東野としひろ活動NEWS

東野としひろの活動報告やメッセージをお届けします。

第62回西脇市議会一般質問一覧表

2018-03-31 05:46:14 | 市議会活動
 3月28日、西脇市議会本会議が開会され、総務産業常任委員会、文教民生常任委員会、予算決算常任委員会の委員長報告が行われました。私も約30分かけて、予算決算常任委員会の審査内容を報告しました。その後、議案と請願に対する討論・採決が行われ、提出された全議案は可決されました。請願は、残念ながら2件とも不採択でした。私は、請願2号『西脇市和田町でのパチンコ店の営業に反対しこれ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為の施策を求める請願』の賛成討論を行いました。(全文を下記に記しています)

 その後、一般質問が行われ、私を含め7名の議員が登壇しました。6名の議員の一般質問の概要を紹介します。
 村岡栄紀議員―①学力向上及びプログラミング教育必須化に向けて
 中川正則議員―①市内人工林の林業としての復活はあるのか
        ②台風による倒木被害から土砂災害への備えを
 寺北建樹議員―①「西脇市パチンコ店、ゲームセンター及びラブホテルの建築等の規制に関        する条例」につ いて
 坂部武美議員―①健康長寿のまち西脇に向けて
 村井正信議員―①会計年度任用職員制度について
        ②公文書の表記方法の改善(西暦の併記使用 )について
 吉井敏恭議員―①生活文化総合センターを改修する計画に関連して

請願2号『西脇市和田町でのパチンコ店の営業に反対しこれ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為の施策を求める請願』賛成討論

 請願2号『西脇市和田町でのパチンコ店(ミクちゃんアリーナ)の営業に反対
しこれ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為の施策を求める請願』の採択に賛成の立場で討論します。
 和田町区長依藤氏より出された本請願は、市民の願いを代表するものである
と考えます。
 西脇市内のパチンコ店は、現在すでに7店舗もあります。今回、8店舗目の出店は、西脇市の人口規模を考えると突出的なものであり、西脇市の将来を考えるともうこれ以上のパチンコ店はいらないと多くの市民の方が考えられることは、当たり前だと考えます。
1月に行った西脇高校生活情報科での高校生版議会報告会でも、市内の女生徒から西脇市のパチンコ店を少なくしてほしいと述べたことが今でも頭に残っています。
 依藤区長さんは、意見陳述の中で、土地所有者の不動産会社が当初自動車展示場を建設するので協力してほしいとの依頼の受け協力してきたが、建物が完成すると急きょパチンコ店へ用途変更すると伝えられました。あまりにも、不誠実な対応であると怒りを話されました。責任者がなかなか説明に来ないこと等、あまりにも不誠実だと、私も考えます。住民代表機関である市議会は、市民の気持ち・願いに寄り添うことが必要だと考えます。
 西脇市としても、業者側に用途変更の不同意を通知しました。残念ながら法的拘束力が現時点ではなく、今回のパチンコ店出店に対して有効な解決策がありません。
 ただ、今回問題となっているパチンコ店北側には広大な空き地が残っており、さらに市内には倒産した播州織工場の跡地など、未利用の空き地がいくつかあります。パチンコ店だけでなく、今後風俗関係の大型店等の出店も、考えられます。
 今後、これ以上の新規パチンコ店や大型風俗店等の出店を阻止し、安心して住み続けられる西脇市を創るために、何ができるかを考えることが私たち市議会にも求められています。 兵庫県や国の協力も得る必要もあり、国県への働き掛けも必要だと考えます。
 市民の請願は、市民からの政策提言だと位置づけると西脇市議会基本条例に書かれています。今回の請願を、市民からの政策提言と捉え、これ以上の新規パチンコ店の出店を阻止する為に何ができるかを考えるべきです。
 よって、本請願の採択に賛成します。
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西脇病院院外誌『ハートtoハート』

2018-03-30 06:21:20 | 福祉・医療
 西脇市立西脇病院は、定期的に院外誌『ハートtoハート』を発行しています。今年3月15日発行号で、29号をかぞえます。



