走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

先生の香水

2010年05月31日 23時57分18秒 | ちょっといい話
 福岡に南蔵院というお寺があり、そこに林覚乗(はやしかくじょう)住職(http://www.sbrain.co.jp/keyperson/K-4160.htm)という方がおられます。
この林住職は、全国各地で講演をされており、その話の内容は吸い込まれるような話ばかりです。
たまたま「同行二人」というテーマの講演ビデオを見る機会があり、観ていると笑いあり、涙ありと、久しぶりにとてもいいお話を聴けたのでぜひ紹介したいと思いました。
内容は覚えている限り正確に伝えようと思いますが、完璧でないことはご了承ください。
また一度には書けないので何篇かにわけて書くことも許してください。

 ある現役を退いた女子教諭の寄稿文の紹介でした。

 その女子教諭が小学五年生を受け持った時の話です。
 クラスの中に一人、身なりのよくない、消極的で勉強もできない少年がいました。
その教諭は、どうしてもこの少年が好きになれませんでした。
 ある日、身上書(?)を書こうとしたときに、一年生から四年生までの身上書がその教諭の元に届いたそうです。
 一年生の記録は「とても明るく、つねに人を引っ張り勉強がよくでき、将来が楽しみである」と書かれていました。
その教諭は、「何かの間違いだろう」と思ったそうです。
 そして、二年生の記録を読むと「母親が病気になり、その看病のせいか勉強がおろそかになった」と書かれていました。
教諭は「ハッ」としました。
 さらに三年生の記録では、「母親の病気がひどいせいか、授業中、いねむりをするようになり成績はよくない」
記録は続きます。
「母親が死に、父親はアルコール依存症となり、家庭内暴力にあっているせいか成績は悪い」と書き綴られていました。
 その教諭は自分の愚かさに気づいたというのです。
 身なりや姿かたちにとらわれて、自分は大切な教え子に対して大変なことをしてしまったと後悔しました。
その少年は、苦しい逆境の中で必死で乗り越えようとしている。
そんな最中に自分はなにをしてやったのかと。

 ある日、その教諭はその少年に「先生は夕方まで学校にいるから、もしよかったら残って勉強をしない?」と声をかけてみました。
少年は、初めてその教諭に笑顔を見せて頷いたというのです。
それから、その少年は毎日毎日教室に残り自分の机で勉強をしました。

 ある日のこと、授業中、「これわかる人?」と質問した時、その少年が自信を持って手を挙げたというのです。
教諭は涙が出るほどうれしかったといいます。
少年の瞳は自信に満ち満ちていたというのです。
「先生、わかるよ。わかるよ。」と叫ぶ少年の心の声が伝わってきたといいいます。

 そして、この話は続くのです。
 クリスマス・イブに少年は小さな紙包みをその教諭に手渡し、そして逃げるように帰って行きました。
教諭が、その包みを広げると香水の小瓶が入っていました。
その教諭は「ハッ」として、「その香水が母親のつけていたものだ」と気づきました。
教諭は、その香水をつけると少年の家に駆けつけました。
少年の家は、荒れ果て、薄暗い部屋のすみに少年はいました。
少年は、駆け寄ってくるとその女子教諭に抱きつき「母ちゃんの匂いや!!」といって声を上げて泣いたそうです。

 六年生になった少年はその教諭の担任から外れたそうです。
でも、卒業式の日、少年はその女子教諭に手紙を手渡しました。
内容は、「先生のおかげて僕は無事卒業できました。五年生の時に先生にめぐりあえたことでがんばることができました」
それから、六年後、その少年からカードが届き「先生のおかげで無事高校を卒業し、奨学金で医学部にいけることになりました」
さらに、六年後「先生のおかげで人の役にたてる医師になれました。これも五年生の時に先生にめぐり合えたおかげです」
そして、それから何年かして結婚式の招待状が届き、「先生のおかげで、私も結婚ができるようになりました。そこで、私の母親の席に(先生が)座っていただけませんか」という内容だったそうです。

 住職は、この少年にとっての心の支えはずっとこの小学校五年生の女子教諭だったのでしょうと。
「同行二人」とは、弘法大師だけでなく自分の支えとなる人とともに生きることだと。
この話を聴きながら、思わず父親が死んでしばらくして恩師が自宅まで尋ねてきてくれて、その教師にすがり付いて声を出して泣いた自分を思い出し、涙が止まりませんでした。



