走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

コミュニティ・アート展、華盛り vol3

2011年02月28日 19時49分04秒 | 職場の出来事
 道後支所では、支所内の壁面を利用して地域のクリエーターの作品を展示しています。
春が近いせいか、さまざまな作品を展示いただくようになりました。
 ご紹介します。


墨絵の久保田文貞さんの作品は毎月圧倒されます。わかりづらいですが(撮影の腕のせいです)右が菜の花、左が蘭だそうです。


 写真は牧野晃三さんです。すっかり春の写真になりました。

 
 絵手紙は、道後公民館で活動されておられる「なごみの会」の皆さんの力作です。


 長井秀夫さんの鉛筆だけで描いた精密画です。長井さんはハンディキャップがありますが、素晴らしい作品です。

平成22年度 第3ブロックB 民生・児童委員協議会研修会

2011年02月25日 20時15分10秒 | 職場の出来事
 今日の午前中、「平成22年度 第3ブロックB 民生・児童委員協議会研修会」が開催されました。
第3ブロックBに所属する民生・児童委員協議会は、桑原地区、道後地区、湯築地区の三地区で構成されており、同協議会のメンバーの改選が昨年の12月にあったことから、テーマは実務に関係する保健福祉部の関係事務を取り上げました。

 講師は、生活福祉課、高齢福祉課、障害福祉課、子育て支援課、介護保険課の担当者に講師として来ていただきました。
 ご協力をいただきました関係者の皆様、心からお礼申し上げます。


 会場は、畑寺福祉センターでした。

 準備からお手伝いいただいた役員の皆様ありがとうございました。

 生活福祉課の西原英作講師(元部下で、上司だった私の前での話は過度な緊張感を煽ったようです)

日本愛妻家協会

2011年02月24日 06時03分48秒 | 家族の出来事
 友人のKさんが日本愛妻家協会(http://www.aisaika.org/index2.html)の愛媛県支部長に選任されました。
本当に喜ばしいことだとは思いますが、私まで巻き込むのはご勘弁ください。
Kさんへのお断りメールは以下のとおりです。

日本愛妻家協会
愛媛県支部長のKさんへ

 同協会愛媛県支部長のご就任、心よりお慶び申し上げます。
 さて、私の協会への参加ですが、すでに日本恐妻協会会員なっておりまして、
 参加がかないません。(大嘘です)
 また、大変失礼ですがKさんの後塵を拝するというのは納得がいかず
 お断りさせていただきます(大笑)

 追伸:このやりとりブログに書いていいですか?
 (実名は出しませんが、すぐばれるとは思いますけど...)

 チャンチャン

追記:ちなみに「日本愛妻家協会」はしっかりした団体であり、りっぱな活動をされている団体です。だからこそ、私にはそぐわないと思い辞退させていただきました。


農商工連携プランニング講習会 in 松山

2011年02月23日 23時49分26秒 | 考え方
 4回シリーズで行われる「農商工連携プランニング講習会 in 松山」に参加してきました。(定員15名のところ16名の参加:満員御礼)

 講師は、NPO法人農商工連携サポートセンターの代表理事 大塚洋一郎さんです。
大塚さんはもともとは国家公務員だった人で、経産省時代に農商工連携に携わった縁で、退職までして農商工連携のプロとして生きる道を選択された方です。

 本当に幅広い人脈を持っておられ、講習会と言っても研修に近いもので、久しぶりに楽しい研修を受けることができました。

二日目は模擬ビジネスモデルを企画していくというもので、私は「ドライフルーツを活用した健康食品の開発と販売」というテーマで企画してみました。
この企画には、参加者の日東物産の東社長や菊地農園の菊地さんが興味を持ってくれ、チームを結成することになりました。

 大塚先生もたいそうおもしろがられ、低温乾燥機メーカーなどを紹介していただけることになりました。
菊地さんは農家のネットワークを活用して材料の供給を、森さんは流通のプロとして販路の開拓や商品開発時の消費者ニーズの反映を担当していただくことになりました。
私はというと、ドライフルーツに向く農産物の調査や開発における理論的裏づけなどの担当です。
また、売るときのデザインが勝負だということになり、このことについても口出しさせていただこうと思っています。

