走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

元気になる方法

2012年05月15日 21時29分10秒 | 激励

 心が萎えそうな時、
 やるせない時、
 悲しい時、

 母は天真爛漫に振舞った。

 私が元気をなくしていると、
 必ず、とろろ昆布の入った「素うどん」を作ってくれた。

 母のこだわりは細めん。

 太麺は、品がないというのである。
 よくわからなかったが、その影響か、私もうどんはもちろんのこと、ラーメン、パスタなど、どんな麺も細い方が好きになった。

 なぜ、元気がないときに「うどん」なのかというと、人間、元気がないときには、まず腹の中から温めないかんということのようだ。
 そして、満腹感がないと、人に優しくなれないというのが母の持論だった。

 子どもにはそう説きながら、自分優先を貫いた人でもある。

 なぜなら、うどんを食べている横で、平気でステーキを食べれる人だった...

 

 

就職活動に失敗してもくじけちゃいけない!

2012年05月14日 21時37分13秒 | 激励
 今朝の新聞で就職活動に失敗したために150人の若い命が自殺によって絶たれたという。
 なんとも痛ましいことである。

 ご両親やご家族の失意を思うといたたまれない。

 本人にとっては、努力してもかなえられなかったことに悲嘆し、明るい未来を感じられなかった覚悟の自殺であろう。
 このことを、私たち大人は、「仕方ない」ですましてはならない。

 当人にとっては、そこまで覚悟するのに、本当にもがき苦しみ、それでも成就しない不条理ともいえる現実に対して、恨みにも似た気持ちで「死」という道を選んだのかもしれない。

 しかし、もし、同じような選択をしようと考えている若者がいるとしたら、早まってはいけない。
 この世で最も尊いのは命である。

 その命を自ら断ってはいけない。

 本当に、今は苦しいだろう。

 しかし、君たちが中堅幹部になる頃、会社という組織自身がなくなり始めるかもしれないからである。
 それは、恐らく大小関係なしにである。

 ライフサイクルは商品やサービスだけでなく、組織にも存在する。
 どのように栄華を極めようと、草創期・成長期・成熟期・衰退期と、いつかはなくなる運命にある。

 終身雇用制や年功序列制がわが国から消え始めた時点から、「学歴社会」は壊れる運命にあった。
 その証拠に、「彼は東大出」といわれて驚かれて重宝がられていた時代から、「へぇ~」と一瞬、驚いても、彼がそれなりの実績を示していなければ消えてしまう時代になった。

 そして、会社のライフサイクルが異常に短くなった。
 経済部門にいた頃、会社年齢は30年といわれていた。
 しかし、それから10年、今は10年も持たないといわれている。

 何が言いたいかというと、これでは人が育たないのである。
 今までのようなプロジェクト方式では、最低、人が育ったと思われる時間としては6年から8年くらいはかかる。
 なぜなら本当に育てるためには、ゼロからスタートさせるプロジェクトに参加させ、苦労させて初めて通用し始める人材に仕上がる。
 そして、経営幹部に育てるための教育にいたる頃には、会社自体がなくなる可能性が出てきているということである。

 これは小さな会社だけではない。
 そうなると、どうなるか。

 会社という組織がなくなるのではないかということ。
 プロジェクトごとに、それを達成できるスキルを持った人材がそのプロジェクトのためだけに集まり、行動を起こす。
 そして、達成すれば消滅する。
 あとは、パッケージ化できるので会社という形態も必要なくなる可能性がある。
 そんなことはありえないと思われている方は、あなたの子どもや孫の時代に、それが現実となっていることに驚かれることであろう。
 雰囲気的には映画「ミッション・インポシブル/スパイ大作戦」みたいな感じである。

 そこで、就職が決まらずに悩んでいる若者に提案する。
 どうだろう、まず居直ってみては。

 そして、居直ってアルバイトをしながら、ボランティア活動をしてみてはどうか。
 時代は、収益性から社会性へと移行している。
 社会性を持たない企業ほどライフサイクルはより短い。
 そしてなによりも、社会という「現場」を見ることができる。
 君のキャリアの中にボランティア活動やNPO活動というキャリアがあなたの明るい未来を創ることになる。

 それから、英語と中国語をしっかりマスターすべきである。
 これだけで人類のほとんどの人たちとしゃべれることになる。
 つまり、君はそれだけで国際人の入り口に立つことになるのである。

 これからのビジネスの形態は、世界人になること。
 決して企業人になることではない。

 人のために頑張れる人になれば、神様は決して君を見捨てたりはしない!
 

