1960年代の日本を代表する小型スポーツカーのホンダの車が並んでいます。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7f/3e958dfdc6e7fc5071e9bfb6fc75bade.jpg)
ホンダS600です。
本田技研工業がかつて生産していた小型スポーツカーで、 愛称はエスロクです。
1963年10月にS500がデビューしてから半年後の、1964年3月にS600が発売されました。
エスロクは1964年3月-1965年12月に生産したFR・2シーターのオープンスポーツで、現在でもビンテージカーとして、人気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ed/1284c4775e50f312c9dfc65d6ed7a991.jpg)
水冷直4 DOHCエンジンで、606ccとし、F1のエンジンと同じ設計を取り入れた超高回転型エンジンを採用しています。
当時の日本車としては珍しいDOHCと4連キャブレターを装備し、9,500rpmからがレッドゾーンという回転数で馬力を出す2輪用エンジンの様な特性です。
エンジンは、最高出力57PS/8,500rpm、リッター当たりの馬力は94PS、シリーズ中最高の最高速度は約145km/hに達しました。
これは倍以上のエンジン排気量を持つクルマと同等のスピードです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/9882ba059de2ec0e6645679e42920933.jpg)
ホンダSシリーズの三代目として1966年1月から1970年5月の間に生産されたS800です。
水冷直列4気筒DOHCエンジンをフロントに積み、縦置きされました。
デフから先の動力伝達に2本のローラーチェーンを用いる後輪独立懸架が主な特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a9/0fa0d28383d8d4357b71a47b70eed801.jpg)
S800は791ccまでエンジン排気量を拡大しました。
S600とS800の判別は、フロントグリルとS800のボンネットのパワーバルジ(コブ)でわかります。
S800の最高出力は、70PS/8,000rpm、リッター当たり約88.5PSです。
4速MTはフルシンクロになり、最高速度は約160km/hとなり初の100マイルカーとなりました。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/28/83/465807c2411916451117bd38ac4d3398.jpg)
サーキットでも活躍し、世界各国で人気を博しました。
シンプルにまとめられたデザインですが、恰好いいと若者に人気でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/64/d0cbee9a9c173b2258827b37c8f89d64.jpg)
こちらはS800クーペです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/39/8fa8cbe43f32334c76e346a7a80f8f08.jpg)
MGのスポーツカーも何台か展示されていました。
MGは英国のモーリス自動車(1910創業)の経営者ウィリアム・モーリス氏が1924年に、スポーツバージョンのみを生産するために造った小さな別会社「モーリス・ガレージ」のイニシャルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f0/3e738778a403fee31f3fe87e6f56559d.jpg)
確証はありませんが、たぶん1950年代前半のMGのTDだと思われます。
このタイプのMGスポーツカーの最大の魅力は、独立したフェンダー(ウイング)を持つクラシックなスタイルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/79/40054fc2828c278b10d234121ae2f5e2.jpg)
こちらは1954年製MG-TF1500です。
MGはTDのシャシー/エンジンに新しいボディを着せ替えて1953年MG-TF1250を発売し、1955年1466ccにボアアップしたTF-1500が誕生しました。
ボンネットサイドのTF-1500のエンブレム以外になかなか区別がつきません。
TF1500はTDに比較すると、ボンネットのフロント部分が後傾し、ヘッドライトの位置が下に下がっているぐらいしか、外観の変更は目につきません。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/76/3a/11c242c0977cfd7d5d66f53329158f64.jpg)
フロントパネル周りも凝った作りです。
現在運転しようとすると、クラッチは機械式で重く、ギヤチェンジ、坂道発進などは高度な技術が必要なのでしょう。
燃料は検知棒で残量確認するそうです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/36/88182f73ff45538aca55eddaceb22206.jpg)
続く............................................................。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0a/7f/3e958dfdc6e7fc5071e9bfb6fc75bade.jpg)
ホンダS600です。
本田技研工業がかつて生産していた小型スポーツカーで、 愛称はエスロクです。
1963年10月にS500がデビューしてから半年後の、1964年3月にS600が発売されました。
エスロクは1964年3月-1965年12月に生産したFR・2シーターのオープンスポーツで、現在でもビンテージカーとして、人気があります。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1f/ed/1284c4775e50f312c9dfc65d6ed7a991.jpg)
水冷直4 DOHCエンジンで、606ccとし、F1のエンジンと同じ設計を取り入れた超高回転型エンジンを採用しています。
当時の日本車としては珍しいDOHCと4連キャブレターを装備し、9,500rpmからがレッドゾーンという回転数で馬力を出す2輪用エンジンの様な特性です。
エンジンは、最高出力57PS/8,500rpm、リッター当たりの馬力は94PS、シリーズ中最高の最高速度は約145km/hに達しました。
これは倍以上のエンジン排気量を持つクルマと同等のスピードです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5a/30/9882ba059de2ec0e6645679e42920933.jpg)
ホンダSシリーズの三代目として1966年1月から1970年5月の間に生産されたS800です。
水冷直列4気筒DOHCエンジンをフロントに積み、縦置きされました。
デフから先の動力伝達に2本のローラーチェーンを用いる後輪独立懸架が主な特徴です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/49/a9/0fa0d28383d8d4357b71a47b70eed801.jpg)
S800は791ccまでエンジン排気量を拡大しました。
S600とS800の判別は、フロントグリルとS800のボンネットのパワーバルジ(コブ)でわかります。
S800の最高出力は、70PS/8,000rpm、リッター当たり約88.5PSです。
4速MTはフルシンクロになり、最高速度は約160km/hとなり初の100マイルカーとなりました。
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サーキットでも活躍し、世界各国で人気を博しました。
シンプルにまとめられたデザインですが、恰好いいと若者に人気でした。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/12/64/d0cbee9a9c173b2258827b37c8f89d64.jpg)
こちらはS800クーペです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/4e/39/8fa8cbe43f32334c76e346a7a80f8f08.jpg)
MGのスポーツカーも何台か展示されていました。
MGは英国のモーリス自動車(1910創業)の経営者ウィリアム・モーリス氏が1924年に、スポーツバージョンのみを生産するために造った小さな別会社「モーリス・ガレージ」のイニシャルです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/0e/f0/3e738778a403fee31f3fe87e6f56559d.jpg)
確証はありませんが、たぶん1950年代前半のMGのTDだと思われます。
このタイプのMGスポーツカーの最大の魅力は、独立したフェンダー(ウイング)を持つクラシックなスタイルです。
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こちらは1954年製MG-TF1500です。
MGはTDのシャシー/エンジンに新しいボディを着せ替えて1953年MG-TF1250を発売し、1955年1466ccにボアアップしたTF-1500が誕生しました。
ボンネットサイドのTF-1500のエンブレム以外になかなか区別がつきません。
TF1500はTDに比較すると、ボンネットのフロント部分が後傾し、ヘッドライトの位置が下に下がっているぐらいしか、外観の変更は目につきません。
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フロントパネル周りも凝った作りです。
現在運転しようとすると、クラッチは機械式で重く、ギヤチェンジ、坂道発進などは高度な技術が必要なのでしょう。
燃料は検知棒で残量確認するそうです。
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続く............................................................。