走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

共同募金

2010年09月28日 21時46分55秒 | 職場の出来事
 今日は午前と午後に分けて二つの地区共同募金会議を開催した。
10月1日から実施される共同募金活動にあわせて、地域の各種団体にも呼びかけて寄付をお願いするというもの。

 なぜか募金の努力目標があり、地域が一体となってそれに近づくよう頑張ろうといった決起集会のようなもの。
募金活動は、本来、善意によって成り立つ。
しかし、このような手法をとらないと集まりにくいのが現実である。

 一方で、景気が一向に回復しないために一件あたりの寄付金の額が減ってきている。
ということは、集めていただくお世話役にはかなりのご迷惑をかけている。
私も地域の寄付金を集めたことがあるが、かなり嫌味を言われる。
人のためになると信じて集めていても、時として心が萎える。

 この現状は、事業を推進している人たちはどれだけ理解しているのか?
この厳しさは、確実に年々増している。

 地域活動の大切さを語る前に、こういった仕組みを現実にあわせる努力をすべきだと思いながら仕事をしている。
ただ、なさけない話だが妙案がまだ浮かばない。
でも、きっと何かいい方法があるはずだ。

 自問自答しながら、私自身も地域の人たちと募金活動に参加することにした。

ブン・ブン・ブン~

2010年09月27日 19時33分13秒 | 職場の出来事
 郵便局員さんから集配をしていてスズメバチが巣をつくっているという情報が入ってきた。

市役所で駆除できるところがあるか調べたところ、市役所では直接駆除をしておらず、施設管理者に直接行なってもらっているとのこと。
ただ、駆除してくれる業者の連絡先はご紹介しているということであった。

 そのメモをもって、現場に出向く。
巣自体は写真のように小さかったのだが、ハチがかなり出入りをしていたので、もっと大きくなりそうだった。
前の道は通学路になっているので、早めに管理者に連絡した方がいいだろうと思い、入居者に聞いてみた。
管理は不動産屋さんだったので、そこに電話をし、現状と駆除業者を教える。
「ありがとうございました、早速現場を見に行きます」と嬉しい回答。

 そのまま、道後郵便局に行き、お礼を申し上げる。

 地域の中では様々なことが起こる。
 でも、いらないおせっかいに思えることでも、このように言っていただけると誰も怪我をせずにすむ。
地域のいろいろな人たちが、おせっかいをやいてくれる。
そんな地域社会を私はつくりたい。

今後求められる管理職像

2010年09月23日 23時56分39秒 | つぶやき
 少し前の管理職像は、方向性を示し、責任をとればよかったそうである。
しかし、今は、その「責任」についてもう少し突っ込んだ考え方が大事だという。
その責任とは、「人の仕事に責任を持つ」という意味に使われていたが、今は「組織の成果に責任をもつ」という風に変わってきたそうだ。

 つまり、貢献する責任ということである。

 このことは、容易なことではない。
自分だけが動いて、成果に結びつけるのであれば、それでもがんばれば可能かもしれない。
しかし、部下や関係する人や団体、時には組織などを巻き込みながら成果を出すというのは大変なことだ。
部下の能力や性格を把握しながら、常日頃からのネットワーク構築ができていないと成果に結び付けれない。
自らの知識と能力を全体の成果に結び付けなければならない。
自らのアウトプットが他の者のインプットにならない限り、成果は上がらないのである。
アウトプットとは、知識であり情報ということ。
この知識と情報は、急には発生しないから日々の積み重ねが大事になる。

 また、今後求められる管理職像としてプレジデント誌(2010.10.4号)では、「イノベーターとモチベーターになれ」ということ。
イノベーターとは、イノベーション(物事の「新機軸」「新しい切り口」「新しい捉え方」「新しい活用法」(を創造する行為)のこと。)をおこせる人。
一方、モチベーターは「この人と一緒に仕事をしたい」と思われる人。
「多少きついことをいうけれども、この人だったら一緒にやっていける」

 (自分も含め)そういう上司にぜひなっていただきたい...

