走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

伊台地区放課後子ども教室役員説明会

2009年06月30日 23時51分52秒 | その他
 今夜、伊台小学校でPTAの役員の皆さんに放課後子ども教室について説明会を行ってきました。

 十人足らずでありましたが、PTA役員の方々でしたから熱心に聴いていただいたと思います。
私の参加は、保護者への全体説明会からが多かったのですが、今日のように立ち上がりから私が参加するのははじめてです。

 部下たちのはかりごとの匂いがしますが、そこは単純な私ですから機会を設けてもらうと、つい熱く語ってしまいます。
 こちらとしては事業の理念については熱く語れるのですが、実際に運用するのは地域の皆さんです。
ご苦労をおかけするのですが、これも子どもたちの笑顔を見るため、ご容赦願います。
今日の話をきっかけに来年度にはぜひ、放課後子ども教室を立ち上げていただければと思います。
何度でも営業(??)に参りますので、よろしくお願いします。






ショボン・・・

2009年06月29日 22時16分49秒 | その他
 今日、部下の一人が失敗をしてしまいました。
彼は、平素まじめて、他の職員の模範になるような職員です。

 不可抗力のような失敗です。
 でも、失敗は失敗です。

 救われたのは、彼自身が自己申告してくれたことです。
言わないでおくこともできたかもしれません。
でも、勇気を振り絞って報告してくれました。

 第一報の電話での報告を受けたとき、電話の向こうの落胆ぶりはすぐにわかりました。
そして、恐らく私に怒鳴られると思っていたと思います。

 こういうときの怒り方は、本当に難しいと思います。
 確かに、私は怒るときは激しく怒ります。
 でも、それは二つのときだけです。

 一つは、自覚があったにもかかわらず、危機意識が欠如してしまった時に起こった失敗
 そして二つ目は、確信犯的な失敗

 だからといって怒るとは限りません。
 明らかに反省し、二度としないという思いが伝わったときには怒れないものです。
とがめるだけでは何も生まれません。

 私の父は、一度も私を殴ったことがありません。
 いつも淡々と「牛や馬やないんやから、殴られなわからんことはないやろ。」
 この言葉が出ると、私はしゃくりあげながらいつも涙を流していました。

 そして、決まってこう言うのです。

 「人間やから誰しも失敗はある。大事なことは、同じ過ちをするか、せんかや。」

 私、まだ、この域まで達していません。

接遇

2009年06月28日 22時11分28秒 | その他
 今晩の「エチカの鏡」を観ていて平林都さんの「接遇」がテーマでした。
平林さんは、高校を卒業し、地元の信用金庫に就職されたそうです。
家の都合で大学にいけなかったため、その分給料を徹底して自己投資(習い事)に注ぎ込んだということです。

 そして、27歳のときに接遇を中心とする研修会社を起業したのです。
 今日の中で、感心したことを紹介します。

 ①人とちがうあいさつをする。
  「いらっしゃいませ」よりは、「ようこそお越しくださいました」
 ②「笑う」と「笑顔」はちがう。
  必ず歯を見せて笑顔をつくる。
 ③相槌は「。」でうつ。
  「、」で相槌をうつと真剣に話を聴いてもらっていないように感じる。
 ④お願いする時は、疑問文で言う。
  やさしさがないと人は動かない。
 ⑤O(オー)ラインからはみ出さない。
  立ち居振る舞いはしとやかなほど上品に見える。

 なるほどであります。
 私自身できていないことだらけです。

 そういえば、選挙管理委員会に在職していた時に、不在者投票の窓口を担当したことがあります。
その時に、窓口担当者の後ろに名簿担当スタッフが立っていました。
その時に「手は必ず前で組む」、「あいさつは大きな声でする」、「いらっしゃいませ」といってお迎えする、主語は「お客様」という、なんてことを偉そうに教えていたことを思い出しました。
学生時代にたくさんの民間企業でのアルバイトの経験が、ついそういうことを言わせたような気がします。

 ある時、地元金融機関の研修担当の方が「ここの窓口は毎回、新しいことを取り入れていますね。誰のアイデアですか?」と聞かれたことがあります。
とてもうれしくなりました。

