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 東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

西脇市議会9月定例会、最後の議会が始まる

2025-08-31 05:28:40 | 市議会活動

 8月29日(金)、第109回西脇市議会9月定例会が始まりました。9月定例会は、8月29日~9月25日までの28日間の会期で行われ、主な議題は令和6年度西脇市の決算審査を行います。

 9月定例会は、私にとって最後の議会となります。最後の議会ということもあり、少し緊張して議員協議会・本会議に臨みました。本会議開会前の市民憲章の朗唱を気持ちを込めて言いました。

 提案された議案は、条例改正等4件、補正予算関係7件、決算関係12件、工事請負契約関係2件、計25件でした。片山市長からパワーポイントを使って、令和6年度決算が報告されました。市議会で決算審査をしっかりと行い、予算編成を始めている令和8年度予算に反映させる議論できる9月定例会であってほしいと願っています。選挙が目前に控えていますが、まず、任期中の大切な議員としての業務を行っていただきたいと願っています。

 9月4日(木)本会議終了後、決算意見書に対する質疑応答が行われます。私は、議選監査委員として各議員からの質疑に答弁をします。私は、7月中に代表監査委員とともに各部各課の決算審査を行いました。決算審査意見書として提出しましたので、しっかりと答弁したいと考えています。

 ただ、令和6年度決算は、特別委員会を設置して集中して質疑・議論を行いますが、私は議選監査委員であるため参加することができないのが残念です。

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第109回西脇市議会9月定例会の告示

2025-08-27 06:01:13 | 市議会活動

 8月22日(金)、第109回西脇市議会9月定例会が告示されました。私にとって、最後の定例会となります。

 9月定例会は、8月29日~9月25日までの28日間の会期で行われ、主な議題は令和6年度西脇市の決算審査を行います。膨大な令和6年度決算書をはじめ決算関係の資料が配布されました。市議会で決算審査をしっかりと行い、予算編成を始めている令和8年度予算に反映させる議論が必要となります。ただ、10月26日投票の市長・市議会議員選挙が目前に控えているため、立候補を予定されている議員にとって、心情的に落ち着かない定例会になる可能性があります。しかし、まず、任期中の大切な議員としての業務を行っていただきたいと願っています。

 私は議選監査委員として、7月中に代表監査委員とともに各部各課の決算審査を行い、決算審査意見書として提出しました。定例会の中で、決算特別委員会を設置して集中して質疑・議論を行うことになりますが、私は議選監査委員であるため、参加することができません。各議員の質疑・意見を聞かせてもらおうと考えています。

 私にとって最後の定例会ですので、西脇市の将来像について一般質問を行いたいと考えています。片山市長が真摯に答弁してくれることを願っています。

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『福知山市廃校Re活用プロジェクト』

2025-08-26 06:01:08 | 市議会活動

 7月30日(水)、公共ライドシャアの視察に舞鶴市を訪問した帰りに、福知山市の廃校後の跡地利活用を見学してきました。見学先は、旧佐賀小学校と旧中六人部小学校でした。

 福知山市は、福知山市では児童数の減少に伴う学校の再編により、平成24年度に27あった小学校が約半分の14校となり、16の廃校が発生しました。現在、半分以上の廃校は、活用事業が進んでいるが旧精華小の校舎部分を含む残る8校について、引き続き活用事業の検討を行っています。

 福知山市は、『福知山市廃校Re活用プロジェクト』と銘打って、民間による廃校活用=「持続可能で発展性のある廃校活用」を基本に廃校活用の方針を定めています。①地域の意向を重視した活用。②賃貸・売却とも可。③市と契約締結する事業者は1者。④廃校全体の活用又は管理とする。⑤廃校は現状有姿とする。⑥廃校の賃貸の場合は、建物は無償とし土地は有償とする。⑦事業者は、期間を設けて公募する。