 第29号の表紙には、岩井正秀病院長が「田舎病院の矜持」と題して投稿されています。「『ちょうどいい田舎』-これはわが町西脇のキャッチフレーズの一つである。」の文章で始まる岩井病院長の投稿は、西脇病院の果たしてきた役割、今後の役割を明確に述べておられます。地域医療の守り手として、医療を必要とする人たちがその地域に暮らしている限り、田舎病院としての矜持を胸に診療を続けたいと決意を述べられています。心強い思いがしました。
 2・3ページには、昨年末から今年にかけての病院の活動を紹介しています。1月27日に行われた「地域医療第9回市民フォーラム」の様子、乳がん患者はなみずき会の活動紹介、倫理研修会、入院棟でのクリスマス会。
 4・5ページには、がん診療連携拠点病院としての専門の相談体制を分かりやすく紹介しています。「がん相談支援センター」の相談窓口の利用、がん患者と家族の集う場所である「ひだまりサロン」を2月からスタートしたことが紹介されています。



 6・7ページには、月1回のペースで行っている健康セミナーを紹介しています。11月「血液サラサラ」、12月「がんの予防とがん検診―大腸がんを中心に―」、1月「認知症について」でした。また、職員の接遇向上のため、「患者さんの心の声を聴く接遇」と題した研修を行ったことも掲載されていました。
 また、うれしい報告として、1月29日付日本経済新聞の記事で、「診療体制の実力病院調査」で、西脇病院が近畿で一番の高評価を受けました。医療の質や効率的な運営に組織を挙げて取り組んでいることが評価されたようです。



 裏面には、診療担当医師一覧表と受付時間、各診療科の留意点が掲載されています。
 西脇病院には、地域医療の守り手として今後もさらに頑張ってほしいと願っています。そのためにも、医師・看護師・検査技師・介護士・受付・事務職員等、全ての病院関係の職員が、市民の信頼を得るため、一致協力して頑張ってほしいと切に願っています。
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第221回氷上多可衛生事務組合議会

2018-03-29 06:05:46 | 市議会活動
 3月27日の午後、第221回氷上多可衛生事務組合(通称・南桃苑)議会が開催されました。南桃園の周りは、桜が咲き始めていました。
 南桃苑は、丹波市と西脇市、多可町の2市1町で構成されています。もともと旧氷上郡6町と旧多可郡4町の10町でし尿処理を広域で行う施設として、23年前に建設されました。
 建設後23年も経過したことで、施設の中心的な脱水機等の機器の更新時期を迎えています。
平成27年度から脱水機等の更新工事に係る検討を行い、先進地視察も行い、計画づくりを行ってきました。平成29年度で脱水機等の更新工事に係る業者選定委員会を立ち上げました。そして、平成30年度~32年度の3年間で更新工事を行います。
 総事業費は、約10億円です。その内、環境省からの交付金2億4230万円、地方債4億3670万円、財政調整基金取り崩し2億円、一般財源1億2000万円余りを予定しています。この更新工事が完了すれば、今後約20年間、南桃園の施設は十分対応できます。
 第221回氷上多可衛生事務組合議会では、平成29年度氷上多可衛生事務組合一般会計補正予算(第2号)と平成30年度氷上多可衛生事務組合一般会計予算が審議されました。
 平成29年度補正予算は、歳入で汚泥投入手数料の実績見込みによる107万8千円の減、歳出では工業薬品費107万8千円の減でした。
 平成30年度一般会計予算は、予算総額3億4500円です。2市1町の負担金関係では、一般負担金、し尿処理負担金、し尿投入負担金の合計です。丹波市1億1346万2千円、西脇市1252万5千円(前年度より116万5千円増)、多可町4790万6千円でした。汚泥投入手数料では、982万2千円、西脇市99万2千円、多可町428万円でした。
 基本的には、前年度と変わりませんが、脱水機等の更新工事に係る費用がかかるため、負担金が増えています。
 議案に関係する説明資料が大変分かりやすく、組合事務局の説明もてきかくでした。そのために、質疑がスムーズに進行しました。
 南桃苑は、2市1町の住民の日常生活にとってなくてはならない施設です。中長期的な更新計画のもとで、的確に運営されていると感じました。
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「図書館まつり」と「あそびの広場~KID-O-KID in Miraie~」

