東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

第53回西脇市議会一般質問

2016-06-30 03:51:19 | 市議会活動
 6月23日と24日の2日間、第53回西脇市議会(6月定例会)の本会議か行われ、7名の議員が一般質問を行いました。私は、監査委員のため、一般質問を行うことができず、残念でした。
 7名の議員の一般質問を紹介します。
 1.高瀬 洋議員 - ①ゴミのリサイクルについて
 2.寺北建樹議員 - ①人権教育の推進について
             芳田地区における人権教育の推進と地域の実状に応じた取組・地域に根差した事業について
            ②「小さな拠点」づくりについて
             芳田地区における「小さな拠点」づくりについて
 3.村岡英紀議員 - ①都市計画におけるJR西脇市駅の重要性は
 4.坂部武美議員 - ①これからの文化芸術の振興について
 5.村井正信議員 - ①「教育の復活」と学校図書の充実について
              学校図書室の環境整備を
              図書購入費の増額を
 6.高橋博久議員 - ①住みやすさの復活
              乳幼児への支援について
              市内での挙式推進と支援
当初の葬儀費用設定の発想は素晴らしい
 7.古西祐子議員 - ①西脇市のごみ政策の今後を問う
             (環境のまち、エコのまち「西脇」を実現するには)
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第26回北播磨地区消防操法大会出場に伴う激励会

2016-06-30 02:47:20 | 市議会活動
 6月28日の夜、7時から第26回北播磨地区消防操法大会出場に伴う激励会が西脇消防署前の野村グランドで行われました。
 第26回北播磨地区消防操法大会は、7月10日(日)に三木市で開催されます。西脇市代表として、小型動力ポンプの部では第4分団野中部、消防ポンプ自動車の部では第5分団比延部が、西脇市代表として出場します。野中部、比延部は、6月12日に行われた西脇市消防団操法大会において優勝しました。



 今夜の激励会では、連日連夜練習しているポンプ操法を披露してくれました。テキパキとした動きで、見ていてとても気持ちがよかったです。5月に行われた各分団の操法大会に向け、各部とも4月から操法の練習を始めたと思いますから、3ケ月の長い期間の練習だったと思います。仕事をしながらの操法練習、本当にご苦労様でした。



 野中部、比延部とも、ここ数年連続優勝しています。西脇市消防団の中では、練習熱心な伝統ある部として知られています。第26回北播磨地区消防操法大会でも、西脇市消防団の代表として、頑張ってくれると思います。今年の全国大会は、小型動力ポンプの部です。全国大会目指して頑張ってほしいと願っています。
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福地地区下条隣保大雨行動訓練

2016-06-29 01:16:25 | 地域行事
 6月26日、黒田庄町福地地区下条隣保では、『下条防災の日』と銘打った大雨行動訓練が行われました。福地地区下条隣保は、平成16年の台風23号襲来時、加古川の増水による福地谷川への逆流と水門閉鎖による内水により床上浸水の被害を受けました。それ以降も、度々水害を受けています。



 台風23号襲来時、私は黒田庄町長として、福地集会所に避難するように避難命令を防災無線を使って放送しました。避難所の福地集会所の1階が水没し、2階に避難していただきました。胸まで浸かりながら、高瀬舟を使い、おにぎりや毛布を集会所に運んだ苦い思いを今でもしっかりと覚えています。
 翌年西脇市と合併したこともあり、水害対策が遅れてしまったことを申し訳なく思っています。現在、市議会議員として、福地地区の水害対策について提言もしてきました。現在、西脇市上下水道部工務課や兵庫県県土整備部多可事業所を中心に、水害対策を行っています。県が加古川の岩盤掘削を行い、流れをよくしてくれました。西脇市が、福地川の堤防のかさ上げや加古川からの逆流・門柳川からの流入・逆流を防止する水門(ゲート)の設置を行ってくれました。さらに、28年度に、内水を加古川に排出する雨水ポンプが設置される予定です。



