走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

年越し蕎麦

2006年12月31日 23時21分29秒 | その他
 ついに2006年も今日で終わりです。
 皆さんは、年越し蕎麦をもう食べたましたか。
私は、蕎麦といえば、田舎蕎麦のような太い面よりは、細い面の方が好きなのです。
その語源については、「歳取りそば」、「大年そば」、「大晦日そば」の別名があるそうだ。
その起源は明らかではありませんが、宝暦6年(1756)刊"眉斧日録”8編に"闇をこねるか大年そば”と大年蕎麦の語源があることから、江戸時代中期頃には既に歳末の慣わしとなっていたと推定されるそうです。
 
 私は、この「歳取りそば」の言い方が一番好きです。
私も今年の7月に50歳になり、またこの一年は私にとって大きな転換期でもあったような気がします。
さまざまな人たちに支えられた一年でありました。
そして、人間的なつながりを感じた一年でもありました。

 大林宣彦監督のエッセイの中で、映画「22才の別れ」を撮る際に、主演を三浦友和さんに決めていたそうでありますが、同監督は三浦さんが50歳になるまで待っておられたということを読んだことがあります。
三浦さんは、失礼ですが、どちらかというと童顔のため、歳をとったいい顔になるためには50歳まで待たなければならないと勝手に決められていたそうです。
そして、三浦さんが50歳を迎えるのを待ってクランクインしたそうです。

 50歳の顔、真剣に考えたことなどありませんでしたが、自分がその歳を迎えて改めて自分の顔を見ることが多くなりました。
ここ何年かは、眉間に立て皺(しわ)が出始めてきて、自分ながらとても嫌でした。
そして、この一年変わったことは、その皺が薄くなり、顔中に横皺が増えたことです。
女性は、皺ができることを嫌うようですが、私自身は皺は顔の年輪であり、その人がどのように生きてきたかの証だと思うのです。
特に、待ちに待った目じりの横の皺ができ始めました。
このことは、なによりもよく笑ったということです。
これもすべての回りの人たちのおかげです。

 これからは、さまざまな意味で人の役に立てる生き方をしようと思います。
もっともっと横皺ができるように、どんな困難に対しても笑顔で頑張りたいと思います。

やっと実りました

2006年12月28日 23時29分34秒 | その他
 写真は、構造改革特区・地域再生の目玉の一つとして4年越しに仕掛けをしてきたデジタル広告塔のオープニングセレモニーの写真です。
 私もこの3月までこの庁内プロジェクトに加わっていましたから、感慨ひとしおでした。

 本事業の難しさは、国道を含めた公道に広告塔を置くという点でした。
道路管理者にとっては、今まで撤去したことはあっても、このような大きな物の設置を許可などしたことがなかったわけでありますから。
異例中の異例としか言いようがないのです。
 しかし、「坂の上の雲」のまちづくりの中で、観光客に回遊性を持たせるにはどうすればいいかと考えたときに、点を線にするツールが必要であるということになりました。
そして、バックボーンとしての光ブロードバンドのインフラが整備されようとしていました。
よしこれを使った、ヨーロッパのまちでよく見かける広告塔を最新式にして置いていこうということになりました。

 そこで、四国管内の国の出先機関の課長クラス30名程を中心としたプロジェクトチームを組織しました。
実は、このプロジェクトを組織したことで、国に関する規制が大幅に緩和される結果となったのです。

 でも、さまざまな障害が次から次と出てきて、その火を消していくのに直接の担当者は相当苦労していました。
 今までだとハードの整備だけで終わりますが、提供するコンテンツや事業採算性を踏まえた事業計画などクリアしなければならない課題は山積でした。
担当者たちは、これらの課題に対し一つ一つ丁寧にクリアしていきました。

本当に、表面的なことしか見ない人にとっては、その苦労はわからないでしょう。
行政の仕事の大変さを目の当たりにした思いです。
過程を評価されることの少ない私たちの仕事にとって、弱音を吐かずに頑張った担当の後輩たちに賞賛を贈りたいと思います。