2018-03-28 05:55:49 | 地域行事
 3月23日(金)、小学校・中学校の年度が終わる修業式でした。
 23日の夜、大阪の長女家族がやってきました。小学1年生、幼稚園児、間もなく1歳になる3人の孫たちが来ました。
 長女は、茜が丘複合施設「みらいえ」で行われる子育て関係の取り組みを大変気に入っていて、よく帰省してきます。特に、子どもプラザの活動、大型遊具での体験活動、図書館まつりなどなどに、帰省して来て子どもと一緒に参加しています。
今回は、春休みを利用して、少し大きくなった小学生の長男と幼稚園児の自立のため、子どもたちだけで実家に『お泊り』体験させたいと考えて帰省してきました。
 24日は、みらいえで行われた「図書館まつり」や「あそびの広場~KID-O-KID in Miraie~」に参加しました。長女が楽しみにしている西脇市のイベントで、子どもたちも大喜びでした。幼稚園児は、人懐こくすぐに友達を作っていました。西脇高校生や西脇工業高校生たちの体験教室にも喜んで参加していました。ビュンビュンゴマや腕輪を、高校生に教えてもらいながら作っていました。
 幸い、本好きに育っているようで、図書館まつりでの読み聞かせを、熱心に聴いていました。本もたくさん借りて来て、家で一生懸命読んでいました。
 24日は、10時過ぎから15時まで、昼食を持ち込んで、一日楽しく遊ばせてもらいました。長女夫婦は、大阪にはない西脇市の良い所だと感心していました。
 25日には、長女夫婦は、1歳の孫を連れて大阪に帰りました。25日~27日、子どもたちだけになります。私たちじいじとばあばは忙しくなりますが、孫たちに遊んでもらおうと思っています。
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播州成田山春の大祭

2018-03-27 05:34:15 | 地域行事
 3月25日(日)、温かい春の日ざしを感じる一日でした。
 午前中、孫たちとへそ公園で遊びました。たくさんの子どもたちが、遊びに来ていました。人気の遊具は、「ふわふあドーム」でした。裸足で子どもたちが走り回っていました。小さな子どもも転びながら喜んでいました。孫たちも、真っ先に、「ふあふあドーム」へ行っていました。続いて、滑り台です。お尻に敷くものを持って、頂上に登り、何度も滑って降りていました。私も付き合いましたが、疲れました。



 午後からは、播州成田山の「春の大祭」に参列しました。法螺貝が響く中、多くの修験先達の行列が会場に入りました。修験僧の問答の後、春の交通安全祈願祭が、「紫灯三壇大護摩供厳修」により厳かに執り行われました。祈願文が上奏された後、大護摩が焚かれ境内は煙に包まれました。多くの参詣者や祈願者が護摩の煙を胸や頭にかけていました。



 交通安全祈願祭の後、「火渡りの行」が披露されました。また、タイ国の民族舞踊「タサニー舞踊団」の舞踊が披露されました。さらに、豪華景品が当たる福入り餅投げも執り行われました。参拝者の皆さんは、大喜びでした。
 成田山の春の大祭は、年々規模が大きくなっています。境内に入る参道には、所狭しと露店が並んでおり、参拝者の方が立ち寄っておられました。書道家の「ごとうみのる」さんも、店を出されていました。久しぶりにお会いしましたが、お元気そうでした。



 卒業式・入学式など年度の終わり始まりで慌ただしい時期に、交通事故が起こりがちです。そのため、毎年、春の交通安全週間が行われています。今年こそ、西脇市内において交通事故がなくなるように、私も祈願させていただきました。
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尾形商店『やっさんのたい焼き』

2018-03-26 06:38:43 | プライベート
 先日の日曜日、大垣内での「とんど焼きに参加した後、午前中、時間が空いたので、ランナー仲間の依藤さんと一緒に播磨中央公園でランニングしました。 
 播磨中央公園のランニングコースは、アップダウンが激しく、トレーニングにはとてもよいコースです。ただ、とてもハードなコースなので、一人で走るとすぐに根を上げてしまいます。 1周7.8kmのコースを3周走り込みました。約24㎞走りました。2人で走るから、走り切ることができました。
 1週間先の21日に、加東伝之助マラソンが行われるため、試走して居るランナーが多くいました。また、ウオーキングをされている方も多くおられました。



 ランニングの後、加東市立公衆浴場『ぽかぽ』で、汗を流しました。『ぽかぽ』につかると、本当に気持ちが良いです。走った後の充実感と温泉の快さで、幸福な気持ちになります。播磨中央公園で走った後、必ずと言っていいほど『ぽかぽ』で汗を流しています。