 今日の大雨行動訓練は、ち密な計画に基づいて実践的な訓練でした。計画された下条隣保長の村上さんの熱心さには、本当に頭が下がる思いがしました。
 参加者は、9時に福地集会所2階に集合しました。隣保長の説明や村上福地区長の挨拶の後、岸本西脇市防災課長から避難勧告の基準やハザードマップについて説明がありました。その後、大雨行動訓練のシナリオ説明の後、参加者はいったん帰宅して自宅待機しました。



 村上区長から大雨行動訓練開始放送が行われ、いよいよ訓練開始です。消防団待機水位発令の放送、避難準備放送がされ、避難困難者の方々が福地集会所に集まって来られ、楠丘小学校へ地区役員が自動車で搬送しました。続いて、避難勧告発令の放送がされ、参加者全員が集会所に集まり、自動車に分乗して楠丘小学校に避難しました。集会所では、村上区長が人員の把握を行っていました。消防団も、西村部長のもと頑張ってくれていました。



 楠丘小学校へ避難完了の後、再び福地集会所に帰り、勉強会「福地水害対策の進捗状況の説明」を西脇市上下水道部工務課の内橋さんが、パワーポイントを使って詳しく説明してくれました。質疑応答も、皆さん積極的にされていました。



 下条隣保の婦人班の皆さんが、おにぎりを作ってくださり、参加者全員でいただきました。私もおにぎりを2つもいただきましたが、食べやすく本当に美味しかったです。西脇市防災対策課から、非常食のピラフが参加者に配布されました。
 ち密な計画に基づく福地地区下条隣保大雨行動訓練は、水害から家族や地域を守る、自分たちで出来ることは人たちで頑張るという強い想いを感じさせるものでした。ご苦労様でした。
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第9回加寿美会水墨画展

2016-06-28 02:21:12 | 文化・スポーツ
 6月24日~26日の3日間、加寿美会の皆さんが、第9回水墨画展を北はりま田園空間博物館で開催されました。



 私が会場を訪れた時、ほとんどの会員の方がおられ、和気あいあいと楽しそうにされていました。加寿美会の皆さんは、第1・第3水曜日の月2回、サンパル日野で一緒に勉強会(製作活動)をされているそうです。指導者だった原先生が亡くなってから、共に励まし合いながら製作活動に取り組んでこられたため、特に会員皆さんの仲が良いように思います。
 今回の作品展には、13名の会員さんがそれぞれ3作を出展されていました。



 片岡幸代さんの『静寂』『ハーモニー』『望』の3作は、それぞれ異なった趣で、片山さんの新しい境地を見る思いがしました。芦田さか恵さんの『響き』は、奥山の滝の音や樹木を飛び交う鳥の鳴き声が聞こえそうでした。生田久代さんの『(樹神)こだま』は、古木の太い根に神が宿っているよう気がしました。稲継永治さんは、加寿美会で活動されて、水墨画の作風が広がっているように感じます。水墨の『厳冬アルプス』と美しい色彩の『晩秋』は、とても対比的に見えました。
 井元俊郎さんの『溢れる井堰』は、山々をバックに井堰から滝のように溢れ流れ落ちる水が見事に描かれています。金田貞二さんは、精力的に制作活動に取り組んでおられます。『竹』は、伸びやかに気持ちよく描かれているように感じました。木下淑子さんの『憧憬の彼方』、小谷佳代さんの『未来へ』は、見ていて快い気持ちにさせてくれました。
 小西美沙子さんの『古刹』は、険しい崖に建てられた建物の見事さを、篠原征子さんの『刻Ⅲ』は、年輪を刻む大木が見事に描かれています。西山久代さんの『田代池』は、不思議な色合いの持つ作品で幽玄な感じがしました。西山美知子さんの『嗚呼』は、生い茂った木々と草花、自然の生命力を感じさせてくれました。増本美子さんの『千年の芽吹き』は、しっかりと大地に根を下ろした古木のたくましさを見事に描かれています。
 加寿美会の皆さんが、熱心に精進されてきた成果を見させていただいた思いがした第9回作品展でした。
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第24回フォト奥播州写真展