やればできる

2006年12月27日 23時55分54秒 | その他
 明日で御用納めなのですが、本日も思いっきり仕事をしてしまいました。
 本日一番の大仕事は、荏原公民館で開催された第二ブロックでの「公民館元気倍増計画」の説明会でした。
かなり説明を繰り返していますので、公民館長さんたちはご理解いただけていると思うのですが、公民館長補佐の方は初めてですので、いつもどおり要点のみを説明させていただき、ほとんど質疑応答に時間を割きました。
気心も知れてきたせいか、和やかな雰囲気の中で、厳しい質問に丁寧に答えさせていただきました。
ここまで本当に長い道のりでしたが、あと2ブロックで終わりです。
 今後の予定としては、今提案しているプランの修正と手段手法ごとの具体的なスケジュール作成であります。
そして、それらを一本化した全体スケジュールも必要と考えています。
また、それを進めるにあたっては、どのような組織体制(役割分担も含めて)や人員体制、さらにはどのくらいの予算を必要とするのか、また増大する予算をどのような方法で吸収していくのかもあわせて考えていかねばなりません。

 今日の会議で、新たな提案として説明をさせていただいたのが、各手段・手法にいくつかの複数提案をし、それを公民館側が選択できるような方法が取れないかということです。
従来は、一つの手法を示し、有無を言わせずにそれで引っ張ってきました。
一つの方策ならば人海戦術で対応できるかもしれませんが、方策が複数ある場合は、管理する側にとっては大変なことです。
しかし、ものは考えようで、仕組み(制度や規制緩和など)を見直したり、電算化することでクリアできるのではないかと思うのです。
「出来ない」のではなく、「誰もしなかった」だけのことではないでしょうか。
「やればできる」と確信しています。

新しい出会い

2006年12月25日 23時30分51秒 | その他
 今日は、一日中さまざまな人にお会いして、さまざまな話をさせていただきました。
何人くらいのお客さんが来たかというと、朝から市役所の人を除くと8人です。
その間に、新しいまちづくりや知事選の開票事務の打合せを行いましたから、ゆっくりと事務処理をしていなかったような気がします。

 そのような中でも、ネットワークのセキュリティシステムを商品化したI社のT代表取締役とお会いしたところ、T代表取締役は初対面とは思えないくらい気さくで、意気投合をしてしまいました。
その氏素性をお聞きし驚いたことは、T代表はもともとITエンジニアではなく、デザイナーであったということです。
 最近そういえば、知り合う人が芸術家系の人が多いのに自分ながら驚いてしまいます。
感性という波長がきっとよくあうのだろうなと、つい思ってしまいました。
T代表並びに彼を紹介いただいたT社の社長、今後ともよろしくお願いします。

坂本屋に行ってきました

2006年12月24日 20時24分59秒 | その他
 皆さん、「坂本屋」てご存知ですか?
私は、今の部署に来るまで知りませんでした。
松山市の一番南に位置する久谷地域の坂本地区は、その昔、三坂峠から歩いて降りられる遍路道があります。
その下り来る途中に、お遍路さんのための宿として「坂本屋」があったのです。
 そして、数年前、地元とNPO「NORA」の力で復興したのです。
 今日は、そこで餅つきとしめ縄作りが行われました。
本当に環境のいいところで、タイムスリップしたような感覚を覚えました。
ぜひ、皆さんも一度訪れてはいかがでしょう。(問合せ先:坂本公民館/http://www.city.matsuyama.ehime.jp/kychiiki/kouminkan/sakamoto/index.html)

いじめ対策シンポジウムby堀江公民館

2006年12月24日 20時23分44秒 | その他
 今日、堀江公民館ではじめて「いじめ対策シンポジウム」が開催されるというので見に行ってまいりました。
 久保田館長の基調提言のあと、それを受け、地域の人たちがさまざまな立場からいじめについて討論をするという形式で行われました。
地域の人たちの真剣な言葉に、ホッとするものがありました。
 いじめ対策については、現在のところ対処療法的な取り組みが多いと思うのですが、やらないよりはやった方がいいと思うのです。
そして、その中から有効なものを見つけたり、根治療的なものを見出していけばいいのではないかと思うのです。
私も個人的には、いじめ対策のアイデアがひらめき、形にしようと企画書をまとめています。
おそらく、ビジネスモデルとしても成り立つと思いますので、さまざまな人たちが協力してくれるのではないかと、少しだけワクワクしています。

