走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

松山市PTA研究大会

2007年02月24日 10時45分59秒 | その他
☆☆☆ 午前中

本日は、県民文化会館でPTA連合会と松山市教育委員会が主催する研究大会が開催されました。
二部では、NHKの中学生日記の脚本を担当された蓬莱氏が講演されました。
その中で今の子供達に表情がなくなったと指摘します。
また、それを擬態ではないかとも言われました。
その要因に結果主義があるのではないかと言われました。

何度も頷いてしまいました。

守るんジャースタート

2007年02月19日 21時47分17秒 | その他
☆★☆ 新たな仲間が増えました。

 今日の午後、愛媛大学生による子どもたちの見守りを行ってくれる「守るジャー隊」が今後の活動について、説明に来てくれました。

 世間では、「今の若い者は...」と常に言われますが、なかなか捨てたもんじゃないですよ。
 全国の大学で次々と、この活動が広まっていて、松山が7番目ということでした。

 こどもたちにとっても、年の近いお兄ちゃん、お姉ちゃんにも見守っていただければ安心できると思います。

 どうか、この活動が次々につながっていくよう祈っています。
 

宇和島市公民館大会

2007年02月18日 20時50分17秒 | その他
☆☆★ 講演に呼ばれました

 宇和島市全域の公民館大会に呼ばれ、講演をしてきました。
 参加者が300名もおられ、しかも熱心に耳を傾けていただき、こちらの方が感動をしてしまいました。
 本当に、いい機会をいただきありがとうございました。

 これからは、市域を超えた連携ができそうだなあと、思った一日でした。

さち家

2007年02月17日 23時43分14秒 | その他
☆☆★ さち家(や)旅館

 今日の夜は、大学の愛媛支部の同窓会が道後の「さち家」という旅館で行われました。
 初めて行った旅館なのですが、家庭的な雰囲気があり、なによりも食事がおいしかったです。
恐らく、しっかりとした板長がいるんだろうなと思いながら、味わいました。
 すが家旅館は、伊予鉄道後駅から、商店街の中ほどを右に折れる細路地の中にあり、見つけにくいところですが、それだけに自分の隠れ家にできる旅館です。(実際は、このように紹介すると隠れ家にはならないのですが)
 また、宴会だけでも可能のようです。(連絡先:089-921-3807)
 ちなみに利用金は、素泊まりで一人一泊7,000円。宴会は、料理が7,000円、酒代が2,000円あれば、道後を満喫していただけると思います。


☆☆★ 大学の同窓会

 さち家の宣伝ばかりしてしまいましたが、本来は大学の支部同窓会の開催が目的でした。
 ほとんど、年上の先輩ばかりでしたが、話に花が咲き、フラットに飲ませていただきました。
 今度は、いつ開催するのでしょうかね、支部長???

松山市公民館研究大会

2007年02月17日 23時41分15秒 | その他
☆☆☆ すごい熱気でした。

 今日の午後から市民会館中ホールで、「松山市公民館研究大会」が開催され、会場に入れないため帰る人も出るくらいでした。

 また、今回の初めての取り組みとして、『リレートーク』といって公民館のテーマ別事例を7~8分程度で、まさにバトンを渡すがごとく紹介をしていくという手法で約二時間行いました。

 総合司会は、道後公民館の西村書記にお願いをしたのですが、リレートークの幕間のつなぎは私がやったため、うまくいったかどうかは...。
どちらにしろ、担当者やそれを支えていただいた関係者の皆様には、心からお礼を申し上げます。

ワシもがんばる。

2007年02月15日 21時04分10秒 | その他
☆☆★ 見本が出来ました

 写真では見えにくいかもしれませんが、和紙に紙幣のリサイクル紙を散らしたものです。
想像していたよりもなかなかの出来栄えで、自画自賛してしまいそうなくらい、いい出来栄えだと思うのです。

 先日も原料の入手にご尽力いただきました日銀の西川松山支店長からも、お褒めのメールを頂戴いたしました。

 ここに至るまでには、たくさんの方のお力をいただきました。
 でも、一番がんばったのはNPOユニバーサル・クリエートの代表である佐伯君でしょう。


☆★☆ 売り方について

 今日のお昼、食事をしながら佐伯代表とKさん、そして私の3人で、この商品をどのように売っていくかということを協議しました。

 佐伯代表は、商品を和紙シールにして売りたいという申し出があり、そのユニークさについては納得しました。
そして、代表は物語をつけて売りたいと。
さらに、この商品をチャレンジド(障害を持ちながらも精一杯生きることに挑戦している人たち)が作っていることも、その中でアピールしたいとも。

