走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

お金持ちになりたい人、募集中

2006年08月17日 17時30分51秒 | その他
 今日、ハンディキャップ・スーパーマン・プロジェクト(就労による自立を目指す障害者を応援しようというプロジェクト)メンバーの佐伯康人君と話をしました。
 彼が写真の植木鉢を持ってきて説明するのに、原料は何とお札だそうです。
お札を細かくシュレダーにかけたものを固めて、鉢にし、「金鉢くん」という商品名で郡山商工会議所が売り出しているそうです。(ちなみに100万円分だそうです。)
そして、作っているのは障害者の人たちの作業所だそうです。

 そこで、急に二人の会話。
 佐伯「課長、これ、いけますよ。」
 竹村「フムフム。」
 佐伯「うちもやりましょうよ。」
 竹村「何、つくる?」
 佐伯「貯金箱を作っているところもあるようなんです。」
 竹村「へぇ、お金で作った貯金箱じゃったら、お金が貯まりそうやね。
     じゃあ、一億円分くらいで宝くじ入れ作ったらええじゃない。」
 佐伯「それは、おもしろい。」
 竹村「でも、もっと面白いアイデアがあるかもしれんけん、知恵を借りるか。」

 ということで、我こそはアイデア・マンという方は、8月20日13:00に一番町のスターバックスにお集まりください。
必ず、佐伯と竹村はおります。

日浦公民館

2006年08月17日 17時11分23秒 | その他
 久しぶりに日浦へやってきました。
 前日、生峰館長たちが水口分館の老朽化にともなう建替え陳情に来られたため、現場を見ておこうということになり、現場を見た後、せっかくだからということで日浦公民館へよってみたわけです。
 分館の建替えは、地元が15%負担しなければならないのですが、それでも地元は切実な思いで、お願いに来られます。
 しかし、担当の学習施設課に聞くと、予定がいっぱいで今のままでいくと、平成24年度から25年度までかかってしまうということでした。
しかも、他の補助が順調についたと仮定してです。(本当に厳しい)
 現場を見たものの、そんな事情がわかっていたので、暗い思いでした。

 そして、日浦公民館の朝山くんを訪ねると、翌日の夏祭りの準備で忙しく仕事をしていました。
実は、彼のお父さんは今年亡くなられ、この夏は「新盆」だったのですが聞いてみると、ゆっくり休めていないようでした。
このブログでも紹介していますとおり、公民館は、この時期、夏祭りで忙殺され、ゆっくりと身内のこと(家族サービスを含めて)に関わることができないのです。
 しかし、外から見ると、「出先機関で一人だけだからゆっくりできていいねぇ。」と言われる御仁もいらっしゃるようですが、夏が終わると、運動会と文化祭の季節になります。イベントは、その日だけ忙しいのではなく、準備を地域の人たちと一体となって準備をすることからはじめていますから、結構、忙しいのです。
私は、彼らの上司として、彼らの「声なき声」を代弁してやろうと思います。

 また、こういったイベントで一番厄介なのが天候です。
どんなに一生懸命に準備をしていても、雨で消し飛んでしまうことがあるのです。
その時の公民館主事の悲哀、ご理解いただけますか。 

いっしょに考えるということ

2006年08月17日 00時58分08秒 | その他
 今、当課では、ある問題が発生しています。
これは、かなり困窮する問題であります。
迷った私は、勢い、この問題を部下に丸投げしてしまいました。
(本当に、なんといい加減な上司でありましょうか。)

 ここで話は違うのですが、松山市の組織管理について、若干、触れておきます。
松山市の組織は、5年前に係制が廃止され、執行リーダー制を導入し、課の管理者である課長が、年度内でも業務の繁閑に応じて、柔軟に職員の配置換えができる(職務)権限を有するようになりました。
しかし、現実的には、突発的な業務が発生したり、欠員が出たりしない限りは、年度当初に決定した配置で通すのが普通であります。
(執行リーダー制度を使いこなすには、多元的かつ柔軟な思考回路と迅速な行動力が必要になってきているということに気づいている管理職は、まだまだ少ないのが現状でありますが、激しく変化する社会環境に対応するためには、行政も民間以上の管理能力が必要になってきているということであります。)
 そこで、少し意地悪く、違うチームの懸案事項にどれだけ真剣に取り組めるものだろうかと思い、この問題を投げてみたのです。
あがってきた答えは、様々でした。
答えが画一的なものになるだろうと予想していた私にとっては、意外な結果でした。
 フムフム、なるほどと、頷かせるものから、本当に真剣に考えたのと、つい思ってしまうものもありました。

 そして、私の採点基準は、次のとおりです。
 ①その問題が発生した背景を調べているか?
 ②その問題の本質的な病巣を見極めようとしているか?
 ③さまざまな視点から考察しているか?
 ④人間的な優しさが含まれているか?

 基準の④だけがかけ離れている理由は、私たちはサービスを売る商売です。
 そして、サービスの原料は「人(マンパワー)」であります。
だからこそ、私は、特に④にはウエイトを置きたいのです。