はじめまして

2006年12月24日 00時19分12秒 | その他
 私のうちには7年間も居候をしていた「媛(ひめ)」というウサギがおりました。その媛が、今月、とうとう亡くなってしまいました。
彼女を知り合いの家に引き取りに行ったとき、娘はまだ小学生でした。
その娘も、今では高校三年生。
でも、媛の世話を一番していたのは家内です。
そして、媛が死んだ後、娘があまり悲しまなかったことを家内が愚痴りました。
「あの子は、媛があまり好きじゃなかったのかしら。」
その横顔がさびしそうでした。

 そして、数日過ぎたある日、娘がやってきて、今度のクリスマスプレゼントに兎を買いたいというのです。
理由をただすと、来春、東京に行く自分の後、母が気が抜けてしまうのではないかという心配からだというのです。(いかに父が当てにならないかという裏返しでもあります。)
また、半分出すから許可して欲しいというのであります。

 そこまでいうのならと、昨日、娘と二人で家内に内緒で兎を買いに出かけました。
実は、兎の出産は、春と秋の二回なのですが、この時期は飼育が難しいのです。
そして、なによりも、突然の来訪者に家内は受け入れてくれるのかどうか、不安を抱きながら帰りました。
でも、その不安は徒労に終わりました。

 はじめまして、私が生後20日あまりの華(はな)です。 

驚きました

2006年12月23日 20時18分20秒 | その他
 今日、とても仲のいい友人が交通事故にあっという連絡を受けました。
 仕事の現場から帰る途中、右から2tの保冷車にぶつけられ、救急車で運ばれたということです。
 驚いて、すぐにお見舞いに駆けつけました。
彼は、痛々しい姿でベットに横たわり、身動きも出来ない様子。
社会人になって何人かの心からの友人ができましたが、さまざまな相談ができる一人でもあります。
彼はいつも紳士的で、そのことが時々窮屈に感じることもありますが、それは私が兼ね備えていないスマートさを元来持ち合わせているという、私の勝手な嫉妬から出てくるものなのかもしれません。
私は、そんなに知恵をもった人間ではありませんので、自分にない能力を持つ人たちのネットワークを構築しています。
いわゆるシンクタンク的にであります。
素直に「教えてください。」と言える頼りになる友人の一人なのです。
 その彼の痛々しい姿を見ながら、でも大事にならなくてよかったと思う私は不謹慎でしょうか。
一日でも早い回復を祈っています。

抱腹絶倒

2006年12月22日 23時17分14秒 | その他
 今夜、「第一回 チーム対抗かくし芸大会」が行われました。
 いずれの出し物も、腹を抱えて笑えるものばかりで、「抱腹絶倒」という言葉は、こういうことをいうのだろうなと痛感しました。
そういえば、最近、こんなに笑ったかなと考えてみたら、「はて?」と思うくらい久しぶりのことでした。
 いやあ、本当に楽しかった。
こんな上司で嫌じゃなかったんだろうかと、ずっと考えていた私を慰めるかのように心から励ましてくれたような気がしました。
今、思い出しても、つい口元が緩みます。
皆さん、本当にありがとう。来年もよろしくお願いします。
(ちなみに、仏様の被り物は私に似ているということでした。確かに似てる!?)

売り言葉に買い言葉

2006年12月21日 23時02分18秒 | その他
 ある公民館主事と話していて、公民館長とどうしてもギクシャクして人間関係がうまくいかず悩んでいたところ、たまらず隣の公民館主事に相談に行ったというのであります。
 彼は、熱く、その主事に自分の思いや考え方を相談していたところ、それを聴いておられた公民館長が一言。
「売り言葉に、買い言葉じゃねやあ。」
その言葉は、まさに雷に打たれたような気がしたということです。
なぜか、フッと力が抜け、気が楽になりましたと。
すごいと思いました。
私は、未だ公民館主事を楽にしてやれる言葉を発していないような気がします。
正義感の強い公民館主事たちに共通することは、ついつい攻撃的な言葉を相手にぶつけすぎるきらいがあります。
そして、それにより人間関係がギクシャクし、公民館という職場をどこよりも嫌なところにしてしまいます。
そうなれば、苦しいだけの職場になってしまいます。
自分の考えを押し通すためには、時に引くということも大事なことを学んでいただきたいと思います。
「しなやかさ」と「したたかさ」を覚えた公民館主事ほど元気がいい。