りんごの唄

2012年03月06日 05時00分25秒 | 激励

 みなさんは、「りんごの唄」を知っておられるだろうか。
 若い人たちにはなじみがないであろう。
 ただ、この唄には日本人の哀愁と荒廃した敗戦の中で必死で立ち上がろうという思いが凝縮されている。
 もうすぐ東日本大震災から一年。

 被災を受けた方々に贈るものがない。
 ただ、この歌について少しだけ紹介させていただくことで、明日に向かって進む勇気を持っていただくことをお祈りしています。

 サトウハチローがこの詞を作ったのは戦時中であったが、「戦時下に軟弱すぎる」という理由で検閲不許可とされ、戦争終了後に日の目を見た。
 可憐な少女の思いを赤いリンゴに託して歌う歌詞が、戦後の焼け跡の風景や戦時の重圧からの解放感とうまく合っていたのと、敗戦によって憔悴しきった国民の心を癒される楽曲と評価され、空前の大ヒットとなった。

 「リンゴの唄」吹き込みの際、作曲者の万城目正は度々ダメを出し、「もっと明るく歌うように」と指示した。
 しかし、この注文は当時の歌手・並木路子(なみきみちこ)には酷で、並木は戦争で父親と次兄、3月10日の東京大空襲で母を亡くしていたため、とてもそんな気分にはなれなかったのである。
 その事を聞いた万城目は、「君一人が不幸じゃないんだよ」と諭して並木を励まし、あの心躍らせるような明るい歌声が生まれたという。

 戦後と復興の象徴として 、この曲はテレビ番組などの資料映像として終戦直後の焼け跡の空撮、闇市、買い出し列車などが流れる際、必ずと言っていいほどBGMに使われる“定番BGM”としても知られている。
 並木は阪神・淡路大震災(1995年1月17日発生)の最大の被災地である神戸市長田区への慰問に訪れた際にも、避難所となった学校の校庭に設けられた仮設ステージでこの曲を歌唱しており、その模様を載せた当時の新聞紙面には「焼け跡に再び『リンゴの唄』が流れた」という見出しが躍った。

 りんごの唄の歌詞は次のとおり。

  赤いリンゴに 口びるよせて
  だまってみている 青い空
  リンゴはなんにも いわないけれど
  リンゴの気持は よくわかる
  リンゴ可愛(かわ)いや可愛いやリンゴ

  あの娘(こ)よい子だ 気立てのよい娘
  リンゴによく似た かわいい娘
  どなたが言ったか うれしいうわさ
  かるいクシャミも とんで出る
  リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ

  朝のあいさつ 夕べの別れ
  いとしいリンゴに ささやけば
  言葉は出さずに 小くびをまげて
  あすもまたネと 夢見顔
  リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ

  歌いましょうか リンゴの歌を
  二人で歌えば なおたのし
  みんなで歌えば なおなおうれし
  リンゴの気持を 伝えよか
  リンゴ可愛いや可愛いやリンゴ


 つらいでしょう、悲しいでしょう。
 命日は故人のために涙がかれるまで泣いてあげてください。
 でも、明日からはこの曲を口ずさみながら、がんばってください。
 ファイト!!



元気応援歌

2011年04月06日 23時10分22秒 | 激励
 ある居酒屋さんのトイレで見つけました。
素敵な詩だったので書き写してきました。


悲しくても元気がよく

つらくても元気がいい

貧しくても元気がよく

くじけても元気がいい

元気があれば

   何でもできる

元気があれば

   どうにかなるさ

とにかく

  元気でがんばろう!



