風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

踊る

2010年12月03日 | 雑感
今朝たまたま目を覚ましていましたが、大地を突き刺すような雷が鳴り響いていました。
なんのためらいもなく、大地を突き刺していました。

ためらい。
人が生きていく以上、いつでもどこでもまとわりつく感覚的なもやもやです。

ためらわない、というのはどういう状況なのでしょうか。
一言で言えば、「惜しまない」ということでしょうか。
地位財産をはじめ、自分の命さえ惜しまない。

嘘くさいですね。
でも、そういう嘘くさいことをやりきった人が偉人と呼ばれている事例は事欠きません。

逆に言えば、「惜しむ」というのはどういうことなのでしょう。

何を惜しむのでしょうか。

本来、惜しむべきことなど何もありせん。

そのことを思い知ったときに、初めて「自分は何を与えられるのか」という逃げようのない局面に立ちます。

与える、与えられるの交錯のまっただ中で、改めて、生きるとは何か。

すべては眼前にあります。
すべてが眼前にあると知ったとき、全身全霊をあげて踊り始めるしかありません。

観客はもちろん星降る宇宙です。

ヤーレンソーラン ソーラン ソーラン ヨイヨイ