2016-06-27 04:21:34 | 地域行事
 今年も、フォト奥播州の皆さんの写真展が、6月24日~26日の3日間、西脇市民会館中ホールで開催されました。私も案内はがきをいただき、初日の日に見てきました。



 写真展には、9名の会員と3名の協賛者の皆さんの個性的な作品を見ることができました。いつも出展されている天野先生の写真がなかったのが残念でした。
 協賛出展の寺尾昭男さんは、『月明かり』『樹氷の森』『夜明の刻』の3作を出展されていましたが、3作とも自然の美しさを撮られていました。藤原英一さんは、『加古川線の四季』と題して、日本へそ公園から黒田庄駅までの間、四季折々に見られる草花や電車を組み写真でまとめられていました。私も毎日のように見ている風景ですが、心が和みました。松田孟さんの『穂高蒼秋』は、上高地の険しい山々を見事に撮られていました。



 フォト奥播州代表の伊藤幸雄さんは、身近な自然や動植物を高い写真技術を使って作品として仕上げられています。存在感たっぷりのネコを撮られた『おねむに』、光線の美しさを背景にした『萌える春』に、目が行きました。
 久下弘さんは、伊予市で撮った『御田植祭り』を組み写真で表現されています。泥んこになった踊り、祭りの儀式を撮られた作品は、人の動きや表情がとても豊かで、久下さんの人を見る目の確かさを改めて実感しました。
 笹倉秀夫さんは、『向暑』『秋冷』『酷寒』『清楚』『惜春』の5枚は、1年の時の流れが写しだされていました。荻野和彦さんのネパールで写された5枚の作品は、ネパール人の暮らしや信仰が伝わってきました。



 松岡達郎さんは、鳥取砂丘を含め山陰海岸の厳しい冬の景色と富士大石寺から見る美しい富士山をよく撮られています。今回、鳥取砂丘での『雪の朝』『砂丘の丘』に目が留まりました。
 松岡好子さんの姫路市安富町で撮った『案山子の村』の花嫁御寮と孫の作品が、とても和やかに見ることができました。
 松田康彦さんがチェコに旅行した際に撮った『チェコの素敵な人びと』(3枚組)は、レストランの主人、コーヒー店の主人、古城のオーナーの3人で、3人とも精悍な顔を撮られていました。『楽しいひととき』(3枚組)は、遊んでいる子ども達の楽しそうな表情や若いお母さんの立ち話を聴きとることができそうな写真でした。
 松田由佳さんは、ベトナムに旅行した際、まちの各所でであった庶民の暮らしぶりを撮られていました。
 米田八朗さんの6枚の作品は、色彩豊かでデザイン風の写真もありました。作品名も『オニの瞳』や『第六感は存在する』、『人去りて黄落』など、楽しくつけられていました。



 フォト奥播州の皆さんの個性的な作品を見せていただき、良い目の保養をさせていただいたと喜んでいます。
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平成28年度西脇市中学校総合体育大会

2016-06-26 03:04:49 | 文化・スポーツ
 6月25日、平成28年度西脇市中学校総合体育大会が、西脇市内の中学校や各会場で開催される予定でした。しかし、夜半からのあいにくの雨で、屋外のスポーツはほとんどできず、26日に延期されました。
 私は、西脇中学校体育館で行われたバレーボール大会と総合市民センターで行われた卓球大会を掛け持ちで見学に行ってきました。我が家の『金曜日の勉強会』に、黒田庄中学校女子バレーボール部の生徒が来ています。また、黒中卓球部へは練習に参加させてもらったことがあり、今年の三年生が引退すると廃部になることが決定しています。



 市内中学校バレーボール部は、女子は4中学校ともありますが、男子は西脇中学校と西脇南中学校の2校だけです。大会には、西脇市バレーボール協会の皆さんが、審判として応援に来られていました。桝本会長はじめ、熱心な方が大変多いです。私が教師時代は、協会からの応援がありませんでしたから、試合をして審判をしての繰り返しで、昼食もほとんど取れませんでした。現在の先生方は、恵まれているなと思いました。
 8時半の開会式の後、男子西中と西南中の対戦が行われました。西南中が勝ち、西脇市代表で東播大会に出場が決まりました。



