走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

奇跡のりんごの木村秋則さんがやってくる

2010年02月28日 00時25分35秒 | インフォメーション
 松山にNHK「プロフェショナル/仕事の流儀」に取り上げられた奇跡のりんごの木村秋則さんがやってきます。(凄い

 木村さんは、完全無農薬・無肥料のりんご栽培を始めるが、10年近く無収穫時期を経験、その間、農作業を行いながらさまざまな仕事に従事し、想像を絶する生活を強いられながら、生計を立てる。

 そして、苦しみぬいた無収穫時期を乗り越えた後、不可能と言われていた無農薬・無肥料によるりんご栽培に成功させ、世間では「奇跡のりんご」と言われるようになり、すべての農作物における自然栽培を実践で立証・確立させている。

 この木村さんが、次のイベントに参加するために松山にやってきます。
 時間のある方は参加料無料ですので、ぜひお越し下さい。


 開催日時 2010年3月14日(日) 13:30~16:30

 開催場所 メイン会場 愛媛大学法文学部大講義室(4F)
           サブ会場  愛媛大学総合情報メディアセンター(1F)

 開催内容

  13:30~13:35 開会あいさつ
  13:35~14:50 講演「りんごが教えてくれたこと」
  14:50~15:00 休憩
  15:00~16:10 トークディスカッション
               「持続可能な地域社会の実現をめざして」
  16:10~16:25 質疑応答
  16:25~16:30 閉会のあいさつ

 連絡先  NPO法人ユニバーサルクリエート
            089-945-3788
            089-945-3788
            unicre@enmusubi.biz

 席に限りがありますのでお早めに申し込んでください。
      ちなみにこのトークディスカッションに私も参加します

 

タクシーの出来事

2010年02月27日 09時34分04秒 | 考え方
 昨夜は雨が降っていたので、味酒公民館での講話が終わった後、自宅までタクシーで帰った。

 運転手さんに、「最近景気はどうですか?」と聴くと、「今日のような雨の日はうれしいですね。こういう天気は、お客さんが向こうから飛び込むように乗ってくれますから」
 

 かなり饒舌な運転手さんだったので、さらに話を振ってみた。

 「最近、規制緩和で車(タクシー)が随分と増えましたけど、大変じゃないですか?」
 「エエ、よく聴かれますが、実は私、(昨年)58歳で突然失業して、一生懸命就職
  活動をしたのですが、本当になくって、やっとこの仕事にありつけたんです。
  先輩(運転手)から言わせると昔はよかったと。でも、私はそのよかった時を
  知らないんです。むしろ、働く場所がなかった者にとっては、とても天国です。
  この仕事を二つに分けると、客待ちタイプと流しタイプの二通りあるんですが、
  私は人があまりやりたがらないときに流すんです。すると、結構乗って
  もらえるんですよね。ですから、そこそこ収入も出てきています。」
 「へぇーそうなんですか」
 「そうなんですよ。先輩たちが車(タクシー)が多すぎるから収入が減るばかりだと
  嘆く。でも、仕事がない者にとって、この業界はたくさんの人たちを雇用して
  くれるから本当にありがたい。私などは本当に肌身に感じてますから、変に規制
  をかけてはそのチャンスがなくなるわけですから、その芽を摘むようなことは
  してほしくないですね。」
 「そういう見方もあるんですね。」
 「ええ、先輩たちは収入が減るばかりだと嘆く。でも、そういう人の多くが待ちの
  タイプなんです。私は他の人がしないことをして、少しづつですが売り上げを上
  げれています。」
 「そりゃすごいですね。」
 「何も難しいことをしているわけじゃないんです。ただ、困っているお客様がどこ
  にいるのか、ただそれだけを考えて走っているだけなんです。すると、不思議と
  お客様が乗ってきてくれる。自分でも不思議だなと思っています。」

 この話ってどこでも通じますよね。

未来の子どもたちのために

2010年02月24日 22時58分59秒 | 激励
 今朝の朝刊を見ていて驚いた。
松山市小中学校PTA連合会の中村和憲会長が、松山市の慢性化した水源不足を憂え、そによる打開策として新たな水資源をということで署名活動をおこなっていたが、その手法が学校や子どもたちを使って行ったように読み取れる記事だった。