 ただ、私の立場からすると完全ボランティアですが、企画が楽しいので今からワクワクしている次第です。

 これからこの事業の進展内容についても発信していきたいと思っていますので、乞うご期待です。

坊ちゃんカップ第4回道後温泉卓球大会

2011年02月22日 22時47分03秒 | 地域情報/その他
 夕方、坊ちゃんカップ第4回道後温泉卓球大会のオープニングイベントがありました。
はずかしいお話ですが、このイベントについては最近知りました。

 写真は野志市長と小学校4年生の女の子との始球式ならぬ「始球試合」でしょうか。
※試合結果は、女の子の完封(市長が一点は返しましたが...)勝ちです。

 温泉卓球なる映画がありましたが、このイベントを覗きながら、つい、「そんな映画もあったなあ...」と思った次第です。

湯築地区ふれあい・いきいきサロン活動援助員研修会

2011年02月18日 21時45分05秒 | 職場の出来事
 道後地区は、「湯築(ゆづき)地区」と「道後地区」の二つの地区に分かれています。
これは二つの小学校(湯築小学校と道後小学校)に分かれたために、その校区制をもとに分けたためです。
しかし、道後に生まれ道後で育った人たちにとっては、1つなのです。

 そして、今日、道後のにぎたづ会館で「湯築地区ふれあい・いきいきサロン活動」に携わる援助員の人たちの研修会がありました。
 内容は、今実施している事業についての検証や課題、新たな事業アイデアなどについての話し合いが中心でした。

 私自身は、この事業に直接関わっているわけではないのですが、オブザーバー参加ということで出席してきました。
普段聴けないお話や現場のご苦労などを聴かせていただき、頭の下がる思いでした。

特に事業を企画する当番のときのプレッシャーは大変で、そこで身も心も疲れてしまうようです。
私などは企画することが好きですから、楽しいだろうなと思っていたのですが、多くの人たちが主体的に動くことには疲れているようでした。

きっと事業参加者から、お礼やお褒めの言葉をいただければ、やりがいなどを見出すことができるのでしょうが、そういったケースがあまりにも少ないのかもしれません。
それでも頑張っておられるのは、事業の中で見せる参加者の笑顔でしょうか。

 人の心と心を紡ぐためには、笑顔と少しばかりのねぎらいや感謝の言葉だと思います。
どうかお願いです。
地域でがんばる人たちに、笑顔と少しばかりのねぎらいや感謝の言葉をいただけませんかm(_ _)m

竹よ

2011年02月16日 23時04分46秒 | 考え方
 この季節になると上司が贈ってくれた詩を思い出し、自分を奮い立たせている。


「竹よ」

 竹が割れた
 こらえに こらえて倒れた
 しかし竹よ そのときお前が
 共に苦しむ仲間達の背の雪を
 払い落としながら倒れていったのを
 私は 見ていたよ

 ほら 倒れている おまえの上に
 あんなに沢山の仲間が
 起き上がっている

            富弘
 

ほろほろ酔うて

2011年02月11日 23時55分03秒 | つぶやき
 今日、最近親しくしていただいているK夫妻のご紹介である人たちとお会いした。
なぜか、私と同業者の人たちであった。

 どういうわけか民間企業にお勤めの方から同業者をご紹介いただく機会がある。

 最初はお名前をお伺いしても顔がなかなか出てこない(年のせいか。いいわけです。)
 休みなのにわざわざ出てきてくれるという。
 申し訳ない思いでいっぱいである。

 K夫妻も同席いただいた。
 その心配りがとても嬉しかった。

 事前にKさん(ご主人の方)から「何か手土産を持っていきましょう」とアシストがあったので、お約束が夕方からだったので午前中に準備に出かけた。
今回は、地元道後・水口酒造(地ビール「道後ビール」でも有名 http://www.dogobeer.co.jp/)の酒を求めにいった。

 私の好きな種田山頭火が最期をむかえた、この地・松山でゆかりのある酒・「一浴一杯(いちよくいっぱい)」
酒をこよなく愛した漂泊の俳人・種田山頭火にちなんだお酒。
山頭火は道後温泉が好きで、入浴後に一杯飲むことが楽しみだったと日記に記しているそうだ。
やや辛口だが、寒いこの季節にお燗にするとうまい。

