西脇市岡之山美術館では、アトリエ個展第6弾として『有田やえ展』が、6月18日~7月7日の会期で開催されています。
『有田やえ展』は、「空から落ちてくる雨の合間に」をテーマに、染色作品が展示されています。アトリエの館内だけでなく、アトリエの外にも作品が展示されてあり、風にたなびく美しい文様を生み出されていました。
有田さんは、西宮市在住の染色作家です。別珍(綿ビロード)や綿布をろうけつ染め、型染、捺線の染色技法で作品を制作されているそうです。日本の染色技術に見せられて、作品づくりを行っておられるそうです。アトリエに展示されている作品は、美しい清涼感のある色彩で、存在感がありました。作品の中に描かれている小さな生き物を見つけてほしいとのコメントがあったので、ゆっくりと小さな生き物を発見させていただきました。
西脇市岡之山美術館の本館では、アートの扉「渡邊 操」展が開催されています。色彩豊かな織布で作品を制作されている「渡邊 操」展と染色作品の『有田やえ展』を同時に鑑賞することができます。先日、神戸新聞で「渡邊 操」展の素晴らしさが報道されました。ぜひ、多くの方に見学していただきたいと願っています。
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