立岩ダッシュ村 2010年度 開村式

2010年05月26日 20時06分09秒 | 子ども体験学習
立岩公民館の池田主事から5月22日の「立岩ダッシュ村」の写真が届きましたのでご紹介します。

 

 

 

 

 

 

今年度から替わられました白石公民館長さんや地域の皆さん、愛大農学部の小田先生や学生の皆さんには今年一年大変だろうとは思いますが、子どもたちのためにもよろしくお願いします。

そ・そ・そ・そなたの歯が・・・

2010年05月25日 21時55分41秒 | ペットのうさぎ
 うちの居候のうさぎの「ソナタ」の前歯の上の歯が一本折れてしまいました...
さっそく知り合いの動物病院へ連れていたのですが、普段は小動物を診ていない先生に頼み込んで診てもらいました。
新しくはえてくるかどうかわからないそうです。

 頑張れ、ソナタ!!
 でも、食欲は落ちていないから大丈夫かも...

   

 

地域課題について

2010年05月24日 19時53分25秒 | つぶやき
 今日、ブロックの支所長会があり、「地域課題」をテーマに話し合った。

 といっても着任してまだ2ヶ月足らずの私にとっては的確に答えられるはずもない。
しかし、なんとなくおぼろげに見えてきたことがある。
それは、この道後地区が松山の観光産業の拠点という特異な地区であるということ。

 また、市内でも有数の文教地域とあって所得の高い人たちが多く住んでいる地域であるということ。
そのことは別に問題はないのだが、地域に対する感心をどこまで示していただくのか不安である。
地域の元気度合いは、住んでいる人たちが「わが町」意識を強く持っていただくほど元気であるということ。
総じて所得が高いと、地域活動以外に関心があり、むしろ地域コミュニティに参加するよりも価値観コミュニティの方へ感心を示す方のほうが多いのではないかということである。

 そして、この地区を私なりに分析すると、観光産業を生業(なりわい)にしている人と、住んでいる人にまず二分できると思う。
 その生業にしている人たちがさらにホテル・旅館組合と商店街振興組合に分かれている。
何がいいたいかというと、地域としてはそれぞれが自立しているために、逆にまとまりにくいかもしれないし、まとまることの必要性を感じておられないような気がする。

 まちづくりは誰のためにあり、誰のために行なうのか。
 そのようなことを自問自答しながら、ついつい公民館のときに学んだ地域活動と比較しながら、地域によって事情が異なることを学んでいる。


 もう1つの課題は、道後温泉本館の改修工事がそこに迫っているということである。
今は、「坂の上の雲」効果と「龍馬伝」効果で観光客も伸びているように思うが、その後に来る反動と改修工事は道後地区のみならず松山の観光産業にも少なからず影響が出るであろう。
そのためにも、いろいろな仕掛けが必要だと思うが、今はおぼろげながらのアイデア段階。
そのうち、面白い企画になりそうな気がするが、主役はやはり地域の人たち。
まずは、そのキーパーソンになりそうな人たちを一本釣りしていこうかと思っている。

 乞うご期待...



オリジナルの印鑑立て

2010年05月22日 21時32分41秒 | びっくり
 最近、木工細工づいている。
 娘が勤務するところでさまざまな木工細工を売っていると聴いて、「印鑑立てはないの?」と何気なく聴いたのだが、娘はあまり気にとめる風もなく「ないんやない」という応え。
会話はそこで終わっていたのだが、今朝、その印鑑立てが今日届くという。
うれしくって、心待ちにしていると次のような商品が出来上がってきた。

 どうやら、わざわざつくってくれたそうで、もっと驚いたことに商品になったという。
「すごい!!」と驚いた。
しかも、これが傾くのである。アイデアものである。
木の温かいぬくもりもちやんと表現してくれている。
つくっていただいたのでアナウンスしようと思い、お披露目することとした。

 製作をしてくださったのは、

 木組みパズルのくた工房

  〒791-1115
   愛媛県松山市土居町 1057-4
   089-957-2995
   http://www.kutakobo.com/
   e-mail kuta_kobo@yahoo.co.jp