 そして、旧友と酌み交わす酒は何よりのうまさ。
 酒の肴は、互いの夢。
 Kさん夫妻のおかげで今宵の酒もうまい。

  「ほろほろ酔うて木の葉ふる」 種田山頭火

 

 



朝勉

2011年02月10日 05時01分08秒 | うれしい
 若い職員のグループに入れてもらって「朝の勉強会」に参加している。

 おおむね二週間おきに、朝の7時から一時間程度の勉強会である。
 最初のうちはテーマも決めず、どちらかというとダラダラ会議みたいな感じであったが、この一年は教材を決めて、章ごとに輪番制で担当が整理をして発表し、それについて質疑応答をするといった進め方を行ってきた。

 選んだ教材は、「エッセンシャル版/マネージメント(基本と原則)」P・F・ドラッカー著、上田惇生編訳である。

 最初のうちは戸惑っていたが、二周するころからは各自コツがつかめてきたようでまとめ方もうまくなった。
何よりも、若い職員の勉強熱心さに圧倒された。

 途中から、訳に無理があるのではないかという話になり、原書を買って自分で訳してくる者まで現れた。
自分の中では信じがたい話であるが、本当の話である。

 自分にとって本当に刺激になった勉強会である。
 私などは内容が難しく、結局は話を脱線させたり、茶々を入れるくらいだったような気がする。

 なによりも、次代を担う若い職員が発見できたことがとても嬉しいことである。

 松山市の未来は明るい!!

 そして、私たち先輩はその邪魔をしたり、芽を摘むことのないようにしよう。

できたできた看板できた!!

2011年02月07日 21時53分42秒 | 職場の出来事
 私が勤務する道後支所は少し奥まっているところにあるため、お客様からわかりづらいとクレームが入っていました。
特に隣に農協の道後支所があるために、よく間違えられていました。(農協の皆さん、すみません)

 そんなときに電線地中化工事の話が持ち上がりました。
入り口の看板が電柱に取り付けられていたために移設の必要が出てきたのです。

そこでこの機会を捉え、入り口の看板のやりかえと、玄関先の軒の部分に新たな表示看板を取り付けてほしいという要望を出しました。
行政的な言い方をしますと、「関係者各位のご理解・ご協力を賜り実現に至りました」でしょうか。

 右側の電柱が退くと見やすくなると思います...

  

 本日仕上げの看板が付き、これで少しはまちがわずに道後支所に来て頂けるでしょうか。
表面づらだけ整備しても何にもならないことはわかっているつもりです。

 今日からより一層、職員一同チームワーク力を発揮し、お客様が来やすい支所づくりに努めてまいりますので、ちょくちょくお越しいただいたらと思います。

 

トイレの掃除と世帯年収

2011年02月04日 23時43分56秒 | おもしろい
 経済部門にいた頃、企業の健全性を評価する指標として直接企業訪問をして失礼な話だがいろいろと観察させていただいた経験がある。
 例えば、

  □スタッフの挨拶ができているか
  □電話の受け応えをしっかりしているか
  □スタッフの行動情報が共有かできているか
  □社長室にゴルフの優勝カップや表彰状を飾っていないか
  □トイレがきれいに清掃されているか

 おかげで最後のトイレについては、途中で中座してトイレを借りる癖がついた。
そして、今日、yahoo!ニュースを見ていて以下の記事を見つけた。
トイレ掃除ができていない企業の社長さん、スタッフにこの話をしてみてはいかがでしょう。

 NHK紅白歌合戦で披露され、大ヒットソングとなったアーティスト・植村花菜さんの楽曲『トイレの神様』は、“トイレ掃除”の場面が描かれていることで有名だが、今回は、世間の“トイレ掃除事情”についてアンケートを実施。
トイレをキレイにしている人と、そうでない人とでは、「世帯年収に約90万円の差がある」という驚くべき事実が明らかになった。

