走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

Re Dream (夢よ、もういちど)

2008年02月27日 23時06分32秒 | その他
★★★ ある会での挨拶

 高校生を対象としたイベントであいさつをする機会がありましたので紹介いたします。

 みなさんに二つのことをお話させていただきます。
 一つは「夢」についてであります。
 皆さんは、「夢」はかなえられないからと言って、最初から「夢」を抱くことを諦めていませんか。
「夢」をもって歩む人と持たずに歩む人とでは自ずとちがってきます。
わかりやすく申しますと、「夢」は何度でも塗り替えられるということです。
「夢」を唯一無二のものと思っているから、「どうせ...」と思い、最初から諦めてしまうのではないですか。挑戦しないのではないですか。
 人は、成長します。成長するからこそ、「夢」に対して軌道修正が起こったり、新たな「夢」を発見することがあります。
それは、恥ずかしいことではありません。
成長しているという証でもあるのです。
ですから、果敢に挑戦してください。
 「Re Dream(夢よ、もう一度)」という言葉を唱えながら。

 二つ目は、「仕事」についてであります。
仕事は、自分の労力をお金として対価に変えてしまう限り、つらいものです。
また、仕事の内容だけでなく人間関係もつらい時があります。
でも、負けないで下さい。
ライバルは他人ではなく、自己との戦いでもあるのです。
また、どうせなら、つらいことを楽しいという発想に切り替えてください。
それが出来るかどうかは自己との戦いでもあります。
「つらいことを楽しく、楽しいことをより深く」この精神をしっかりと持ってください。

 君たちと私とのちがいは、君たちの方が私よりはるかに時間がたくさんあるということです。それは、たくさんの夢を描き、たくさんチャレンジできるということでもあります。がんばってください。
皆さんの未来が輝かしいものであることを祈っています。


日本語の美しさ

2008年02月25日 22時29分10秒 | その他
★★☆ 叙情的な美しさとは?

 童謡を聴いていて、最近、日本語の美しさを感じます。
 非常にわかりやすい歌詞なのに、なぜか心打たれ、ノスタルジック(郷愁にふけること)な気分になります。
 例えば、次の童謡はみんな知っています。


 シャボン玉

            野口雨情 作詞

  シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
  屋根まで飛んで こはれて消えた
 
  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
  生まれてすぐに こはれて消えた
 
  風々吹くな シャボン玉飛ばそ


 雨情・晋平コンビによる代表作の一つです。
 歌詞にあるように、シャボン玉を膨らませ、飛ばすという一連のイメージを子どもたち自身が共有しやすいように作られており、この点だけにおいても作詞家作曲家二人の、深い才能を感じることができます。
 しかし、この詩には悲しい物語があります。
雨情は明治41年3月に先妻(高塩ひろ)との間に長女をもうけました。
しかし長女はわずか7日で亡くなってしまったそうです。
彼の詞は、この悲しい事実がきっかけとなった、とも言われており、確かにその視線で「シャボン玉」を詠めば、雨情の一連の作品群を流れる「失われゆくもの」「失われてしまったもの」に対する情感が、この作品にも色濃く反映されていることがわかります。

 そして、このことを頭に入れて、もう一度、歌詞を詠んでみてください。


  シャボン玉飛んだ 屋根まで飛んだ
  屋根まで飛んで こはれて消えた
 
  シャボン玉消えた 飛ばずに消えた
  生まれてすぐに こはれて消えた
 
  風々吹くな シャボン玉飛ばそ


 どうです?切なく、悲しいイメージに聴こえてきませんか?
 文字は一切変えていませんが、その裏の物語をイメージすると全く異なる詩に聴こえませんか。

 これをイメージできるのは日本人としての美しい心を持っているからなのです。

人生の波

2008年02月24日 02時13分51秒 | その他
★☆★ 結果を残す波とは

 日経ビジネスの「Associe(アソシェ)」の2008 03・04掲載記事の和田裕美さんのコラムを読んでいて、なるほどと思いましたので、ご紹介いたします。

 彼女の経歴は、日本ブルタニカにて営業で世界第2位に。現在はペリエ社長。
 営業コンサルタントとして多業種で営業組織作りに携わる。講演は200回
 以上、最新刊「和田裕美の「稼げる営業」になる!」(大和書房)など、
 著書多数。話し方教室も運営中だそうです。