 私は、チャレンジドが作っているというのは、最初から出すのは適当ではないと反論しました。
私たちは、チャレンジドの就労の機会を増やすこと、そして経済的自立ができるくらいまで、多様な仕事を創出することを目指していますが、それを前面に出すことはお客様に同情心を誘発し、一過性の収益にならないか心配したからです。
 実は、この考え方は誰でもない佐伯代表が私に話してくれた言葉なのです。
彼には重度の障害を持つ三つ子ちゃんがいます。
一人でも大変なのに三人もいて、普通なら自分の子どものことだけで精一杯のはずなのに、彼は同じような境遇の子どもたちの未来ためにがんばっている彼の言葉だからこそ、重いのです。
 彼は、その考え方をスウェーデンのサムハル社から学んでいます。


★☆☆ サムハル社とは?

 スウェーデンにサムハル社という企業があります。
 従業員のほとんどがチャレンジドなのですが、国内有数の大企業なのです。
でも、そのことを知らずに同社の商品を買うことがほとんどとなっています。


★☆★ 欲しがるものよりも、必要とするものを

 私は、佐伯代表に事務局長という立場で意見を言わせていただきました。
 私は、あくまでもビジネスライクにこの商品を売ることを主張しました。
 そして、松下幸之助の言葉を引用し、「お客様のニーズを聞くことは大切ですが、商品はお客様が必要とするものを創りましょう。」と言うのがあるけれども、まさにモノを作り・売るという原点は、この言葉のとおりじゃないのかと。

 
☆★★ ワシ(和紙)もがんばる

 代表は、この言葉で目覚めたようでした。
 そして、雄弁に、自分に言い聞かせるように、自分たちの姿勢や売り方について改めて話し始めました。
 その中で、「伝統文化の継承者がいなくなり始めている中で、チャレンジドがそれを担う。ワシらもがんばっているんだということを世の中にアピールしたい。」

 こういう時の私は、ふざけています。
その話を聴きながら、この商品のネーミングを思いついてしまいました。
 『ワシ(和紙)もがんばる』
「これや!!」とつい叫んでしまいました。
「名前が決まったで。」
 代表、キョトン。
 「『ワシ(和紙)もがんばる』、どうや?」
 「それエエ。」

 さっきまで言い合ってた二人が、このネーミングだけで何もなかったように、次々とアイデアを出し合うのです。
 二人は、年の差を超え、代表と事務局長という立場だけでなく、昔からの幼馴染のように無邪気に言葉遊びや遊び心で商品アイデアを出し合います。
本当に子どものような二人なのです。

 私は、代表とあえて距離をもつようにしています。
それは、私が誰よりも情に弱いからかもしれません。
代表に対して、厳しいこと、ビジネスライクに発想すること、これが今の私にできることなのです。



 

新しいヒント

2007年02月14日 23時34分21秒 | その他
☆☆★ 新しいテクノロジーⅠ

 昼一で東京からお客さんが来られ、情報交換をいたしました。
 地方の一部署の課長を務めていると、最先端のテクノロジー情報というのは、なかなか入ってきません。
 そこで、本来の打合せを早々に切り上げ、余談の中で、今、時代がどのように変化し、企業としてどのような方向に行くのかをお聞かせいただきました。
 しかし、このような話を向けられるのは、どちらかというと(私と)相性の合いそうな人しか向けれないのですが。
では、どういう人と相性が合うのかということですが、これはもう動物的な勘としか言いようがありません。
 でも、こういう場合、話を向けると、そのネタになる資料がバックの中からゴソゴソ出てきて、さらに話に花が咲くといった具合になります。

 今回は、当課が来年度から予定していますICT技術の導入の中で新たな地域通貨を考えていたのですが、そのアイデアとかぶるところがあり、互いに驚いたところです。


☆★☆ 新しいテクノロジーⅡ

 午後からは他部署の後輩たちに誘われ、講演を聞きに行きました。
 こういうときにも、自分の引き出しをつくるチャンスです。
私の場合は常にいくつかの問題提起をしているテーマがあり、それが頭のどこかにひかかっています(これを個人的に「網をしかける」と言っています)ので、講演の内容のどこかに、それを解くヒントを見つけることができます。

