鳥キチ日記

北海道・十勝で海鳥・海獣を中心に野生生物の調査や執筆、撮影、ガイド等を行っています。

ハイタカの学名

2005-07-06 21:30:31 | 鳥の学名
2005年4月21日 十勝川流域
accipter_nisus_2
Photo by Natsuko

タカ目タカ科 Accipiter nisus
Accipiter・・・ハイタカ属、タカ、accipioはつかむの意
nisus・・・古代ギリシャのメガラ王のNisosからきている。死後ウミワシに変えられた。

  分布・生息環境
 冬鳥として全国に渡来する。四国以北で留鳥。繁殖は北海道と本州の一部でしか確認されていない。本州中部ではツミよりやや標高の高い山地で繁殖する。春秋に渡りが見られる。冬は平地から山地の林、農耕地、河川敷に生息する。主に小鳥類を捕食する。
 北海道では夏鳥、一部留鳥で繁殖する。山地や平野部の森林に生息する。
千葉で1995年3月に標識された雌若鳥が、同年5月に稚内で死体で回収された例がある(藤巻 2000)

同日
accipiter_nisus_3
Photo by Natsuko
四月の終わり、雪もすでに解けていたところに朝からみぞれ混じりの雪で一面銀世界となっていました。その中ハイタカ(おそらく雌)がたたずんでいました。車でゆっくり近づいても全く逃げず、おっくうそうにしていました。

2005年5月21日 十勝川流域
accipiter_nisus
Photo by Chishima,J.
飛翔時、外側初列風切が6枚に分離して見えるのに対して、近縁種のツミは5枚に分離して見える。

 久しぶりの学名です・・・。全然勉強していません・・・。
ここのところ帯広は天気が悪く、仕事ができないので今日はがんばりました!明日はまた朝早くから仕事・・・。
帯広、天気が悪く寒いです。あの暑さはどこにいったのでしょう?

引用文献:藤巻裕蔵,2000.北海道鳥類目録改訂2版.帯広畜産大学野生動物学研究室,帯広.


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