 そこで、以下に彼女の原稿を一部引用させていただきます。

 私たちは、いつだって「人生には波がある」と教わってきました。この言葉は、今が人生最悪・・・とどん底気分の人であれば、「朝は必ず来るよ」と言われているような気になりますが、今、絶好調の人にとっては、「幸せは長く続かないよ」と悪魔のささやきのように聞こえたりするものです。なんだか怖いですね。(笑)
 私が英会話学校の営業をしていたとき、ちょっと数字が悪くなったときがありました。そのときに先輩も、「数字には波があるから、悪いときもあるんだよ」と言っていたので、「そうか悪いときもあるのだ。ゼロもあるのだ」と単純に受け止めてしまったのでした。
 同じ頃、ボスに「お前どうした?調子悪いぞ」と言われたときに、「ああ、波なんです。低い波に落ちたみたいで・・・」と、堂々と言ってしまったら、「はあ?なみぃ?波はもっと高いところで作れ!」と一喝。さらには、「お前の波は10と0の間を描く波だ!けどなぁ、結果を残す奴の波は、10と9の波なんだよ!」と、ものすごい怖い顔で怒鳴られてしまったのです。
 そう、非常にパフォーマンスが高い数字の波に乗れということです。私はおどおどしながらボスに尋ねました。「ボス、高い波に乗るためにはどうすればいいのですか?」「てめぇ、自分で考えろ!」。こうして私は大きな課題を与えてもらったのでした。
 さて、私がその後どうしたかというと、「ゼロを作ったらどうしよう」と思う不安を打ち消し、「一週間、毎日お客さんに会うのだから、結果がゼロになるはずがない」と信じることにしたのです。
 そして、そのために、「これだけやったのでだからきっと結果につながる」という、行動量から生まれる根拠と自信を、毎日コツコツと作っていたのです。(以下省略)


 私も「波」のことを今まで「10と0の波」と捉えていました。
 しかし、「10と9の波」でないと結果を残せないということに共感を覚えました。
そして、和田さんがとったように、まず物事をポジティブに捉える発想に切り替え、行動量から生まれる根拠と自信を、毎日コツコツと積み重ねるということが大切なんだと気づかされました。

 そういえば、自分の経験からも結果が残せた時は、ゆるぎない信念と根拠となる現場を常に見ているといった自信があった時だったような気がします。

 そして、波がなぜ起こるのかも考えてみました。
波は風によって発生します。風が強ければ強いほど波幅は大きくなります。
でも、その風も事前のネゴさえしっかり済んでおれば小さくなるということも改めて反省されられました。

松山市公民館研究大会、無事終了

2008年02月23日 20時42分46秒 | その他
★☆☆ がんばるエネルギー

 今日、松山市公民館研究大会が愛媛県生涯学習センターで開催され、盛況のうちに終了することが出来ました。
 これも、縁の下の力持ちになっていただいた関係者のおかげと、何よりも地域を支えていただいている公民館関係者、公民館主事のおかげです。

 今週の日曜日の市民大会から一週間もたたない内での開催ということもあり、しかも寒い風が吹いていたので出足を心配していたのですが、遠いところからたくさんの皆さまにご参加いただきました。
市長、議長、そして教育長をはじめとするたくさんのご来賓の方々にもご出席いただくとともに、土居教育長をはじめたくさんの方々に最後まで見ていただき、感謝の一語に尽きます。
そして、このことが日々がんばる職員の励みになり、来年のがんばるエネルギーにつながります。

 私の方は、元気の出る実践事例発表をリレートーク方式で紹介する司会を務めさせていただきました。
部下が作成してくれたコンテどおりはいかず、かみまくりで汗ダラダラ状態(ちなみにミネラル水を2.5本も空けてしまいました。)でしたが、なによりも発表していただいた皆さんに助けていただきながら、終わることが出来ました。

 実践事例は次のとおりです。

 ①第一ブロック     「第一ブロック地区文化芸能まつり」
 ②小野公民館      「小野公民館文化祭・村芝居」
 ③久谷みらいクラブ   「いじめ予防講座」
 ④清水公民館      「マスコットキャラクター啓発事業」
 ⑤堀江公民館      「ふるさと歴史ガルタ作成」
 ⑥粟井公民館      「粟井ふれあいマーケット」