 ですから、時間が許せば、シンポや講演を聞きたいのですが、なかなか時間がとれないのが実情です。

 また、講演後、必ず講師の方と名刺交換をさせていただき、さらに時間が許せばお話をさせていただきます。(ずうずうしいとは思いますが)
すると、やはり新たなヒントを見つけることができます。
 今回も、地域通貨技術で盛り上がりました。
通常、こういうやり取りをするときには、自分の手の内を見せない方がおられますが、とにかくヒントが欲しいわけですから、まずこちらが有している知識や考え方をぶつけてみます。
すると、今度はそのヒントをどんどん出してくれるという具合です。

 私の知識という引き出しの増やし方は、同じテーマを異なる相手に反芻(はんすう)するようにぶつけていきます。
そして、知識を増殖させたり、進化させたりしていくわけです。
うまくいくと、それに関する資料までいただけます>


★☆☆ 新しいテクノロジーⅢ

 夕方からは、以前から親交のある東京の技術部長Yさんが「お知恵拝借」という連絡がありましたので喫茶店で待ち合わせ、お話をうかがわさせていただきました。
内容的には、完全に民間ベースの業務の話で、松山に新たな拠点をおこうという提案でパートナーや施設についてのご相談でした。
 少しお時間をいただき、形にできるかどうかトータル的に判断した上で、返答をさせていただくことにしました。
しかし、民間企業ですのでダラダラと引っ張るわけにはいきませんから、来週頭までには回答することにしています。

 そのかわりに、またまた自分の引き出しを増やすための最新の技術について、さまざまなお話を聞かせていただきました。

 今日、私に色々なヒントをいただきました人たちに改めて御礼を申し上げます。

ご苦労様でした

2007年02月14日 05時13分05秒 | その他
☆☆★ 退職者送別会

 昨夜、今年度限りで退職される方(教育委員会事務局のみ)の送別会がありました。大所帯だけに10名の方が対象となっています。

 その内、3名の方が私にとって縁の深い先輩たちでした。


☆★☆ Sさんとの思い出

 Sさんは、私の大学の先輩に当たり、私などは何期生かも忘れてしまうくらいなのですが、S先輩は2期生ということで、私にとっては雲の上のような人なのです。
しかも、S先輩は大学の同窓会の愛媛県支部長を長年されておられ、その影響力(??)は絶大なものがあります。
今週末には、その同窓会が久しぶりに開催されることとなっております。
 おそらく、その場でさまざまなことが起こるのだろうなと予想されるのですが、S先輩にとっては一向にお構いなしといった感じで同窓会が進行しそうです。

 というのも、はじめて参加した同窓会で、裏方のお手伝いをさせていただいた時の思い出なのですが、スタート5分前に司会進行役を誰がつとめるのか聞いたところ、「あんたよ。」と言われ、コンテも何もなしで冷や汗をかきながら進めたのを覚えているからです。

 最近、S先輩を茶化すことがあって「先輩、そろそろ名誉顧問に上がっていただき、私に支部長のポストをくださいよ。」と言うと、真顔で「そうようのう。」と返ってきて、(私が)慌てたことがあります。
 嘘ですよ、先輩。無邪気な先輩がいるからこそ愛媛県支部が成り立っているのですからね。いつまでも支部長を続けてくださいよ。


☆★☆ Mさんとの思い出

 Mさんは、私の前任者に当たる方で教育委員会25年という大先輩です。
 送別会で代表として挨拶(そのほとんどが自分の思い出話で終わった挨拶でしたが)をされておられましたが、改めてそのキャリアをお聞きしていて、この方には勝てるわけないなあと思ってしまいました。
 でも、これで諦めないのが私のいいところで、「勝てないなら、居直っちゃえ精神」で私独自の仕事のスタイルが確立しつつあるかなと思っています。

 そして、Mさんが築き上げてくれた礎に甘んじることなく頑張りたいと思っていますので、いつまでも応援をお願いいたします。


★☆☆ Nさんとの思い出

 Nさんとは、前の職場に配置された時のすぐの上司でした。
 Nさんが課長で、私が主幹(課長補佐級)という立場でしたが、Nさんは農業畑一筋と言うイメージが強く、実際、農業部門で仕事をしていた時のNさんは溌剌(はつらつ)としていて輝いていました。
 しかし、産業振興部門ははじめてということもあり、うまく回せていなかったところに私が配置されたわけですから、最悪だったかもしれません。

