走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

みんなが先生

2006年08月28日 23時56分33秒 | その他
 今日から、社会教育実習生が二人きた。
 地元大学のOさんとUさん。
まじめで、初日というせいもあり、緊張のかたまりのようである。

 二人のカリキュラムは、古川君が担当した。
なかなか厳しいものである。

 そして、何よりもユニークなのは、カリキュラムごとに先生が変わる仕掛けになっている。
 先生をやったことのない人も、今回は先生になっている。
(ちなみに課内でみんなが持ち回りで担当した。)
驚いたのは、そういう人たちがきちんとレジメを準備し、熱心に指導していたことである。(あまりにも自分が行き当たりばったりなので反省もした。)
チラッとその先生たちの指導を垣間見たとき、「頼もしい。」と思った。

 そうだよな、誰しも任せればできるんだ。
改めて、認識した。

 そういえば、上司は部下に頼られ、部下は上司に任せられることで、成長するということを聴いたことがあったけ...。


北条ブロック人権教育研究大会

2006年08月27日 15時43分52秒 | その他
 北条の聖カタリナ大学で「第2回北条ブロック人権教育研究大会」が開催された。
 主催者、来賓挨拶の後、人権劇団「かざはや」による公演「セピア色の写真」が上演され、そのあと8つの分科会に分かれ、内容の濃い活動が繰り広げられた。
 場所を提供していただいた聖カタリナ大学と地域との連携プレーのような事業である。
最近よくいわれる学社融合とまではいかなくても、まず地元の地域にフィールドをお貸しいただけるだけでもありがたい。
そして、徐々に地域のシンクタンクとしてお知恵を貸していただきだすと、理想ではなかろうか、なんて考えながらこの事業を見させていただいた。

 それにしても、暑い中、汗まみれになって動かれていた第8ブロックの館長さんをはじめ関係者に敬意を表するとともに、公民館主事たちを労いたい。

東雲地区盆踊り

2006年08月25日 22時07分22秒 | その他
 夕方、松山の中心部ではスコールのような夕立がありました。
 そして、雨が上がったビル街の真ん中の公園(東雲公園)で、東雲公民館の盆踊りが催されました。
 決して大きな規模ではないのですが、予想外の人の入りでした。
 そういえば、周りはマンションだらけですが、そこに住む人たちだって、コミュニケーションに飢えているはずです。
人とのふれあいに飢えているはずです。
人は一人では生きていけないのです。
いざという時、頼える人が欲しいはずです。
日頃は、そんなに感じなくても、例えば大災害が来たとき、近くに住む人たちで助け合わなければならないはずですから。
そう思った瞬間、よし、がんばろうという熱きものが湧いてきました。
 いつも、文句ばかり言っていますが、やるときはやる水口くん(公民館主事)、そして田所館長、関係者の皆様、ご苦労様でした。
ありがとうございました。

里山わくわく古代キャンプ

2006年08月25日 17時00分31秒 | その他
 今日、久米公民館主催の「里山わくわく古代キャンプ」の様子を見てきました。
これも、先日お知らせした久米地区のアイデア事業の一つであります。
 今日の昼間は、本当に熱中症になるんじゃないかと思うくらいの暑さでした。
そんな中、子どもたち(100名弱が参加)は元気にテントを張っている最中でした。
上手だなあと思ったのは、地域の大人や先生がいても、子どもたちに手を貸さないということです。
 では、テント張りの先生は誰?
答えは、地域のボーイスカウトのお兄さんたちなのです。
子どもたちが子どもたちを教える。
遠い昔、そういえばガキ大将がいて、こんな光景だったなあと思い出してしまいました。
そして、この事業は、単に子どもたちの自立心を育てようというだけでなく、災害時などにも役立つようにと考えられているのです。
また、久米地区といえば、そうです、日曜日のお祭でも紹介したとおり、「遺跡」というキーワードもちゃんと忘れていません。
里山には、地元の子どもたちや大人たちに協力してつくってもらった埴輪(はにわ)を道沿いに並べ、夜はその中にローソクを立て、火を灯すそうです。
京都の「大文字焼き」のように見えると、関係者の方はおしゃっていました。
まさに、そこまでやるかという感じでした。
でも、子どもたちの「思い出というシャッター」には、しっかりとこのシーンを切られることでしょう。
しかも、大人になったとき、それは鮮明に焼き付けられていることでしょう。 
 本当に、日曜日に引き続き、山本君、そして安永館長、関係者のみなさん、ご苦労様です。