 残念である。

何が残念かというと、中村会長の人となりを知っている人ならば異口同音、そのような手法を使って無理強いする人ではないとわかっているからである。
 中村会長は日頃から、「子どもたちの未来のために。生きることの大切さを」と機会あるごとに言っておられる。
その高邁な精神と行動を尊敬する。
記事の内容の中に、イデオロギー的な行動と誤解されるようなところがあったが、会長はそのような軽率な人ではない。
純粋に子どもたちの未来が安心安全に暮らせて、輝かしい未来になるよう常に祈っている人である。

 そのような人が誤解されるようなことは残念で仕方がない。
 
 会長の思いや行動には一点の曇りもない。
 凛として前進していただきたい。
 未来の子どもたちのために...

至らぬ上司

2010年02月23日 22時19分55秒 | 職場の出来事
今夜、部下のご母堂のお通夜に行ってきた。
ご逝去は21日。22日が友引だったので今日が御通夜になった。
突然の訃報に驚くとともに、内心20日にあった「松山市公民館研究大会」が終わった後でよかったと思った。
なぜなら、彼は公民館主事の中でも要の立場にあるからである。

そんな身勝手なことを思っていた...

公民館長に「突然だったんですかね?」とお聞きすると、「いやぁそれがな、実は病院から仕事に来よったあんばいよな。随分とがんばってたんよな。」

あ痛・・・

なんと無神経な。

私は上司失格である。
部下に苦労ばかりかけるばかりで、自分勝手だと反省する。

ご母堂様のご冥福をお祈りします。

第二回 公民館「坂の上の雲」のまちづくり早分かり講座

2010年02月09日 21時59分08秒 | インフォメーション
 今夜は、第二回公民館「坂の上の雲」のまちづくり早わかり講座が伊台公民館(http://www.matsuyama-people.jp/04/idai.html)でありました。
講師は、中村時広市長。
 時間的には、夕飯時のお忙しいときだったのですが、約100名強の人たちが集まってくれて、熱心に市長の話に聴きいてくれました。

 お世話をいただきました第一ブロックの公民館長さん、役員の皆さん、書記さん、公民館主事の皆さんお疲れ様でした。

 

 そして、要約筆記と手話通訳をしてくれたボランティアの皆さん、ありがとうございました。

全国公民館ホームページコンクール

2010年02月08日 22時59分06秒 | 職場の出来事
 今日、道後公民館から昨年10月に応募していた「第3回全国公民館ホームページコンクール」の結果について報告がありました。

 道後公民館は残念ながら最優秀賞ではありませんでしたが、特別賞のマイクロソフト社賞を受賞しました。
本当に素晴らしいことです。
 
 総務省の「地域ICT利活用構築モデル事業」を通して、各公民館では情報発信の必要性について段々理解していただけるようになったかなと思っています。

モデル地区の一つ清水公民館では、運営部会の中に「情報発信部会」までつくってくれるところも出てきました。
また、この一、二年モデル公民館以外でも大きなイベントでビデオカメラをまわす光景をよく目にするようになりました。
 私たちは、総務省のモデル事業を通してたくさんのことを学びました。

 当初考えていた仮説も実行に移していく中で、現実とのギャップを感じ、時に打ちのめされるような思いがしました。
しかし、それ以上に大切なことや気づかなかったことなど、たくさんのノウハウを蓄積することができました。

 正直、41ある公民館のホームページはまだまだ限られています。
 今作戦を練っているのは、地域の人たちが自ら発信できる「デジタル公民館だより」の仕組みづくりです。
自分たちで情報発信をし始める風土を創りあげていくことが、一歩、コミュニティ分権に近づけることになると思っています。

娘のレコーディング

2010年02月06日 21時44分12秒 | インフォメーション
 今月13日(土)にコミュニティセンター・キャメリアホールで開催されます「第55回松山市PTA研究大会」は凄いことになりそうです。

 というのも、今回の研究大会は映像あり、音楽ありと具満タンな企画のようだからです。
その背景には、松山市小中学校PTA連合会(http://macn.jp/home.html)の中村和憲会長をはじめ役員の皆さんがたいへんな音楽好きでノリがいい(?)人たちが集まっているからでしょうか。

そして、とうとう「子どもたちへ」という歌までつくってしまいました。
作詞は事務局長の光田さん、作曲は中村会長です。
そして、その歌を歌わせていただくのが、私の娘なのです。