公民館元気倍増計画近況報告

2006年12月20日 22時51分17秒 | その他
 公民館の第二次改善計画にあたります「公民館元気倍増計画」についての説明会を、松山市公民館連絡協議会の三役説明からスタートして、理事会説明、公民館長会(全公民館長会)、そしてブロック説明と、この計画ができて、さまざまな人たちに説明すること、何と40回を超え、さらに50回に近づく勢いです。
 その間、さまざまな会議で厳しいことを言われながら、ずっと油汗をかきながら何とかこなすことができました。

 そして、今日は、松山市公民館連絡協議会の公民館長さんたちを対象とした研修会があり、その中で講師をつとめさせていただきました。
研修の話の内容は、「公民館元気倍増計画」を作成する要因となった社会環境の変化や市民部が先般発表した「まちづくり基本構想」との差異についての説明でした。自画自賛ではありませんが、できるだけわかりやすく説明させていただいたつもりです。

 そして、その後、異口同音に「課長、今日はあんたがやりたいこと、よう腹入りできたけんな。」とか、「まあ、まだ納得することができんとこもあるけど、課長に任せよわい。」など、やっと公民館長さんたちの心を掴めたような気がしました。
誠心誠意、まっすぐに向かっていったつもりであります。
最初は、本当に駄目もとかな、なんて思いながら粘り強く説得させていただいたつもりです。
一番手ごわいと思っていた公民館長には、「お前はわしに似すぎておって、どうもやりにくうて仕方がない。でも、わしはどこまでもいいことは賛成するが、いかんことはトコトン反対するけん。」
(内心、「やったあ!!」と思ってしまいました。)

 そして、なによりもうれしかったのは、最初頃あまり発言がでなかった会議が、司会者が切らないといけないほど、活発な意見が次から次と出るようになったということです。
それだけ公民館館長さんたちが本気モード全開になってくれたということです。

 先ほどの公民館長の弁、「お前に文句を言っても、すぐに直してくる。いやらしいくらい、わしが思うとるように直してくる。狡(ずるい)やっちゃあ。」
でも、館長、それがうれしんですよね...。

虫眼とアニ眼

2006年12月17日 22時47分54秒 | その他
 最近、市役所の後輩の人たちから、私が読んでいる本が気になるらしく、その読書傾向をやたらと聞かれますので、お知らせします。(本当は、乱読・寸読・積読なのですが)
 この週末に読んだのは、NPOユニバーサル・クリエートの代表の佐伯さんから薦められた「虫眼(ムシメ)とアニ眼(メ)」という本です。
 この本は、養老孟司と宮崎駿・両氏による対談集であります。
初版は、2002年7月になっていますから、おそらく養老さんが「バカの壁」を世に発表される前ではないかと思います。
 両氏のウィットにとんだ会話は、スーと引き込まれ、一気に読んでしまいました。
 佐伯君は、きっと私たちが研究している「ユニバーサルなまちづくり」について、しっかりと、こういう哲学をもって取り組んでくださいと言いたかったのだと思います。
 確かに、共鳴し、4年も前にこのような考えを持っていたことに脅かされながら、少し悔しい思いをしました。
私たちがやりたいこと。
とんでもないような話ですが、とても夢のある話で、ワクワクするような話ばかりでした。
 佐伯君、ありがとうございました。
これからの参考にさせていただきます。
※ところで写真の時計は、基盤が和紙でできていて、数字表記が干支でした。面白いので写真に撮っておきました。

