東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

神戸大学経済学部藤岡ゼミ

2013-05-31 05:29:39 | 教育・子育て
 5月30日、神戸大学経済学部藤岡ゼミに行ってきました。
 藤岡先生にご無理を言って、一昨年6月からゼミに参加させていただいています。私自身、ゼミでの学生たちの議論や藤岡先生の問題に対する指摘や解説を聞くことで、大きな刺激を受けています。また、学生たちに西脇市や多可町に関心を持ってもらい、若者の視点からアドバイスをもらいたいとも考えてきました。



 今年度は、ゼミがある木曜日に所用が重なり、新年度初めての参加でした。でも、藤岡先生の大らかさで歓迎していただき、昨年から仲良くしてもらっている4回生のゼミ生にも久しぶりに出会うことができました。
 3回生ゼミでは、「アメリカの非営利セクターの歴史と将来」、「オーストラリア経済が与える農業への影響」、「社会都市の歴史と成果」について報告がありました。
 4回生ゼミでは、「TPPと医療」、「学校教育への支援について」の報告がありました。それぞれの報告に対する学生間の質疑応答、藤岡先生の補足と指摘、次の課題を明らかにしていく過程が私にはとても刺激的でした。
 藤岡ゼミでは、3回生のゼミ論文、4回生の卒業論文が必修です。ゼミで中間報告しながら、論点を整理し、より内容のある論文に仕上げていきます。最終的には、2月11日の建国記念の日に卒業生も交えての公開報告会を迎える運びとなります。
 また、藤岡ゼミでは、土日に多可町での農業実習?等も行われます。今週末も多可町八千代区の藤岡先生宅で、田植え前の準備やロースハムづくりを行うそうです。田植えは、6月16日の予定です。
 藤岡ゼミ生にとっては、厳しい学業(様々な論文、著書を読み自分のものにする)と共に様々な体験活動を行い、充実した大学生活が送れているようです。これが、本来の大学生活だと私も思っています。
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加西市立『善防園』

2013-05-30 07:40:35 | 福祉・医療
 加西市立『善防園』は、加西市内の障がい者の方々に福祉サービスを提供する施設として、加西市が設置され、加西市社会福祉協議会が運営委託を受け、運営されています。加西市立特別支援学校近くの西笠原町に平成元年4月に開設されました。



 私が宝殿中学校勤務時代から懇意にしていただいている藤本文俊先生が、加西市立特別支援学校が本年3月末に定年退職され、4月から善防園の仕事を手伝われていると聞き、訪問してきました。



 藤本先生は、自分の教え子たちが一人でも多く就労し、社会復帰が出来るように、頑張ってこらえました。障がい者理解をしてもらおうと企業訪問をしたり地域での人権学習にも積極的に取り組まれてきました。この度、善防園と企業、地域との連携を図かるために、卒業生が世話になっている善防園を手伝われるようになったとのことでした。さすが、藤本先生の生き方だと感心しました。



 善防園の定員は、生活介護30名、就労継続支援B型20名の合計50名です。現在、定員を上回る方々が利用を希望され、毎日47名~48名の方が通所されてきているとのことでした。
 生活介護では、豊かな生活の実現を目指し、習慣的な生活リズムを整え、介護が必要な方には、介護サービス(食事、排せつ等)や創作活動、生産活動の提供を行っています。



 軽作業班に所属されている方々は、ペットボトルのキャップの整理(アフリカへのワクチン援助)や金具のリサイクル、アームカバーやメロン箱の用紙の種分け等を行っておられました。
 就労継続支援B型は、知識や能力が高まった方の就労以降に向けた支援を目指し、働く場の提供と知識・能力向上のための必要な訓練を行っています。機織り機を使った「さおり織」、メロン箱の組み立て等を行っています。



 また、農園では、農家の方の協力を得て、加西市の特産品であるニンニク「ハリマ王」の栽培を行っています。



 藤本先生をはじめ指導者の皆さんは、通所者への日々の関わり・指導とともに、企業へ出向いて仕事をもらってきたり、地域の理解を得る活動と大変忙しくされています。しかし、私が訪問させていただいた時には、皆さんとても生き生きと活動されていました。
 西脇市には、『善防園』のような障がい者施設がありません。西脇市にも必要な施設だとの認識を深くしました。また、元気な藤本先生に出会いがてら、機会を見つけて伺わせていただきたいと思っています。
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西脇写友クラブ第18回写真展