  

   


君の椅子プロジェクト

2010年05月21日 23時56分32秒 | ちょっといい話
 北海道の東川町では、赤ちゃんが誕生すると特産木材で作られた椅子がプレゼントされます。
その椅子がデザイナーとのコラボで、毎年、デザインが変るというのです。
なかなかオシャレでぜひ、ホームページ(http://www.kiminoisu.com/)でご覧になってください。

 そして、何よりもまち全体で子どもの誕生を祝う、この素敵なプロジェクト、心温まります。
 また、ホームページに素敵なメッセージがありましたので以下に掲載させていただきます。

君の椅子プロジェクトとは

 「誕生する子どもを迎える喜びを、地域の人々で分かち合いたい」。

 このプロジェクトは、旭川大学大学院ゼミのそんな会話からはじまりました。
 そして、旭川大学大学院教授磯田憲一を代表とする同大大学院生などのプロ
 ジェクトチームが設立された。


 『君の椅子』は、地域の人々が生まれてくる子ども達に地域に集積されてきた
 技術と道産の木材によって創られた“椅子”を贈るプロジェクトです。


 「ようこそ。君の居場所はここにあるよ」。

 椅子を通じて、地域で子どもの成長を温かく見守るとともに、
 世界に誇る旭川家具を内外に発信したい、そんな願いを込めて構想しました。

 構想から今日まで、この取組に共感いただいた方々のご協力により準備を進め、
 この度、東川町の皆さんのご尽力によりプロジェクト初の具体的な取組が実現
 することになりました。

 今後は、市町村はもとより、町内会、地域グループなど、全道・全国の幅広い
 方々にもご賛同、ご参加いただき、子どもたちを温かく見守る輪が広がること
 を期待しています。

                        チーム「君の椅子」


「向こう三軒両隣」

  かつて暮らしの中で息づいていた、優しく柔らかな地域の絆を
  ほのぼのと思い起こさせてくれる言葉です。

  一見、過去の記憶の中に閉じこめられた言葉であるように見えて、
  しかし、私達がこれから目指すべき地域社会の未来を指し示す、
  古くて新しい言葉です。

  高齢社会がスピードを上げて到来し、少子化も予想を超えて一段と
  進んでいます。

  少子高齢社会は、年齢を重ねることに、勇気の持てる社会、
  そして新しい生命のスタートを地域が支え、その誕生に「ありがとう」を
  言える社会でありたいと思います。

  その循環があってこそ、それぞれの人生を懸命に、豊かに生きて、
  限りある生命の営みを未来にバトンタッチしていけるのです。

  経済性や利便性だけでなく、地域社会の優しく、柔らかなネットワークを
  少しでも取り戻していきたい、
  そのためにひとりひとりがそれぞれに小さな取組みを重ねていく、
  そんな思いを込めて私達は「君の椅子」プロジェクトを立ち上げ、
  その一歩を踏み出しました。

  北海道という地域の持つ財産とその潜在力を活かして、
  「新しい生命」、「新しい市民」の誕生を暖かく見つめ支え合う
  地域コミュニティ、その再生の火を灯す役割を担いたい、
  それが私達”チーム 君の椅子”の願いです。


  チーム 君の椅子 代表 磯田 憲一


ほめるテクニック

2010年05月20日 23時55分43秒 | 考え方
 日本人は「褒める」ことが苦手な民族と言われています。
 そのことをまじめに考えたことがあるのですが、きっと「奥ゆかしさ」みたいなものが邪魔をしているからではないかと思うのです。

 そして、大事なことは、有森裕子さんではありませんが「今日がんばった自分を自分で褒めてあげたい」という名台詞がありますが、何よりも自分で自分を褒めることです。
自惚れたことをいうんじゃないと言われるかもしれませんが、自分で自分を褒めれる人はまず自分が好きだということです。
自分を愛せない人が、他人を愛せるはずがないからです。
 そして、人を愛せない人が人を褒めれるわけがないからです。

 私はよく心の中で、「俺ってすごい!!」とか、「俺っていけてるじゃん!!」とか、「俺みたいな奴は他にいない」なんてことをいつも言っています。
なんという自惚れで、傲慢な人間なのでしょう。
でも、いいんです。
他に私を褒めてくれる人がいないのですから...(ちょっと寂しいですが(笑))