 どれもすばらしいものでした。
 何よりも、わかりやすく楽しいにつなげる好例だったと思います。

 本当に、お手伝いいただいた皆さんと部下である地域学習振興課職員全員に心からお礼を申し上げます。

明日は第52回松山市公民館研究大会です。

2008年02月22日 05時20分58秒 | その他
☆☆☆ 司会を務めます

 明日、松山市の公民館の総決算とも言うべき「公民館研究大会」が催されます。
テーマは、「2008 元気な人、元気な地域、元気な公民館」です。
場所は愛媛県生涯学習センター県民小劇場(松山市上野町甲650)で、13:00から16:30までとなっています。

 さまざまな事例発表がありますので今から楽しみにしているのですが、司会が私なので果たしてどうなるか不安でありますが、この一年がんばっていただいた方たちへの感謝を込めてがんばりたいと思います。

 土曜日ですが、よければ覗いていただければと思います。

師匠から届いた本

2008年02月21日 05時07分56秒 | その他
★☆★ 社会人基礎力が物語りになった

 私が師匠とあがめる一人に「横山征次(よこやませいじ)」さんがおられます。
そんな師匠から職場に宅急便で書籍が届きました。
本のタイトルは「紙飛行機が会議室を舞った」、サブタイトルは「人生を決める社会人基礎力」となっていました。(講談社)

 中には、それ以外、メモらしきものもありません。
師匠特有の「これ読んどけ」かなと思いながら、パラパラとめくると、結構吸い込まれていきます。
単なる人材育成の教本ではなく、物語風になっていますので読みやすく、フムフムと頷くところが結構あります。(何よりうれしいのは、薄くて、気合を入れたら一時間半くらいで読み終えます。)

 例えば、「課題発見とは、一言で言えば『違いの発見』です。」
横山師匠特有の「一言で言っちゃえば...」の語りが本の中に随所に表れていて、生の作者をしている分だけ余計におもしろいのであります。
何となく、ちゃきちゃきの江戸っ子風でありますが、実は高知出身です。

 人材育成担当者必見の本でありますので、ぜひご一読ください。

いろいろな人に支えられて

2008年02月20日 22時39分54秒 | その他
☆☆★ ちっちゃなことかもしれないけれど

 今、地域と学校の連携の必要性についてよく言われるようになりました。
現場で仕事をしている者としても、そのことはよく理解しているつもりですし、何とかしないといけないと思っています。

 しかし、どんな時にも新たな動きや変化について、それを跳ね返そうというエネルギーが作用します。
そのエネルギーに立ち向かっていけるかどうか、それを跳ね返すだけの「志」というパワーを持っているかが分かれ目のような気がします。
でも、どんなにがんばっても一人のパワーなどたかが知れています。
同調エネルギーがなければ無理なものは無理なのです。

 今日あることで、さまざまなところにネゴに行きました。
いろいろと言われましたが、そのほとんどが本当に好意的なアドバイスであり、同調エネルギーまでいただきました。
「内心無理だろうなあ。」と思っていた案件だけに、本当にうれしく、関係者に感謝しながら職場に戻りました。

 一生懸命にやること、不器用なまでにそれしかないのですが、まだまだ寒い中、心だけ温かくなりました。

いろいろな相談ごと

2008年02月19日 23時38分13秒 | その他
☆☆★ 断れない性分

 今日は、本当にさまざまな方が相談に来られました。
相談内容はさまざまです。例えば、今の職場に来てからは地域活動を行なうのにチエを貸して欲しいとか、進めるためのポイントを教えて欲しいといった類の相談に来られます。性分として断れません。相談にのっているうちに、ついつい深みに入り、自分で自分の首を絞めかねないときがあります。でも、頼られるとうれしいものですから、親身になってしまいます。

 一件目は、子育ての環境整備についてのアドバイスを求められるものでした。
その方は、本当にしっかりされておられ、自らやりたいことを文書にまとめられ、その可能性を含めて意見を聴きたいということでした。
 私は、こういう方には率直に、まず私たちの立場をわかりやすく、はっきりと説明をさせていただき、できないことについての理由を説明します。
違う切り口があるときは、そのアドバイスをすることもあります。

 次に、すぐにできそうもないものについては、なぜすぐにやれないかを説明し、障害が何なのかを明らかにします。
このときに大切なことは、行動過程を明らかにすることだろうと思います。

 そして、最後にやれることは、いつできるかを明らかにしつつ、ここでも行動過程を説明します。
こうすると、相手は理解してくれますが、ここでもう一つコツは答をすべて教えるのではなく、残りの何割かを相手に創造していただくよう余地を残すことだと思います。