 お客様が少しでもいい気持ちになる窓口づくりを目指し、それだけに専念していた時代ですが、平林さんの話をお伺いしながら「接遇」の重要性を再認識しました。

第29回 河野地区青少年健全育成推進協議会 研修大会

2009年06月27日 19時08分54秒 | その他
 今日は河野公民館であった「第29回 河野地区青少年健全育成推進協議会 研修大会」に出席してきました。

 今回でこの研修大会に参加するのは三度目です。
 少し早めに行き、青木公民館長といろいろと話をさせていただき、またまた地域活動のコツを教わってきました。

 河野地区は、地域ぐるみで子どもたちの健全育成に取り組んでいるところです。
今回のテーマも「情報社会における子どもたちの安全・安心について」松山西警察署生活安全課・菊澤調査官に講話していただき、その後、5つの分科会にわかれ熱心に話し合いました。
 平素から、このように問題意識を持つかどうかで、地域の教育力というのが確かに変わってくるなと感じました。


松山西警察署生活安全課・菊澤調査官の講話

立岩ダッシュ村 一回目の収穫

2009年06月25日 21時02分15秒 | 子ども体験学習
正真正銘の無農薬野菜です。
子どもたちの家へのお土産は、大根とジャガイモでした。
後は、次回のカレーの材料になります。

 大根です。

 かぼちゃです。

 トマトです。

 スイカです。収穫が先か、害獣に食べられるのが先か...

 ジャガイモは、メイクイーンと男爵の二種類です。

双葉小学校 放課後子ども教室

2009年06月23日 22時07分58秒 | その他
 今日は、午前中、荏原公民館で月例朝会があったので出席してきました。
 この月例朝会とは毎月ブロック持ち回りで、公民館主事の情報交換の場として開催されています。
久しぶりの出席でしたので、活発な意見交換ができたと思います。
こういうとき、私はありのままの自分を出すようにしています。
格好をつけても、現場経験のない私の話など説得力があるとは思わないからです。

 だからこそ一生懸命、話すようにしています。
 そして、力説したのは「地域の人の心をつかまなければ、私たちは何もできない」ということです。
どこまで伝わったかはわかりません。
私一人で空回りしていたのかもしれません。

 でも、私はそれでもいいと思っています。
上司が熱くなければ、部下が熱くなるとは思わないからです。
不器用でも、課長は一生懸命なんだということが伝わればいいと思っています。

 途中で中座し、松山市公民館連絡協議会の会長であります岸尾石井公民館長を訪問し、正午に職場に戻りました。

 午後からは、公民館本館の耐震工事計画について関係部署の担当者たちと打合せをし、その後、来客を2件対応しました。


 そして、夜は双葉小学校で予定しております「放課後子ども教室説明会」に出席し、関係者になってくれそうな方々に事業の説明をさせていただきました。
 制度や運営手法についてできる限りわかりやすく説明させていただいたつもりですが、ここでもやはり熱く語ってしまいました。

当事者である保護者を中心にチームを組んでいただかないと、放課後子ども教室は立ち上げられないし、続けることができません。
時に厳しく、時に熱く、語りかけました。
「子どもたちのためにお力をお貸し下さい。」と

 ありがたかったのは、校長先生が「子どもたちの学業については、学校教育の中でより一層がんばりますので、放課後の子どもたちの安全とさまざまな学びを皆様の力で実現して欲しい」と言っていただきました。
百人力のお言葉であります。

 平成19年度後期から放課後子ども教室をスタートしたのですが、正直、学校現場の反応はもう一つでした。
しかし、関係スタッフの地道な普及活動が実を結び、学校現場の心が少しづつ協力的になってきている手ごたえがあります。
何よりも、校長先生たちの前向きな発言と協力が心にしみます。

 そして、潮見小学校では、保護者説明後の希望者調べで登録児童数が110名に達したそうです。(ちなみに児童クラブより多いそうです)
多ければ多いほど、正直、私たちは大変になるのですが、関係スタッフの心はまとまっています。
やり抜こうと!!

