東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

代表質問と一般質問

2008-02-28 14:54:34 | 県議会
 2月26日(火)には、会派を代表して自民・民主・公明の3会派の代表質問がありました。3会派とも共通していたことは、現在進めている県行財政構造改革に関すること、県と市町との役割分担に関することだったように感じました。
 2月27・28・29日の3日間には、15人の議員の一般質問が行われています。今回は、北播磨から三木市の仲田議員、多可郡の内藤議員、同じ部屋で仲良くしている篠山市の小西議員が一般質問にたたれているので、それぞれ注目して聞かせていただいています。
 昨日の神戸須磨区選出の大塚議員の一般質問には、賛同する点が多々ありました。都市部選出の議員が、過疎化や高齢化で悩む農村部の声を都市部としても考えるべきであること、都市部と農村部の連携の視点で論じてくれました。昨今、効率化が論じられ、多くの税金を払っている都市部に対応した施策が国・県において展開されているように感じます。効率化だけで言えば、日本の農業や林業、水産業は成り立ちません。しかし、日本人の安全な食を守る農業・水産業、水源や環境を守る林業の果たすべき役割は今後ますます重要になってくると考えています。しかし、現実は、農業・林業・水産業とも仕事として成り立ちにくく、後継者も育っていないのが現状です。だからこそ、国策として考える必要がありますし、農村部の果たしている役割を都市部の方々に理解してもらうことが必要だと痛感していました。持続可能な地域づくりは、都市と農村の連携によって築かれると確信しています。
 大塚議員は、多可町八千代区の養鶏農家の青位真一郎さんとも懇意にされており、私も青位さんから話を伺っていました。また、ゆっくり話す機会ができればと願っています。
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崔天凱駐日大使講演会

2008-02-26 15:52:10 | 県議会
 昨日(2月25日)は、午前中、県議会本会議が開かれ、井戸知事から平成19年度補正予算を含む追加議案の提案が行われました。19年度補正予算は、年度途中に明らかになった620億円の歳入不足をどのように確保し、解決したのかが問われる内容でした。
 午後からは、神戸大学主催の「崔天凱駐日大使講演会」が県公館で開かれ、私も日中友好議員連盟に参加している関係上、参加しました。講演のテーマは「当面の中日関係と胡錦涛主席の訪日」だったので、現在問題になっている中国製餃子の毒物混入事件や北京オリンピックへの取り組み等、直接中国大使から話が聞けると言うことで楽しみにしていました。
崔大使は、上海出身で、長らく国連に勤務した後、中国政府アジア局長を勤められています。温厚そうなタイプで、ゆっくりと丁寧に話をしてくれました。当然、言葉の段落ごとに通訳されたのですが。
中国製餃子の毒物混入事件については、謝罪と解決に向け多いに努力する旨の話がありました。中日関係は歴史上様々な問題が起こってきたし、現在多くの課題も存在しているが、長期的視野に立って考えるべきであること、昨年12月に福田首相が訪中を受け今春胡錦涛主席の来日が、新たな日中関係の段階に入るだろうと述べられました。崔大使が「小異を捨てて大同につく」ことの重要性を強調されたことが印象に残っています。
現職の駐日大使が一般市民も向けに講演を行うことは、希なことと思います。それほど、中国政府が現在の日中関係を重視していることの現れのように感じています。
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一面の雪景色

2008-02-25 12:21:30 | 県政懇談会
 昨夜(2月23日)は、上比延町での県政懇談会が開かれたのですが、雪の降る中でも多くの方が参加していただき、上比延町の課題である県道西脇篠山線の改修工事や西脇病院の医師確保の問題、合併後の黒田庄保険センターの今後の利用の問題等、熱心に意見を出していただきました。懇談会後、車に乗ろうとしたら、雪が5センチ近く積もっていました。


