風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

祇園太鼓

2005年07月13日 | 雑感
今朝も滝に行こうと思っていたのですが、寝過ごしました。
どうもいけませんね。
また夜中に目が覚める癖がつきかけています。

夕暮れになると、祇園太鼓の練習する音が街のあちらこちらから聞こえてきます。
太鼓は世界各地で悪霊を払う楽器として古から使われていたと何かの本で読んだように記憶しています。
ドン、ドン、ドンという単純なビートが、じめじめしたまとわりつくような波動を蹴散らすのでしょう。

和太鼓の音を聴かせた水が、どんな結晶を作るのか見てみたいものです。
なんか知りませんが、八角形の結晶を作るのじゃないかと、ふと思いました。

ぼくは楽器が苦手です。
音符を読めないのはもとより、練習の段階でたちまち挫折します。
サックスかなんかを持って、波止場でブォオオーンと吹いてみたいのですが、←嘘
とにかく、練習しなければならないのが苦痛です。
女の子にもてようと、フォークギターは何とか弾けるようになりましたが。

今気づいたのですが、楽器が苦手なのではなくて、練習という過程一般が嫌いなのでしょう。
そういうわけで、字も下手です。
書けて読めればいいじゃないか、字に下手も上手もあるもんかという具合です。
書きなぐったような書道家の字をありがたがるのは、字の上手な人なんでしょう。
ふん、何だこんなものとしか、ぼくは思いません。
このブログにしても、活字だから読んでくださる方もいますが、ぼくの手書きだったら誰も読みません。
断言できます。
自分の書いた字さえ、数週間もするとなんて書いたのか分からなくなることがあります。

でも、太鼓は練習というよりもセンスで叩けるような気がします。
センスはあるんです、自称。
だから、太鼓は叩いてみたいと少しだけ思わないでもありません。←回りくどい

もうすぐ梅雨も明けて、夏の日差しが照りつけます。
ここぞとばかりに浴衣を取り出して、若い娘たちが街に繰り出し、
若いにーちゃんたちが大袈裟な身振りで祇園太鼓を叩く季節がやってきます。

一人じめじめしているのは誰だ?
ぼくでした。