 本日の二つ目の相談は、まちづくりでした。
 私たちは、地域の観点から、地域の現場がどのような現状なのかをわかりやすく説明させていただく機会が増えたのですが、時にどのような方向に進むのかと言った方向性について意見を求められることもあります。
このときは、「個人的な考えですが」と前置きを言ってから、社会環境の動向変化や予想といったものを織り交ぜながら説明をさせていただきます。

 大概は、相手の思っている思いと一致した時には、大変喜ばれます。
時には、相手の予想外のことをお話しすることもあるのですが、そのことについて同調いただくためには、現場の現状がポイントになります。
どちらにしても、せっかく相談にこられたのですから、新たな気づきみたいなものをお土産に持って帰ってほしいなと思い、一生懸命お話させていただくようにしております。


 本日の三つ目は、芝居を通してさまざまな啓発活動や学習活動をされている方の相談でした。
私は、本当にずぼらな人間ですから、相手の話が始まって5分もしないうちに、おもしろい企画かどうか、自分なりの感性で勝手に決め付けてしまいます。
そうなると、頭の中ではこの企画をおもしろくするためには、どのようにすればいいのかといった思いが頭の中を駆け巡ってしまいます。
つまり、人の話を聴いていないのです。
 そして、相手の話をどこで切ろうかと間合いを計りながら、自分の話を切り出すのです。
当然、否定に近い話になりますから、代替案を持っていないと、単なる評価だけになってしまいます。
このときにも大切なのは、現場の現状と声です。
そして、代替案が判りやすいもので表現されなければなりません。

 次に良好な関係につなげていくためには、お土産を持たせてあげることがポイントです。
それもおいしいお土産です。
そのお土産とは、先ほどのすん止めではないですが、アイデアを出してあげて、その後は相手が膨らませられる余地を残してあげるということです。

 そのすん止めの割合は、相手の力を短時間で見抜く必要がありますが...

このワクワク感は何?

2008年02月18日 23時33分25秒 | その他
★☆☆ どう捉えるか。

 まさにクレーム対応に向かおうという車中の中で、心なしか緊迫感が漂い、どうしても無口になるときがあります。
明らかに部下は、上司がどのように対応するのか気になり、こちらの間合いを計っています。
こういうとき、私は、ついお茶らけを言いたくなります。

 私 「あのなぁ。」
 部下「はい?」
 私 「お前なぁ、看護師さんの制服の色、何色が好き?」
 部下「はぁ?」
 私 「だからさぁ、看護師さんの制服の色、何色が好き?」
 部下「ピンクですかねぇ。」
 私 「俺はパープルの薄い色のやつかなぁ。」
 部下「そんな色、あるんですか?」
 私 「あるわけないじゃん。」
 部下「え~!!」

 ワハハハ・・・

 部下「また、担(かつ)がれた。」
 
 そして、到着するまでに顔が心なしか緩んでいます。
 クレーム対応の前は、必ず力が入り、客観的判断がつかないときがあります。
 肩の力を抜くて大事ですよね。

 クレーム対応を「何が起こるんだろう」とワクワクする私は変でしょうか?

松山市青少年育成市民大会

2008年02月17日 12時51分37秒 | その他
☆☆☆ 地域の子どもは地域で育てる

 今日は松山市総合コミュニティセンターのキャメリアホールで松山市青少年育成市民大会が開催され、その大会に出席してきました。

 大会は、12時からの開催だったのですが、9時からリハーサルが行われ、寒い中、子どもたちは元気よくがんばってくれました。
 オープニングは、障害者たちによるJOY POPダンスからでした。
とても元気に彼らのおかげでスタートできたと思います。

 開会行事や善行表彰式、「子どもに見せたい大人の背中」「我が家の決まり」標語優秀作品表彰、そして山田パンダ氏(かぐや姫)の講演と続き、14時55分からは5つの分科会に分かれ17時まで続くといった長帳場でしたが、関係者はもちろん参加者の協力を得て、無事終了することができました。

 この大会の主催は、松山市青少年育成市民会議という、PTA、地域(公民館中心)、そして経済団体などたくさんの団体により構成されています。
今年は二年度にあたるのですが、昨年よりもチームワークも強固なものになっていたと思います。

 関係者の皆さん、本当にお疲れ様でした。
 (写真は、松山市小中学校PTA連合会の角田会長です。)

いろんなことがある日

2008年02月15日 23時36分42秒 | その他
★★★ 午前中のクレーム対応

 公民館が41館(本館のみ、分館は330館)もありますと、色々なことが起こります。
今日は、出張明けで少し疲れていたのですが、朝一でクレーム対応に出かけました。
今回は、相手側に理があり、ただ黙って聴くだけです。
こういう状態をサンドバック状態というんだろうなと思いながら聴いていました。
同行したA君は、となりで言い返したくってうずうずしていましたが、押し止め、格好悪い課長を見てもらっていました。
 こんなこともありますよね...