心構え

2006年08月24日 21時35分04秒 | その他
 当課に村上くんという臨時職員のスタッフがいます。
 彼の第一印象は、何となく線が細いなあと思ったのですが、見事に裏切られました。
というのも、実は、自分自身で第一印象を見誤った事が少なく(勝手な思い込みかもしれませんが...。)、今回のような発言をする若者に見えなかったからです。
でも、うれしい誤算でした。
 村上君は、少し不器用なところがありますが、心のある若者です。

 というのも、ある件で私が頭を抱えて弱って、課員全員にチエ出しをお願いしたときのことです。
彼から「相談があります。」と言われ、「何だろう?」と思い、話を聞いてみると、
 「課長、○○の件、聞きました。私を行かせてくれませんか?」
突然の申し出に、私は驚きました。
 「ありがとう。でも、少し考えさせてくれるかなあ。」
 「はい。」
なぜ、即答を避けたかというと、私が考えていたシナリオと違ったからです。
でも、本心はとてもありがたく、うれしかったのです。
しかも、一番若いスタッフに言われたことが、よりうれしさを倍増させました。

 彼は、来年の4月で雇用期間が切れてしまいます。
それだけに、手元において、今後の彼の役に立つスキルが高まればと思っていたからであります。
 結局、彼の申し出を受けさせてもらうことにしました。
手元に置くのもいいけれど、いろいろな人たちと出会い、話ができる環境の方が、彼の将来にとっては、その方がいいんじゃないかと判断したからです。

 彼自身も、日にちが近づくほどに、不安感も出てくるようですが、きっと職務を遂行してくれることでありましょう。
 でも、私も自身、心構えのいる決断でした。

可愛い子には旅をさせよう

2006年08月23日 23時55分55秒 | その他
 久しぶりに、元・部下のガンちゃんに会いました。
久しぶりの顔がたくましく見え、輝いていました。
また、ゆっくりしゃべろうと思ったのですが、お互い忙しく、結局、一時間もしゃべれませんでした。
 彼は、今年度から国に派遣され、今、経済産業省中小企業庁の□□□□□関係の仕事についています。
かなり苦労しているのでしょう。
でも、持ち前の負けん気と元気さで頑張っているようです。
話の端々に、彼の価値観が少しづつ変わっているような気配が見えました。
親が、子どもを旅に出し、見ない間に子ども成長していることに気づき、旅にやってよかったと思う心境に似た気持ちがよぎりました。
 まだまだこれから、国の考え方、やり方、様々なことを学んで帰ってくれることと思います。
頑張って欲しいと思います。
ガンちゃん、君ならきっとできますよ。



グラウンドの孤独なピッチャー

2006年08月22日 23時55分55秒 | その他
 昨日、暑い暑い甲子園が、決勝再試合で、その幕を閉じた。
駒大苫小牧(南北海道)の3連覇の夢を早実(西東京)が打ち砕いて、初優勝を決めた。
それにしても、「すさまじい」という言葉が引用できるくらいの投手戦だった。
準決勝までのほとんどの試合が打撃戦であったのに対し、決勝はちがっていた。

 そして、今日、文教消防委員会があった。
教育委員会関連は、当課の案件だけだった。
 また一方、議会の委員会は、課長が答弁をすることとなっている。
私は、課長になってから委員会においては、後ろにいる部下の手を煩わすことを嫌い、できるかぎり後ろを振り向かないように努めた。(委員会中、後ろを向くという行為が失礼にだと思うとともに、自分の能力のなさを露呈するような気がしたからである。)
そのためには、かなり下調べをして望まなければならない。
後ろを振り向かないということが、部下の信頼を得られると(穿った)思い込みをしていた。

 そして、今日、想定していない質問をされた。
自然に後ろを振り返る自分がいた。
担当の松本リーダーから、スーと欲しい資料が出てきた。(前の部署でもそういうことがないわけではない)
なぜか、うれしかった。
すなおに、うれしかったのである。
委員会後、「いやあ、助かったよ。ありがとう。」
自分でも不思議なくらい、自然体の自分がいた。
そして、中途半端な私を支えてくれる部下がいることがうれしかった。
私よりも勉強をしてくれている部下がいることがうれしかった。