2013-05-29 05:11:11 | 地域行事
 西脇写友クラブ第18回写真展が、西脇市民会館中ホールで5月24日~26日の3日間開催されました。



 西脇写友クラブは、梅田邦彦さんを講師に迎え、松田孟会長のもと15名の会員さんが切磋琢磨で写真技術を向上させていかれています。私が伺ったときも、会場のあちこちで写真談義に花が咲いていました。
 西脇写友クラブ写真展の特徴は、毎回共通のテーマで課題作品が出展されています。今回のテーマは、『犬or猫』でした。15人の会員さんの『犬or猫』の作品を見比べながら見ていると、とても楽しく作品展として見ごたえがありました。



 松田孟さんの『ボクにも頂戴』はボールで遊ぶ愛らしい子どもと猫が写されています。宮原武美さんの『動物が』は、動物画を撮られた作品でした。井上晃一さんの『ボス』は、2匹の犬のにらめっこと子どもの顔が印象的でした。岡井孝司さんの『花粉症?』は、メガネをかけた可愛い犬で思わずふきだしました。來住孝子さんの『仲良しトリオ』は、ベビーカーに乗る3匹の犬を撮られていました。竹本早苗さんの『コロー、こっちー』は、犬の躍動感が見事に撮られていました。



 自由課題の部で印象に残ったのは、井上晃一さんの『行』、宇仁菅節子さんの『草原の調べ』、大城戸正憲さんの『花筏』、内藤昭夫さんの『落日』、廣田國子さんの『春いろ』、村上康人さんの『落花流水』、池田一敏さんの『麗らか』、岡井孝司さんの『天空の城』、來住禎之さんの『ファイヤーバード』、來住孝子さんの『おとぎの国』、小松幸男さんの『帰り道』、砂田孝一さんの『北国の春』などでした。
 特別出展の梅田邦彦さんの雪が残る庭を撮られた2枚の『早春の庭』、協賛出展の西山恒夫さんの白黒の『木漏れ陽』は、さすがだと感心しました。
 西脇写友クラブのますますの発展を祈念しています。
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日野フォトクラブ第45回写真展

2013-05-28 15:02:17 | 文化・スポーツ
 日野フォトクラブ第45回写真展が、5月24日~26日の3日間、加東市滝野図書館2階ギャラリーで開催されました。私は、最終日の24日の午前中に楽しみに見学に行ってきました。



 忙しい中、梅田邦彦会長が案内してくださいました。日野フォトクラブ15名の会員の作品と西脇市文化連盟の來住栄一会長の特別出展が展示されてあり、どれも大変見ごたえがありました。その中で特に印象に残った作品を紹介します。
 宇田美幸さんの木製の3輪車を撮られた『在りし日の無垢』は、宇田さんの哲学を感じました。宇田宗壽さんは、白黒の写真で、鉄工所を撮られた『熱冷めたあと』、梅田邦彦さんの美しい自然を撮られた『早春の風』『薫風』とともに、『水澄む』は写真技術の奥深さを教えていただいたような気がします。



 大島勝男さんの『花に囲まれて』は、レンゲ畑にいる孫娘さんが可愛さがひきだっていました。小畑弘さんの『夜空に描く』は、夜空に広がる花火の際立った色彩が印象的でした。坂上清さんの京都を撮られた『氏神』『心の窓』『太平の美』、笹倉克郎さんの『春眼』『投影』は写真技術の正確さを感じました。篠田敏宏さんの『オクラホマミキサ』は、アヒルがダンスを踊っているように感じる楽しい写真でした。
 杉本浩之さんの『椅子の花化粧』は、椅子に映し出された花を見事に撮られていました。竹内晴之さんの『赤の奇跡』『青の奇跡』は、芸術性を感じました。高橋章子さんの『手いっぱいの花びら』は、しだれ梅の下で遊ぶ2人の子ども達の表情を的確に撮られていました。高橋悠司さんの気持ちよくかもめが空を飛んでいるの写真3枚を展示されていました。
 辻里美さんの『ぶるぶる』は、水遊びしているメジロを撮られていますが、水しぶきも感じることができる作品です。農年厚文さんの『出会い』は、白樺の木を映し出されています。丸山千恵子さんの『古都の雅』は3枚の連作ですが、京都のお寺の祭りで踊る御子さんを見事に撮られていました。