ライオンは、今回、20~39歳の男女490人に対して「トイレの清潔さに関する比較調査」を実施。
風水などでは、「トイレをキレイにしていると、金運がアップする」などといわれているが、実際に調査対象者を“ピカピカトイレ派(245人)”と“残念トイレ派(245人/トイレをキレイにしていない人のこと)”の2派に分け、「あなたは金運が良い方だと思うか?」と質問。
すると、“ピカピカトイレ派”は、42%が「思う」と回答したが、一方で、“残念トイレ派”で「思う」と答えたのは、22%と少数だった。

 さらに、年収についても聞いてみると、明らかな違いが発覚!“ピカピカトイレ派”の平均個人年収は261万円、“残念トイレ派”の平均個人年収は237万円となり、24万円の差が出てしまったのだ。
そして、「世帯年収」についても聞くと、“ピカピカトイレ派”の平均は542万円、“残念トイレ派”の平均は454万円。
なんと、90万円近くの差が出る結果となった。

「トイレをキレイにしているかどうか」で、なぜここまで調査結果に差が出るのだろうか?
“ピカピカトイレ派”と“残念トイレ派”の、性格や意識の違いを調べてみると…。
“ピカピカトイレ派”は、「段取り」が良く、「友人」が多い傾向にあることが明らかに。社交性が高く、仕事や対人関係でそういった面が評価されやすいのではないか、ということが分かった。
「トイレをキレイにしていると、友だちも家に気兼ねなく呼べて、人との関わりも増えて、人生が楽しくなる」(33歳・主婦)など、“ピカピカトイレ”イコール“招福”と考える人は、実際に多数いる模様だ。

 ちなみに、トイレをキレイにしている人に「トイレ掃除で工夫していること」を聞いてみると、「汚れに気が付いたらすぐに拭き取る」(35歳・未婚女性)、「トイレットペーパーでこまめに便器・床を拭く」(37歳・未婚男性)など、“気付いたらすぐ”や“頻繁に”掃除するという意見が多く上がった今回の調査。
立派な年収をGETするためにも、今日からこまめに掃除し“ピカピカトイレ”を目指してみるのはいかがだろうか。
【東京ウォーカーより抜粋】

 こまめに直ぐ行動するということがお金を稼ぐ極意か!!

自分で考えろ!!

2011年02月02日 22時53分34秒 | ちょっといい話
 今夜、役所に入所した時に最初の先輩だったMさんの送別会を行った。
同期のHさんと三人きりのささやかな送別会。
なぜ、ささやかな送別会になったかというと

 M先輩は送別会を頑なに拒否し続けてきたからである。

 そこで、「前方(まえかた)に寿司を奢ってくれるといってたじゃないですか、今度行きませんか?」と偽って誘った。

主役は本気で私に寿司を奢るつもりで店にやってきた。
まず、私以外にHさんがいるのに驚いた。

 席に着くなり、「今日は何の会ぞ?」
 「あなたの送別会です」
 「そんなことはせんでええ言うたろが...」
 「まあまあ」といってとりなす。
 「ということで、これささやかな記念品です。」

 M先輩は、最近、バイク(自転車)に凝っているとのこと。
 (私は、この先輩を長年見てきたが一番まともな趣味のような気がする)
 そこで、バイク用のヘルメットを贈った。
 還暦ということもあり、赤いラインが入ったモノにした。
 いつまでも健康でありますように、いつまでも若々しくありますようにと思って贈った。

 M先輩は、昔からシャイであった。
 少し天邪鬼なところもある。
 記念品も受け取ろうが受けとらまいが、こちらの勝手で渡すしかない。
 ひとしきり話したところで今度は花束が届く。
 二度目のサプライズである。
 照れくさそうに受け取ってくれた。
 
 この先輩がいたからこそ、今の自分がある。
 よく怒られた。
 怒るときは、鬼の形相になり、まさに「烈火の如く」怒った。
 完全に感情で怒っていた。
 でも、まちがってはいなかった。
 私自身の甘えや至らぬところをついてきた。
 仕事は真剣勝負であるということを教えてくれた。
 理詰めで物事を考えるということを教えてくれた。
 時に大胆に、時に繊細に仕事をするものだということを教えてくれた。
 本質を見抜き、そこからぶれてはいけないということを教えてくれた。
 そして、怒った後の決まり文句は

 「自分で考えろ!!」であった。

 この先輩からいっぱいいっぱい盗んだ。
 だから、今の自分がある。