 なぜ、うまく動かせないのか考えた時に、その骨子となる制度(法令的なバックボーン)とビジョンがないことに気づきました。
 そして、ある日、大企業の工場誘致の話が水面下で出てきて、そのための奨励制度がないことに、そこではじめて気づくのです。
当時は、不景気で企業が中国に投資しても国内に投資するなど考えられない環境でしたから、「新たな奨励制度を設けてもなんになるのか。」と言われました。
 それでも、制度をつくらせてほしいとN課長(当時)に懇願したところ、「あんたがつくるんならええよ。でも、部下を回してやりたいが回せるだけの余裕がないんじゃ。それでも、構わんゆうんなら、任せよわぃ。」

 現実、係制を撤廃し、チームリーダー制を導入した張本人として、リーダー(係長から主幹までが対象となるため、主幹もラインの中に入るという、いわゆる降格に近い制度の導入は反発を買っていました。)たちからは、「そんなに言うんなら、あんたがやっとうみや。」的なものがありました。
しかも、リーダー級がすべて年上という異常な状況の中での四面楚歌状態でした。

 でも、チャンスをいただいたことには間違いはありません。
 今考えると、とんでもないことなのですが、配置され3ヶ月目で条例を制定したのです。
 しかも、2週間で創りあげたのです。(そのせいか、雑駁(ざっぱく)なところがあり、受け継いだ後輩たちは苦労しているようですが)
でも、それは何より企業が求めてきたスピードのぎりぎりの時間だったのです。
おかげで民間のスピードと行政の時間感覚の差を嫌というほど感じさせられました。
そして、顧客に対してどのように対応すべきなのかも、その時に学んだような気がします。
 それからたくさんの本を読み、たくさんの人たちとお話をさせていただきました。
それにより、その後のビジョンとなる『松山e-まちづくり戦略』が、その年度の終わりには出来上がるのです。

 これも、N課長が私を信頼し、チャンスをくれたところからスタートしています。

 そして、別れ際に、手をとって「あんたには、本当に世話になったなあ。」と言っていただきました。何よりの激励の言葉です。

 くれぐれもお体だけは気をつけてくださいよ、先輩たち。 

厳しい優しさ

2007年02月12日 22時06分55秒 | その他
☆☆★ 当課の仕事の進め方

 当課では、年度当初、私のトップダウン方式による仕事の進め方を中心にしていました。
 しかし、最近はテーマを投げかけチームごとに十分議論をしたものを私に上げてくるように命じています。

 なぜ、当初、トップダウン方式にしていたのかと言うと、新任である私の考え方が部下たちによくわからないだろうと思ったからであります。
強烈なリーダーシップを発揮することは、何よりも私の考え方が理解できますし、私の主義主張するものや目指すものが何であるのかが理解できると思ったからです。

 そして、最近、ボトムアップ方式に切り替えつつあるのは、そろそろ私の考え方が部下たちに浸透し始めたかなと思ったからです。
でも、いきなりコペルニクス的に180度やり方を変えると、かえって混乱をきたしますから意識してテーマを投げかけるようにしています。


☆★☆ 性善説か性悪説か

 過去に部下への対応について話をした時に、できるだけ性善説的に物事を捉えるように命じたことがあります。
 そして、今回、あるテーマを投げかけたところ、チーム内でかなり議論をしたようで、出てきた答は事前通知をしてからと言うものでありました。

 その理由は、次の二つでした。
 ①今後のことを考えると現場に不信感を抱かれないようにすべきである。
 ②性善説に捉えると、そこまでやる必要はないと考えたからである。


★☆☆ 宿題を見せるべきか否か

 性善説として捉えると言う真意は、何事も起こっていない平常時が前提です。
 仮に小さな事故(私たちは、これを「ヒヤリハット」と呼んでいます。)でも起こった時には、その事故に迅速に対処する手続きをとります。
 そして、次に同じ事故が起こらないよう同様の事象がないかを調べ、その原因を突き止め、二度と発生しないように努めなければなりません。
 つまり、些細なヒヤリハットでも危機管理を怠ると同様のヒヤリハットが発生する確率が高くなり、最悪は大事故につながる可能性があるからです。
 このときの対処方法が時にスタッフの反感を抱くことがあります。