心ない話

2010年09月21日 19時53分02秒 | つぶやき
 車椅子に乗る少女が乗車拒否されました。
少女はその話を父親に話しました。
当然ながらその父親は怒りました。

その少女は小さいにもかかわらず、父親の気性を知っていますから、慌てて、
「行きの運転手さんは、とっても優しかったよ」と取り繕いました。

その様を見て、父親は我に帰ったそうです。
そして、娘の通う施設の先生に聞くと、少女だけではなかったのです。

父親は、できるだけ冷静にその会社に電話したそうです。
淡々と物静かに事情を話し、「同じ過ちを繰り返すようなら、こちらにも考えがありますから」と言って電話を切ったそうです。

 心豊かな社会をつくらなければならないと常に思っています。

 でも、心豊かな社会を壊しているのは、私たち大人かもしれません。
その運転手さんには、子どもさんがいなかったのでしょうか。
もし、自分の子どもが同じ環境で、ただ身体が不自由というだけで乗車拒否をされる。

通り過ぎる車両を見ながら、その少女の心はどれだけ傷ついたことか。
心豊かとは、人を思いやる優しい社会ということです。

 お願いです。
 未来ある子どもたちの心を傷つけないで下さい。

私たち大人が模範となり、素敵な大人になることで、子どもたちが目標とする大人になってください。


道後地区敬老の集い

2010年09月20日 18時03分28秒 | インフォメーション
今日は、敬老の日。
にぎたつ会館で道後地区の敬老の集いが開催されました。

 
お世話役の皆さんは、朝早くから準備をしてくれていました。

 
いよいよ開場です。約120名ほどの方々が参加いただきました。

 
式典後行なわれましたカラオケで、踊りだす方も現れました。スロースロー、クイック、クイック

 踊られていた方が、ステージに

 

 ハーモニカ演奏もありました

 
ちょんまげを結った方がも飛び入り参加

関係者の皆様、本当にご苦労様でした。

技術は人の中にあり

2010年09月19日 10時08分25秒 | 考え方
 今朝のテレビで、世界的な競争の中でモノづくり日本の優位性が薄れ、負け始めているという。

世界一だと自負していたモノづくりが、世界一ではなくなったこと。
また、例え技術が世界一だとしてもアフターサービスやその他の条件で比べようもないくらいのものを提示され、負けてしまうということもあるそうだ。

まさに「奢れるもの久しからずや」である。

 その要因はさまざまあるが、新興国との合弁、海外への技術移転、そして何よりもヘッドハンティングなどなど。
ヘッドハンティングで人的資源が流出しやすくなったのは、終身雇用制の企業のときにも起こっていたが、昔ほど高額でなくとも簡単に流出するという。
ヘッドハンティングされる時の契約条件がこと細かに明記され、研究成果で特許をとった場合の保証もされているというのである。

会社に対して帰属意識がなくなった人にとっては、好条件さえ示されればいとも簡単に(他の会社に)移ってしまう。
そんな組織風土をつくりあげてしまったのは、誰かということである。

 「人」という資源を軽視した行動は、いつか「人」という武器でしっぺ返しをくらう。
因果応報である。

 人という資源をさまざまな企業、組織は見直していただきたい。
そうでなければ、結局、災いはわが身に振りかかる。

部下への思いやり

2010年09月16日 22時03分48秒 | つぶやき
 組織は常に陳腐化する可能性を秘めている。
そして、組織は一定以上の成果を求められるが、成果を高めるためには不断の組織の活性化や人材育成が必要である。

 そして、近年、組織を成長するために成果主義を導入するところが増えた。
しかし、この成果主義は、短期的な成果を求める風潮(上ばかりを見る上司が増える傾向)となり、特に人材育成がおろそかになってきているような気がする。

 つまり、後進を育てようという上司がいなくなったということである。
嘆かわしい傾向である。

 思い起こせば、私たちが若かった頃、上司や先輩たちは、(なまいきな私ですら)さまざまなことを教え、導いてくれた。
時には、自分たちを踏み台にしてでも成長するよう導いてくれた。
だからこそ、私たちはその意を汲み成長することに励むことができた。

