東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

織物感謝祭と第10回へその西脇・織物まつり

2015-08-31 05:37:13 | 地域行事
 8月28日、第10回へその西脇・織物まつりの一環である機殿神社での織物感謝祭が、厳かな中で執り行われました。心配されていた雨ですが、昨夜のへそ公園での前夜祭同様、どうにか雨の合間で行うことができました。



 織物感謝祭は、染め糸奉納を行う男性と製織の義を行う織姫の3人の女性が主役ですが、播州織関係者や西脇市・多可町・加東市関係の行政・議会関係者が一堂に会して、播州織の発展を祈願します。織姫役を務めてくれた3人の若い女性は、どこの織物会社に勤務しているのかなと思いました。播州織を取り巻く環境は、まだまだ厳しいものがありますが、播州織関係者が一致協力して頑張っていただきたいと、私も機殿神社に祈願しました。



 第10回へその西脇・織物まつりは、総合市民センターをメイン会場に、西脇市民会館をサブ会場として行われました。短時間ですが、途中で豪雨が降るというアクシデントもありましたが、最後まで行うことができたようです。関係者の皆さんは、大変な苦労をされたと思います。ご苦労様でした。
 私は、織物感謝祭が終わった後の、12時前と3時半過ぎに会場を伺いましたが、メインとなる17時以降は参加できませんでした。



 総合市民センター体育館では、企業や団体がブースを設け、企業の宣伝と共に参加者の方を喜ばせる試みをされていました。西脇市聴覚障害者協会の皆さんも、林会長を中心に、手話体験コーナーを設けて頑張っておられました。
 西脇市制10周年記念事業の一環として行われた第10回へその西脇・織物まつりは、悪天候の中でも、大きな成果を上げたように感じました。
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西脇図書館まつり『ありがとう図書館!』

2015-08-30 05:51:31 | 企業訪問
 8月29日、西脇図書館では、現在の図書館としては最後となる図書館まつり『ありがとう図書館』が盛大に開催されました。



 図書館まつりには、9時オープン時から読み聞かせグループの皆さんや本好きの方など、本当にたくさんの市民の方々が集われました。特に、子ども達がたくさん参加してくれていたのが、とてもうれしかったです。図書館奥のロビーでは、絵本の読み聞かせやストーリーテーリング、朗読劇などが継続して行われました。点字室では、一日中点字教室が開催され、点字を多くの方が体験されていました。視聴覚室では本のリサイクル市が行われ、無料で多くの図書を持ち帰られていました。



 子ども読み聞かせ室ではバルーンアートが行われ、風船でつくられた剣や犬、花などを子ども達が熱心に見学して、出来上がったバルーンアートをもらっていました。私も、剣と犬の作り方を教えてもらいました。不器用ですが、どうにかできるようになり、子ども達の注文に応じて剣を作ってあげることができました。



 図書館前の広場では、ポン菓子やフライドポテトが振舞われました。杉本元市議会議長も、汗びっしょりかきながらポン菓子を作っておられました。西脇北高校ボランティア部の生徒達は、ボールすくいコーナーを担当してくれていました。



 13時から、図書館前で閉館式典が行われました。市内の小学生から片山市長に、新しい『みらいえ』の図書館への期待した作文が手渡されました。その後、西脇図書館に読み聞かせ等でボランティアを行ってくれたグループ、個人に笹倉教育長から感謝状が手渡されました。



 私も所属している西脇図書館ボランティアグループ『テントウズ』の皆さんは、図書館まつりの様々な分野で活躍されていました。そして、個人としても、素晴らしい朗読や落語を披露されました。大垣さんの朗読『金縛りのカナちゃん』、藤本さんの朗読『ひがんばな』、藤原さんの『月へ』、湯浅さんの落語『皿屋敷』、藤本さんの朗読『天の町』、個々の能力の高さとこれまでの努力の成果を見る思いがしました。私は、『原爆の子』の中の小学6年生の作文と詩『にんげんをかえせ』の朗読を行いました。マイクなしで朗読しましたが、後ろの方まで聞こえたかどうか疑問です。



 テントウズのグループとして行った朗読劇は、絵本『虫の音楽学校』、創作劇の『図書館のおひっこし』でした。私自身、やっていて楽しかったです。観客の方も喜ばれていたように思います。