このことについては、本当に心配でたまりません。
本当にわが娘でよかったのか...
しかし、娘は意に介していないようで、プレッシャーを感じていないような雰囲気です。

 そして、今日、中村会長と(有)アイ・ビー・カンパニーの岡田プロデューサーのご自宅へレコーディングに行ってきました。
私は、初めての経験でしたので、見るものすべてが新鮮でした。
録音時間は3時間くらいで終わりましたが、中村会長は6時間、岡田さんはさらに夜中まで編集にかかるようでした。
 このように、たくさんの皆さんに支えていただきながらステージに立たせていただくのですから、本人にはがんばってもらいたいと思います。

 きっとたくさんの方々にご迷惑をおかけすると思いますが、よろしくお願いします。 

水あめ商品づくり

2010年02月04日 20時46分42秒 | 夢紙芝居事業
 今日は、紙芝居につきものの水あめをパッケージングしてくれている地域活動支援センター「作業所 ころころ(http://www.heartfullplaza.jp/p_korokoro.html)」に出かけてきました。

 今、本市では夢・紙芝居事業を展開していますが、将来、紙芝居の団体が自立してもらうためには経済的な自立が背景にないと難しいと考えています。
そのためには、どのようにして自立していくかを今からいっしょに考えていた方がいいかなと思い、そのヒントとして水あめの販売を思いついたわけです。

 なぜ、水あめかというと、既製の水あめを見ていて味気ないなと思ったからです。
 しかも、観光客に買ってもらおうとすると、松山で買ったという思い出とデザイン性が高くなければ購買意欲を高めることができないんじゃないかとも。

 デザインコンセプトは「三丁目の夕日」。
 松山に来て街頭紙芝居を見ながら、水あめをしゃぶる...
 子どもの頃の思い出と郷愁みたいなものを感じてもらい、「松山ってええよねぇ」と感じてもらえば、リピーターになるかも...

 そして、なによりもチャレンジドの就労の機会と紙芝居の活動団体の資金になるという一石三鳥の欲張ったしかけ。
今後は、ミニ紙芝居をつけたゴージャスな観光土産に進化させて、お土産売り場で取り扱っていただくとうれしいなと思っています。

 ぜひ、このシールが貼った水あめを見つけたら買ってください。
 それだけで、あなたはチャレンジドの就労機会をつくり、紙芝居関係団体の応援をすることになりますから...

        

作業工程を分解して、流れ作業で商品を作ってくれていました。
チャレンジドの皆さんには、作業を始める前に、紙芝居の話やドコで売るのか、みんなが喜んで買ってくれていることなどを説明してから始めてもらいました。

責任転嫁グセ

2010年02月03日 21時41分07秒 | 考え方
 「責任転嫁」大なり小なり誰にもあると言われており、私にもある。
 そして、これが習慣化したものを「責任転嫁グセ」というそうで、心理学ではこれを「他罰型」というそうだ。

他罰型の人は、フラストレーション(欲求がなんらかの障害によって阻止されている状態。また、その結果生じる不快な緊張や不安。)の大きい人だそうだ。
では、フラストレーションはなぜ大きくなるかといえば、目標を高く設定しすぎるケースが多いとも。
80点に目標をおいて80点をとれば満足できるが、100点満点を目標において80点をとった場合は自分が許せずフラストレーションが増大することになるというのである。
いわゆるまじめな人が陥りやすいと思う。

 高い目標設定は人生を向上させるのに役立つが、到達不能な目標を設定してしまうと、達成できない自分を責める気持ちばかりが強くなり、精神の均衡を保つために責任転嫁が始まるという。

 この「責任転嫁グセ」が厄介なのは、この癖を持つ人は周りから不信感を持たれやすく、そのうち(周りの人たちが)段々遠ざかっていくことになる。
特に、部下たちが遠のいていくと(上司としては)何もできなくなる。

 「部下を信じ、部下に任せる」とは、すべて自分が責任をとるということ。
 そして、その時の目標として(部下に)100点満点を強いるのではなく、その時の部下が最善を尽くして出せる点数をあらかじめゆるく設定することであろう。

 責任転嫁グセを治す特効薬は、これに尽きるような気がする。


※参考文献※

 PRESIDENT 2010.2.15