産税等の税額
  本人・配偶者・子ども2人(16歳未満)の場合の市民税額
   収入 600万円  市民税   149,000円 
   収入 500万円  市民税   120,000円
   収入 400万円  市民税   81,000円
  固定資産税
   土地( 120㎡として)     78,000円
    固定資産税  55,000円(3年間)
    都市計画区域 23,000円(3年間)
   家屋( 200㎡以内)      15,400円
    固定資産税  10,800円
    都市計画区域  4,600円

 参考資料⑵ 人口動態の指標と実際の異動数 
1日の人数(指標)
  平成 対前年比減少数  転入者  転出者  出生者   死亡者
 20年度   345人   3.36 4.37 0.95 1.22
 21年度   262人   3.23 3.71 0.99 1.27
 22年度   321人   3.14 3.47 0.88 1.21
 23年度   382人   2.79 3.40 0.98 1.47
 24年度   378人   2.89 3.34 0.93 1.37
 25年度   381人    3.13   3.70 0.88 1.49
 26年度   504人    2.92   3.35 0.88 1.47
各年度の人口動態  転入者  転出者 減数  出生者   死亡者
 20年度  345人減 1,180 1,353 (173)  362  465
 21年度  262人減 1,145 1,266 (121)  322  441
 22年度  321人減 1,018  1,241 (223)  358  538
 23年度  382人減 1,056 1,218 (162) 338  500
 24年度  378人減 1,144 1,350 (206)  321 544
 25年度  381人減   1,064 1,221 (157)  321  536
 26年度  504人減   1,069   1,358 (289) 304 519
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西脇市民オーケストラ第4回定期演奏会

2016-01-25 07:59:00 | 文化・スポーツ
 1月24日の午後、アピカホールで西脇市民オーケストラの第4回定期演奏会が「2016 New Year Concert」と銘打たれて開催されました。私も、発起人の一人として、早くから廣田代表から案内をいただいていました。



 指揮者の横山文和先生が体調を崩し、しばらく練習に参加できていませんでした。しかし、今回元気な姿を見せてくれて、皆さんホッとされたと思います。横山先生は、開会のあいさつで、「今回の定期演奏会は、喜び、驚き、創造、奇跡が表れる演奏会になるでしょう」と意味深なことを話されました。
 でもその言葉通りの演奏会でした。市民オーケストラの皆さんは、結成立った2年しかたっていないにもかかわらず、伸び伸びと演奏されていました。演奏することに、『喜び』を感じておられるようでした。私も発起人の一人として、2年前の市民オーケストラ結成から4回の定期演奏会をすべて鑑賞してきました。でも、団員の皆さんの成長、演奏の素晴らしさを感じ、『驚き』を禁じえませんでした。



 また、片山市長が、『西脇市歌』の指揮者を務められました。音楽を愛好する市長として、見事なタクトの振りでした。「伸びる西脇 展けわが市」の歌詞を、私は大好きです。西脇市民オーケストラは、今後も、ニューイヤーコンサートでは、『西脇市歌』と『一月一日』を必ず演奏されるそうです。



 横山先生の新任の頃の池田小学校合唱部の教え子3人の方が来られていました。一人は、昨年末第九合唱で一緒だったソプラノ歌手の遠山すみれさんでした。第3部の『帰れソレントへ』を高らかに歌い上げられました。
 定期演奏会は、3部形式で行われました。第1部は、『西脇市歌』、『一月一日』、『春がきた』、『ふるさと』、『アンパンマン』など皆さんがよく知っている曲でした。会場一緒になって歌いました。
 第2部は、アンサンブル演奏でした。クラリネットアンサンブルでは、3種類のクラリネットの紹介もあり、レベルの高い演奏を聴かせてもらいました。管楽器・打楽器・ピアノによるアンサンブルでは、第3回演奏会では指揮者を務めてくれた藤原友晴先生の娘さんも、タンバリンで参加していました。市民オーケストラの練習では、託児ボランティアで協力してくださる方もあり、子育て世代の方も参加できやすいように工夫されています。演奏会の受付では、応援団の方がスタッフとして頑張っておられました。