 西脇図書館まつり『ありがとう図書館!』は、現在の図書館から新しい図書館へつなぐ価値あるイベントになったように感じました。
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『生きる!ということー娘がいたから・被災地を訪ねて―』

2015-08-29 07:15:47 | 地域行事
 8月27日の夜、人権文化を進める市民運動「黒田庄地区月間講演会」が黒っこプラザで開催されました。私も案内をいただき、子ども達の人権作文が聞けること、山中信彦さんの講演や石田裕之さんの歌が聞けることを楽しみに行ってきました。
 楠丘小学校3年生の北口美琴さんは、『やさいしい友だち』と題して、苦手なリレー競争でこけたけれど、クラスのみんなに応援されて走り切れたこと、苦手なことをやり切れた達成感を生き生きと話してくれました。美琴さんは、私の近所の子どもで夏休み朝のラジオ体操で毎朝出会っている元気の小学生です。



 桜丘小学校3年生の大鷲和士君は、『給食食べられるようになったよ』と題して、苦手な給食をクラスのみんなの励ましで、少しずつ食べられるようになったこと、時間も速く食べられるようになったことを語ってくれました。
 黒田庄中学校3年生の足立梓さんは、『いる場所、いたい場所』と題して、自分は一人ではないこと、自分の大事な人がそばにいることの幸せに気づいたことを自分の体験を通して話してくれました。足立さんが、「目を閉じて想像してください」と語り掛けた中身は、とても意味深く、レベルの高い人権作文で感心しました。



 山中信彦さんの娘さん、瑞穂さんは昭和60年8月25日生まれで、生存であれば一昨日で30歳の誕生日を迎えるはずでした。重い障がいと戦いながら、24歳の若さで亡くなられました。山中さんは瑞穂さんと過ごす中で、「生きる」ということの意味を考えてこられました。そのことを、瑞穂さんの生前の映像を通して、私たちに訴えかけられるように話してくださいました。「障がい」がある、ないに関わらず、人として『生きる!ということの意味を考えさせられました。それぞれが、人としての役割を持って生まれてきていることを強調されました。  
 石田さんは、声量豊かなシンガーソングライターです。今年4月に、篠山市で行われた「手話うたコンサート」で石田さんの歌を初めて聴いた時、私の胸がゆすぶられたことを今でもはっきりと覚えています。



 最初の歌は、石田さんのオリジナルの『ふわり』でした。丹波市から応援(?)に来ていた青年が、山中さんと一緒に体いっぱいを使った手話で表現してくれました。会場が一気に和やかになったように感じました。そして、瑞穂さんを歌った『お母さんにこの歌を贈ります』と続きました。石田さんは、宮城県の被災地へ何度も足を運ばれ、がれき処理の手伝いから仮設住宅での交流、コンサートを行われています。その体験から『花は咲く』『上を向いて歩こう』を歌われました。会場の皆さんも、手拍子をしながら歌いました。被災者の方に自分たちの歌を作ってほしいと頼まれて作られた『やっぺす♡石巻』は、石巻の人たちがスクリーンに映し出され感動的でした。アンコールが起こり、中嶋みゆきの『糸』を石田さんは歌われました。



 黒田庄の子どもたちの作文、山中さんの講演、石田さんの歌と続く「黒田庄地区月間講演会」は、200名近い参加者の心を一つにした感動的な催しでした。
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『らららコーラス』

2015-08-28 05:42:38 | 地域行事
 先日、黒田庄福祉センターで行われている『らららコーラス』に参加させてもらいました。
 『らららコーラス』は、横山文和先生が主宰し、歌うことが大好きで仲間と一緒に歌うことが大好きな黒田庄地区の方々や近隣の方々が集われています。毎月第2第4月曜日の午後1時半~3時半に、行われています。



 私が会場に入った時、すでに皆さんは横山先生のピアノに合わせて歌われていました。『青空へ登ろう』という曲でした。多くの方が知っているテンポのよい曲で、「みんなでいこう どこまでもいこう おあおぞらへつづくこのみち のぼろうよー」私もすぐに口ずさむことができました。最初に歌った後、横山先生が、この詩の良さを語ってくれました。
 次は、『はばたけ鳥』でした。続いて、『歌よ ありがとう』でした。『歌よ ありがとう』は、歌の後半を2つのパートに分かれて歌いました。テーブルことにパートを買えて、何度も何度も歌いました。やがて、きれいなコーラスになっていくようでした。