 一人でも多くの子どもたちの生命の安全と可能性が高まるなら、我々のしんどさは関係ないのです。

 ですよね、立石先生、野田先生、山本くん、岩口くん!!


高浜通信 090622号

2009年06月22日 21時15分34秒 | その他
 海のそばの高浜公民館主事、毛利雄一朗です。

 皆さん、公民館事業などで、新たなに事業や講座を企画するのってメンドくさい!!
いや、じゃなくて色々と大変じゃないですか?
私にとってはタイヘンです。
特にどんな講座、講師があるのかを探すのが一苦労です。
もちろんブロック内では朝会の時などに情報交換して自分の公民館でも取り入れられる事業はしてみたりしますが、それらもいつかは底を尽いてしまいます。

 だけど、41公民館すべての館で相互に「やってみてよかった!」と実感した講座や事業を他の公民館でも開催可能な内容について情報交換できれば、新規事業を検討する際に、お互いとても参考となると思いませんか?

私がイメージしているのは、事業・講座をファミリーレストランのメニューのようにみんなで共有することが出来る方法です。
たとえば、事業内容・講師・必要経費・所要時間・良かった点、気づいたポイントなどの事項を統一したフォーマットに書き込み、事業の写真、募集のチラシ等の資料とともに一事業ごと一フォルダにまとめてファイルサーバなどで共有するというのはどうでしょうか?

というわけで「メニュー」試作版を作ってみました。

高浜公民館で3月に行った「男の料理教室」、講師は焼きそばから生キャラメルまで全て電子レンジで作ってしまう、料理研究家の中村和憲さんです。
八坂公民館の大林くんに紹介してもらいました。

思いつきであまり考えず作ったのでフォーマット等、改良の余地もたくさんあると思います。
メニュー表の設置場所も、ファイルサーバ自体の容量に課題があるようで、もっとふさわしい方法があるかもしれません。
また、私の今回の考え方自身にご意見がある方もおられるでしょう。

いずれにせよ、皆さんのご意見を伺ってよりよい方法を模索していきたい、と考えています。
メールでも電話でも今度の月例朝会のときでも結構です、お考えをお聞かせください。

読んでいただいてありがとうございました。

       高浜公民館主事毛利雄一朗

さ~て、この次も、サービスサービスゥ!

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 現場の苦労、グッドアイデア。
毎回、高浜公民館の毛利雄一朗公民館主事には感心させられます。
彼自身、現場でもがきながら、地域の人たちにとって何が大切なのかを見つけ出そうとしています。
私は、地域活動に評論家はいらないと思います。
まず、できることから始める。
行動する職員が増えてくれることを願っています。
見方によっては、パフォーマンスのように取れるかもしれません。
でも、何もしないで、決められたことだけをやる職員には決してならないでください。
常に、「これでいいのか?」を問いかける職員になってください。

父の日のプレゼント

2009年06月21日 22時58分20秒 | その他
 今夜、東京にいる娘からプレゼントが届きました。

 今春、歌の専門学校を卒業した娘が、もう少し夢を追いかけたいと仕事をしながら次のステージに進んでいます。
仕事といってもアルバイトですが、自分のやりたいことのために苦労をしてでもやるという固い意志に、好きなようにさせました。

 その娘から写真のようなポロシャツが届きました。
 52歳の私にとっては勇気のいるカラーですが、着てみようと思います。

 娘の生活は決して楽ではなく、恐らくこのポロシャツ代を捻出するために生活を切り詰めたと思います。
それがわかるだけに、胸が熱くなりました。

 父の日と誕生日には、おめでとうメールが届くので、そのメールを楽しみに待っていたのですが、思わぬプレゼントに驚き、感激しました。
中のメッセージには、
「菜衣(なえ)は、お父さんとお母さんの間に生まれて”菜衣”になれて本当によかったて思ってるよ。いつもありがとう。」
涙が出ました。
娘にとって、私はいい父親ではありませんでした。
しかし、こんなに優しい娘に育ってくれたことを感謝するとともに、誇りに思います。

 娘が心を込めてプレゼントをしてくれた、ポロシャツを下ろすのはカラッと晴れた日にしようと思います。