 少し脱線しましたが、自分で自分を褒められるようになると、自然に人を褒める人になります。
でも、2つのことに注意しなければなりません。

 1つ目は、平素から周りの人を含めて人をよく観察しておかねばなりません。
なぜなら、その人のよさを見逃してしまうからです。
つまり、褒めたい人のよさ探しを平素から注意深くしておかないとみつけられないということです。
よく「人のアラを探す」と言いますが、その真逆のことをするのです。
でも、これができだすと素晴らしい人間関係ができ始めます。

 次に2つ目として、褒めるところを観つけたら、口に出して褒めることです。
ここのところが凄く難しい。
そのためには、いきなり大きなことを褒めないというのがコツかもしれません。
例えば、お客様が来た時にお茶を出してくれた部下がいるとします。
そのときに、「気が利くねえ、ありがとう」といった具合でしょうか。
このような小さな褒め言葉を積み上げていくと、どのようなときでも自然に褒め言葉が発せられるようになります。
 この「自然に」というのが大切です。

 わざとらしい褒め言葉は相手にとって不快感を感じても、ちっともうれしいことではないでしょう。

  心を込めて褒める。

 あなたも今からやってみてください。

スモールステップ

2010年05月19日 00時02分57秒 | つぶやき
 世間には極度に緊張する人がいるが、こういう人に「がんばって」というと、かえってプレッシャー(重圧)となって逆効果になるという。
本人にとっては本当に一生懸命であるがゆえに、そのプレッシャーがミスを招くことになる。

 では、このような人にどう指導すればいいのか。
精神論や抽象的な言葉では解決できないということである。
つまり、具体的にわかりやすい目標を提示することだと思う。
それも大きな目標ではなく、とても小さな目標を提示するのが有効と言われる。

 例えばこうである。

 「緊張しなくても大丈夫、大丈夫」ではわからない。
 そこで、「大きな声の人は、ひょっとしたら耳が不自由なので声が大きいのかもしれないから、相手が話をしている時はその人の顔のほくろの数を数えてみたら。そして、大きく深呼吸をして相手の話したことを大きな声で復唱してみてはどうかなあ」といった具合である。

 この反復法は結構有効に作用する。

 相手に確認するだけでなく、自分への確認にもなる。
 そして、相手がその反復に対して頷いてくれると、少し心が落ち着いてくる。

 この大きな声で反復する方法は、まわりの人たちにも聴こえるから、サポートに入ってくれる。
野球で言うところの「バックを信じて、打たしてとる方法」のようなもの。
すると、私にはこんなに応援団がいると感じると心が落ち着いてくる。
これによって失敗がぐっと少なくなる。
 失敗をしなくなるというのは、小さな成功体験になるということである。

 人は小さな成功体験を重っていって、大きな目標を達成する。
 これを「スモールステップ」というそうだ。

 誰しも最初から完璧な人間はいないということである。

 


 

大谷晋二郎講演&立川キウイ講談

2010年05月18日 06時07分15秒 | インフォメーション
NPOユニバーサルクリエートから次のようなお知らせがきていましたのでお知らせします。

皆さんへ

 こんにちは
 皆さん 頑張っていますか!
 (佐伯代表は)昨日から木村興農社の熊田さんとえひめで自然栽培を実践している仲間や実践したい仲間、それを仕入れたい仲間と実践現場で地質を調べたり、水質を調べたり、そこに生息している植物や作物を見ながら学んでいます。
本当に楽しい時間です。
 この自然栽培を知れば知るほど 木村さんが苦悩の中で見てきた 本当の事、自然の調和の緻密さ素晴らしさに感激していると同時に、 また現代人が見直さなくてはならない環境、医療、食、科学、教育など、さまざま問題を感じています。

 さて 今日は 18:50からコミセンで 社会起業家レスラー大谷晋二郎さんの講演会(入場無料)があります。

 明日は 同じくコミセンで 19:00立川キウイさんの講談(入場1000円)があります。(こちらは我々ユニクリ応援団のらくさぶろうさんも出演します。)
ユニクリに関連のあるお二人のイベント 是非参戦、参加してください。
よろしくお願いいたします。