 第3部は、レベルの高い演奏を見せてもらいました。『ピチカートポルカ』では、バイオリンやベースで弦を使わず、指先で弾いて音程を取られていました。続いて、ビゼー作曲の有名な『ファランドール』、ニューイヤーコンサート定番の『ラデッキー行進曲』では、会場一体となった強弱を付けた手拍子で盛り上がりました。
 オーケストラの皆さんと会場の聴衆が一体となった演奏会を『創造』することができたように思います。60歳を過ぎて初めてバイオリンを弾いた女性の皆さん、80歳を過ぎてベースを弾かれている廣田団長などなど、老若男女を問わず力を合わせて、『奇跡』を巻き起こしているように感じた素晴らしい第4回定期演奏会でした。
 西脇市民オーケストラを結成するにあたって大きな力を発揮していただいた、発起人代表の故竹内泰彦さんもさぞかし喜ばれていることと思います。2年前の結団式で、竹内さんが元気に応援のメッセージを述べられていたことを思い出します。竹内さんが亡くなられたことは本当に残念ですが、竹内さんが撒かれた西脇市民オーケストラの種がしっかりとした芽を出してきました。今後、大きな実がなるように、私も応援していきたいと思っています。
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西脇卓球クラブ(NKK)への練習参加

2016-01-24 07:48:23 | 文化・スポーツ
 西脇卓球クラブ(NKK)は、毎週3日間(水曜日・金曜日・日曜日)練習しています。時間は、午前9時~12時の3時間です。練習場所は、西脇市総合市民センター(カルチャーセンター)を基本に、カルチャーセンターが使えないときは天神池スポーツセンターを使っています。



 西脇卓球クラブのメンバーは、若手から高齢者の方、初心者からベテランの方までと大変幅広い方々が練習に参加されています。若手は、日曜日の練習や夜勤明けの水・金曜日に練習に来ています。高齢者の方は、無理をしないように、自分の体調に合わせて練習されています。80歳過ぎの方もおられます。
 平田会長やベテランの森田さん、藤原さんが、個別指導を行ってくれます。部員それぞれの弱点を克服するための指導や初心者に対して丁寧なフォア打ちやバック打ちを指導してくれます。そのため、初心者の方も、自分の成長がよく分かるため練習に来ることが楽しくなるようです。私も、昨年、ラケットを中国ペンに変えたため、裏面で打てるように平田会長に指導してもらっています。その成果が、年が明けて徐々に表れてきているようで、練習が楽しくなっています。



 私は、西脇卓球クラブの練習には、2週間に一度ぐらいのペースで、時々しか参加できていません。それでも、皆さん気持ちよく、練習に迎えてくれます。
 平田会長や部員の多くは、8時半過ぎには会場に来られ、卓球台を出して、準備をされます。そして、準備ができるとすぐに、練習です。9時からの練習では、20分交替で、対戦相手を変えていきます。フォア打ち等の基本練習の後、オールコートで1本1本試合形式の練習をしていきます。対戦相手が、どんどん変わっていきます。右利き・左利き方、ラケットがペン・シェイク・中国ペンの方、攻撃型の方、守備型の方等がおられます。対戦相手が変わることで、自分の対応も変えていく必要があり、試合と同様でとても刺激的です。また、練習の後半には、ダブルスの練習をすることもあります。
 私は、昼過ぎから用事があるため、一度帰宅をして服装を変えるため、11時半ごろに練習を中断しています。そのため、毎回後片付けをしなくて、申し訳なく思っています。
 また、月に1回(第3日曜日)に、西脇卓球クラブ内でのランキングを決める試合があります。私は参加したことがないのですが、ランキングで上位に上がれるように、皆さんは目標を持って練習されているとのことでした。
 なかなか練習には参加できないとは思いますが、西脇卓球クラブの皆さんとの交流も大切にしていきたいと願っています。
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西脇市老人クラブ連合会『芸能発表会』

2016-01-23 06:19:27 | 地域行事
 1月22日、西脇市老人クラブ連合会の平成27年度『芸能発表会』が、黒っこプラザで立ち見が出るほどの会場いっぱいの会員さんの参加で盛り上がりました。



 『芸能発表会』は、西脇市老人クラブ連合会の若手委員会(楽しい名称です)が主催し、西脇市内8地区から選抜された38組の出演がありました。私も、出演者の方々から「出演するので見に来てほしい」と連絡があり、楽しみに行ってきました。出演者の皆さんの意気込みはすごいものがありました。
 司会は、湯浅さんでした。湯浅さんとは、図書館ボランティア「デントウズ」で一緒に活動していますが、大変話術が巧みで司会者にはうってつけの方です。前日にリハーサルもあったようで、湯浅さんは、持ち前の話術で、スムーズに進行されていました。
 38組の出演者のカラオケや舞踊、民謡、詩吟などを見ながら、なんと多種多芸の方々が多いことか、老人クラブが市内で最も元気な組織ではと感じました。