 さらに、令和2年に廃校などの大規模遊休資産等の利活用促進に向け、京都銀行・京都北都信用金庫と公民連携促進に関する連携協定を締結しました。このことで、廃校活用事業者の資金繰りがしやすくなったと思われます。その上で、「福知山廃校マッチングバスツアー」を開催しました。ツアーでは、実際に企業が活用している廃校や受け入れが可能な廃校を巡り、進出を検討する企業と福知山市との“マッチング”を図りました。

 私たちが訪問した旧佐賀小学校は、有名な和洋菓子が店舗兼工場として利活用されていました。和洋菓子を製造する校舎、製造した和洋菓子を販売しカフェとして活用する校舎、体育館は資材置き場とともに物流倉庫として活用されていました。教室や体育館を上手に活用されていることに、感心しました。

 旧中六人部小学校は、いちご農園を開設し、いちごを活用した菓子作りやカフェとして利活用されていました。私たちが訪問した日は定休日であったため、スタッフの方から話を聴くことができませんでした。

 訪問することはできませんでしたが、旧公誠小学校の「キャンプ、スケボーパーク」、旧川合小学校の「キャンプ等施設」、旧三岳小学校の「複合化、集約化施設」、旧天津小学校の「サッカー等スポーツ施設」、旧菟原小学校の「配送センター」、旧精華小学校の「グループホーム」があります。

 西脇市においても学校学習規模推進適正化計画によると、現在の4中学校・8小学校を令和20年をめどに2中学校・4小学校に統廃合する計画です。福知山市のように、地域の意向を重視した持続可能で発展性のある廃校活用が必要だと考えます。

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「西脇東中学校と黒田庄中学校の統合について」の教育委員会の協議結果

2025-08-25 06:01:37 | 市議会活動

 8月5日(火)、文教民生常任委員会が開催され、私は傍聴しました。議題は、7月24日開催の西脇市教育委員会に置ける協議事項「西脇東中学校と黒田庄中学校の統合について」の協議結果でした。

 7月24日開催の教育委員会を私も傍聴したのですが、教育長がまとめた最終の協議結果が分かりにくかったことを記憶しています。そのため、協議結果を正確に把握するために議題となったようです。

 宮崎教育総務課長の説明によると、①新中学校の活用校舎を西脇東中学校とし、令和9年4月開校は取りやめる。その後も、黒田庄地区住民の意思が変わらなければ、新中学校の活用校舎を西脇東中学校することはできない。②今後、比延地区の創意が示された上で、「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画」の見直しを行う。比延地区の総意を定めるため、比延地区区長会・比延地区PTAとの話し合いを行っている。総意の取り方として、①比延地区住民総会を開催する。②区長会・PTAの合議体で決議する。③アンケートを取る。3つの方法が考えられるとのことでした。区長会・PTAの意見の中には、『東中の教育環境を一日も早く改善するために、西中・南中との統合も考えるべきだ。』との意見があったことも紹介されました。

 質疑の中で、教育委員会の協議事項がより明らかになったと思います。ただ、決定権を持つ教育委員会ですから、協議結果を文章化する必要があると思いました。

 今回の西脇東中学校と黒田庄中学校の統合問題をめぐって、西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しが迫られています。推進計画策定時に考えていた児童生徒数が、予想以上に少子化が進んでいる現状を踏まえ、さらに西脇市の将来のまちづくりを考えて、新たな学習環境規模適正化推進計画を早急に策定する必要があると考えます。そのための準備を教育委員会として進めるべきだとも考えています。

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西脇市長・市議会議員選挙立候補予定者説明会

2025-08-23 05:03:00 | 市議会活動

 8月20日(火)、西脇市長・市議会議員選挙立候補予定者に対する説明会が開催されました。西脇市選挙管理委員会に確認すると、市長選挙には現職陣営と新人陣営の2陣営が参加、市議会議員選挙には現職議員14陣営と新人13陣営の27陣営が参加されたとのことでした。

