風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

味噌

2010年12月25日 | 雑感

今日、仕込んだ味噌の壺の封を開けましたら、カビも一切生えておらず、香り高い上質の味噌ができていました。
底の方から混ぜ込んで、落ち着いたらもう食べ頃でしょう。
畑の作物も、味噌も、糠床も、順調に育っています。
なにも難しいことはありません。
やってみたら、ことはあっけなく簡単で、なにがあっても生き抜く勇気が沸いてくると思います。

深夜遅くに、娘の枕元に包装したプレゼントを置いておきました。
朝方、ぼくの部屋に飛び込んできて、「サンタさんが~!」と言って一つ一つプレゼントを見せびらかします。
とりわけクマさんのアップリケが付いた手提げバックがお気に入りで、家の中でも肌身離さず持ち歩いていました。
胸がきゅんとなります。
こういうのがいつまで続くのかは分かりませんが、続く限り続けばいいと思っています。

それにしても、政治はグダグダですね。
関心の持ちようも、関わりようも、どんどん無くなっていきます。
別世界の古くさいゲームにしかなっていません。
ぼくはそんなゲームに参加するつもりはありません。
離脱します。

払えと言われれば、税金も払いますし、社会保険料も払います。
でも、心は離脱します。
なにも期待しませんし、誰も責めもしません。
もう、そういうのにかまっている時間はありません。

これから国内の中小企業は、ぼくの店を含めて、なすすべもなく立ち往生していくでしょう。
上層の金融機関をぐるぐるお金が回っているだけで、人々が現実に営む市場にはお金が回っていません。
でも、そういう文句を今更言う気にもなれません。

次のスッテプを模索し、淡々と歩んでいく準備をするだけです。
そして今日、とても香しい味噌ができました。
完全無添加ですから、酒のツマミでもいいし、おにぎりに塗って食べてもおいしく、栄養満点です。
とにかく今は事業で儲けることよりも、事業をする内に膨らんだ債務を全力で弁済しておくのが吉でしょう。
口で言うのは簡単ですが、そうは分かりつつも、債務を片付けるどころか、事業を継続すればするだけ、
債務が膨らむというのが実態かもしれません。

誰かに期待したり、誰かを責めたり、そういう時間はもう残されていないような気がします。
自分がなにに焦点を合わせ、どこに向かって歩くのか。
一人一人にそれが問われている時期にさしかかったのだと思っています。