 人生いろいろあります。
 でも、まずはカラ元気から...

未来の子どもたちのために

2010年02月24日 22時58分59秒 | 激励
 今朝の朝刊を見ていて驚いた。
松山市小中学校PTA連合会の中村和憲会長が、松山市の慢性化した水源不足を憂え、そによる打開策として新たな水資源をということで署名活動をおこなっていたが、その手法が学校や子どもたちを使って行ったように読み取れる記事だった。

 残念である。

何が残念かというと、中村会長の人となりを知っている人ならば異口同音、そのような手法を使って無理強いする人ではないとわかっているからである。
 中村会長は日頃から、「子どもたちの未来のために。生きることの大切さを」と機会あるごとに言っておられる。
その高邁な精神と行動を尊敬する。
記事の内容の中に、イデオロギー的な行動と誤解されるようなところがあったが、会長はそのような軽率な人ではない。
純粋に子どもたちの未来が安心安全に暮らせて、輝かしい未来になるよう常に祈っている人である。

 そのような人が誤解されるようなことは残念で仕方がない。
 
 会長の思いや行動には一点の曇りもない。
 凛として前進していただきたい。
 未来の子どもたちのために...

悩める後輩たち

2009年11月10日 21時29分05秒 | 激励
 最近、後輩たちの相談にのることが多くなった。
 どれも真剣なものであり、現状から打破するためにどうすればいいのかと言ったものばかりである。

 自分が同じような年齢の時に、このように真剣に向き合っていたかというと、恥ずかしい話だが足下にも及ばない。
そういう意味では、相手は悩んでいるのにもかかわらず、私の方はというと心の中で喜んでいる。
別にからかっているのではない。
 こういう後輩たちが私たちの後を担ってくれるということがうれしいからである。

 組織はつながらないと意味がない。
つなげてくれるのは、すべからず「人」である。
人は、悩んで、その中から答えを導き出した時に成長する。

 また、ほとんどの場合、答えなどないのである。
 まずは、やってみること。
その一歩を恐れた時、その人の成長は止まってしまう。
やってみて、呪文のように「これでいいのか」を繰り返し、進んでみる。

 そして、時に立ち止まってみる。
 また、一歩下がってみる。
時に失敗したり、選択した答えが誤っていると気づく。

 大切なことは、反省をしても自己嫌悪に陥ることはない。
進んだ勇気を自分で自分を褒めてやる。
卑下する必要などない。

 また新たなこと、今までのことを変えようとすると、必ず障害が立ちはだかる。
敵ができても、味方がいないときがある。
孤独感にさいなまれ、くじけそうになる。

 そんな時、心のよりどころが欲しくなる。
 私たちのよりどころは、
 まず、そのことが市民の生命や財産を守ることか、
 次に、そのことによって市民を幸せにできるかを自問自答する。
 そして、その二つをクリアしていると思ったら思いっきりやればいい。

 ただし、その方法が問題である。
 まっすぐな直球ばかり投げていると、打者はどんなに速い球でも目が慣れてきて、いつしか打ち返される。
 そうならないために、時に変化球も必要である。
 相手の打者の癖や好きな球や苦手な球が何であるのか、事前に情報も持っておかないと闘えない。

 多くの悩みは、真っ向勝負をしすぎて、勝てないと言う。
 よく考えて欲しい。
 相手も必死であるということを。
相手を嘗めた瞬間から、自分の勝利はないと思った方がいい。

 常に、全身全霊をかけて闘う。
 ベストを尽くすのである。
最後の最後まで、ベストを尽くすのである。

 この姿勢さえあれば、必ずや時間がかかっても勝利できると思う。


議会前の勉強会

2009年09月15日 22時13分48秒 | 激励
 9月議会が開会している。
当課もどうやら質問が出そうである。
今日は、そのための準備で追われた。

 通常、答弁はリーダー以上が書くのが普通かもしれない。
でも、当課では担当者に書かせることにしている。

 特に新規事業の時などは、意識してそうさせている。
担当者にとってはたまったものじゃない。
でも、この点については厳しく申し付ける。

 仕事は、最初から最後まで携わって初めて達成感を味わえるものだと思っている。
 また、仕事は楽しいことばかりじゃない。
むしろ、つらく、苦しいことの方がはるかに多い。
だからこそ、達成した時の喜びは半端じゃない。