 以前の私は、ひょっとして、ピッチャーマウンドの投手に例えるならば、完投だけを目指すピッチャーではなかったか。
チームのために、勝つためにと言いながら、自分だけがヒーローになろうとしていなかったか。
8人のチームメート(実際には、ベンチにいるチームメートを入れるともっといるのだが)がいながら、一人で野球をしていなかったか。
たくさんの味方に見守られているにも関わらず、自分で勝手に「孤独なピッチャー」を決め込んでいなかったか。

 仕事はさまざまな人たちに支えられながら、達成できるものである。
私はわかっていたようで、そのことをわかっていなかったような気がした。
深く反省。
 私には、自慢できる部下がたくさんいる。
彼等を信じ、自然体に生きようと思った一日であった。


来住廃寺祭

2006年08月20日 21時33分51秒 | その他
 久米公民館の夏祭りは、他地域と少し違っています。
というのも、この地域では久米官衙(かんが)遺跡群というものが発見されており、地域としてはこれを大事にしていこうという気運があります。
 そして、地域ではこの遺跡を、まず、地域内の人たちに知ってもらうために社会教育講座を開講したり、身近に感じてもらうことで、(遺跡を)大事にしてもらおうと、夏祭りとジョイントしたアイデア企画なのです。
 この根底には、自分の生まれた地域を愛し、誇ってもらうことで、アイデンティティ(郷土愛)を持ってもらいたい、という思いも伝わってまいりました。
 これこそが、地域特性を活かしながら、地域を売っていこうというテクニックではありませんか。
安永館長は、なかなかのアイデアマンで、随所に、なるほどと思わせる趣向がちりばめておられました。
 そして、その傍で、走り回っていた山本くん(公民館主事)、お疲れ様でした。
 また、協力をいただきました関係各位のみなさまに感謝申し上げます。

なかなか捨てたもんじゃない

2006年08月20日 21時31分40秒 | その他
 今日、13:00から一番町のスターバックスで先日予告した、ハンディキャップ・スーパーマン・プロジェクトの会議がありました。
急なことと、いきなりの切り出しだったので、どうかなあと思いつつ、待っていると、佐伯君とかわいいお子様が二人、そしてヘルパーさんが来られ、やっぱりこれでお終いかと思っていたら、浮穴公民館の田中くんが来てくれました。
 そして、M社のF御夫妻も加わってくれました。
俄然、勇気百倍、話が盛り上がり、後ろ盾になってくれそうな「愛媛信用金庫」の力を借りながら、原料をくれる日本銀行への事業計画書を作成することとしました。
 また、商品化までの手続きや製作工程など、一連の調査も行うこととし、販路の開拓は出来上がった商品でアプローチしようということになりました。
 商品アイデアとしては、金運や開運キーワードにした商品にしようということになり、デザイナーを探すこととなりました。

 そこで、誰か、ボランティアで商品化の知恵が出せるデザイナーをご紹介いただけませんか?
 心当たりのある方は、是非、このブログでご返信下さい。

ご冥福をお祈りします

2006年08月20日 11時30分41秒 | その他
 今日、五明公民館の石丸くんのお父さんのご葬儀がありました。
 いくつになっても親の葬式はつらいものです。
 私も17歳のときに父親と死に別れてから、父親の存在の重要性を人生のさまざまな岐路の時に、痛感しました。

 そういえば、学生時代に読んだ論語の中に、「父親のいる息子は、いいことを言うだけで世間は信じるが、父親のいない息子は、いいことを言っても、その結果を出さなければ信じてもらえない。」といった内容の言葉がありました。
父親の偉大さや自立をする心構えなど等、さまざまな教えが含まれた言葉なのです。

 石丸くんも、これからある瞬間、父親がいてくれたらと思う時が必ずあると思います。
でも、お父さんは、いつも君の傍にいますよ。
 お父さんのご冥福を心からお祈り申し上げます。

ついにやって来ました

2006年08月19日 20時37分34秒 | その他
 長年乗ってきた中古スクーターが、とうとう悲鳴をあげ、ついに新車を注文しました。
 そして、今朝、ついにやってきました。
写真のスクーターです。かっこいいでしょう。(おじさんライダーには似合わないかもしれませんが)
でも、排気量は125CCしかありません。
凄いのは外車だということです。(メイド・イン・タイですが...)
ヤマハ・モデルで、逆輸入モデルです。
経済性と私の体重に耐えられる大きさのバイクを選択したのです。

 ここで、一言広告宣伝を。
 このバイクは、「ing(イング)」というお店で購入しました。
店主の原田さんは、バイクトライアル協会のお世話をしておられ、それがご縁でお願いしました。
実に誠実な方で、私は、バイクを買うときは、店主の人柄で購入することにしております。
もし、興味のある方は、私に言っていただければ、ご紹介いたします。