 市長選挙は、この間2回も無投票でしたので、ぜひ選挙になってほしいと願っています。選挙を行うことで、立候補者はどのような西脇市を目指すのかという公約を明らかにし、市民も選択することにより自分たちの意向を示すことができます。西脇市の活性化のためにも、市長選挙を行う必要があると考えます。 

 市議会議員選挙は、27人が立候補するとは限りませんが、近年には珍しく激戦となるようです。私と村井議員は今期で引退することを明らかにしています。私が最初に立候補した12年前の市議会議員選挙は定数が18名から16名に削減されたにもかかわらず無投票でした。8年前の選挙は19名が立候補されましたが4名が法定得票に達せず定数16名に対し15名当選という珍しい結果になりました。4年前の選挙は17名の立候補でした。激戦の中で、しっかりと選挙戦が行われ、真に住民代表と呼ばれる16名の議員が選んでいただきたいと切に願っています。

 私は、8年前の選挙で前回の得票は4086票、4年前の選挙で4,025票と大きな得票をいただき、ダントツのトップ投票でした。そのため、今回も『東野さんは、どうして今回引退するのですか?』『ぜひ、もう1期市議会議員を務めてほしい。』との要請を多くの方からいただきました。しかし、4年前に今期限りと明らかにして議員活動を行ってきました。私も70歳を過ぎ、後進を育てることこそ自分の役目だと思っていました。また、議員を引退した後の生き方が大切だと考えてきました。42歳の時、中学校3年生の担任でありながら2学期末で退職し、町長選挙に立候補しました。生徒たちに大きな迷惑をかけて、政治の道に進みました。これからの自分の生き方が試されると考えています。

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8月定例の議員協議会

2025-08-15 05:21:08 | 市議会活動

 8月12日(火)、8月定例の議員協議会が開催され、久しぶりに16名前議員が集まりました。

 市行政から報告が3件ありました。①7月23日に県道和布西脇線で発生した水道老朽管の事故に伴う濁水対応は、早急な対応で一日で終わったこと、対象地域一律に上下水道料金1㎥行うこと。②7月に行った水道水中の有機フッ素化合物(PFOS及びPFOA)は、第6水源地(取水停止中)以外は異常がなく、10月に再度検査を行うとのこと。③農業用水における渇水対策について、国の補助制度が創設されたことの説明。

  協議事項では、議会運営委員長の報告に関して、質疑が集中しました。文教民生常任委員会での委員発言は「不穏当と思われる発言には至らない」という結論。議会DX調査小委員会は、現段階においては直ちに導入すべきではないとの結論。6月手御礼会の一般質問通告後における追加質問は、通告の範囲内であれば問題はない。などなど。

 令和6年度事務事業評価報告書は、総務産業常任委員会の「空き家等対策推進事業」、文教民生常任委員会の「はればれ教室事業」について了承されました。その後、各委員会からの報告、各組合議会からの報告(北はりま消防組合議会・ 北播衛生事務組合議会)がありました。

 定例の議員協議会は、任期中残すところ10月のみとなりました。議員協議会終了後、10月に出馬される議員の顔写真が新聞社により撮られました。

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令和7年度高校生議会

2025-08-11 06:01:03 | 市議会活動

 8月8日(金)、令和7年度高校生議会が西脇市議会本会議場で開催されました。西脇市内の西脇高校・西脇工業高校・西脇北高校の16名(1名のが体調不良で欠席)の高校生議員が、私たち市議会議員に対して一般質問をしてくれました。また、本会議の進行も高校生議長3人が交代で進めてくれました。16名の一般質問に対して、私たち議員が答弁をしました。16名の一般質問のテーマを紹介します。