 女子は、ジュニア少女バレーのチームが4チームもあり、大変レベルの高い試合が続きました。ボールを必死に追いかける生徒たちの姿、身長差をものともせず頑張っている姿、1点1点得点するたびに仲間と喜び合う姿、試合を観ていて久しぶりに感動しました。20年前の教師時代のことを思い出しました。保護者の皆さんも、2階席から応援していました。結果は、優勝・西脇中学校、準優勝・黒田庄中学校でした。
 卓球大会男子は、西中・西南中・黒中の3校の参加でした。午前中個人戦(シングルス)が行われました。黒中の生徒たちは堅い雰囲気でした。藤原君が準優勝しましたが、他の5名はベスト4に残れず東播大会に進むことはできませんでした。午後の団体戦は、一進一退の試合が続き、3校とも1勝1敗で並び、勝敗率で、優勝・西脇中学校、準優勝・西脇南中学校、3位・黒田庄中学校でした。黒中卓球部は、新人戦では優勝したにもかかわらず、総体では東播大会に進むことができず、大変残念な結果となりました。



 黒中バレー部、卓球部の生徒たちにとって大変残念な悔しい結果でしたが、その悔しさを覚えていてほしいと思っています。負けた試合から学ぶことが、大変多いからです。
 中学校生活の中で、部活動の占める割合は大変大きいものがあります。3年生は、市内大会に敗れると部活動引退になります。部活動で学んだことを、これからの学校生活や人生に活かしてほしいと強く願っています。
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文化芸術による子どもの育成事業『演芸(落語)公演』

2016-06-25 03:02:49 | 教育・子育て
 6月24日、私の地元の楠丘小学校では、文化芸術による子どもの育成事業『演芸(落語)公演』が行われました。



 子どもの育成事業『演芸(落語)公演』は、文化庁の後援で、一流の文化芸術団体が、小・中学校において公演し、子ども達が優れた舞台芸術を鑑賞する機会を得ることにより、子ども達の発想力・コミュニケーション能力の育成を目的としています。事前のワークショップでは、子ども達に実演指導・鑑賞指導を行い、子ども達にも実演してもらいます。



 楠丘小学校では、落語芸術協会による落語公演でした。事前のワークショップは5月19日に行われ、落語の高座に座ったり、出囃子である太鼓をたたいたり、小話の練習をしたりしたそうです。子どもたちは楽しみに、今日の公演を迎えていたようです。
 公演の最初に、太鼓をたたく子と小噺をする子のペア3組が順に登場しました。羽織袴を着て緊張した様子でしたが、しっかりと出囃子の三味線に合わせて太鼓を上手に演奏していました。また、小噺も、分かりやすい口調でオチがあり楽しく聞けました。良い経験ができたと思います。



 その後、前座の若い桂竹わさんが江戸落語を、笑福亭竹三さんが上方落語を披露してくれました。お二人とも、マクラが上手で、子ども達をひきつけていました。本題でも、分かりやすい演目を話してくれました。
 中入りをはさみ、鏡味味千代さんが、太神楽曲芸を披露してくれました。鏡味さんが子どもたちに話しかけながら自分のあごに順に乗せていくのを、固唾を飲みながら見ていました。完成した時には、大歓声でした。次に、青い傘を出し、傘の上にボールや枡を回していきました。子ども達2人も、挑戦しました。



 最後は、真打の春風亭柳好が、本格的な落語をしてくださいました。本格的と言っても、子ども達にも分かる内容でした。
 子ども達の身を乗り出しながら、プロの落語家が演じる本物の落語を聞き、本物の太神楽曲芸を見て、子どもたちはいい経験をしたと思いました。
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足立敏朗竹細工作品展