 滝野図書館2階ギャラリーは、写真展を行うには大変いい場所です。ガラスケースの中には、A2の大きさの全紙の作品を14名の方が1枚づつ掲載されてありました。照明のとてもよく、大変見やすく感じました。
 日野フォトクラブは、写真展としては45回目ですが、クラブ創設57年目を迎えられたそうです。西脇市内にある多くの写真愛好会の草分け的存在として、これからもますます発展されますことを期待しています。
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『認知症って何?』

2013-05-27 07:48:27 | 地域行事
 5月26日の午後、笑顔で生き生きとその人らしく生きがいを持った生活を目指した『認知症って何?』をテーマに、学習講演会が黒っこプラザ(旧黒田庄中央公民館)で開催されました。
 高齢者介護施設の職員をはじめ認知症について関心を持たれている市民の方が、会場いっぱいの約180名集まられました。



 この企画は、市民企画『さらだぼうる』の皆さんが計画してくれました。ジャガイモ、レタス、ニンジン、果物等とそれぞれの味は違うけれど、サラダになるとまとまった美味しい味を引き出します。市民企画『さらだぼうる』の皆さんは、それぞれの個性を大切にしながらまとまって企画を開催しようと結成されました。今回の企画は、昨年12月の映画『うまれる』の開催に次ぐものです。
 開会のあいさつで、本間代表が『さらだぼうる』結成の意味について話してくれました。続いて、「うちの嫁は泥棒だ!」という寸劇を小谷さん、畑田さんが演じてくれました。2人の熱演に会場大爆笑でした。解説を大城戸さん、菅生さんが分かりやすく説明してくれました。



 続いて、西脇市認知症介護者の会の奥代表と介護者を代表した野村町の藤本さんが、認知症の方を介護する家族の大変さを切々と訴えられました。
 そして、お待ちかねの『認知症を知ろう!-地域で認知症患者さんと生きる』と題した通称ドクターホームズの増村道雄先生の講演が、始まりました。増村先生は、会場正面のスクリーンに映し出されるパワーポイントを使い、分かりやすく説明されていきました。増村先生は、これまで診断された患者さんの実例をもとに、家族や地域の対応についても話してくれました。



(先生の講演の骨子については、別の機会にブログで報告させていただきます。)
 参加者の感想文を読むと、皆さんとても満足していただけたようで、ホッとしています。スタッフ一人ひとりが、自分の役割を果たしてくれた成果を見る思いがしました。私も、スタッフの一員に加えていただけていることに感謝しています。
 閉会にあたって、荻野さんがお礼と共に『さらだぼうる』の今後のことについても話してくれました。



 市民企画『さらだぼうる』が、次の企画で何を行うか私もスタッフの一人としてとして楽しみにしています。
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『お地蔵さまのひとりごと展』

2013-05-26 06:06:49 | 文化・スポーツ
 西脇市野村町のギャラリー「ポポニ」では、5月19日~6月2日の会期で『お地蔵さまのひとりごと展』が開催されています。『お地蔵さまのひとりごと展』の作者は、豊岡市在住の藤原仙人掌(さぼてん)さんです。



 藤原さんは、1972年東京で生まれ、京都山科で育ちました。中学2年生で初めて一人旅(北海道)を経験し、大学生の時にはキャンプとヒッチハイクで海外を旅されたそうです。



 91年に木彫りを始められ、93年にネパールで生活したことで、自然と共生する暮らしにあこがれるようになりました。96年から1年半、石垣島で自給的な生活を行いながら、流木でお地蔵様を彫り始められました。その後、ドイツでの個展や四国霊場108か所巡礼を行うなど活発な行動をされました。
 そして、現在、コウノトリと共生する町として有名な豊岡市に住まれ、自然栽培を行いながら自給的な生活を奥さんと子ども2人の4人家族で行っています。
 藤原さんの木彫りのお地蔵様は、とても優しい顔をしています。愛らしい子どもの笑顔とともに子どもを慈しむ観音様が、思い浮かんできました。