 確かに、昔と比べて仕事は複雑になり忙しくなった。
 でも、そのことを私たちは言い訳にしていないだろうか。

 私たちが上司や先輩から受けた恩返しは、自己の成長だけに止めていては真の恩返しとは言えない。

 そしてなによりも私たちは、本当に部下や後輩のことを心から思いやっているのだろうか。

 胸に手を当てて考えて欲しい、私たちが部下や後輩が目標とするような上司や先輩になっているのだろうかということを。

岡山県木村式自然栽培実行委員会 設立記念シンポジウム

2010年09月16日 16時57分46秒 | インフォメーション
「奇跡のりんご」の木村秋則さんが岡山にやってきます。

2010年
9月18日(土)
14:00~17:00(開場/13:30)

場所 岡山シンフォニーホール 大ホール
   
   岡山市北区表町1-5-1

入場料 1,000円

岡山県では、米作りに木村式自然栽培を取り入れるそうです。
その実行委員会が、立ち上がりました。
時間のある方は、ぜひ岡山市まで


市民から目線

2010年09月13日 19時43分46秒 | うれしい
今日、職場でうれしいことがあった。

お役所ではそろそろ新年度予算の準備を進める時期となっている。
現場では特に備品要望をこの時期にしていないとまた一年先送りとなってしまう。
そのことで、市民や地域の人たちに迷惑をお掛けすることがある。

そんなおり、部下の一人が「支所長、お願いがあります」と言ってきた。
「なんですか?」と応えると、「新年度に向けて備品の要望があるのです」
「ちょっと待って、メモを取るから」と言ってメモの用意をした。
要望は三点。
理由を聞くと、市民の方の利便性の向上やサービスの品質の向上であった。
当たり前だといえば当たり前なのだが、とってもうれしかった。

常に市民目線で考える。

そのことが一人ひとりに行き届いているということが何よりもうれしかった。
平素から、どうすればお客様の待ち時間を短縮できるか注意を払っているからこそ出てきた要望である。
カウンターの内側からだけの目線では思いつかないことばかりである。

市民のために仕事をする、こんな若い職員が増えていることに誇らしく思う。


職場研修旅行

2010年09月12日 21時32分54秒 | その他
週末に道後支所と道後公民館合同で職場研修旅行に行ってきました。
行き先は、香川県の小豆島でした。

お昼の食事に立ち寄ったうどん屋さんに水車小屋がありましたので、思わずシャッターを押していました。

 

 

小豆島が舞台になったの映画「二十四の瞳」のセットのある映画村に行ってきました。
観光施設として観るといろいろと学ぶ点がたくさんありました。

 
 
 
 
 

世界一狭い海峡も観てきました。



時間がありましたので観音様も観てきました。
そのスケールの大きさにビックリ!!

 

寒霞狭のロープウェイにも乗ってきました。
この施設は、民間が経営しているそうでもみじのシーズンはピーク時で5,000人も観光客が来るそうです。

 
 

旅行と旅

2010年09月06日 19時53分37秒 | 地域散策
旅行と旅

なんだか同じようでちがうような気がする。
「旅行」というと一人ではなく、必ず仲間や家族が傍らにいるイメージがある。
「旅」はというと自分ひとりで、多くとも愛しき人とするイメージが自分の中にはある。



季節のうつろいの中で、見る風景が心象風景として残るのが「旅」
悠久の時間の中でゆっくりと、思い出を焼き付けていくのが「旅」

今までは旅行客は多いが、旅をする人は少なかったような気がする。
でも、最近、道後のまちをよく歩くようになってから旅に来ている人が
増えているような気がする。
個人旅行と団体旅行というお役所的な分け方ではなく、旅行客と旅人。
そんなわけ方の方がピッタリと来る。
旅人は何を求めて旅に出るのか...
誰もが気付くことよりも自分だけが気付いたことの喜び。
そんなものを探しているのではないだろうか。

通り一遍な見方では旅行は分析できても、旅はわからない。
真剣に旅人の歩く様子や会話に耳を傾けると、行き詰まった観光産業の
答えが出てくるような気がする。

「湯のまち道後」
喧騒の中にも道後ならではのにおいや音を感じながら、道後ならではの風に酔う。

食育フェスタ

2010年09月04日 22時39分17秒 | 地域情報/その他
 今日、松山市総合コミュニティセンターで食育フェスタが開催されました。
その開場でNPOユニバーサルクリエートに「ユニクリ・オーガニック・マーケット」のブースをいただき、ユニクリの活動や販売のチャンスをいただきました。
 私は、ボランティアで荷物運びなどを手伝いました。