走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

和気地区体育祭

2007年10月14日 22時54分34秒 | その他
★★☆ 活気がもどった運動会

 本日最後に訪ねた運動会は、和気地区です。
 和気地区は、昨年、運動会から地区内での不協和音が聞こえてきましたが、芳之内館長の手腕で、今年は本当に全地区が参加する活気溢れる運動会になっていました。
もともと、大きな地域だけに参加者も多く、お世話いただける役員関係者が多いというのが、この地区の最大の武器であります。

 また、芳之内館長は数少ない女性館長なのですが、緩急をつけた人身掌握術はまさに学ぶところがいっぱいです。
 そして、何よりも、公民館主事を褒めて頂くことです。それはむしろ褒めると言うより、絶賛すると言った方がいいかもしれません。
 実は、毎日顔を突き合わせていると、自然と相手の嫌なところが見えてくるものなのですが、それでも公民館主事を絶賛いただけるのです。ありがたい限りです。
公民館主事が伸びる時、その陰には必ず館長の指導が光ります。

 ここの田内公民館主事は、旧北条市出身なので、旧松山市エリアの公民館の経験がないため、彼の将来のことを考え、あえて慣れていない地域に抜擢しました。
最初はたいへん苦労したみたいですが、もう既に主(ぬし)のような貫禄がありました。

 

潮見地区体育祭

2007年10月14日 22時53分38秒 | その他
☆★☆ 公民館長不在の運動会

 五番目の潮見地区の体育祭を訪れた時には、すでにお昼過ぎでした。
 ここは、子どもたちのスポーツ活動が盛んなところで、子どもたちの参加を楽しみに見に来たのですが、あいにく大きな試合とバッティングしていたようで思ったほど子どもたちの参加が見られませんでした。

 残念なことと言えば、ちょうど館長が体調をくずされ、この体育祭に参加できず、少し心配をしていたのですが、重松公民館主事が地域の人たちに助けられながらきちんとこなしていたのには驚きました。
彼は、二年目なのですが、少し頼もしくなったなあと思いつつ後にしました。

新玉地区体育祭

2007年10月14日 11時17分04秒 | その他
★☆☆ 活気あふれる体育祭

 本日四番目は、新玉地区の体育祭です。
 ここは、松山市公民館連絡協議会会長のお膝元であります。
敬意を表しつつ、菅会長に挨拶に行くと、地域の各団体や分館の結束力を紹介されました。

 そういえば、去年のこの体育祭にたまたまですが中村時広市長が来られ驚いたのですが、館長と話しながら「今年は、いくらなんでも来ませんよねぇ。」と話をしている時に、やはり突然訪問され慌てて席を立ってしまいました。

 この地域のPTAの活動をされている市職員(公民館主事OB)の人と話をしていて、彼が地域活動の大切さと公民館の重要性を話してくれ、このようなOBがいることを心強く思いました。

 また、ここの大林公民館主事も4月からなので心配していたのですが、いきいきとがんばってくれていました。

三津地区体育祭

2007年10月14日 10時25分34秒 | その他
☆☆★ 来賓が褒める役

 本日の三番目は、宮前地区の西隣の三津浜地区の体育祭です。
 この地区は、海浜地区にあたり、昔は島嶼部との海上交易で栄えた地域で松山地域で最も人口が多かった時があるのです。
でも、高浜地区に松山観光港ができ広島行きなどの船の発着が移っていくと、まち全体から活気が薄れていき、人口減少地域になってしまいました。
それでも、一時はマンションなども建設され歯止めがかかるかに思えましたが、いまだ増加には転じていないようです。

 でも、体育祭には多くの人たちが参加いただき、昔を彷彿させるようでした。
 そして、ここの体育祭の少し変わったところは、来賓の方が競技別に景品を渡す役を仰せつかるのです。
私も、来賓席に座らせていただいたものですから、ちゃっかりとこの役をさせていただきました。

 ここの横本公民館主事は、私同様、太っちょですが、その身体を精一杯動かしながら走り回る姿が印象的でありました。

宮前地区体育祭

2007年10月14日 10時04分47秒 | その他
☆★★ 地元の体育祭

 本日第二弾は、私の住む地元・宮前地区の体育祭の訪問です。
 去年は、一番に来たものですから挨拶をさせていただきましたが、今日は間に合いませんでしたので少し後ろめたさを感じながら、館長さんたちに遠慮しがちにご挨拶に行くと、橘公民館長から「課長さん、せっかく来ていただいたので、一言挨拶しますか?」と言われてしまい、慌てて静止いたしました。

 宮前地区は、なじみがありすぎるくらいなじみがあり、実は辰巳町分館長をさせていただいた経験があり、体育祭の準備から本番・撤収まで裏方の大変さを身をもって知っているからであります。

 そのせいか顔なじみの人たちが多く、ついついリラックスしてしまいました。
 この4月から配置した忽那公民館主事の動きが気になっていたのですが、補助職員さんたちとも和気藹々(わきあいあい)とやっていたので、一安心しながら次の三津浜地区へ移動しました。