 また、藤原さんは、相田みつおさんのように心に思い浮かんだ言葉を独特の書体で書かれています。
 「だいじょうぶ、すべてうまくいく」
 「こんな時だからこそ、歌いましょう」
 「笑えば、あなたの花が咲く」
 「その笑顔、その笑顔、今日も一日、その笑顔」
 「心を込めて、ぬくもりをこめて、愛をこめて、やさしさをこめて、思いやりをこめて、いたわりをこめて、感謝をこめたひとつのことを」
 藤原さんの言葉が、本当に心に響いてきます。
 日曜日には、午後2時~ギャラリートークとミニライブが行われます。藤原さんは、歌も歌われ、本当に多芸だなと感心します。認知症の講演会と重なり、ミニライブを聞きに行けなくて残念です。



 また、6月3日~28日まで、西脇市民病院エントランスホールでも藤原さんの『お地蔵さまのひとりごと展』が開催されます。
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2年目の挑戦!夏野菜の作り(その2)

2013-05-26 06:04:13 | プライベート
 日中は、夏を思わせる暑い日が続いています。5月連休中に植えた夏野菜たちは順調に育っています。



 夏野菜は、根付くとあまり水をやらない方が、甘みのあるいい野菜ができると言われています。しかし、2日に1回は水をやっています。毎朝、6時前に起きて、散歩を兼ねて、畑に行っています。草引きも、毎朝少しづつすると、苦になりません。


キュウリやトマト、ピーマン、ナスビの添え木を作りました。それぞれが順調に生育していますが、トマトの生育が特に早いようです。キュウリも、つるが添え木に巻きつきだしてきました。
 四隅に植えたカボチャも、ツルを伸ばし広がってきだしています。



 先日、大阪にいる孫の篤人が遊びに来たときに、タマネギの試し掘りをしました。『大きなカブ』のように、「うんとこしょ、どっこいしょ」と掛け声をかけながら、引きました。まずまずの大きさのタマネギでした。そのタマネギもすべて引き抜き、次のさつまいもを植える準備を始めないといけない時期に来ています。
 ジャガイモも花が咲き、土の中は分かりませんが、大きく育ってきているようです。



 野菜たちが育っているのを眺めていると、充実感を覚えます。また、その野菜が食卓に並ぶと、不思議と幸せな気持ちになります。手を入れて育て実をつける、その成果が楽しみになってきています。また、大阪や東京にいる娘たちに送ると、喜んでくれます。郵送料の方が高いのかもしれませんが。
 野菜作りや介護の仕事、ランニングや卓球等、新しいことに「挑戦」している現在の生活が、とても充実したものになっています。
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2年目の挑戦!夏野菜の苗植え(その1)

2013-05-25 05:25:52 | プライベート
 報告が遅くなりましたが、連休明け、キュウリ、なすび、ピーマン、トマト、カボチャの夏野菜の苗植えを行いました。昨年から始めた畑づくりのいよいよ2年目の挑戦です。



 3月中に、夏野菜をどこに植えるか、土づくりを行いながら畝づくりをしてきました。耕運機を使わず、自分の体力づくりを兼ねて、ひと畝ひと畝,備中鍬で土を耕し、ジョウレンで畝を作りました。
 昨年植えたタマネギ、3月初めに植えたジャガイモ、ブロッコリー、ネギ等は順調に育っています。



 夏野菜は、昨年と同様、キュウリ、なすび、ピーマン、トマト、カボチャの5種類を植えることにしました。苗も、昨年購入した丹波市氷上町の農家の方から丈夫な苗を分けていただきました。キュウリ8本、トマト14本(桃太郎10本、ミニ2本、アイコ2本)、ピーマン8本(普通2本、伏見2本、子ども2本、万願寺2本)、なすび8本(黒曜8本、長ナス2本)、カボチャ3本を購入しました。



 そして、岡の藤原さんに教えていただきながら、畑に苗を順番に植え、大きくなるまでの間の簡単な添え木をしました。雨が少し降っていたので、畑の土も十分湿っており、植えやすかったです。
 これから世話が大変ですが、収穫する日の喜びを思い浮かべながら、また子どもたちや孫たちが喜ぶ顔を思い浮かべながら、頑張りたいと思っています。
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アトリエシリーズ展『後藤清美展』

