風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

正気

2011年10月18日 | 雑感

このところ10時間以上寝ていて、体調も復活気味です。
なんだか下腹部に地雷を埋め込んでいるような気分ですが、無茶しなければ大丈夫でしょう。

これからの時代はおそらく他人の目を気にしていても、なんの効果も発揮しなくなる予感がします。
いかに自分自身の心身をシェイプアップするか。
それにかかっているように思います。

他人の目を気にして何かをするのではなく、他人のために何を出来るかをシンプルに考える。
人の評価を気にせず、自分の選んだ道を突き進む。
自分が心の底から幸せだと感じる瞬間こそを信じる。
そんな感じなんだろうと思います。

人の評価を気にして、その評価の基準に沿って生きていけば良いという時代は終わってます。
自分が自分の人生に評価を下し、自己評価が低ければ頑張るだけだし、高ければさらなる高みを追求するだけです。
くよくよ悩む余裕はなくなりますから、くよくよ悩むタイプの人は、変えられるものならば方向性を変えた方がいいと思います。
悩むというのは時代に色々な意味で余裕があったからこその習慣です。
本当の意味での悩みなら真剣勝負ですが、悩むのが常態となるのは贅沢病です。
悩もうと思えば身辺すべてのことに関して悩むことは出来ます。
でも、今後は悩んでいる人に親切に手を差し伸べてくれる人が存在できないほど余裕のない社会が来ると思われます。

なんだか政界、財界ではTPPをなし崩しに推進しようとしています。
これが通れば、日本は日本でなくなります。
日本人がユダヤ人のように流浪の民となる可能性が大きい条約です。
一度参加してしまえば、その恐ろしさに気がついても、一抜けたとはいかない世界との契約になります。

円高(日本のものが売れない)のこの時期に、自由貿易にしたら農業だけではなく国内の産業すべてが崩壊します。
さらには、人的交流の自由化も含まれています。
低賃金でも働こうとする人々は世界中から日本に押し寄せてきます。
ただでさえ国内でも仕事にあぶれている人が増え続けているというのに、海外から労働力を流入させれば、
日本という国は死にます。
外国資本に乗っ取られた企業は存続する可能性はありますが、日本という国は死にます。
人種国籍が雑多に混淆した無国籍国家ができあがります。
そんな国に魅力を感じますか?

円高になったら不況になるとメディアはしょっちゅう騒ぎ立てます。
そりゃ自動車をはじめとした輸出産業はダメージを食らいますが、大多数の国民にとっては円高というのは、
本来豊かさを謳歌するチャンスなのです。
大英帝国でも、かつての栄華を誇ったアメリカでも、世界でダントツに通貨が強い国でした。
通貨が強ければ、上質の資源を輸入し、国内のインフラをどんどんグレードアップすれば良いのです。
町や村に運河を通すのでもいいし、ビルの屋上は片っ端から緑化するのでもいいし、
景観のいい至る所に遊歩道を設置するのもいいでしょう。
そうすれば国内でも通過が循環し、市場に富が流通します。
上手くやりさえすれば、日本が世界中で最も豊かな国になれるチャンスだとぼくは思っています。

でも、絶対にそうなりません。
不思議でしょうがありません。
日本人が稼いだお金が、どこかに吸い込まれています。
で、TPP加入となったら、ジ・エンドです。
簡単に言うと、日本が勝つことを許さない世界的な条約です。
日本の蓄えた富は無条件に吐き出せという条約です。

これを推進している政府、経団連、マスコミ、正気の沙汰とは思えません。
まぁ、ここ数年、こんなのばっかりです。


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