☆★☆ 午後からの出来事

 公民館の仕事はソフト事業だけでなく、ハードの仕事もあるのですが、これは他課が担当しています。
私の課では、現場ができる限り仕事がしやすいようにと思い、その方向で内部調製をするのですが、立場立場で意見が対立することがあります。
 先のA君は、結構、熱血漢(気が短いのが玉に瑕ですが)で、しかも午前中の出来事もあり、虫の居所も悪かったせいか、けんかをして帰ってきました。
このことについては、私は、何も言っていません。
A君が正しいとも、悪いとも。

 そこで、A君も自分でそのうち調整に行くことを期待して、少しアドバイスを
 まず、優先順位は
  ①地域住民にとって何が最善か
  ②地域住民のお世話をしてくれている公民館にとって何が最善か

 そして、何が問題なのか
  ①物理的な問題か
  ②予算的な問題か
  ③制度的な問題か
  ④住民の意識の問題か
  ⑤公民館関係者の意識の問題か
  ⑥職員の意識の問題か

 さらに、
  ①今すぐできるのか
  ②今すぐできないなら何が問題か
  ③いつ頃ならできるのか
  ④できないなら、なぜできないか

 などを整理し、まず公民館関係者に伝えてください。
地域の人たちは、君に期待していますよ。逃げないでね。

地域のICTを利活用した活動に関するシンポジウム

2008年02月14日 22時16分18秒 | その他
☆★☆ パネラーとして参加してきました

 今日は、東京へ財団法人全国地域情報化推進協会/慶応義塾大学SFC主催、総務省講演の「地域のICTを利活用した活動に関するシンポジウム」のパネラーとして日帰りで行ってきました。

 これは、総務省より平成19年度「地域ICT利活用モデル構築事業」がはじまり、その中でも地域再生に積極的に取り組んでいる地区として選ばれたものです。
出席者は、岡山市(岡山県)、京丹後市(京都府)、海士町・宮津市(島根県・京都府)、そして松山市の4地区でした。

 シンポジウムの前に会食をしながら、それぞれの取り組みの課題などを聞くことができ、非常に参考になりました。
また、類似した課題も多く、これをクリアするためにはどのようにすべきか、シンポジウムの間も含めてずっと考えていたのですが、答が出てこないのです。

 私はよく課題にぶち当たると、その課題だけで頭がいっぱいになります。
でも、答が出てこないと頭の隅に押し込んでぜんぜん別のことを考え始めます。
そして、時間が過ぎ、これまたぜんぜん別のことをしていて、この解決の糸口を見つけるときがあります。
今は、それを期待して封印することとしました。

 でも、何となく、おぼろげでありますが解決策があるような気がしています。
 乞うご期待です...

いじめ予防プログラム 評判 上々!!

2008年02月13日 20時33分55秒 | その他
☆☆☆ 荏原小学校でのプログラム試行

 荏原小学校3年生2クラスに協力をいただき、スウェーデンの認知症緩和ケア(タクティールケア)を活用した「いじめ予防プログラム」を試行してみました。
 子どもたちに二列半円形になってもらい、大滝さんが物語を読み、ビョーン君がモデルの子どもさんに模範を示すというやり方で進行しました。
子どもたちは、最初ざわついていたのですが、入れ替わって二回目になると水を打ったように静かになりました。
 しっかりとした手ごたえを感じながら、参観にこられた教育委員長や教育委員、そして教育長(二回目の体験)、文教消防委員会の市議会議員の皆さまにも、評判がよく、校長先生からも機会があれば次もお願いしたいということでありました。

 私たちは、地域から学校へとつなげるツール(手法)の一つとして、このプログラムはわかりやすく、すぐに実践に移せるプログラムとして高く評価しています。

 帰りに大滝さんとビョーン君と今後の展開について打合せをしようということになりました。
また、文教消防委員長の小林議員さんからは、これを全国に広めるためのアプローチをしますと言っていただき、松山発のいじめ予防プログラムが広がるかもしれないと思うとワクワクしてきました。

 お手伝いいただいたNPOスウェーデン福祉研究会の皆さまに心から感謝いたします。


☆☆☆ ついている時にはついている

 帰りに石井公民館で紙芝居コミュニティを立ち上げたイーダの稲葉さんと駄馬元さんにお会いし、このいじめ予防プログラムについてお話をいたしました。
実は、このプログラムでの物語もスウェーデンのもので、できれば和製の物語ができないかずっと考えていたのですが、イーダのお力を借りれれば可能じゃないかと思っていたところに、偶然ですが、時機よくお会いすることができましたので、自分ながら驚いてしまいました。
 非常に好意的に受け取ってもらい、実現する運びとなりました。
 いつもながら、自分は運がいいと思ってしまいました。

いじめ予防プログラム 始動!!