佐賀県 武雄市長

2010年05月16日 21時13分42秒 | おもしろい
 今朝、フジテレビ「新報道2001(http://www.fujitv.co.jp/b_hp/shin2001/index.html)」で佐賀県武雄市の樋渡啓祐(ひわたしけいすけ)市長が取り上げられていた。

 同氏は、総務省官僚の立場から同市の職員になり、市長になった人である。
人は彼を「暴走市長」と呼ぶ。
そのゆえんは、思い立ったら(閃いたら)すぐに行動を起こすからである。
その行動は、まさに電光石火のごとく矢継ぎ早に繰り出される。

 失礼であるが過去の経験からすると、こういうタイプは総務省より経済産業省の方が多いと思っていたので、まさに驚きである。
例えば立ち寄ったある農家の奥さんが「レモン果汁に牛乳を混ぜるとおいしいよ」と出してくれたジュースを飲むと、商品化に即動き出すといった具合。
上手なのは、関係課長を集めてテーマだけを指示し、「後は自分たちで考えてね」と放り出す。
担当者にとってはたまったものじゃないが、これが成功すれば必ずモチベーションがあがると思う。

 でも順風満帆に進んだわけでなく、先日の選挙結果を見ても決して善戦とはいえない。
一期目で市民病院の民営化を打ち出し、リコールを受ける。
「リコールって自動車だけかと思ったら、自分がリコールされちゃった」とあっけらかん。
きっと敵対する人たちにとっては「ふざけるな!!」かもしれない。
しかし、同市長は「市立病院である限りは、そのトップは市長です。でも、私は病院経営は素人で、素人がやると失敗するんです」ときっぱり。
今、財政状況が厳しい地方自治体の共通項は、交通・学校・病院といった事業を直接やっているところが多いと思います。
私も定員管理を担当しているときに、本市がこれらの分野を有していないことにどれだけ感謝したことか。
よくよく考えれば同市長が言われるとおり、企業経営の経験がないものが企業のトップ
であるのはおかしいのかもしれない。

 「心はローカル、目標はグローバル」を地でいくような市長である。
映画「がばいばあちゃん」を誘致し、エンターティーメント分野にも力量を発揮。
そのがばいばあちゃんから、おばあちゃんたちのコーラス・ユニットが生まれ、コンサートはもちろん上海万博にも参加するとのこと。

 その中のおばあちゃんの一人が、「私は死ぬまでに樋渡市長に会えたことが幸せじゃあ」と言っていた。
おそらく、この市長さんが評価されるにはもう少し時間がかかるかもしれない。
でも、きっとたくさんの市民に理解されることでしょう...

元部下の結婚式

2010年05月15日 23時32分16秒 | うれしい
 前の職場の部下だった味酒公民館の田中宏明君の結婚式に出てきました。
 祝辞を頼まれたのですが、他の出席した部下から笑いをとるようにと言われ、プレッシャーを感じながらの中で、少しは笑いが取れたかなと安堵しています。

 私も片親だけの結婚式でしたが、田中君もお父さんが他界されておられたので少し寂しかったかもしれませんが、きっと天国で喜んでおられたことでしょう。

 

 

 

 

 いつまでもお幸せに

書道ガールズ

2010年05月14日 06時16分58秒 | 映画
明日(5月15日)土曜日から、映画「書道ガールズ(http://wwws.warnerbros.co.jp/shodo-girls/)」が封切りされます。

この映画は地元の南海放送が7年間、番組で追い続けてきた愛媛県四国中央市の県立三島高校書道部 元祖「書道ガールズ」が、NTV・ズームイン!!SUPER(http://eiga.com/buzz/20091224/2/)発で映画化されたものです。

今、「紙のまち」四国中央市では、この映画でまち全体が燃えているとのこと。
同じ愛媛県人としては、応援したいと思います。

また、南海放送では、三島高校書道部を追ったドキュメント番組も、9月4日(土)10:30~NTV系で全国放送するとのこと。

放送局と映画とまちづくり、新たなマーケティング手法として確立すると楽しいですね。

買い物難民

2010年05月13日 20時33分04秒 | つぶやき
 内閣府によると、一般的に65歳以上の人口が全体の7%を超えると「高齢化社会」、14%を超えると「高齢社会」と呼ぶそうである。
日本は1970年に7%、94年には14%を上回り、世界的にも異例のハイペースで高齢社会に突入しました。