2013-05-23 05:22:31 | 文化・スポーツ
 西脇市岡之山美術館では、創作活動を日常とする作家たちシリーズ第3弾として洋画の『後藤清美展』が5月14日~6月2日の会期で開催されています。



 後藤清美さんは、加西市在住で、1948年生まれで、大学卒業後39年間、中学校の美術教師として勤められてこられました。
 後藤さんの作品は、身近にある風景や人々を丁寧にあふれるような愛情をこめて描かれています。特に、子ども達の生き生きした姿、成長の過程を感じる姿を心優しく見つめながら描かれています。後藤さんは、「私にとって絵を描くことは、絵日記のようなものです。子どもや孫の成長を喜びながら、孫が嬉しそうに話してくれる様子や日頃自分が感じたことを絵にしています。」と話されています。



 今回の作品展でも、油彩画の大作が13点出展されています。『過』・『飛』・『艶』の3作は、子どもの成長がよく分かる作品です。唯一,額に入れられている『恵』は、家族の喜びを表しているように感じました。すべての作品の題名は、漢字一字で表現されています。


 一つ一つの作品が見応えがあり、子ども達の様々な姿を表現した作品を見ていると、心が自然と和んできました。
 後藤さんは、お礼の挨拶文の中で、「好きなこと(絵を描く)が出来る喜び、それを仲間と認めあえる嬉しさ、多くの人達と共に続けられることを感謝しながらのんびり・ゆったり・心豊かに、日々を過ごしていきたいと思います。」と書かれています。
 後藤さんの人となりを感じた作品展でした。
 岡之山美術館では、6月4日より「丹波・西脇交流展」が行われます。前期(6月4日~16日)、後期(6月18日~30日)に分かれ、写真・絵画・書・彫刻・工芸・日本画の6分野で競います。大変楽しみな内容です。
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NPO法人「ネクスト」

2013-05-22 05:40:15 | 福祉・医療
 先日、多可町八千代区下村にある障害者就労継続支援A型事業所NPO法人「ネクスト」を訪問してきました。「ネクスト」発起人の内橋さんから設立に至る経過や現状と課題について詳しく説明を聞かせていただき、工場見学もさせていただきました。



 NPO法人「ネクスト」は、障害者就労継続支援A型事業所として、平成24年12月に設立されました。目的は、障害者の自立支援と就労継続支援で、主な業務内容は、不要布団を回収し、完全リサイクルを行い、長座布団やクッション等に製品化していくことです。



 具体的には、不要布団を引き取り行きます。その後、工場で布団を洗浄し、天日干しを行います。次に、タンプラ―乾燥機で減菌消毒をし、大まかに選別し、側生地と中綿に分別します。そして、中綿を粉砕機で適度な大きさに粉砕し、プレス圧縮し梱包します。出来上がった綿を原料として、長座布団、座布団、枕、クッションなどの製品化をします。すでに、全国の「ロイヤルホームセンター」や「スーパーセンタートライヤル」などの大型ホームセンターで販売されているとのことでした。



 布団1枚(3.5㎏)を焼却するときに発生する二酸化炭素は12.81㎏だそうです。不要布団を廃棄せず、新しい商品にリサイクルすることによって、エコにも貢献できます。
 NPO法人「ネクスト」は、本工場が八千代区下村に、中工場が中区糀屋に、リフレッシュセンターが西脇市和布町にあります。その3施設で募集されている障害者の方々は、30名~40名です。すでに多くの方々が働かれています。
 作業内容は、回収作業、リフレッシュ作業、布団リサイクル作業、布団リサイクル作業、製造作業、梱包作業、パソコン教習など具体的に提示もされています。
 内橋さんからのお話を伺いながら、布団回収の広域化が図られ、販売ルートも全国規模に広がることにより、西脇多可地域の障害者の雇用が大きく進むだけでなく、地球環境のエコにも大きく貢献するNPO法人「ネクスト」の壮大な夢を感じました。ぜひ頑張っていただきたいと思うと同時に、私もできるお手伝いをしたいと思いました。
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