風に吹かれすぎて

今日はどんな風が吹いているのでしょうか

真剣

2005年07月01日 | 雑感
雷とともにすごい雨が降ってきました。
極端な空模様です。

なんか近頃、憂鬱というか不安というか、重苦しいものが胸中を重低音のように流れています。
原因は思い当たりません。
気のせいかもしれませんが、こういう気のせいはなかなか侮れません。
水シャーワーをいくら浴びてみても晴れやかになりません。
明朝の大水量であろう滝行に期待します。

店内を見回します。
代わり映えのない商品が、代わり映えのない表情で並んでいます。
毎日ここに来て、PCをいじったり、お客様と話したりしていますと、初めてこの店を見る人が、
どういう感想や印象を持つのか見当がつかなくなります。
そのあたりの鈍感さは、いいことではありません。
新しい流れを呼び込めないからです。

新しい流れを呼び込み続けなければ、店内は澱みます。
澱んだ空気というのは、そこにいる人間にとっては案外心地いいものなのですが、
外部から見た場合には不快な印象を与えます。

昨夜、お客さんと飲みすぎて、帰るなり寝てしまい、夜中に目が覚めました。
テレビをつけると、シャラポアとヴィーナス・ウイリアムスのウィンブルドンの試合をしていたので思わず見入りました。
両者とも渾身の気迫で打ち合いが続きます。
一球一球に、戦略を練り、戦術を変え、祈りをこめて打ち合います。
こういう真剣さというのは、ぼくなんかには特に欠けているところです。
こういう真剣な時間を積み重ねた人というのは、やはり風格が違ってきます。
見習わなければなりません。

その後、ダペンポートと何とかという人の試合も見ましたが、真剣さは変わらないのですが、
両者とも男顔して、いかつい表情で打ち合っていたので、なんだかつまらなくなって見るのをやめました。
真剣なうちにも、「花」がないとつまらないです。
こうやって、傍観者は何とでもいえるのです。

雨の勢いが衰えません。
このまま降り続いたら洪水の心配までしなければならないような勢いです。
明日の滝が楽しみです。