6月6日(金)、第108回西脇市議会6月定例会が始まりました。6月定例会は、6月27日(金)までの22日間の会期です。
本会議開会に先立ち、村井正信議員が議員在任15年表彰を受けられました。本会議で、市行政から補正予算関係(一般会計・介護保険特別会計)、工事請負契約、損害賠償額の決定、消防自動車の購入、条例の改正等の議案6件が提案されました。
また、森脇久夫議員から議員提出議案「西脇市立学校学習環境規模適正化推進計画の見直しを求める決議」が提案されました。私は、賛同者として名前を連ねました。この議案は、黒田庄地区区長会から提出された署名(総数7,725筆、黒田庄地区住民の7割を超える4,084筆)と要望書は、黒田庄地区住民を含む市民の強い意思を示すもので、教育委員会と市長はこれを真摯に受け止め、推進計画における中学校統合計画の見直しを求める内容です。要望書にあった①令和9年度開校を目途とする、統合新中学校にかかる開校準備委員会の開催は取りやめる②西脇東中学校と黒田庄中学校の統合計画を白紙撤回し、令和20年度に予定している西脇中学校を含めた3中学校の統合を前倒しする計画に改める方向での議論を、議会の中で行っていく必要があると考えています。
市民の方から出された「刑事訴訟法の再審規定の改正を求める意見書の提出」の請願の紹介議員の高瀬弘行議員から説明がありました。大崎事件や袴田事件で明らかになったように、再審請求手続きに関して、捜査機関の手元にある証拠開示の規定がないため、免罪被害者の速やかな救済が妨げられている現状があります。今回の請願は、時宜を得た請願だと考えます。私の所属する総務産業常任委員会で、請願審査を行います。
さらに、監査委員から出された定期監査報告書の審査を総務産業常任委員会において審査を行うのですが、私は議選監査委員として委員からの質疑に応える立場になります。
6月定例会に提出される議案数は少ないですが、議員間で意見の分かれる内容もあり、しっかりと議論を行い、議会としての方向性を出せればと考えています。