嫌な仕事を楽しくする方法とは

2006年12月17日 21時31分44秒 | その他
 最近、今の部署や仕事が嫌いでたまらないという人の話をよく耳にします。
 一方で、「仕事が楽しくてしょうがない」。そう思いながら仕事をしていると、何に対しても強い人になります。
楽しいから仕事にのめりこむ。
だから結果が出る。
これを行動心理学の世界では「エンゲージメント」と呼ぶそうです。
 行政の仕事も、昔と比べて高度化、複雑化してきています。
さらに、それにスピードも求められています。
 こういった先の見えない変化の激しい時代には、明確な目標を立ててそれを達成していくような「目的合理的」な思考ではなく、大切と信じることに邁進する「価値合理的」な思考が、より重視されるといわれています。
 そして、もうひとつ重要なのが「社会性」です。
「社会性」とは、多様な人と継続的な信頼関係を築くことができる思考・行動特性をいうのだそうです。
 エンゲージメントと社会性を併せ持ち、車の両輪のように活用できる人は、そのシナジー効果(相乗効果)で必ず高い成果を上げるそうです。
 そして、わが公民館の仕事は、それを養うのに適した職場であります。
このことに気づかずに仕事をしている職員がいるので、改めて認識して欲しいと思います。
 一方で、そのことを会得している職員がいるのも確かです。
これからも、仕事は楽しくやりましょうね。
  (プレジデント2006.12.18号 慶応義塾大学大学院 高橋俊介教授原稿 引用)

夢を持たせられない上司

2006年12月17日 20時54分09秒 | その他
 今、来年度の人事異動にともなう課内ヒアリングを行っています。
 60人近い部下のヒアリングを行わなければならないわけですから、内心はクタクタであります。
 特に、期待している部下が「異動したい」と申し出るときに、なんともいえない気持ちになります。
 でも、部下は、私の所有物ではありません。
 かっこよく言えば、「預かり物」なのです。
 誰から?
 「市民からです。」
 自分的には、4年以上いる職員とジョブローテーションで3年目を迎えた若い職員については優先的に、異動希望を聴いてあげようというスタンスでいます。
選択肢は3つです。
つまり、「異動したい」、「どちらでもよい」、「異動したくない」の3つです。
特に、「異動したい」といった人の理由は、さまざまですが、次のようなパターンに分かれます。
 ①「出世したい」と思う人。
 ②自分の未知の能力を引出したいと思う人。
 ③疲れてしまったという人。
 ④今の部署がマイナーなので出たい人。
 でも、①と④の中には、自分の実力をまったく無視した野心家の人が多いような気がします。
 そこで、「異動したい」という人を中心に、次のような質問を投げかけています。
「君の職員としての夢はなんですか?」
 でも、この質問にほとんどの職員が、答えられないのです。
 さびしいと思いました。
 でも、よくよく考えたら「部下に夢を見せてあげられていない自分が一番悪い。」と気づいたのです。
そう意味では、無能な上司だなと。反省です。
 夢がないのに、どういった能力をつければいいのか、明確に示してやることも出来ない。
それなら、こういう部署を目指した方がいいよと、アドバイスしてやることも出来ない。
 市民の皆さんからお預かりしている大事な職員なのに。
 誠に、もうしわけない。
 そう思いながら、自己嫌悪に苛(さいな)まれつつ、ヒアリングをしている自分がいます。
 でも、課長と来年も一緒に仕事をしたいといってくれる部下がいるということが、今の自分の救いです。

CAUAシンポジウム

2006年12月15日 21時25分58秒 | その他
 先日紹介させていただきました「CAUAシンポジウム」が愛媛大学のメディアセンターで開催されました。
 私は、第二部のパネラーとして参加させていただきました。
 私の内容は、「地域活性化」におけるICTの利活用についてでありました。
私の内容だけが浮いていたような感じがしないでもないですが、言いたかったのは、私たちが求めているのは地域活動の活性化の解決にICTがあるのではなく、サービスの質の向上や事務効率にはICTが利活用できるということであります。
つまり、ICTが目に見えないところに隠れてしまえばしまうほど、利用者には受けがいいんじゃないかと思うのです。
 今、公民館の改善計画の第二ステージの根拠となる「公民館元気倍増計画」のICT化の部分については、総務省の新規事業に挑戦しようと資料をそろえています。
この事業は、完成後、オープン(公開)にするのが条件ですが、頑張ってすばらしいものに仕立て上げようと思っています。
 そして、できるだけ全国の公民館に役立つものに仕立て上げようと思っています。
 そのためには、現実に沿ったシステムを構築することを心がけようとも思っているのです。