走る営業公務員、奮闘記!!

地方分権が進展する中での地方からみた木っ端役人の奮闘記です。

朝焼け

2013年09月30日 19時18分44秒 | びっくり

 今朝、日の出前に目が覚めた。

 ガラス越しに火のような光に目が覚めた。

 火事か?!

 だが静かすぎる...

 朝焼けだ。見事な朝焼けだ。

 

 

 

 

 今日はおかげでとっても清々しい気分だ。

辰巳町芋炊き会

2013年09月29日 23時06分13秒 | 地域情報/その他

 本日は、うちの町内会の恒例イベント、「芋炊き会」であった。

 町内会長になって初めての芋炊き会。
 いろんな不備もあったが、皆さんの協力のおかげでなんとか無事終了。

 従来よりも、多い参加者。

 

 大盛況であったが、途中で割り箸や飲み物が足りなくなり、急遽、コンビニやスーパーに走ってもらう。
 年を取ったせいか、皆さんの力をすんなりと受け入れるようになった。
 良い言い方をすれば、「巻き込む力」がついてきたということか...

 無理はしない。
 嫌がることはしない。

 謙虚に誰の意見でも聴けるようになった。
 素直に心から感謝の言葉を言えるようになった。

 これもたくさんの公民館長さんと一緒に仕事をさせていただいて学んだこと。

 今、考えていることは、この芋炊き会を防災訓練と掛け合わせること。
 でも、始まったばかりだから無理をする気はない。

雄新夢プロジェクト

2013年09月27日 23時47分13秒 | うれしい

 今日は、休みをもらって雄新中学校のキャリア教育「雄新夢プロジェクト」に参加してきた。
 昨年から始まった同中独自のキャリア教育である。
 
 今回は41業種の講師が集まった。
 すごいのは、すべてボランティア講師。
 お礼に給食がいただける。

 私は、公務員講座を担当。
 1コマ50分、2コマを担当。

 中村和憲会長の「公務員といえば竹村さん」という言葉に乗せられ、簡単に引き受ける。

 クラスは学年ごとではなく、1年生から3年生の混在クラス。
 内容は次のとおり。
 
  ・講師のおっちゃんの正体は?

  ・なぜ公務員になりたいのか?

  ・公務員の仕事、知ってますか?

  ・公務員の仕事のつらさとは...

  ・公務員の仕事のやりがいとは...

  ・公務員の将来性とは...

  ・公務員に向く人とは?

 最近は、プレゼン資料に余計なことを書かなくなった。
 伝えたいことだけを一行で伝える。

 生徒の皆さんにノートを取らせるのが目的でないからだ。
 伝えている中で各々が心に残るキーワードを一つでも残せたら、それでいいと思う。
 
 将来の優秀な公務員をリクルートすると考えれば、またとないチャンスをいただいている。


 そして、公務員に向く人について、

  「奉仕の精神をもてる人。そして、人の痛みや弱さを感じ取れる人」

 それで結んだ。

 

人の役に立つということ

2013年09月26日 20時55分00秒 | つぶやき

 「人のためになること」、難しいことではない。

 まず、一生懸命働き、税金を納める。
 それだけで十分人の役に立っている。

 私のような木端役人の給料を払うために税金を払っていると思うと腹が立つ。
 税金は所得の再配分という社会システムだということをご理解いただきたい。

 皆さんに納税していただいた税金を有効に社会のために役立てるというのが、私たちの本来の仕事であります。

 しかし、日常の仕事に追われていると、得てしてこのことを忘れがちになる。
 だからこそ、私たちにかかる経費は少しでも抑えないと、社会システムの方へ回すお金が減るのである。

 行政改革を担当していた頃、このことばかり考えていた。
 ただでさえ、仲間に嫌われる仕事である。
 だからこそ、「ここで何円浮かせば教育費に回せる」、「ここで何円削れば民生費に回せる」、という風に考えるようにしていた。
 そういう風に考えないと、もたない自分がいた。

 最近、ある人から、「私は、人の役に立っているんでしょうか」と問われた。
 「(人の役に)立ってる、立ってる。十分、立ってるよ。働いて、税金を納めているんでしょ?なら十分、(人の)役に立ってるよ」

 社会が認める大人とは、納税者になること。
 
 障がい者の希望の星、竹中ナミさん。
 彼女は終始一貫、「チャレンジドを納税者に」

 たった一言だが、これほど重い言葉はない。
 いま、消費税についてマスコミの方はいろいろと国民に分かりやすく解説してくれている。

 しかし、その一方で納税の大切さを解説している場面はわずかである。

 そして、私たち行政に携わる人間は、いかに上手に税金を取るかに血眼になる前に、いかに税金を納めたいと思わせるようなまちづくりができるかに終始すべきだと思う。

 個人的には、死ぬまで納税者でいたい...