由良地区体育祭

2007年10月14日 08時20分48秒 | その他
☆☆☆ 島の体育祭

 本日は私にとっては体育祭の日。
 6つの地区の体育祭を見て回ることになっています。
 本日の一番手は、松山の西に位置する高浜港(高浜観光港とはちがいます。)からフェリーに乗り向かえ側にある興居島の由良地区の体育祭です。
 昨年は、南側にある泊地区の体育祭を見させていただいたのですが、今年は由良地区の体育祭を見させていただきました。

 準備段階から見させていただいたのですが、思ったよりも多くの若い方たちが溌剌(はつらつ)と動き回れていたので驚いてしまいました。
しかしながら、老人会の池本会長にお聞きすると「昔はこんなもんじゃなかったんでぇ。子どもは仰山(ぎょうさん)おったし、若いもんも仰山おったから、それはそれは賑やかやったでぇ。その当時と比べたら1/10くらいじゃなかろうか。」そのしみじみと語る言葉がなぜか胸に残りました。

 石丸公民館主事の溌剌とした仕事ぶりがうれしく、がんばってる様子が垣間見えました。

公民館全国研究集会

2007年10月12日 22時01分53秒 | その他
☆☆☆ 宇都宮大会

 今年の公民館全国研究集会は、宇都宮で開催されました。
 二泊三日の研修会に市内全域から公民館長や館長補佐が33人も出席してくれました。
 初日は、移動日で、二日目と三日目が研修です。
 特に、二日目は分科会に分かれ、それぞれが研修に望むのですが、これがかなりハードなのです。
それぞれの分科会のテーマは今の時機にあったもので、参加者は自分たちの希望する分科会にあらかじめ手を挙げることができるのです。
 今まさに公民館を取り巻く状況は厳しいものがあり、公民館長さんたちもそのことは理解いただいているようで、皆さんが真剣に研修に望んでいただきました。
研修終了後は、何人かの館長さんたちから、「今日は本当に参考になりました。課長さん、レポートを楽しみにしといてや。」と言われ、公民館の元気アップを感じた研修でした。

新たな挑戦

2007年10月03日 23時36分08秒 | その他
★☆☆ 「いじめ」について

 社会的問題の一つに、子どもたちの間に発生する「いじめ」があります。
 いじめは、小学校2・3年生から中学2年生頃までが表面的に出てくると言われています。
 でも、いじめが社会的に認知されたのは、残念ですが近年のことです。
 人が集まれば、必ず「いじめ」は発生すると言われています。
 事実、私たちの子どもの時にも「いじめ」は存在しました。
 問題なのは、子どもたち同士の間で起こったことが、子どもたちだけで解決できなくなってきたということです。

 私たちが子供の頃は、「ガキ大将」がいて、子どもたちの中で小さな社会のルールといったものが自然発生的に生まれ、そのルールを守らないと罰を受けていたような気がします。
でも、その罰は陰湿なものではなく、反省しているとわかれば、すぐに許されたような気がします。
 そして、その根底には、「弱い者いじめは、しない。」というのがあったような気がします。
ですから、自分も早くそんなカッコイイ、ガキ大将になりたいと思ったものです。

 残念なことに、子どもたちがいつしか塾通いやゲームを中心とする室内遊びに熱中し、外遊びをしなくなった頃から、ガキ大将もいなくなりました。


☆★☆ スウェーデンの「いじめ」に対する取り組み

 スウェーデンでは「いじめ」は必ず生まれるものというところから、すべてが始まっています。
 そこで、いじめが発生してからの対策に重点を置くよりも、いかに発生させないかといった予防に重点を置いています。
 例えば、いじめの発生源を相手の人格を無視するような行為として捉え、人間的な優しさや相手の人格を高めるプログラムを幼少期に組み込んだり、クラスにいじめ予防スタッフなどを常駐させたりしています。

 私たちが注目したのは、認知症ケアの一つであります「タクティール・ケア」です。
何かの雑誌に、スウェーデンのいじめ対策のプログラムの写真で子どもたちがペアになって背中をマッサージするところが写っていました。
 早速、松山在住のスウェーデン人・ビョーン二神君にこのことを質問すると、彼は調べてくれて、それに関する文献なども紹介してくれました。
彼が言うには、タクティールケアはもともと末期がん患者に対するケアとして開発され、それが心を穏やかにする効果があることから認知症ケアに進化し、さらにはいじめ予防などにも取り入れられているということでした。

 私は、彼に「このプログラムにより、どれだけいじめが減ったのですか。」という質問をしたところ、「スウェーデンではそのようなデータは収集しませんが、うるさかった教室が多とても静かになったという成果は出ています。」
 なるほど、成果指標に拘りすぎて何もしないよりも、とにかくイイことはやってみる精神が大事なんだと反省させられました。


