風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

ワイン

2011年04月16日 | 雑感

今日、お客さんに誘われて店を30分ほど抜け出して、ワインの試飲会に行ってきました。
ある酒屋さんが企画して、10社ほど集まって試飲させてくれます。
本来は業者さん向けの試飲会ですが、潜入しました。
さすがに、そこそこの値段のものはうまいです。
主催者の酒屋さんからこっそりお値打ち品の情報を貰ったこともあり、結局7本買いました。

卸価格で一本2万円超のワインもちょこっと飲みましたが、まぁ、流石でした。
ワインに嵌るとこだわってしまうのは、こういうワインを飲んでしまうからでしょう。
上品で、芳醇で、奥が深くて、さらりとしている。
おそらく西洋人はワインに人格に対するのと同じものを追求しているのだろうと思いました。

ものすごく有名なワインでも、何十年も経ったものは、香りも味も枯れます。
安物と違って酸っぱくなったりはしません。
かつてのふくよかさや奥深さの余韻を感じさせながらも、さらさらとした淡水のようなワインになります。
まるで、人の上質な一生と同じような過程を辿ります。

通になりますと、どこの畑のどの作り手のものしか買わないというようなことになります。
なかなかエライ世界です。
ただ、本物になりますと、その期待を裏切らないどころか、さらに上を行ったワインの世界を醸成するから、流石なのですね。

前にも言ったかもしれませんが、元妻がソムリエでした。
つきあい始めた頃、彼女がコレクションしていたワインの中で気に入ったものがありまして、会う度に一本空けさせて貰いました。
あとで知ったのですが、スフインクスの絵の描いてあるラベルで、有名なシャトーなんとかというワインだったそうです。
カルベネ・ソービニヨンという名前はそのときに覚えました。
これまたあとで知ったのですが、レストランで飲めば一本数万円はするワインだったそうです。
まぁ、色々あります。

明朝は畑に行きます。
苗というのは土に移植したあとしばらくぐったりするものです。
植物もいろいろショックを感じるのでしょう。
キュウリとナスとトマトがちょっとぐったりしてました。
植えるのが少々早すぎたようです。
様子を見てきます。

 


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