 そして、高齢社会の到来により、その弊害の一つとして買い物難民が全国に600万人近く生まれ、まだまだ増加傾向にあるそうである。

「買い物難民」に宅配や送迎支援、研究会提言へ
読売新聞 2010.5.9 記事より引用

 スーパーの閉店や商店街の衰退などで高齢者らが日々の買い物に困る「買い物難民」の問題について、経済産業省の研究会は支援策を提言する報告書を、近く公表する。

 移動販売や宅配サービス、商店への送迎バスの運行などについて、自治体や住民、流通業者らが連携して担うよう提言。民間参入の障壁となる法令などの規制を、自治体が柔軟に運用することも求めた。

 同省の「地域生活インフラを支える流通のあり方研究会」(座長=上原征彦・明治大教授)がまとめた。国の研究会がこの問題について提言するのは初めて。

 報告書は、車の運転ができず家族の支援も得られずに、食品などの買い物に困る高齢者らを「買い物弱者」と位置づけ、内閣府の調査などから全国で「600万人程度」と推計。過疎地域だけでなく大都市近郊の団地などでも深刻化していると指摘した。「医療や介護のような公的制度が整備されていないことも踏まえ、社会的課題として対応することが必要」と、各省庁の連携も呼びかけた。

 支援策としては、宅配サービスや移動販売、交通手段の提供などを挙げ、民間で採算がとりにくい地域では、自治体の補助や、公的施設の活用も提言。流通業者には、自治体や商店街との連携や、店舗撤退時の後継業者確保などを求めた。

 すでに、各地で様々な支援の取り組みが始まっているが、民間参入の障壁となりやすい法令や制度については、「可能な限り前向きに対応を検討することが重要」とした。

 具体的には、スーパーや宅配業者などが高齢者も操作しやすい注文用端末を公共施設に置き、買い物支援の拠点とすることなどを例として挙げた。例えば公民館の場合、社会教育法や自治体の条例で営利目的の使用が原則禁止されている。今回の報告を受け、文部科学省は「民間の事業でも公益性が高ければ、柔軟に対応できるか検討したい」としており、自治体の判断に影響を与えそうだ。

 経産省は、こうした法令の運用について他省庁と調整するとともに、各地の先進事例を集めた手引を今年度中に作成し、自治体や企業の指針にする方針。

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 この中で注目すべきは、前から言っている地域社会の中の救済システムが上手にかみ合わなくなったということ。
その結果から出てきた現象であり、これはもはや「公助」だけでは対応できなくなってきたということではないか。

 そして、もう一つは「愛あるプラットフォーム」の構築の必要性と複数のNPO団体などの共助も必要であろうし、ここでも提案されている公共施設の柔軟な活用方法へと転換する時機にきているようにも思う。

 がんばろうー


自分への戒め

2010年05月13日 01時19分21秒 | アイデア
 現場の仕事に携わると、ケアレス・ミスが大きな事故に発展する可能性がある。
 このケアレス・ミスを防ぐ方法としては次のようなことが考えられる。

 一つ目は、自動化する。
 つまり機械に頼るのである。
 人的な作業を機械化することで精度を高めようというものである。

 しかし、これには新たな投資やパワーとエネルギーが必要となる。
 現実的には財政状況が厳しい中では、そうそううまくは運ばない。

 そこで、二つ目として仕事をパターン化するという手法である。
 つまり、朝一番にはこれとこれをする。
 それを習慣付けると、かえって忘れたりすると何となく落ち着かなくなる。

 じつは、このことこそが自己チェックなのである。
 脳科学的には、人は習慣づけることで時に機械よりも精度が高まることがあるというのである。
 習慣付けるというのは、ルーチンワークにするということなので消極的なイメージを抱くが、このことこそが日常において現状の課題を発見する機会となり、それらを積み重ねることで創造性を高めることとなるのである。
 だからルーチンワークを決して馬鹿にしてはいけない。

 突然このようなことを書くのは、私自身、物忘れが激しくなり、自分に対する戒めのためからなのである。