 夜中も雪が降り続いています。明日はどうなるのだろうと心配していましたが、天気予報通り、朝目が覚めると、あたり一面の雪景色でした。昨夜から降り続いていた雪が、私の家付近では20センチほど積もっていました。朝9時から東はりま日時計丘公園のレストランで打ち合わせがあったのですが、行けるだろうかと心配していました。幸い、道路の雪は凍っておらず、車で行くことができました。他の方も時間通り集まったのですが、篠山から来られているレストランの支配人が来られず、急きょフォルクスガーデンに移動しました。
 10時からは西脇市の方とグランドゴルフの関係で、小坂町や西林寺、山南町にまで雪の中、施設見学に出かけました。皆さん熱心で、雪を理由に延期は考えられない方々ばかりです。
 今年は、例年になく雪が多く、このことも地球温暖化から起こっている異常気象の一環だそうです。私たちの地球環境を守ることの重要性を、雪を見ながら考えさせられました。
 明日から毎日県議会が開かれ、毎日神戸に行きます。今も雪が降っていますが、雪のため車で行けなくなるのではと心配しています。
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「正論の会」

2008-02-23 17:29:35 | 福祉・医療
 毎月1回のペースで、西脇来住邸を会場にして上田通泰先生が主宰されている「正論の会」が開かれています。私も、時間が許す限り参加させていただいています。西脇市内の有識者の方が多数参加されていて、様々な問題についてざっくばらんに意見交換がされています。それでも、参加者の方が、自分の言葉で「正しく論じる」ことを心がけられているように感じます。
 今日は、少し遅れての参加だったのですが、上田先生から神戸大学病院の前田先生の文章をもとに、医師を含め医療に携わるものの心構えについての話を聞きました。現在の医師と患者の「対立」=気持ちの行き違いを克服するには、医師が「安逸を思わず、名利を顧みず唯己をすてて人を救わんことを願う」ことではないか、医師が医師たれば患者は患者たると考えると話されました。前田先生自身も文章の中で「精神論過ぎるといわれるかもしれない」と述べられていますが、私自身も医師としてこうあっていただきたいと考えます。
 ある医師から、次のような話を聞いたことがあります。夜間救急で運ばれてきた発熱した幼児を診終わった後、「先生、ありがとうございました」とお母さんからひとこと感謝の言葉があると疲れが飛びます。しかし、感謝の言葉もなく、「いくらですか」と金額だけを聞く母親に出会うと気持ちが滅入ってきます。
現実の医療現場では、日々押し寄せる患者の対応に疲れ果てておられる医師の方が多く存在します。特に、公立病院の救急対応では、健康を害するほど激務をこなされておられる医師がほとんどだと思います。こうした医師の方の努力に報いられる患者でありたいと思いますし、そうした医師を支える地域であってほしいと願っています。
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2月県議会始まる

2008-02-20 18:01:37 | 県議会
 今日(2月20日)から3月25日までの37日間の会期で、2月議会が始まりました。
 県議会開会に先立ち、本会議場で「兵庫県芸術文化センター管弦楽団」による議場コンサートが開かれました。演奏会とともに本会議傍聴にはたくさんの方が来られていました。私の席が最前列の中央ですから、指揮者の岩村力さんの背中が届く位置になります。生のオーケストラ演奏をこんなに身近で聴く幸運に恵まれました。30分間という短い時間でしたが、ヘンデルの「水上の音楽」、グリークの「朝」、エルガーの「愛のあいさつ」、ブラームスの「ハンガリー舞曲」の演奏の後、会場の方全員で「ふるさと」を合唱しました。
 その後、本会議が始まったのですが、2月議会は平成20年度の兵庫県予算を議論する議会ですので、会期も長く、条例改正(23件)も数多くあり内容も豊富です。特に、県財政の悪化を受けて策定された「新行財政構造改革推進方策(第1次プラン)」を受けての初年度予算ですから、相当厳しい内容になっています。井戸知事から「兵庫の再生」と出した提案説明がありました。平成20年度の兵庫県予算は、一般会計1兆9762億3600万円、特別会計1兆2750億4300万円規模になります。一般会計が2兆円を切ったのは、11年ぶりと聞きます。
 午後からは、北播磨地域政策懇話会があり、北播磨県民局から平成20年度予算の中で北播磨関係について、重点施策の説明を受けました。
 予算書は膨大な分量ですが、しっかりと飲み込んで質疑が理解できるようにしなくてはならないと思いますし、県民の皆さんに説明できるようにならなくてはと思っています。
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NHKテレビ「プロフェッショナル」