 トップは、鹿野町の村井忠次郎さんでした。中学2年生を先頭に4人のお孫さんがおられますが、『孫』を熱唱されていました。続いて、黒田庄町の藤本光子さんが『出世街道』を歌われました。二人とも、カラオケで練習されているのか、とても上手でした。
 また、高齢者大学フォークダンスクラブの皆さんが、狭い舞台でしたが、クアマッハやマイムマイムなど私もよく知っている曲を軽快に踊られました。『なごりゆき』の曲に合わせたフラダンスも披露されました。



 黒田庄町の石井靖二さんは、三味線を弾きながら、民謡『黒田節』を朗々と謡われました。黒田庄町の村上善重さんは、詩吟『海南行・細川頼之』を披露してくれました。
 比延地区の森田文夫さんは、3歳まで育った中国服を着て、マジック『瓢箪から独楽』を見せてくれました。重春地区の高瀬福四郎さんは、カラオケ『俺はみちのく色男』を熱唱されました。軽快でとても歌いなれていました。比延地区藤井征三さんは、カラオケ『瞼の母』を旅姿に身を包み、雪を降らせながらの凝りに凝った歌でした。



 芸能発表会のトリは、重春地区の坂本修三さん、足立千鶴さん、中道早苗さん、𠮷田和子さんの4人による舞踊『望郷新相馬』でした。見事な舞踊で、私は舞踊を見ながら、東日本大震災で故郷を失った南相馬の人を思い浮かべていました。 ロビーでは、東日本大震災復興支援のバザーが行われていました。
 芸能発表会は、西脇老人クラブ連合会のまとまりの良さを見せていただいたように思いました。今後とも、老人クラブの活動を活発に展開して、西脇市を支えていただきたいと願っています。
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第8回つばき坂書道展

2016-01-22 07:39:27 | 地域行事
 つばき坂書道展は、西脇市旧來住家住宅の新年の作品展として定着してきています。今回で、8回目を迎えますが、西脇高校書道部の活動や書道を通じての交流を図っておられます。



 つばき(椿)坂というのは、私が通った頃の西脇高校が童子山にあった頃、旧來住家住宅から童子山へ登る坂道で、横尾忠則先生の代表作『Y字路』のモデルとなっている坂道でもあります。
 今回のつばき坂書道展は、西脇高校書道教諭の森川和謙先生による、俳人・河東碧梧桐、書家・上田桑鳩(そうきゅう)、画家・中村不折の三人の書道展です。三人が書かれた大変貴重な書が展示されています。河東碧梧桐や中村不折は、書家ではありませんが、時代を代表する文士の筆跡として、大変興味深く見せていただきました。



 河東碧梧桐は、愛媛県生まれで、正岡子規に学び高浜虚子と並ぶ俳人として有名です。中村不折は、東京生まれで、著名な本の挿絵や装填を担当されました。特に、島崎藤村の『若菜集』、夏目漱石の『吾輩は猫である』の挿絵は有名です。河東碧梧桐と中村不折は、1912年に「龍眠会」を結成しています。



 森川先生は、三木市吉川町出身の上田桑鳩顕彰発起人を務められています。上田桑鳩は、吉川町に生まれ、三田中学(現・三田学園高校)に学んだ前衛書道家です。森川先生は、吉川高校に新任で赴任されました。そのことが縁で、吉川町が生んだ前衛書道家・上田桑鳩氏を、郷土の誇りとして再評価されることに大変尽力されました。また、森川先生は、「みなぎの書道展」を創設され、吉川町(のち三木市と合併)を書のまちとして有名にされました。
歴史的にも有名な三人の書・筆跡をぜひ多くの方に見ていただきたいと思いました。きっと、驚かれ感激されると思います。



 また、旧來住家住宅の倉庫では、1月9日(土)に行われた『第12回新春子ども書き初め大会』の作品が展示されています。幼児から小・中学生まで総勢57名が、一年生が「きぼう」、六年生が「強い意志」など、学年によって違う課題を頑張って書き上げられていました。 
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