☆☆★ 日本で最初の取り組みに挑戦

 そこで、久谷地区の未来クラブ(若いお母さん方による親子学級)にご協力いただき、いじめ予防としてスウェーデンが実施しているマッサージをまずお母さん方に体験していただくことにしました。
指導をいただいのは、NPOスウェーデン福祉研究会の大滝さんと松山支部のビョーン二神さん、高岡さんでした。

 まず、スウェーデン事情を大滝さんから紹介していただき、実習に入りました。
途中から、見に来てくれていた土居教育長も参加し、熱心に学んでいただきました。
教育長は、常に子供のことを考え、子どもの立場に立って考えられる人です。
ですから、子どもたちにとっていいことは何でもおやりなさい主義なので、我々は失敗を恐れず、何事にも挑戦できます。

 今回は、お母さん同士のプログラムでしたが、次は子ども同士、さらに子どもと高齢者といった具合に、さまざまな取り組みに挑戦しようと思っています。
 こういった取り組みは、きっと全国初かな...と思っています。

頑張ってる?

2007年10月02日 23時38分44秒 | その他
★☆☆ 上司のアドバイス

 本市では係長級を「主査」といい、この職に就くためには試験を受けなければなりません。
私の課では、この試験を受験する対象者が15人もいます。

 そこで、昨日から、この対象者を一人づつ呼び、試験勉強の方法や主査になったときの心構えについて話し合っています。
まず、自分が職員として「何がやりたいのか。」を問うています。
ほとんどが、首を傾げるだけであります。
つまり、職員として「どんなまちづくりをしたいか」ということを、考えていないということです。

 私は、上職を目指すだけの職員にはなってほしくないと思うのです。
「職」は、その時々の職務権限を有する立場であり、その権限を有効に活用しながら公益のために使うものであり、まちがっても個人のために活用するものではなく、それを「権威」と勘違いするものではないということであります。
まして、「権限」を集約させて「権力」にまで高めるということは、決してしてはならないと思うのです。

 ですから、実は管理者になるための入り口に当たる主査のところで、真剣に自分がこれから地域のためにどのようなまちづくりをしたいか、自分なりの考えをもって欲しいということであります。
この考えを早く持つかどうかで、今後の生き方が変わってくると思うのです。
 そして、まちが変わると思うのです。
 

あったかい一言

2007年10月01日 22時18分46秒 | その他
☆☆★ 知ってるんですか?

 私たちの仕事には、四ヶ月に一度、市議会が開催され、そこでその時々の仕事や予算について説明をし、ご審議いただきます。
情報公開制度が整備された今でも、理事者側の仕事を市民の前に公開する有効な制度だと思うのであります。
なぜなら、審議いただく市議会は市民代表の市議会議員によって構成されているということです。いわゆる「議会制民主主義」の真髄であります。

 「パワーバランス」という言葉がありますが、常に一方だけが強い力(パワー)を持つといい方向へ進むといいのですが、悪い方向へと進むと大変なことになります。そういった意味では、程よい緊張感と協調関係がある方がいいのかもしれません。
相手を批判するだけでは、進歩はありません。
どうすればいい方向へ進められるのか、互いが真剣に議論し、時に相手の進路を軌道修正するくらいの関係が必要ではないでしょうか。

 そういう意味では、議員から投げかけられる質問に対しては、できるだけわかりやすく明確に説明しようと心がけています。
何しろ、議員の質問の根底にあるものは「住民のために」であり、その後ろには住民がいるからです。

 話は少しずれましたが、議会には本会議と委員会の大きく二つに分かれます。
私たちが所属する委員会は、文教消防委員会です。
 そして、今日、文教消防委員長の小林議員から声をかけられ、次のような会話を交わさせていただきました。
  「課長、お忙しいでしょう。」
  「はい。」
  「体育祭のシーズンですものね。」
  「そうなんですよ。体育祭が終われば、続いて文化祭がありますから、
   なかなかゆっくりできません。」
  「そうでしょうねぇ。ところで、お母さんは、大丈夫ですか?」
   ここでハッとするわけです。
   議員さん、私のブログを読んでる。
  「私、雲峰議員さんに教えられ、課長のメール、ときどき拝見してます。」
   本当に驚いてしまいました。
 実は、私も議員さんたちのブログを時々、拝見させていただき、フムフム、議員さんたちも大変なんだろうなと勝手に思い込んでいる一人であります。


☆★★ まじめに書こう!!

 今日、先日にも書きましたが、「ぎょうせい」の田中さんからブログの取材について電話がかかってきました。
30分くらい取材を受けたのですが、この人、私のブログをすべて読んだんじゃないのかなと思うような取材内容でした。
書いた張本人でも、読み返せと言われたら苦痛かもしれないのにと思いながら、その熱心さに不器用なりに取材に応えさせていただきました。
 こんなことがあって、今日は、自分が思っている以上に、このブログを色々な方々が読んでいることを知らされ、感謝と励みにしながら、がんばって書きたいと思ってしまいました。