2016-06-24 07:39:31 | 地域行事
 西脇市旧來住家住宅では、6月17日~30日の会期で、『足立敏朗竹細工作品展』が開催されています。



足立敏朗さんは、多可町加美区清水の方ですが、「足立工房」を立ち上げられています。大変器用な方で、草履やカバン等、綿製品(布)で造られた様々な製品を作ってこられました。また、趣味で始められたによる竹細工は、完全にプロ級になってきています。私も、正月に玄関前に飾る門松を作っていただいたことがあります。門松を見られた近所の方が、その出来栄えの良さに驚かれました。



今回の作品展には、昔ながらの竹カゴだけでなく、普段使いの小テーブルやイス、乳児用のゆりかご、杉原紙を使ったランプシェードなど、様々な作品が展示されています。ご自身の作品とともに、足立さんの指導で竹細工教室に学ぶ教室生の作品も、展示されています。



なお、作品展の期間中、竹カゴ製作を体験することができるそうです。あなただけのオリジナル竹カゴを作ってみませんか?と呼びかけられています。
 また、足立さんは、多可町竹とんぼの会を立ち上げられ、子ども達に竹とんぼの作り方の指導に出かけられたり、竹とんぼ大会を開催して喜ばれています。私も、竹とんぼと風車をいただきました。簡単に作ることができ、楽しく遊べそうです。
 足立さんには、これからも健康に気を付けられ、子ども達を楽しませてあげてほしいと思いました。
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6月定例会の会期延長

2016-06-23 07:21:59 | 市議会活動
 6月22日、本会議(3日目)が再開されました。本会議では、初日に提出された議案が3つの常任委員会で審査を終え、委員長報告の後、採決が行われました。全議案とも、全員一致で可決されました。
 その後、議案52号「西脇市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について」と議案第53号「西脇市一般会計補正予算(第3号)」の2議案が提出されました。議案52号は総務産業常任委員会に、議案53号は予算決算上に員委員会に付託されました。
 議案52号の市役所の位置を変更することは、特別議決(3分の2以上の賛成が必要)は必要となります。そのため、議案審査は総務常任委員会と文教民生常任委員会の合同審査で行いました。
 合同審査では、次のテーマに沿い、順に審査していきました。
 1. カナート跡地に決定した経緯・理由―事業費の問題、
 2. 複合施設の在り方―商業用施設等の付帯施設、水害対策について
 3. 新庁舎周辺のまちづくり―新庁舎周辺の道路整備計画、
 4. 公共交通の在り方―コミュニティバスの運行の改善、
 5. 現庁舎跡地の活用―住宅地を含め売却する
 6. その他―土地売買の特約事項
 それぞれの項目について、活発な議論が行われました。カナート跡地への移転について、多くの議員から問題点や疑問点をだされました。私も、積極的に議論に参加しました。
 片山市長から、市役所の移転は、起爆剤として西脇市を活性化させたいとの思いとともに、西の交流拠点施設の「みらいえ」と東の交流拠点となる庁舎・(仮称)市民交流施設にしたいことが述べられました。
 合同審査の後、私も所属する総務産業常任委員会が、開催されました。総務産業常任委員会では、早急に結論(議決)を出すのではなく、会期を1週間程度延長して、市民の声も聞きながら審査をすべきだとの意見が出され、全員とも了解されました。
 私も、この間、市役所・市民会館の移転問題について市民の皆さんの意見を聞きたいと思い、市内各地に出かけてきました。概ね、賛成の意見が多かったですが、意見を聞けた市民の方はまだまだ多くありません。会期延長を受け、一人でも多くの市民の皆さんの意見を聞きたいと思っています。
 市役所・市民会館の移転は、西脇市の将来を左右する重要問題です。多くの市民の皆さんに関心を持ってもらうことが、とても大切だと考えています。
コメント (2)
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西脇市役所・市民会館の移転について