 そして、『ぽかぽ」前で、開店している尾形商店『やっさんのたい焼き』を食べることを楽しみにしています。『やっさんのたい焼き』は、あんこがたっぷり入っていて、ランニングで疲れた身体を癒してくれるように感じます。亡き父や母も好きでしたから、私はいつもたい焼きを5匹買って、1匹は帰りの車中で食べて、帰ってから家族みんなでまた食べていました。小豆のあんこのたい焼きも美味しいですが、カスタードクリームのたい焼きも美味しいです。
 『やっさんのたい焼き』は、秋口から夏の前まで開店しています。夏は、休まれています。皆さんも、一度立ち寄って食べられれば、きっと美味しいことがよく分かると思いますよ。
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黒田庄こども園卒園式

2018-03-25 05:39:11 | 教育・子育て
 3月23日、久しぶりに春の日ざしを感じる良き日に、黒田庄こども園卒園式が行われました。



 黒田庄こども園は、昨年4月より、社会福祉法人黒田庄設立の『黒田庄こども園』としてスタートしました。そのため、今年の卒園生は、最初の卒園生となります。吉田園長先生が、くま組の最初の子どもに卒園証書を渡した時、『第1号』と呼ばれ、感慨深いものがありました。
 現在の黒田庄こども園は、もともと黒田庄町立あゆみ保育園の園舎があった所です。西脇市との合併後、あゆみ保育園とくすのき保育園が民営化(黒田庄の地区立保育園)になる際、2園を1園に統合し、黒田庄保育園としてあゆみ保育園園舎を狭いながら活用してきました。



 また、町内にあった2つの幼稚園(楠丘幼稚園・桜丘幼稚園)が昨年3月末に廃園になりました。そのため、幼保一元化を目指したこども園に移行するに伴い、一昨年に園舎の建て替えを行い、昨年4月より黒田庄こども園として再スタートを切りました。



 今年の卒園式は、これまでの幼稚園の卒園式にあたります。卒園生は、4月より小学校へ入学します。卒園生35名のうち、22名が楠丘小学校へ、12名が桜丘小学校へ、1名が比延小学校へ入学します。
 卒園生が黒田庄こども園での思い出を、替え歌で歌ってくれました。『きみとぼくのラララ』や『ありがとうこころをこめて』を元気に上手に歌ってくれました。在園児の『みんなともだち』も、とてもよかったです。
 1時間余りの短い卒園式でしたが、中身の濃い卒園式だったと思います。
 保護者代表であいさつした村上君は、黒田庄中学校での教え子です。子どもと成長したこども園での様子を楽しく話してくれました。保護者の皆さんはとても仲がよさそうで、卒園後も子どもたちと同様保護者も仲良く付き合っていって欲しいと思います。
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平成29年度楠丘小学校卒業証書授与式

2018-03-24 05:15:30 | 教育・子育て
 3月22日、私の母校、楠丘小学校の卒業式でした。
 楠丘小学校には、授業参観や運動会、音楽会等、時々訪れて子どもたちの様子を見せてもらっています。卒業式では、6年間でどのように成長したのかを見れる良い機会ですので、毎年楽しみに参列しています。



 今年の卒業生は、24名でした。インフルエンザにかかり、1名欠席でした。本人や家族の皆さんが、出席できずとても残念だったと思います。
 楠丘小学校の卒業生は、舞台から入場してきます。体育館舞台の緞帳が上がり、一礼をして2名ずつ入場してきました。緊張した中でも、きりっと引き締まったいい顔をしていました。卒業証書授与の際、名前を呼ばれると、全ての卒業生が体育館に響く声を『ハイ』と返事をしていました。
 荻野校長先生は、卒業生に①感謝の気持ちを持つこと②真心をこめて取り組むことの2点について話されました。最後に、「心に太陽をもて」の詩を高らかに朗読されました。
 「卒業の歌と呼びかけ」では、卒業生と在校生の語り掛け合い、合唱がとても気持ちよく心に響いてきました。6年間の活動の様子を映した舞台でのスライド上映も、効果的だったと思います。



 6年生が交互に、6年間の思い出や学んだこと、中学生に向けての決意、将来の夢、在校生へ贈る言葉をしっかりと述べてくれました。
 在校生は、卒業生の思いを引き継ぎ、自分たちの決意を述べてくれました。5年生を中心とした在校生の声の響き、合唱の上手さには驚かされました。
 児童全員で歌ってくれた『あなたにありがとう』と『さよなら友よ』は、胸が熱くなりました。楠丘小学校校歌を、私も久しぶりに気持ちよく歌えました。
 小学校6年間様々な経験を積み、充実した小学校生活で、大きく成長したなと感じました。先生方の指導の賜物だとも、思いました。
 卒業生には、中学校でも自分らしさを大切に目標に向かって頑張って欲しいと願っています。
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播州織の生産数量