 早速、素鵞地区と荏原地区の行事は、このバイクで行ってきました。
 そこで、提案なのですが秋の行事が落ち着いてきたら、近距離ツーリングに行きませんか。
 我こそはと思われる方は、「走る営業公務員ライダーズ倶楽部」事務局・竹村まで、ご連絡下さい。(どなたでも結構です。)お待ちしております。

荏原公民館夏祭り

2006年08月19日 20時30分14秒 | その他
 今日の最後は、久谷の荏原公民館主催の盆踊りです。
場所は、特別養護老人ホーム「江南荘」での開催でした。
 江南荘は、関係スタッフが100名ほどおられ、準備段階から運営まで公民館の支援をしていただき、本当に助かっているようでした。
たまたま江南荘が、行政関連の施設であるということもあるのですが、地域の人たちだけでなく、地域の事業者との連携も大事な要素だと思った行事でした。
 永山館長をはじめ、主事の白石くん、江南荘の皆様、そして関係者の皆様、お疲れ様でした。心からお礼申し上げます。               

素鵞公民館夏祭り

2006年08月19日 19時05分24秒 | その他
 夕方からは、素鵞地区の夏祭りを見に行きました。
 ここは、前にも泥んこ祭で紹介したとおり、中心部に近い割りに地域活動に地元の人たちが、たくさん参加していただけます。
 これも、珍しく武田館長と石川館長補佐の珍しい女性同士の組み合わせから成せる技でありましょうか。
お二人とも、極めて自然体に地域の人たちの力を借りているような気がします。
そして、女性特有の細やかさ等、地域の人たちが助けなければならないという思いにさせる、何らかの魅力があるのかもしれません。

 今日の行事でびっくりしたのは、盆踊りのBGMが「生」だったことです。
そして、「連」というグループをつくり、競わせるという演出、なかなかのものです。
 谷本くん、そして地域の関係者(この地域では公民館の部単位で担当が決まっていました。)の皆様、ご苦労様でした。心からお礼申し上げます。

河野公民館夏祭り

2006年08月19日 17時12分35秒 | その他
 久しぶりの台風(台風10号)一過で青空が見え、茹だるような暑さになりました。
でも、青木館長が言われるように、朝方までやれるかどうか、また、やるという決断を下した昨夜の時点では、ザアザア降りの雨の中での決行の連絡、その決断は大変なものです。
 たった一人で計画し、たった一人で実行するだけなら、自分ひとりですべて形がつきます。
でも、地域の行事はそうはいけません。
時に苦渋の決断を迫られるときがあるのです。

 そして、今日、愛南町から届いた魚(鯵と鯖)のつかみ取りからスタートし、子どもたちの歓声と笑顔を見ていると、その苦労も吹き飛んでしまいますよね。

 でも、本当に晴れてよかったですね、青木館長。
そして、暑い中、走り回っていた金子くん、ご苦労様でした。
また、舞台の設営や出店等の準備等をしてくださった地域の皆様、心からお礼申し上げます。


お金持ちになりたい人、募集中

2006年08月17日 17時30分51秒 | その他
 今日、ハンディキャップ・スーパーマン・プロジェクト(就労による自立を目指す障害者を応援しようというプロジェクト)メンバーの佐伯康人君と話をしました。
 彼が写真の植木鉢を持ってきて説明するのに、原料は何とお札だそうです。
お札を細かくシュレダーにかけたものを固めて、鉢にし、「金鉢くん」という商品名で郡山商工会議所が売り出しているそうです。(ちなみに100万円分だそうです。)
そして、作っているのは障害者の人たちの作業所だそうです。

 そこで、急に二人の会話。
 佐伯「課長、これ、いけますよ。」
 竹村「フムフム。」
 佐伯「うちもやりましょうよ。」
 竹村「何、つくる?」
 佐伯「貯金箱を作っているところもあるようなんです。」
 竹村「へぇ、お金で作った貯金箱じゃったら、お金が貯まりそうやね。
     じゃあ、一億円分くらいで宝くじ入れ作ったらええじゃない。」
 佐伯「それは、おもしろい。」
 竹村「でも、もっと面白いアイデアがあるかもしれんけん、知恵を借りるか。」

 ということで、我こそはアイデア・マンという方は、8月20日13:00に一番町のスターバックスにお集まりください。
必ず、佐伯と竹村はおります。