2016-06-22 04:22:53 | 市議会活動
 6月17日、片山市長から議案52号「西脇市役所の位置を定める条例の一部を改正する条例の制定について」と議案第53号「西脇市一般会計補正予算(第3号)」の2議案が、開会中の6月定例会に提出されました。議案52号は、市役所の位置を現在の「郷瀬町605番地」から「下戸田128番地の1」(カナート跡地)に変更するものです。取得価格が1億6000万6581円であることも、参考資料路して提出されました。また、議案53号は、新庁舎・(仮)市民文化交流施設整備に係る基本設計業務費として6798万4千円、ふるさと寄附促進事業150万円、地域子育て拠点充実事業293万6千円を内容とするものでした。
 西脇市役所・市民会館の建設については、昨年来、市議会でも度々議論がされてきました。市行政も、公共施設適正化検討委員会を立ち上げて、検討してきました。
 議論の中で、市役所と市民会館を別々に考えるのではなく、共に建て替える必要があり、複合施設として建設することが望ましいという方向になりました。そして、建設候補地として、①現地建て替え、②カナート跡地、③ダイイチ跡地の3つが提案されました。
 ③ダイイチ跡地は、地権者交渉が出来にくいということで早い段階で候補地から外されました。現地建て替えとカナート跡地の2つに候補が絞られました。
 カナート跡地はダイエーが所有しており、当初、買収額は相当高くなるだろうと予想されていました。しかし、予想をはるかに下回る1億6000万円で取得することができました。カナート跡地は、22316.12㎡あり、現在地の約1.5倍の広さです。
 私は、カナート跡地の買収額が相当高くなると予想されるため、市有地を活用した現地建て替えが財政的に望ましいと考えてきました。また、市役所と人口減の中規模を小さくした市民会館を複合した施設を現市民会館側に建設することで、建設費を抑えることも提案してきました。財政状況が厳しい西脇市にあって、大きな借金をするのではなく、次の世代にになう子育て世代や子ども達の教育におカネを回すべきだとも言ってきました。
しかし、今回1億6000万円で現在の約1.5倍もの面積のあるカナート跡地が取得できるとなると、将来の西脇市にとって大きく異なると考えるようになりました。現地建て替えをする際、市役所業務を休むことはできませんから、仮設の庁舎・駐車場が建て替え建設中がどうしても必要になります。また、カナート跡地は広いですから、市役所・市民会館に来る市民や周辺の住民の方を対象にした商業施設等を併設することも可能です。その際、コンパクトシティを推進する国の補助も受けられます。当然、現在の市役所・市民会館等の跡地を売却することも可能です。そうすれば、カナート跡地への移転は、財政的に現地建て替えと変わらなくなります。
 また、現在地での建て替えは、堅実な選択ですが、現在ともすれば閉塞感の漂う西脇市において明るい兆しを示すことはできません。昨年完成した茜が丘複合施設『みらいえ』が、予想超える利用者の多さ、特に子育て世代や中・高校生の利用が多く、新しい西脇市の方向を指し示しました。新しい市役所・市民会館づくりが、10年先の西脇市の光を示すように今後しっかりとした計画を立てる必要があります。ぜひ、市民の英知や民間の活力も活用した計画作りをしてほしいと願っていますし、私も提案していきたいと考えています。
 もう1点、市役所・市民会館の建設は、合併特例債の期限との関係で、5年以内に完成させる必要があります。現地建て替えの場合、建設中の約4年間、市民会館は使えません。また市役所の来庁者の駐車場も確保できにくくなります。カナート跡地であれば、新しい市役所・市民会館が完成した後引越ししますので、市民の皆さんに建設中全く迷惑をかけません。
 以上のような理由で、現在の私は、カナート跡地への市役所・市民会館の移転には賛成です。
ただし、移転後の現在の市役所・市民会館・マナビータ・上下水道部建物跡地の利活用をどうするのかも、早急に検討する必要があります。さらに、カナート周辺は平成16年の台風23号襲来時、水没した地点ですから水害対策をしっかりする必要があります。また、周辺の道路整備も課題になると考えます。
 追加議案は、6月22日に市議会本会議に上程され、委員会で集中的に議論されます。市役所の位置を変更することは、特別議決(3分の2以上の賛成が必要)は必要となります。しっかりと、委員会・議員間でも議論を行い、西脇市の将来に責任を持った結論を出す必要があると考えています。
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