2008年02月12日 22時32分03秒 | その他
☆☆☆彡 ついに小学校でスタート

 認知症の緩和ケアに有効な「タクティール・ケア」を活用した子どもたちの「いじめ予防プログラム」についての取り組みを以前紹介したことがありますが、明日、いよいよ荏原小学校の三年生たちに協力をいただき試行することとなりました。

 なによりも力強いのは、地域の人たちの力を借りれるということであります。
この取り組みの意義を十分ご理解をいただき、積極的に小学校にアプローチをしてくれたのは、地域講座に参加いただいた方々であります。
本当に、真剣に子どもたちの未来や幸せを考えていただいている証だろうと思います。

 このプログラムは、子どもたちに人の温かさを再認識してもらうことで、自分と同じ血が流れ、生きているということに気づいて欲しいという願いからスタートしました。
生きているのは自分だけではないということを。

 今回のプログラムは、地域と学校が連携するモデルの一つにもなります。
そして、うまくすると家庭とも連携できると思っています。
今回、あえて学校からではなく、地域からこのプログラムをスタートしたのは、家庭に浸透するためにはお母さんやおばあちゃんに理解いただくことが先決だと思ったからであります。
 そして、理解いただいた人たちが家庭でも実践していただき、それが学校へ波及した新たなモデルでもあるのです。

 しかし、今回も含めて辛抱強くご協力いただいたNPOスウェーデン福祉研究会の大滝さんとビョーン二神君(写真の二人)には心から敬意を表したいと思います。
これが、全国の小学校に広がる契機になることを期待するとともに、子どもたちのいじめが減ることを願います。

スタバの不思議

2008年02月09日 22時22分45秒 | その他
☆☆★ 癒しの空間づくり

 皆さんは、スターバックスに行ったことがありますか?
都会の人たちは、普通なのですが地方の私たち中高年以上にとってはあまりなじみがないかもしれません。

 でも、色々なことが学べ、観察ができるコーヒーショップなのです。
 居心地がいいため、絶対に回転率が悪いだろうなと思いつつ、自分自身もつい長居をしてしまうコーヒーショップなのです。

 また、スターバックスのロゴマークがあまりにも鮮烈なため、どのお店も画一的なデザインになっているかというと、これが大間違いでどこも同じという店内を見たことがないのです。

 類似のお店は多いのですが、スタバはスタバなのです。
打合せを大勢でやる時、テーブルが自由に組み換えができるということ。
ちょっとした軽食もとれるので、空腹で喧々した気持ちよりも穏やかな気持ちで打ち合わせができますので、建設的な話し合いになり助かるのです。
 恐らく、この軽食が取れるというのが客一人当たりの単価を上げ、回転率が悪くてもやれるのかなあと思います。(本場アメリカでは、サブプライムローンの影響で不採算店舗を閉める動きがあるそうですが)

 また、スタバではこれ以外にもコーヒーカップやぬいぐるみまで売っています。
コーヒーカップなどは、ペアカップになるようなデザインで提供され、それも2~3カ月おきくらいで商品の入れ替えが起こります(本当はもっと短いかも)から、お客さんに「早く買っとかなきゃあなくなる」心理を引き起こします。

 それから、ぬいぐるみですが日経ビジネス(2008.2.4号)によると、「ウォレットシェア(財布に占める割合)」を意識し、消費者の満足度を高めて、一人ひとりの財布からより多くのお金を出してもらおうという戦術らしいのです。
このコンセプトには、「コーヒーを売るだけでなく、気持ちのいい経験をしたり、日々の活力が生まれる場を提供したい。」というものらしい。

 私たち、公民館を預かるものとして、公民館というフィールド(場)をどのようにしていくかが、このスタバの演出からヒントを得られるような気がします。

 日々の活力が生まれる場としての公民館、そんな公民館をつくりたいと思っています。