 途中で、『らららコーラス』のチームの歌である『クリスタル・ボイスの歌』(詩・黒澤正治、曲・横山文和)を教えていただきました。クリスタルガラスに囲まれた福祉センターのロビーで歌うことの喜びを表した曲です。
 高齢者の女性の方が多いのですが、皆さんとても楽しそうに歌われていました。大きな声を出して歌う喜び、仲間と歌う喜び、横山先生の会話や指導楽しむ喜びを感じておられるようでした。
 ある方から『東野さん、名簿に入れておきますから、これからも来てくださいよ。』と誘われました。大変嬉しいお誘いですが、なかなか毎回参加できそうにありません。でも、時間が許すときには、参加させていただこうと思っています。
 横山先生の体調は、以前のようにはよくないそうです。奥様も大変心配されていました。無理せず、息の長い活動を続けていただきたいと願っています。
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南桃苑運営審議委員会

2015-08-27 05:27:12 | 市議会活動
 8月24日の午後、氷上多可衛生事務組合(南桃苑)の運営審議委員会が行われました。



 南桃苑は、丹波市と多可町、西脇市の黒田庄町地域のし尿処理、合併浄化槽・農業集落排水・特定環境保全公共下水道等の汚泥処理を広域に処理する施設です。丹波市山南町に、平成7年に設立され今年で20年目を迎えました。
 運営審議委員会は、正副管理者3名、議会代表4名、地元3地区1土地改良区の役員の方12名によって構成されています。毎年1回行われている運営審議会ですが、地元の方々に南桃苑の施設運営状況を説明し、施設内部も見学していただいた後、意見交換会を行う大切な会議として行われています。
最初に、南桃苑が建設された時のビデオ『町、水を美しく』を視聴しました。次に、①南桃苑の業務・運営、②し尿・汚泥の処理状況、③放流水測定結果、④悪臭物質測定結果、⑤工業薬品使用量の推移、⑥肥料の利用実績、⑦電気使用状況、⑧修繕工事施工状況、⑨南中いこいの広場利用状況の報告が、事務局より行われました。



 その後、し尿・汚泥処理の流れを実際に施設見学することで確認していきました。初めて役員になり施設見学された方は、食い入るように見られていました。説明員の職員も、分かりやすく説明していっていました。私はこれまで何度も見学していますが、今回もしっかりと見学させてもらいました。
 意見交換では、小型水力発電装置を設置し、発電を行うべきではないかという点、電力自由化になり新電力の採用を考えるべきではないかという提案がありました。南桃苑は、1年365日1日24時間稼働している施設ですから、多量の排水があり、電気使用量も相当額に上ります。大変いい提案だと思いました。事務局として、提案を検討していきたいとの答弁がありました。
 南桃苑のスムーズな運営を行うために、今後も運営審議委員会を大切にした取り組みをしていただきたいと思いました。
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西脇市議会9月定例会に向けて

2015-08-26 04:34:15 | 市議会活動
 西脇市議会9月定例会が、8月28日~9月28日の32日間の会期で開催されます。本会議初日の1週間前にあたる8月21日、本会議召集の告示が市長から通知されます。また、本会議に提出される議案が、すべての議員に配布されました。
 9月定例会は、決算議会とも呼ばれます。西脇市一般会計、国民健康保険特別会計をはじめ8特別会計、水道事業会計をはじめ4企業会計の平成26年度決算の認定の可否を判断します。そのため、決算特別委員会を設置し、集中審議を行います。



 9月定例会の初日、8月28日に本会議(第1日)が開かれ、議案が正式に上程されます。そして、議案に対する質疑が9月3日の本会議(第2日)で行われます。
 その後、議案は、常任委員会と特別委員会に付託されます。9月4日には、文教民生常任委員会、7日には総務産業常任委員会、9日・10日・11日の3日間は予算決算特別委員会が開催されます。



 24日の本会議で、議案の採決が行われた後、一般質問が行われます。25日も引き続き一般質問が行われ、28日は予備日となっています。
 9月定例会の議案が配布された後、私は、まず補正予算書、決算書に、款ごとにタックシールを貼りました。



