あっという間に大晦日を迎えました。
ささっと店内を掃除して、神棚を拭いて、一息ついています。
大掃除というのが来年のぼくのテーマのような気がします。
本だとか、思い出の品々(笑)だとか、そんな具体的な身辺の細々したものから、
酒やタバコや朝寝坊という悪癖といった心に溜ったドロドロまで、
一切合切大掃除をする必要を感じています。
毎日、神棚に向かって大祓を唱えようかと思っています。
なんにせよ、正念場です。
ぼくだけではなく、日本という国も、世界という世界環境も、揃って正念場を迎えているような気がしてなりません。
物理的にも、精神的にも、余計なお飾りや不必要なものを抱えていると、正念場を超えるのはきつくなります。
重荷はない方が良いに決まっています。
出来るだけ身辺を削って、身軽でいた方が良さそうです。
爽やかな笑顔というのは、意図して出来るものではありません。
その人の心がそのまま出てしまうのが人の顔です。
爽やかな心で生きるためには、やはり余計なものは徹底的に捨て去ってしまうより、方法がない気がします。
これでも、いろいろ捨ててきているつもりではありました。
ところがどっこい、いろいろ難しい局面に追い詰められますと、自分の心が自分の障壁になっているのを知ります。
いつの間にそんな分厚い壁が心の中に出来ていたのか、自分で驚くと同時に、心のからくりの老獪さを思い知ります。
そんななんやかんやを、ポイポイ放り投げていったら、さぞかし気持ちが良かろうと思います。
素の自分で、大空の下、大地の上に、ぽつんと立っていられたら、なんか楽しそうです。
楽しくないことがないというくらいに、楽しそうです。
「素」というのはそれほど強力なんだと思います。
おかげさまで、娘の熱は引きました。
今年の年末年始はゆっくり出来そうです。
皆さんも良いお年を!
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