  • 原田大雅(西高)-「西脇市AEDマップ作成案について」
  • 大隅光(西工高)-「自然を生かして西脇市への注目を集めたい」
  • 森口碧唯(西高)-「どんなもんだい童子山!」
  • 道本結斗(西北高)-「防災アプリと避難確認カード」
  • 上田陽雅(西高)-「西脇市の子育てをしやすく助け合えるものにするための提案について」
  • 坂倉大賀(西工高)-「スポーツジムおよびランニング施設の整備について」
  • 中川隆来(西高)-「クーリングシェルターの見直しについて」
  • 廣瀨梨琴(西高)-「めぐリン増便でhappyなまちへ」
  • 小林純輝(西高)-「JR加古川線西脇~谷川区間の存続について」
  • 藤原来光(西工高)-「シアタールーム設置の可能性について」
  • 山田那菜(西高)-「バス停の屋根設置について」
  • 德平珠一(西北高)-「西脇市・多可町の交流人口の増加を目指して」
  • 上山友鈴(西高)-「播州織を若者に広げるために」
  • 田中海成(西工高)-「子どもたちが自由に遊べる公園・グランドの確保について」
  • 中澤帆乃美(西高)-「西脇市の企業をPRコンテストでバズらせて盛り上げよう!」
  • 水谷佳椅斗(西工高)-「加古川までの交通インフラの整備」

 高校生議員の皆さんは、堂々と一般質問をしていました。再質問している高校生議員もいました。議長役の3人は、シナリオ通りとはいえ、的確に進行していました。高校生にとって良い体験になっていると感じました。

 私は、①番の原田君の答弁者でした。原田君は西脇高校の「探求」の授業で、AEDが命を救う大切な器具であることを知り、「高齢者や子どもでもわかりやすく覚えておけるようなAEDマップ、簡単なイラストや地域の特徴をとらえたAEDマップを作成し、駅やミライエなどの人が集まるところに掲示すべきでは」という提案をしてくれました。ホームページで見れるようにしていることで良しとするのではなく、本当に必要とする方々への配慮に気付かせてくれました。私にとっても、いい勉強になりました。

 高校生議会は、参加している高校生が市政や市議会を身近に感じ、主権者意識を高めるだけでなく、私たち市議会議員が高校生の発想から学び、議員活動の在り方を再確認する機会にもなっているように思います。

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被爆80年の「原爆の日」

2025-08-09 06:01:25 | 市議会活動

 2025年8月6日、被爆80年の「原爆の日」を迎えました。私は、黒田庄町長の時より、『平和記念朝起き会』に毎年出席しています。シベリヤ抑留を経て帰国し亡き父のこと、沖縄戦で若くして戦死した叔父のことを紹介し、平和の尊さと現在の世界各地で起こっている紛争による子どもたち・障がい者・高齢者・女性の皆さんが犠牲になっていることを演談の場で話させていただきました。

 広島市は毎年8月6日に、原爆死没者への追悼とともに核兵器廃絶と世界恒久平和の実現を願って平和記念式典を行い、広島市長が「平和宣言」を世界に向けて発表しています。松井市長の平和宣言の一部を紹介します。

 「世界中の為政者の皆さん。自国のことのみに専念する安全保障政策そのものが国と国との争いを生み出すものになってはいないでしょうか。核兵器を含む軍事力の強化を進める国こそ、核兵器に依存しないための建設的な議論をする責任があるのではないですか。世界中の為政者の皆さん。広島を訪れ、被爆の実相を自ら確かめてください。平和を願う「ヒロシマの心」を理解し、対話を通じた信頼関係に基づく安全保障体制の構築に向けた議論をすぐにでも開始すべきではないですか。日本政府には、唯一の戦争被爆国として、また恒久平和を念願する国民の代表として、国際社会の分断解消に向け主導的な役割を果たしていただきたい。」

 「本日、被爆80周年の平和記念式典に当たり、原爆犠牲者の御霊に心から哀悼の誠を捧げるとともに、決意を新たに、人類の悲願である核兵器廃絶とその先にある世界恒久平和の実現に向け、被爆地長崎、そして思いを同じくする世界の人々と共に、これからも力を尽くすことを誓います。」と力強く宣言されました。