2008-02-20 17:57:35 | 企業訪問
毎週火曜日の夜のNHKテレビ「プロフェッショナル(仕事の流儀)」を、楽しみに見られている方は、多いのではないでしょうか?私もその一人ですが、昨晩放映の番組は、不況にあえぐ播州織を起死回生させるべく懸命に取り組んでくれている片山商店社長の片山象三氏を取り上げてくれました。


片山さんは、洪水のような安価な海外製品に対抗すべく、織物のコストと納期を5分の1に縮める機械アレンジワインダーを開発され、「第1回ものづくり日本大賞内閣総理大臣賞」を受賞されました。私が大学卒業直後西脇高校の非常勤講師をした際、片山さんも生徒として在籍していたようで、以前から播州織について教えてもらっていました。大変な情熱家で、物事を前向きにとらえる姿勢に多くのことを学ばせてもらっています。



番組の中で取り上げられていた片山氏の「素人力」の考え方には、同感することが多くありました。素人だから壁を壁とも思わず、腰軽く動くことで、無理なことを可能とすることができます。「あきらめなければ、失敗はない」、何事も希望を持って取り組むことで、光が見えてきます。このことは、播州織をはじめ不況にあえぐ各地の地場産業にとって、必要な姿勢のように思います。
番組の最後に、「プロフェッショナルとは、どういう人のことですか?」という司会者の質問に、片山さんは「自分の仕事が人の役に立っているという確信を持っている、自分の仕事に誇りを持っている人」だと答えられていました。このことは、どの仕事にも当てはまります。
昨晩の番組は、播州織のこと、自分の生き方のこと、県議会議員としての仕事のことなど、いろいろと考えさせられました。
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議員勉強会「公立病院の経営のあり方について」

2008-02-19 10:12:48 | 県議会
 今日は、県議会議員の自主的な勉強会を超党派で行いました。昨年6月に新人議員の懇親会を行った際、会派は違っても「住民の付託に応えられる議員になろう」と勉強会をすることが提案されていました。それから、2回、兵庫県財政についての新人議員の勉強会を行ってきました。
今回の勉強会は、県立病院会計が平成18年度決算では大変悪く今後の運営について議会でも議論されていたこと、また、西脇病院を含めて県下の公立病院の医師確保問題や経営のあり方について、ほとんどの議員が問題意識を持たれていたために計画しました。また、今回の勉強会は、新人議員だけでなく、多くの議員も参加したい旨の意見があったため、私たち無所属の議員3名が呼びかけて行い、31名の議員が参加していただきました。
「公立病院の経営のあり方」と題して、前兵庫県病院事業管理者の後藤武先生を招いて行ったのですが、後藤先生は、20年間循環器の医師として国内外で活躍された後、県職員として県民の健康生活や病院経営で活躍された方です。私は町長時代、後藤先生に県の健康生活部長としていろいろと教えていただいたことがあり、無理をお願いして講師を引き受けて頂きました。



後藤先生は、10ページにわたるレジュメを作ってくださり、熱弁をふるわれました。現在の公立病院改革の必要性から、公立病院改革のガイドラインを平成20年度中にまとめることが求められていること。また、県立病院の果たすべき役割、民間病院より有利な公立病院の整備と運営についても語られ、県立病院が抱えている問題点についても各病院について具体的に述べていただきました。さらに、医師不足問題の原因と課題についても話していただき、日本の医師数は、OECD参加国中、最低であること、兵庫県も単位人口あたり全国の中位とはいえ、神戸・阪神南地域を除くと平均以下であること、また県下には医師養成の大学が2校しかなく、定員も200人であり、47都道府県中42位であることも具体的数字で語っていただきました。



講演の後、質疑応答に入ったのですが、参加議員それぞれが意識をもたれた問題について質問され、時間がすぐに過ぎてしまいました。
私自身県会議員として、会派は異なっても県民の付託に応えるため、切磋琢磨しながら自分自身を磨き、また、一致点を大切にする関係でありたいと願っています。そうした意味でも、今後もこうした勉強会ができればと考えています。
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黒田庄町民ふれあい号