 でも、よく考えてみてください。
 宿題を見せてほしいと言われすんなりと見せるのと、拒否するのは友情という点では、どちらの方が「真の友情」なのでしょうか。
時に厳しくすることも友情ではないでしょうか。
 同様のヒヤリハットが起これば、誰かが不幸になるということをしっかりと理解しておかなければなりません。

 私は内部管理部門で仕事をした経験があります。
その時に、仕事をすればするほど、組織内でだんだん孤立していくことに気づきました。
 でも、嫌われてこそ一人前になると自分に言い聞かせ、仕事をし続けたことがあります。
 その時の心の支えは、この仕事を推進することが地域や市民のために必ずなると信じたからです。

 「厳しい優しさ」て、あると思いませんか?

失敗は誰にでもある

2007年02月11日 21時56分22秒 | その他
★☆★ ある出来事

 金曜日にある出来事がありました。
 そのことについて、その担当者がかなりまいっていると聞きつけ、土曜日に彼と会いました。

 その情報を知ったのは、C君からのメールであります。
C君は土曜日出勤し、その帰り気になって彼を訪ねたところ、彼がかなり参っていて課長に会いたがっているという内容でした。
そこで、時間と場所を決め、待ち合わせをしました。

 遅れて、待ち合わせ場所へ行くと、焦燥しきった担当者D君とC君が既に待っていました。
最初は、たわいない話から入り、本論に入っていきました。
D君は、かなり後悔し、何度も何度も悔いる言葉が出てきました。
励ましながら、冗談も織り交ぜながら話していくと、少しづつですがD君に笑みが戻り始めました。
 そして、今回の主査試験を辞退しようと思ったこと。
来週、結納を予定していたのだが延期しようと思ったこと。
D君の悔やみは尋常ではありませんでした。
なんとか説得し、心配しないでいいと伝えました。
 別れ際には、なんとか元気が取り戻せたかなと感じながら別れました。

☆☆★ C君からのメール

 別れた後、C君からもう一度メールが入ってきました。
実は、C君が尋ねた時、担当者はC君にすがり付いて泣いたそうです。
「課長にもうしわけない。」と。
どのように慰めても、聞き入れる様子がないので、私を呼んでくれたようです。
 このメールを読んで、私は目頭が熱くなりました。


★☆☆ 親父の教え

 私は、死んだ親父に一度も殴られたことがありません。(その分、お袋には中学まで殴られました。)
失敗をした時にも殴られませんでした。
 しかし、失敗した時、必ずこう言われました。
「人間は誰しも失敗をする。しかし、同じ過ちをするかどうかで、その人の価値が決まる。お前はどっちだ。」
こう言われると、ひたすら反省し、同じ過ちをしないよう努力したような気がします。


☆★☆ 失敗を成長に変えるとは

 人の失敗を責めることは簡単であります。
でも、その人を成長させるために、ルールに従って怒るだけで、果たしてその人は成長するのでしょうか。
私は、部下を育み、成長させるために部下を市民から預かっています。
こんなに反省している部下を誰が責められるのでしょうか。
彼は、確実に今回の件を自分の成長の糧にできるはずです。

 そして、心配し同僚の様子を見に行ってくれた部下。
 自分のことより、私のことを心配した部下。
 私は、こういう部下に支えられています。
 こういう部下を誇りに思うのはおかしいでしょうか。

 ひょっとしたら、今回の件で何がしかのペナルティがあるかもしれません。
 その時にはどれだけできるかわかりませんが、部下を守りきろうと思っています。
そして、気障な言い方ですが、私が一身に責任を負おうと思います。
 それくらいしか、私にできることはありませんから。



新たな友人

2007年02月10日 22時55分04秒 | その他
☆☆☆ ICTベンチャー企業の社長

 地元のHさんの紹介で、東京のICT企業のK社長と知り合うことができました。
ベンチャーといっても、既に20年くらいの社歴がありますので、ベテランなのですが、K社長の何でも興味を抱き、何でもこなしてやろうという、いわゆる健啖な姿勢を見ていると、ベンチャー社長の方が近いかもしれないと思ったからです。

 K社長は、常に営業のトップに立たれており、ジョイントのコツというものを熟知されているようであります。
 また、誰もが知っている企業との取引が収益の7割を占めているそうで、その辣腕振りに驚かされます。