2018-03-23 05:17:40 | 産業・労働・雇用
 先日、鹿野町にある播州織工業組合を訪れて、最近の「播州織の生産数量」を教えていただきました。
 最も新しい平成30年1月の播州織の生産数量は、綿織物1,806,883㎡、スフ織物24,430㎡、合成繊維184,749㎡、その他51,036㎡、合計2,067,098㎡です。前年度が2,51,329㎡ですから、対前年度比100,8%です。輸出は267,822㎡で対前年度比86,4%、内需は1,799,276㎡で対前年度比103,3%でした。
 ただ、平成29年(1月~12月)の生産数量は、27,508,422㎡で対前年度比80,4%でした。平成28年より約20%も落ち込みました。
 播州織の生産数量が最も多かったのは、昭和62年で387,182,000㎡でした。その年の輸出比率は、59,8%でした。その後、播州織の生産数量は、年々落ち込み、平成8年には2億㎡を切り、平成15年には1億㎡を割り込みました。そして、昨年が27,508,422㎡にまで落ち込んでいます。最盛期の約7%しかありません。また、生産金額ベースでは、平成29年は180億7百万円でした。
 生産数量、生産金額とも、年々減少しています。減収が止まらず、産地としての存在も危うくなってきていると言われています。
 2月20日、村徳染工が倒産しました。播州織では、ダイイチ(旧第一染工)に続く、染工場の倒産です。
 播州織の企業数は、昭和48年の1488社から平成28年には174社にまで激減しています。織機台数も、平成28年では1991台にまで減少しています。従業員数は、昭和39年の18,094人から平成28年にはたった773人になっています。
 播州織は、分業で成り立ってきました。染工場や機屋の倒産・廃業が続く中で、急な注文や大量の注文に対応できなくなってきているのが現状のようです。
 西脇市内には、古き良き播州織の復活を夢見る方が多くおられます。残念ながら、生産数量が大きく伸びることは不可能だと言わざるを得ません。むしろ、数量的には少なかったとしても、高品質で高価格の播州織製品の生産を目指すべきだと考えます。
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しばざくら幼稚園卒園式

2018-03-22 06:15:00 | 教育・子育て
 3月20日(火)、小雨混じりの寒い一日でしたが、西脇市立しばざくら幼稚園卒園式が挙行されました。
 昨年3月末で、伝統ある西脇市立幼稚園8園が閉園しました。しばざくら幼稚園は、西脇市立幼稚園が培ってきた幼稚園教育を市内のこども園に引き継いでもらうために、旧重春幼稚園をリニューアルして市立幼稚園として5年の期限で創設されました。また、これまで1年だった幼稚園教育を3年間にしました。
 今年の卒園生は、しばざくら幼稚園の第1期生になります。卒園生は、男児9名、女児7名、計16名でした。
 担任の先生から名前を呼ばれると、『ハイ』としっかりと響く声で返事をしていました。1年間で、しっかりと成長したことがよく分かりました。



 受付でいただいた「平成29年度あゆみ」には、しばざくら幼稚園の教育目標と共に、1年の思い出、園児16名の『おおきくなったら なにになりたい?』が絵入りで表現されていました。ケーキ・お菓子屋、バスの運転手、先生、電気屋さん、警察官、看護師さん、野球選手、電車の運転手、ペットのお医者さんなどが書かれていました。



 しばざくら幼稚園の目指す子ども像は、①友達と仲良く遊べる子ども、②思いやりのある子ども、③素直に表現できる子ども、④意欲的に取り組む子どもです。
 卒園式では、卒園児による一年の思い出、3歳児・4歳児による卒園児に贈る言葉、卒園の歌、園歌斉唱を見せて(聞かせて)もらいました。卒園児の様子を見ながら、目指す4つの子ども像に近づいているように感じました。
 しばざくら幼稚園の園歌は、前比延小学校長の藤原昌先生が作詞・作曲されました。良い園歌だと感心しました。
「 すぎはら川の ほとりのおかに
  みどりのかぜが まぶしくひかる
  手をつなごう わになって
  うたおうよ
  みんなのこえが 空にひびくよ
  えがお あふれる
  しばざくらようちえん  」
 16名の卒園児は、重春小学校へ12名、西脇小学校へ2名、双葉小学校へ1名、小野市の小学校へ1名、入学するそうです。小学校でも、ぜひ頑張ってほしいと願っています。
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