 次に、議案と報告書を熟読し始めました。私は、『市議会日記』というノートを作っています。議案書の重要展や疑問点は、付箋を付けるとともに、『市議会日記』に質問事項を書き出していきます。
 9月定例会が始まる8月28日までに、何とか一通り議案、補正予算、決算書に目を通したいと考えています。頑張ります。
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早朝ランニング

2015-08-25 04:20:01 | 地域行事
 私は、妻と知人の方が行っている夏の早朝ランニングに5年前から参加しています。早朝ランニングは、毎年7月初めから9月末までの約3ケ月間行います。普段は、午後7時半から9時頃走るのですが、農道を走るため虫が多く、夏の間は早朝に変更されます。



 早朝ランニングは、5時起床で、5時半~6時半の約1時間走ります。ランニングコースは、黒田官兵衛の里で有名な黒田庄町黒田です。黒田庄中学校近くに車を止め、黒田庄中学校⇒末谷池⇒滝尾神社⇒向陽苑⇒県道⇒荘厳寺⇒末谷池⇒黒田庄中学校です。



 最後の末谷池では、末谷池周辺コース(約750m)を3~5周走ります。最後の1周は、フルスピードで走ります。また、県道から荘厳寺までは、1.5㎞の登り続きのコースになっています。合計で、9~11㎞のコースです。



 毎週月~土の6日間、出張や強雨以外は毎日走ります。早朝ランニングを3ケ月頑張ると、走力が必ず身に着くと信じて頑張っています。
 8月が始まりました。1ケ月が過ぎたことになります。後2ケ月頑張ります。
 私の当面の目標は、9月末に行われる村岡ダブルフルマラソン大会で走る88㎞走です。88㎞マラソンは、フルマラソンを2度以上走ることになります。当然初めての経験で、不安がいっぱいです。不安を打ち消すため、夏の早朝ランニングを頑張りたいと思っています。
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西脇市子ども芸術祭『子どもステージ』

2015-08-24 04:51:18 | 地域行事
 8月23日の午後、第44回西脇市子ども芸術祭『子どもステージ』を観に、西脇市民会館へ行ってきました。ただ、昼過ぎに出かけようとすると、急な相談事が入り、遅れての参加でした。大変残念でした。



 私が到着した時には、子ども太鼓やダンスが終わった後で、絵画・書の表彰式が始まるところでした。表彰される幼児・児童・生徒達が、笑顔で舞台に立っていました。会場には、子ども達のお父さん、お母さん、祖父母の皆さんがデジカメを持っていっぱい詰めかけていました。



 絵画の審査員の松橋先生が、子ども達に呼びかけるように、これからも豊かな生活体験をしてほしいこと、保護者の皆さんには、子どもの自由な発想を大切にしてあげてほしいと話されました。



 書の審査委員の藤原先生は、①手書きの文字は、その人らしさが出ていていいな。②自分の想いを表現することを心掛けてほしいこと、③筆をまっすぐ立てて、最後まで書ききってほしいことを話されました。
 松橋先生、藤原先生とも、素晴らしい講評をしていただきました。また、西脇市子ども芸術祭が社会教育の一環として先人の皆さんが立ち上げられ、44回という回数を重ねていることを、誇れる取り組みだと話されました。私も、西脇市子ども芸術祭は、西脇市が誇る伝統的な取り組みだと感じました。
 私が見ることができなかった『子どもステージ』は、プログラムによると、①子ども太鼓教室『げんき』、②E-ジム西脇ダンススクール、③アピカホール弦楽アンサンブル教室、④アピカ児童合唱団、⑤遠藤加奈バレエ教室、⑥アイズスクールエンターテイメント兵庫西脇校、⑦ダンススタジオ「ステップ」でした。
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第44回にしわき市子ども美術展

2015-08-23 04:15:01 | 市議会活動
 8月22日、西脇市民会館で行われていた第44回にしわき市子ども美術展を見学してきました。



 にしわき市子ども美術展は、例年夏休みの終わりに近い土・日に行われており、西脇市内の園児・児童・生徒達の力作が並ぶ伝統ある美術展として知られています。



 絵画では、1097点の出展がありました。保育園の年少、年中、年長、小学校1年~6年の各学年、中学生の部に分かれていました。審査委員の高見雅博・松橋義雄両先生の講評によると、「どの絵にも描く対象に出会った時の驚きや喜び、生涯の中で体験したことが生き生きとえがかれていました。」とありました。西脇市制10周年記念特別賞に輝いた西村凛音(小学1年)さんの作品は、画用紙一杯に描かれたカブト虫の逞しさを感じる素晴らしい作品でした。