 松井市長の平和宣言を大変心強く聴きました。さらに、湯崎知事の挨拶に大きく心打たれましたので、全文を紹介します。

「被爆80年目の8月6日を迎えるにあたり、原爆犠牲者の御霊(みたま)に、広島県民を代表して謹んで哀悼の誠(まこと)を捧げます。そして、今なお苦しみの絶えない被爆者や御遺族の皆様に、心からお見舞いを申し上げます。

 草木も生えぬと言われた75年からはや5年、被爆から3代目の駅の開業など広島の街は大きく変わり、世界から観光客が押し寄せ、平和と繁栄を謳歌しています。しかし同時に、法と外交を基軸とする国際秩序は様変わりし、剥き出しの暴力が支配する世界へと変わりつつあり、私達は今、この繁栄が如何に脆弱なものであるかを痛感しています。

 このような世の中だからこそ、核抑止が益々重要だと声高に叫ぶ人達がいます。しかし本当にそうなのでしょうか。確かに、戦争をできるだけ防ぐために抑止の概念は必要かもしれません。一方で、歴史が証明するように、ペロポネソス戦争以来古代ギリシャの昔から、力の均衡による抑止は繰り返し破られてきました。なぜなら、抑止とは、あくまで頭の中で構成された概念又は心理、つまりフィクションであり、万有引力の法則のような普遍の物理的真理ではないからです。

 自信過剰な指導者の出現、突出したエゴ、高揚した民衆の圧力。あるいは誤解や錯誤により抑止は破られてきました。我が国も、力の均衡では圧倒的に不利と知りながらも、自ら太平洋戦争の端緒を切ったように、人間は必ずしも抑止論、特に核抑止論が前提とする合理的判断が常に働くとは限らないことを、身を以て示しています。

 実際、核抑止も80年間無事に守られたわけではなく、核兵器使用手続の意図的な逸脱や核ミサイル発射拒否などにより、破綻寸前だった事例も歴史に記録されています。

 国破れて山河あり。かつては抑止が破られ国が荒廃しても、再建の礎は残っていました。国守りて山河なし。

 もし核による抑止が、歴史が証明するようにいつか破られて核戦争になれば、人類も地球も再生不能な惨禍に見舞われます。概念としての国家は守るが、国土も国民も復興不能な結末が有りうる安全保障に、どんな意味があるのでしょう。

 抑止力とは、武力の均衡のみを指すものではなく、ソフトパワーや外交を含む広い概念であるはずです。そして、仮に破れても人類が存続可能になるよう、抑止力から核という要素を取り除かなければなりません。核抑止の維持に年間14兆円超が投入されていると言われていますが、その十分の一でも、核のない新たな安全保障のあり方を構築するために頭脳と資源を集中することこそが、今我々が力を入れるべきことです。

 核兵器廃絶は決して遠くに見上げる北極星ではありません。被爆で崩壊した瓦礫に挟まれ身動きの取れなくなった被爆者が、暗闇の中、一筋の光に向かって一歩ずつ這い進み、最後は抜け出して生を掴んだように、実現しなければ死も意味し得る、現実的・具体的目標です。

 諦めるな。押し続けろ。進み続けろ。光が見えるだろう。そこに向かって這っていけ。

 這い出せず、あるいは苦痛の中で命を奪われた数多くの原爆犠牲者の無念を晴らすためにも、我々も決して諦めず、粘り強く、核兵器廃絶という光に向けて這い進み、人類の、地球の生と安全を勝ち取ろうではありませんか。広島県として、核兵器廃絶への歩みを決して止めることのないことを誓い申し上げて、平和へのメッセージといたします。」

 

 

 

 

 