 そこで、地元企業との連携が図れないか紹介させていただきましたが、いきなりとはいかず徐々にお付き合いからスタートしましょうというところまではもっていけたと思います。
ここら当たりの慎重さが、私的には安心できるもので、ビジネスや人間関係でも同じですが、間合いを詰めるというやり方のほうがうまくいくケースが多いようです。


☆☆★ こんなお付き合いができたら

 私とK社長とは、おそらく仕事の接点はありませんが、人間的な部分と東京のICT業界の最前線の情報やお知恵をいただけるということでは、長くお付き合いできればと思っています。
 私は、友人や部下たちに望むことは、疲れたときに何か笑いたいモードに入りたくなり、その話し相手として私が閃(ひらめ)くとうれしいなあと思うのです。
ですから、K社長と別れ際に「おいしいものを食べたい時とお疲れで笑いたい時には、ぜひ松山へ」と紹介すると、「そうですね、松山なら、その時間が持てると思います。」とおしゃっていただけました。


☆★☆ 真似されない観光資源とは

 私は、この松山には四国八十八箇所巡りの根底にある「お接待の心」、そしてトッポ話の根底にある「疲れた人を笑わしてやろう精神」みたいなものが脈々と今も流れていると思うのです。
実は、こういう形にないものを松山の人たち一人ひとりが行動に移せたら、どこにも負けない観光地(??)になると思うのです。
形にないものは、真似されませんから差別化になると思うのです。

 あなたも、この松山に来て、おいしいもの(何を食べてもおいしいですから、かえって名物がありません)を食べて、心から笑ってみませんか。

コンテンツ研究会がスタートします。

2007年02月09日 23時22分48秒 | その他
☆☆☆ 今日の出来事

 四国通信局の方が東京のシンクタンクを同行され、コンテンツの考え方や今後の取り組み手法、またそれに関連する人材育成などについて質問され、私なりの経験や現場の状況を説明しながら、市場性や産業としての将来性について説明をさせていただきました。
 どちらかと言うと、論点から離れた回答になったようで、東京からわざわざお越しいたただいたのに収穫があまりなかったかもしれません。
(ごめんなさい)
 しかし、新年度から立ち上がる四国コンテンツ研究会の役にたてばと思っています。

部下からの慰労

2007年02月08日 23時16分08秒 | その他
☆☆★ 部下の優しさ

 最近のブログを読んだ部下から、「課長、飲みに行きましょう。」とお誘いがありました。

 そういえば、このチーム(当課は3チームあります)と、最近コミュニケーション(飲みにケーション??)が少なかったなあと思い、ありがたくこの申し出をお受けした。

 チームのメンバーもいろいろと溜まっていたようで、平素、冷静沈着なB君が火を吹いてました。
久しぶりにムキになったB君を見ていて、それを(酒の)肴に、楽しいお酒をいただきました。

 一生懸命、私を和ませ、慰労してやろうという気持ちがヒシヒシと伝わってきて、心の中で「ありがとう」と呟(つぶや)いていました。


主査試験

2007年02月07日 22時40分44秒 | その他
☆★☆ 主査試験とは?

 本市では、主査(係長級)と課長昇任時に試験が行われ、それをクリアしなければ昇任できない人事管理システムになっています。
 その主査試験では、筆記試験のほかに面接もあるのですが、これがなかなか緊張するようです。
 また、当課の公民館主事は、地域住民と接する機会は多くまちづくりの現場としてはプロなのですが、平素、都市経営をマクロの視点で仕事に取り組む機会が少ないため、面接で問われる時事用語等がわからず、その後に影響が出てくる可能性があります。


☆★★ 模擬面接模様

 そこで、業務終了後、模擬面接を行うことにしました。
想定質問は、私が考えたものなので、当たる確立は限りなく低いのですが、当日の臨場感や答弁の仕方、面接を受ける姿勢、回答の内容から面接官が受けるであろうイメージを私なりに感想を交えながら、説明をしていきます。
 模擬面接とはいえ、緊張するようで、事前に心構えをしていても立ち往生する場面が多く見られます。こういうとき、大きく息を吸って吐くと、少しだけかもしれませんが緊張感が和らぎます。


★★★ 試験に望む職員へ

 職員になって(主査試験は)最初の試練ですが、がんばってほしいものです。
平素、目配せが十分にできていない部下だからこそ、やれることは何でもやってやりたいと思います。

 でも、本当にできることは、心から「がんばって」とエールを送るくらいなのですが...。