 技術的なことは一切教えない。
自分で、過去の答弁をひっくり返し、自分なりにその事業をどう捉えていくか、そしてそれをどう表現するか、すべて自分で決めさす。
私はというと、それらが上がってくるまで待つ。
苦しみもがいていても知らん顔である。
こういうときの私は、冷たい。

 答弁を書くときに、単に作文だけだと思って書くと、かなり厳しい追求をされることになる。
まだスタートしていない事業をあたかも始まっている現実のように頭に描いていないと相手にしっかりと伝わらない。
そして、時間軸をどんどん先に延ばしていき、その事業の着地点まで描かせる。
すると不思議なことに、事業推進中に起こりそうな課題や問題点が見えてくる。

 本人にとっては、試練である。

 企画は少し勉強すれば描ける。
でも、それを形にするには、予算化し、それを形にしていくためには、さまざまな人たちに関与してもらわなければならないから、それなりの人的ネットワークや団体を知っておかないと(形には)できない。

 地域社会の中で何か形にしようとする時、どんな人たちや組織が登場するか、これが浮かばないと致命的である。
なぜなら、その登場人物が大なり小なり得したり損したりするからである。
ほとんどが妥協の産物であるが、少しでも夢や希望がなければ動かない。
そこで、総合調整能力が必要となる。

 かなりのエネルギーとパワーを必要とする。
 だから、諦める人が多い。

 しなくても、評価なんか変わらないと自分に言い聞かせる。
 むしろ、することで失敗する方が割をくう。
 だから、手を出さない。

 こんな中途半端な部下はつくりたくない。
 どんな障害に出くわしても乗り越えられる部下を一人でも多く育てたい。

 今日の文書は自分でもまとまりがないと思う。
 疲れとるなあ...

主査試験に臨まれる皆さんへ

2009年09月07日 05時01分26秒 | 激励
 今年も主査(チームリーダーになる資格/昔風に言うと係長)試験を申し込む季節になりました。
 上司として、がんばれと励ますことしかできません。
 次のようなメッセージを送りました。
 本当にがんばれとしか言えない自分が歯がゆいです。

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主査試験に臨まれるみなさんへ

 今回も主査試験は難関で狭き門であります。
 しかし、決して諦めてはいけない。
 人の上に立つ立場を目指す君たちが、がんばる元気を
 有していないと、部下たちはついてきてくれません。
 
 日々の積み重ねこそが大事であり、そのことを本番に
 出し切ることが大事です。
 何度失敗しようが、くじけてはいけない。
 最後まで最善を尽くしてこそ、その真価が問われるのです。
 決して諦めない力こそ、結果を出す力です。

 がんばってください。応援をしています。

           地域学習振興課長

がんばって下さい。

2009年08月17日 22時29分44秒 | 激励
 私のブログを見てくれている人たちが増えていることに私自身が驚くことがあります。
そして、何かのキーワードでたまたま私のブログに入ってきたお客様がおられます。
ときどき、どのような足跡から私のブログに入ってきたのか気になることがあります。
そこで、その履歴を追いかけていると、「ももたんの肺がん闘病記(http://blog.goo.ne.jp/momotanrin)」というブログに行き着きました。
読んでいると、壮絶な闘病生活を淡々と記しておられます。
それは、第三者が外から見ているかのように
 私はこの著者を知りません。
 でも、なぜか毎日チェックするようになりました。

 ブログが更新されていない日は、とっても気になってしまいます。
 一生懸命に生きることがどういうことか、日々をいかに大切に生きるべきかを教えられるブログです。