2008-02-18 13:24:07 | 地域行事
 2月17日、18日と1泊2日の日程の「黒田庄町民ふれあい号」旅行で、高知県足摺岬に行ってきました。
 「黒田庄町民ふれあい号」は、JR加古川線を乗って残そう、町民の親睦を深めようと平成のはじめから町主催で実施してきました。西脇市との合併後は、区長会の主催で、町民の方々のふれあいを目的に引き続き実施していただいています。私も町長時代は、主催者として皆さんに参加を呼びかけていましたので、藤原区長会長さんから誘われたので、参加させていただきました。ただし、18日の午前中に建設常任委員会があるため、朝早く足摺岬から帰ってきました。大変な強行軍でした。



バス2台約70名の方の参加だったのですが、17日朝早くから一路四国最南端の足摺岬に向かっての旅行でした。夜の懇親会は、大変盛り上がり、参加者の方がカラオケや舞踊を披露してくれました。西沢の藤本さんの元気な舞踊を久しぶりに見ることもできまし、加美区から参加された方が、アコーディオンを持ってこられ演奏を披露してくれました。多くの方とゆっくり語り合えることができ、楽しい会でした。
足摺岬の最先端のホテルだったのですが、露天風呂から見た星空はとてもきれいでした。
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県行革推進方策(第一次案)の主な修正

2008-02-16 18:45:19 | 県議会
県議会行革特別委員会が2月15日に開催され、井戸知事や県当局から昨年提案のあった県行革推進方策第一次案の修正内容が報告されました。
 推進方策は、平成20年度から平成30年度の11年間に県財政を立て直すことを基本にしていますが、平成30年度には、実質交際比率を現在の19,6%から18%水準にすることを目標としています。
特に今回の修正は、経済成長率が当初より悪くなることを考え、歳入の元になる県税等が一時案より約830億円の減になること、そのため、一般事業費を平成25年まで対前年度比3%をカットするなど、歳出を抑えて対応することとしています。人件費も地域手当の見直しなどでさらに抑制され、議員報酬も議会の提案を受け1割減となっています。
組織では、現行の6部を5部に統合すること、5部の名称も企画県民部、健康福祉部、産業労働部、農政環境部、県土整備部になります。県民局区体制は、一事案のままで、北播磨県民局は、東播磨県民局と統合し、支局となります。
県民の皆さんがよく利用されている「県民交流バス」は、現行並みの台数を確保しますが、助成額の見直しがされます。福祉医療費については、1年の据え置きの後、2ヵ年の経過措置を講じることとなっています。西脇市と多可町を結ぶ路線バスの補助は、平成20年10月から21年9月の間の輸送量(1日平均2名以上)が在るかどうかで判断することとなりました。投資事業では、急激な削減は地域経済にも悪影響を与えることから、段階的に削減することとなりました。
県行革案は、様々な分野に及んでおり、県民の皆さんに具体的にどう影響するのか、西脇市にとってはどうかなど、さらに私自身勉強する必要があると感じていますし、皆さんにしっかり説明できるようにするつもりです。今回は、大まかな内容について書きました。
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芳田ふれあい直売所オープン

2008-02-16 15:54:20 | 地域行事
 2月16日(土)午前9時に、「芳田ふれあい直売所」が岡崎町交差点にオープンしました。芳田地区(八坂・合山・出会・上王子・岡崎・落方・明楽寺)の活性化をめざしている「芳田ふれあい会議」の皆さんが、県民交流広場事業の一環として立ち上げられました。芳田地区には、お店も少なく、気軽に立ち寄れるところもないため、地区の賑わいと交流を図るため考え出されたようです。 


  
仮設ですが、きれいなテントを建てられ、水やガスも持ち寄りで会場設営をされていました。オープンには、多くの方が駆けつけられ、餅つきも賑やかに行われました。女性の方々が、つきたてのお餅をぜんざいにされたり、きなこ餅やおろし餅にされ、私も朝食を食べた後だったのですがおいしくよばれました。



品物も持ち寄りで、地元の生産者の名前を書かれた大根や白菜、にんじん等の野菜、地元のしいたけやイチゴ、お菓子、お茶、手作りのハンカチや袋、草履、皆さんで育てられた鉢植えの花など、豊富な品々で私も袋いっぱい買いました。
直売所の開店は、毎週金曜日の午後3時から6時、土曜日の午前9時から12時だそうです。今後の運営が大変だろうと思いますが、頑張っていただきたいと期待しています。ぜひ、皆さんも一度お店をのぞきに行ってあげて下さい。
 
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