書は、358点の出展がありました。書には、幼児の出品は一名だけでした。小学校1年~6年の各学年、中学生の部に分かれていました。
私が会場を訪れたとき、審査員の藤原咲子先生が会場におられ、色々お話を伺うことができました。藤原先生とは、以前から懇意にしていただいており、久しぶりの出会いでした。藤原先生のお話によると、小学生は元気よくのびのびと書かれており、中学生はよく書き込まれており、集中力を感じられたそうです。これからも自分の表現を大切にしてほしいと結ばれました。西脇市制10周年記念特別賞に輝いた小林梨沙(中学3年)さんの作品『涼風の小道』は、まさにのびやかで個性的な作品でした。
 8月23日には、第44回西脇市子ども芸術祭の一環として、『西脇市子どもステージ』が開催されます。
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懐かしさと感動の写真集『しま子の想いー第3集―』

2015-08-22 06:56:24 | 地域行事
 先日、西脇市和田町にお住まいの村上しま子さんから、懐かしさと感動の写真集『しま子の想いー第3集―』を寄贈していただきました。



 村上さんは、昭和6年鳥取県生まれました。昭和20年5月に兄さんが戦死され、両親の代わりに遺骨を貰い受けに行かれたそうです。戦後、縁あって西脇市に来られ、結婚されました。
 戦後50年の平成6年、戦時人形作りを始められます。そして、その年に地元の和田公民館で人形展を開催されたのを皮切りに。西脇市内や近隣市町、鳥取県内等、各地で人形展を開催されました。黒田庄町でも、私が町長の時に、中央公民館で行っていただき、村上さんに初めてお会いしました。それ以降、ご主人と一緒に度々お会いし、懇意にしていただきました。最愛のご主人を亡くされましたが、村上さんがご主人の分まで生き抜きたいと話されたことをよく覚えています。大好きな人形を通じて、自分の想いを伝えたいとも話されました。
 村上さんは、今年、戦後70年の節目の年を迎え、記念に人形写真集『しま子の想いー第3集―』を発行し、戦時人形展を開催したいと強い想いを持たれていました。そのため、自分の想いを形にした人形を数多く制作されました。
 『しま子の想いー第3集―』を見て、村上さんのこれまでの想いがいっぱい詰まった人形を写した写真集だと痛感しました。



 お兄さんのことを想った『18才の出征少年』『兄と面会―最後の別れ―』、戦時中銃後の日本を守った女性たち『野良仕事に行く』『子守り少女』『押切り』『じゃが芋掘り』『夫を見送る身重の妻』『夫の遺骨迎え』、日本の農作業の表した『麦刈り』『脱穀の日』『唐箕』『足ふみ稲こき』『終戦の秋・芋掘り』、戦後の苦しい生活と希望の持つ子ども達を表した『ご飯炊き少女』『お墓参り』『鬼ごっこ』『チューリップ』『竹馬』『手まりつき』『山の柿の木』『秋の夕暮れ』『家族団らんお花見』『凧揚げ』。



 村上さんは、はじめにの中で、「今年は、太平洋戦争の終戦から七十年の節目です。戦時中は、物資も食料も乏しく、それでもみんな勝つことだけを信じて生きてきました。我もわれもと男は兵隊に行き、残るは子どもと主婦、老人だけ。食糧増産に汗と涙で田畑を耕し、家庭を守った女性たち。何のために戦争したのか。( 中略 )私の目の前に、多くの兵士が現れました。そして、私に『ありがとう』とお礼を言うのです。お蔭さまで、眼に見えない多くの方々に守られ、助けられ、支えられて今日があることを実感しました。これからも笑顔で人にやさしく、ふれあいの輪を広げ、歩んでいきたいと思っています。最後に、二度と戦争をしてはいけません。不戦の願いを込め、『戦争をしない日本』が、いつまでも続くことを願ってやみません。」と述べておられます。
 村上しま子さんの『戦後70年戦時人形展―平和への祈り―』は、9月2日~9月29日の会期で旧來住家住宅で行われます。ぜひ、見学に行こうと思っています。
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