 
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令和7年度『議会と語ろう会』終わる

2025-08-05 06:01:46 | 市議会活動

 7月29日(火)の夜、津万地区大野での『議会と語ろう会』でした。私の所属する4班は、大野での『議会と語ろう会』で今年度の最終になりました。例年、『議会と語ろう会』は秋にも開催されるのですが、本年10月に西脇市長・市議会議員選挙が行われるため、中止となります。

 大野での『議会と語ろう会』には、男性10名、女性2名、計12名の参加でした。議会報告をした後、『消滅可能性自治体からの脱却を目指して』をテーマに2つの班に分かれて意見交換をしました。私が進行した班(参加者男性4名・女性2名、計6名)での意見交換の内容は、①少子化は全国的な課題であり、西脇市独自では課題解決に限界がある。②西脇市は働く場が少ないが、通勤の利便性が良いので、ベッドタウンを目指すべき。③西脇市民は、地元のことを悪く言う人が多い。④空き家が増えてきているので、空き家の利用をもっと考えるべきである。⑤FFAS問題はどうなっているか?

 また、7月27日(日)に行われた出会町は、男性9名、女性2名、計11名の参加でした。議会報告の後、私の班(5名)での意見交換の内容は、①移住者や定住者を増やす取り組みを、精力的に行うべきである。②農業の担い手が不足しており、荒廃地が出てきている。儲かる農業になるためには農業の近代化・大規模化を進めないとダメである。③学校の統廃合について、消滅可能性自治体からの脱却を言うのであれば、小学校を残すべきではないか。④強い要望として、芳田地区から、過去20年間、教育委員が選ばれていない。芳田地区からも教育委員を選出していただきたい。

 7月18日(金)に行われた高田井町は、男性13人、女性10人、計23人(5年生児童1人含む)の参加でした。意見交換の中で出された意見は、①学校統廃合について(東中と黒中の統合について、なぜこのように混乱したのか?)②ふるさと納税の使い道について(教育枠を作るなど、枠を増やすべきだ)、③国保の財政調整基金について(約8億円の基金をどう使っていくのか?)、④空き家対策について、⑤議員定数について(小野市や加東市は14名になるが、西脇市の16名は多いのではないか?)、⑥教育について(西脇市の教育にビジョンが見えない。こどもの熱中症地策として、日傘の使用や置き傘も晴雨兼用にしてほしい。)、⑦定住策について。⑧まちづくりについて(黒田庄町は、合併して何もいいことがないような気がする。)

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西脇市議会だより№90

2025-08-04 06:01:29 | 市議会活動

 8月1日(金)、西脇市議会だより№90が市内の全戸に届けられました。西脇市議会だより№90は、第108回6月定例会の様子が詳しく掲載されています。

 P.2・P.3には、常任委員会の活動報告が掲載されています。文教常任委員会で提出された「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議」について、議案質疑や反対討論・賛成討論が掲載されています。P.4には、議案に対する賛否が掲載されており、それぞれの議員の姿勢が問われます。現在行われている『議会と語ろう会』において、「あなたはなぜ反対したのですか?」「賛成したのですか?」と参加者から問われています。自分の賛否の理由が述べられない議員は、議員資格がないといわれても仕方がありません。

 P.5~P.11の7ページにわたり、12名の市政に対する一般質問が詳しく掲載されています。私の一般質問『西脇市の教育行政のあるべき方向性は』も掲載されています。

 P.12P.13には、委員会活動報告として、総務産業常任委員会のNPO法人北はりま田園空間博物館と芳田自治協議会との課題懇談会が、文教民生常任委員会のひよこ保育園との課題懇談会と加西市教育支援センターの視察報告が掲載されていました。

 裏面のまちかどレポートは、和田町に開店された『spicecurry moco』の紹介です。10月には市長選挙・市議会議員選挙が行われます。議会だよりが、現職の議員に対する市民の皆さんの判断材料になればと思っています。ぜひ、一人でも多くの市民の方に議会だよりを読んでいただきたいと願っています。

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