 
 
 

付き合いきれない上司

2013年09月25日 20時24分10秒 | つぶやき

 自分を冷静に振り返ると部下たちに、このように言われていたのだろうなと最近思った。

 そのきっかけを作ってくれたのは元部下。
 一緒に飲んでいて、彼からつい上司に対する不満が出た。
 彼の話には理がある。

 こういう時、その上司を通して自分を投影してしまう。
 やがて自分とその上司がオーバーラップする。

 よくよく考えたら、彼の上司だった頃、私は彼の職員生活の中で最も最悪な上司だったかもしれない。
 時間的な制約やスキルなど全く関係なしで命令した。
 「理不尽」だと思われるくらい、そのミッションを強いた。
 内心、「ちょっと無理かも」と思いつつも、叱咤激励(正確には叱咤のみ)しながら目標に向かってひたすら尻をたたいた。

 他人事のようだが、不思議とやり遂げるのである。
 本当に他人事である。

 「やれたん?」
 命令した者が一番驚く。
 私らしいといえば私らしい。

 こんないい加減な上司の下で働く部下はたまったもんじゃない。
 
 そして、最近、何度か飲み会があり、その中で元部下たちと顔を合わせることがあった。
 不思議と課ごとにその時のメンバーが集まってくる。
 2課ごとに輪ができてOB会のようになってしまった。

 彼らは異口同音こういうのである。
 「あの時は、本当に大変でした。しんどくって、死ぬんじゃないかと思いました(オイオイ、それは大げさだろう)。でも、楽しかったです。」

 仕事は、大変なものです。
 しかし、その仕事を楽しいものに変えれるかどうかは、すべて自分です。

 ただ、そのように向けるには上司の力がいるのかもしれません...

看板がなくなると

2013年09月24日 21時33分26秒 | つぶやき

 最近、仕事をやめた人と話をしていて、昔話に花が咲いた。

 懐かしかったのか、(相手方の一方的な)マシンガントークであった。
 私はひたすら聞き役で、頷くのみであった。

 そして、最後の方に、行政と民間を比較する話があり、行政が懐かしいと話を結ばれた。

 確かに、この人にとっては(今の民間の仕事より)行政の方がやりやすかったのであろう。
 今のところでずいぶんとご苦労をされているのであろう。

 ただ、自分としては行政の仕事が楽だと思ったことがない。
 ずいぶんと、悔しい思いや辛い思いをした。
 だが、なんとなく続いた。
 投げ出そうとは一度も思わなかった。
 生来の愚鈍のせいもある。
 そういう意味では、リタイヤした時に民間企業に勤めると苦労するかもしれない。

 何にもまして、「役所」という看板がなくなる。
 つまり、裸同然になるのである。
 肩書で仕事をしているつもりはないが、看板で仕事をさせてもらったことはたびたびある。
 この看板が、どうしてこうして大きく、重いのである。

 看板で仕事をするなと教えられたことがあるが、わかっていて看板を利用した。
 確信犯である。
 看板の偉大さに気づかず仕事をする人は多い。
 そういう意味では、看板の偉大さを理解し、それをうまく使って仕事をしたおかげで、ずいぶんとダイナミックな仕事を経験できた。
 振り返ると、本当に楽しかった。
 まったく悔いが残っていないかというと嘘になるが、でも、まあ、楽しかった。
 笑いすぎた後の、疲れのような感じもするが、概ねおもろかった。
 世のため、人のためといいながら、実は自分が一番楽しんだような気がする。
  
 その看板が使えなくなるのも、そう遠い話ではない。


「凄い」より、「面白い」

2013年09月05日 23時22分38秒 | つぶやき

 台風一過、きれいな青空だ。
 「清々しい」とは、このことか。

 最近よく思うことに、過去に、自分はどのような人間になりたいと思っていたか、よく振り返ることがある。
 そして、それは、このような人間になりたいと思うよりも、このような人間に見られたいと思っていたと気づく。

 そして、その答えが「凄い人やね」である。

 今となっては、赤面してしまう。
 幼稚なまでに幼稚である。

 たぶん、そうなれなかったから気づいたのかもしれない。

 今は、「凄い人やね」と言われるよりも、「面白い人やね」と言われたいと望む自分がいる。
 「あんたと会って話すと面白い」とか「あんたは面白い人やね」と言われることに快感を覚える。
 それだけで、「楽しい時間が過ごせた」と思う。
 本当にうれしい。

 「こんな私でよければ、いつでもどうぞ」と別れる。

 そして、言い過ぎて首が回らなくなってきている自分がいる...